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過去ログ452 2014/7/17 14:41

☆関西人
訂正
失礼、間違えました。
フランスの国立アカデミーは【テクニック<フィジカル】と主張してます。
2014/7/17(木)14:41

☆関西人
体躯
柿谷のように欧州に行く選手もいれば、一方で欧州から帰ってくる選手もいる。
あの指宿が、今夏スペインから日本に帰ってくることになったらしい。

この選手、昔から妙に謎のベールに包まれてきたよな?
今まで一度もJリーグでプレーしたことはなく、なのになぜかスペインのクラブ下部組織で活躍して一躍注目を集めた謎の若手である。
身長は197cm、ハーフナーよりデカいじゃん。
で、噂ばかりが先行した。
「ハーフナーよりスピードがある」とか、「ハーフナーより技巧派」とか。
それがホントなら、かなりの逸材である。
でも、彼を語る人のほとんどは語尾に「…らしいよ」を付ける(笑)。
実際、みんな彼のことはあまり知らんのだ。
だってプレーしてる環境がスペインリーグとはいえ2部や3部だし、映像として確認できない。
年代別代表にはたびたび召集されてるが、結局五輪代表からは漏れたからあまり見る機会がなかった。
しかし、この極めて少ない露出がかえって彼を期待の星にしてしまったと思う。

でも現実として彼は、柏レイソルのJr.ユースからユースに昇格できなかったからこそ、スペインに行ったという経緯もある。
あの工藤と同期だったらしい。
案外、そんなもんだね。
ずっと「日本人は体躯が弱い」と問題視され続けながら、その一方で指宿みたいのが17歳の時点で門扉を閉じられてるのが現実。
【恵まれた体躯<テクニック】
【恵まれた体躯<敏捷性】
ってのは、やはり今なおサッカー界に根強くあるんじゃないかな。
それに本当のこといえば、日本人でも190cmを超える大型FWは国内で何人もいるんだ。
しかし、そのほとんどがJ1でなくJ2でプレーしているのが現実。
レベルが落ちると放り込みが増えると見るべきなのか?
それは、きっとスペインでも同じなんだろう。
指宿が1部で試合に出たのは僅か1回、あとは2部と3部での試合ばかり。

こういうのって、どうなんだろうね?
「日本人にも高さが欲しいな〜」と誰もが切望しつつ、その一方で高さある人材には冷たい日本。
自分で自分の首を絞めてるようにも見えるね。
あるいはそこを確信犯的に極めてしまうスペインのようなやり方もあるだろうが、でも日本が進むべき道はホントにそっちなのかな?

皆さんご存じのように、今の日本サッカー協会はスペインとパートナーシップ契約を締結してる。
しかし先進国ではあと2ヵ国、フランスとドイツとも同様にパートナー提携してるんだ。
決してスペイン一色ではなく、一応の保険はかけてるワケよ。
特にエリート育成のノウハウはフランスから学んでるんだが、そのフランスの国立アカデミーは、「才能ある子供を選ぶ基準は【技術>身体能力】である」とハッキリ明言しているのね。
ここを、どう捉えるかなんだよ。

そういや、本田にしてもJr.ユース→ユースの時に切られたんだったよね。
あと、長友も一時期までは完全に補欠で太鼓を叩く役をやってたと聞く。
妙に、フィジカル人材に対しては評価の厳しい日本。
そろそろ、このへんを真剣に考える時期が来たのかもよ?
2014/7/17(木)14:37

☆関西人
戻ってきた日常
そうね。
W杯の喧騒が終わり、またJリーグは再開して日常に戻った感じ。
だけど、この「日常」が大事なんだよなぁ。
ドイツ代表があそこまで強くなったのも、レーヴの指導力だけの話じゃない。
「日常」のブンデスから、ちゃんと個の育成をしたからこその話だろ?
Jリーグも、是非見習いたいもんです。

でも悲しいかな、まだ欧州トップリーグとJの間にはまだまだレベルの差はあるだろう。
おそらく、歴代の代表監督もそう見てたはず。
だからこそ、Jで絶好調の選手を無視してでも欧州組の方をずっとチョイスし続けてきたワケで…。
実際、どうなんだろうね?
Jのトップ選手と欧州トップクラブの補欠選手、比較して一体どちらが上なんだろうか?
それは我々には解らんまでも、代表監督という立場にもなるとおそらく解ってると思う。
なぜなら代表監督はその両方を召集して、同じ練習環境に両者を置いてそれを観察できる立場なんだから…。

ちなみに技術委員会は、代表監督に対して頻繁に「国内選手召集候補者リスト」を提示し続けてるという。
「今、調子のイイ選手がいるよ。一回視察してみて」というリストだね。
真面目な性格のザックなんかは、律儀にそのリスト選手を視察してたと思う。
彼は、よく浦和の試合を観ていた。
これは浦和にお目当ての選手がいたというよりは、むしろ浦和を「基準」のモノサシにしてたんだろう。
ある一定の「基準」を相手にして、A選手はこうだった、B選手はこうだった、と比較するような測り方をしてたんだと思う。
いわゆる定点観測ってやつだね。

思うに、歴代代表監督の中でもザックほどJリーグの視察回数が多い人はいなかったんじゃないかな?
ちゃんとしたデータがあるワケじゃないが、おそらく回数では歴代トップクラスだったと思う。
なのに、召集内容を見ると明らかに【欧州>>Jリーグ】だった。
じゃ、あの執拗な視察は一体何だったの?って、それはいまだに思うね。
単に、観戦が趣味だったとか…(笑)?

いや、実はあの莫大な視察量が活きるのは案外これからなのかもしれんよ。
今後のザックの予定はよく解らんが、おそらくセリエに戻ってどこかのクラブでまた監督をやるはず。
でもW杯であのザマだったから、今さらビッグクラブはないだろう。
多分、プロビンチアさ。
そういうところだから補強予算にも当然限度があるし、そこでザックはJリーグの選手を思い出すんだよ。
「え〜と、確か山口螢の年俸が3000万。あと、高橋秀人のも3000万。豊田陽平も3000万。…うん、予算的にイケるわ!外国人枠は全部日本人にしよう!」
って感じで、どんどん有望株を引き抜いていったりしてね(笑)。

ああ見えてザックも今までビッグクラブと渡り合ってきた百戦錬磨の人、転んでもタダでは起きんさ。
彼もこの四年を単なる黒歴史で終わらせたくはないし、何かを次に活かしてこそ初めて意味を見いだせるんだよ。

じゃ、お互いWinWinで頑張っていこう!
2014/7/16(水)21:27

☆モリエンテス◆CA5A
J1再開
って事で昨日は柿谷ラストのC大阪vs川崎をチェックしてました。
セレッソの監督さんが中断期間中にオトコマエになっててビックリでした(笑)
そのセレッソが前からスゴいプレッシャーで速攻を仕掛け、川崎の良さを出させないまま先制する、W杯の数々の試合を思い出すような展開でしたが、後半は両チームが別のチームになったかの様に、川崎が持ち前のパスサッカーを展開して、セレッソは取りどころがなくなると、PK献上に南野退場で逆転負けと、柿谷のラストを飾る事が出来ませんでしたが、セレモニーには大久保も出てきたりと、最後の相手が川崎だったのは柿谷にとっては良かったのかも。
ただ南野はもうセレッソサポだけじゃ無くて色んな所から注目される存在なだけに、試合壊すような退場は少し考えて欲しいですね。
昨日の試合の意味も主審が佐藤さんだった事もね…。
でも柿谷のフォローはその才能への期待でも有ると思うので、他サポなりに頑張って欲しいとは思います。
昨日のもう1試合の広島vs横浜戦も面白そうでしたね。
週末には自チームの試合も有るし、またこれからJリーグが面白くなって欲しいですね。
2014/7/16(水)12:10

☆関西人
アギーレジャパン?
早ければ来週ぐらいに、アギーレの日本代表監督就任が発表されてるという。
…早いなぁ。
「今なぜアギーレなのか?」については私もよく解らんが、聞けば四年前にも原さんは彼にオファーをしてたらしい。
そんなに入れ込むほどに、有能な指導者ってこと?
かつてアギーレ監督のチームにいたフォルランが言うには、「気性の激しい人」ということだが…。

おそらく、この人選については技術委員長・原さんのスタンドプレーだろうね。
もともと彼のスペイン通は有名だし、スペイン語も話せる人。
思うに「スペインリーグで実績のある監督」「代表監督経験のある人物」という条件でリストを作って、その中には四年前からアギーレの名前が入っていたんだろう。
何より、原さんは浦和繋がりで昔からベギリスタインと非常に仲が良い。
この親友がバルサのディレクターを経て今はマンチェスターシティのディレクターだというから、いつの間にか欧州サッカー界の超大物になってるワケね。
で、このベギリスタインが実はバスク人なのよ。
おそらくはその繋がりで、同じくバスク系のアギーレの名前が推薦リストに入ったんじゃないかな?

まぁ何にせよ、これらは全て協会のコネクションというよりは、原さん個人のコネクションなワケよ。
で、そこにイラッとしてる人たちもきっと多いだろう。
自分の完全な趣味で監督人選を私物化してやがる〜、ってね。
でもさ、スカウトって多かれ少なかれ誰でもそんなもんじゃない?
最後の最後には、やっぱり自身のイズムが出るよ。
それはクラブのスカウトでも同じこと。

それより、むしろだらしないのは大仁さんや田嶋さんなど協会上層部の方なんじゃない?
まがりなりにも一国の代表監督の人選を「原さん個人のコネクション」に頼るだなんて、これはこれでどうなのよ、と。
大体さぁ、原さんが委員長に就任する前まで外国人監督招聘がどんなものだったかを皆さんも思い出してみてよ。

【オフト】
当時の川淵強化委員長が「日本人指導者では限界がある」として、新監督は外国人であることを条件にして人選。
ヤマハ、マツダなどJSL監督として実績を残していたオフトに白羽の矢が立った。
もともと日本に縁のある人だったから、交渉は楽だった。

【ファルカン】
川淵委員長はオフト続投の意思だったが、当時強化委員の一人だったセルジオ越後が「世界の修羅場をくぐったことのある人物でなきゃダメ」と主張。
セルジオを交渉のパイプにしてテレサンターナと接触したが、金銭面で挫折。その代替として彼の教え子ファルカン(一応ブラジル代表監督経験あり)の名前が急に出てきて、それで妥協した。

【トルシエ】
大仁委員長の本命はベンゲルだった。元グランパス監督だっただけに交渉にはこぎつけられたが、あっさり断られる。
そのベンゲルから「自分の代わりに」と推薦されたのが、南アフリカ代表監督経験のあったトルシエ。
とりあえず、それで妥協した。

【ジーコ】
当初、ジーコの名前はリストに入ってなかった。
しかし会長の「一応ジーコも入れとけよ」の鶴の一声により(言った本人はあまり本気じゃなかったらしいが)、川淵の忠犬である田嶋委員長は真に受けてすぐにジーコと交渉に当たった。
すると元鹿島だけあって、意外とあっさり快諾を得た。

【オシム】
「ジーコより戦術的な監督を」ということから、田嶋委員長がオシムを欲しがったとされる。
当時のオシムはジェフの監督をしていたのに、半ば強奪みたいな形で引き抜いた。
説得には、祖母井さんの尽力があったかも。

…という感じで、正直いうとどれもこれもパッとしない交渉なんだよ。
だって
【JSL→オフト】
【グランパス→ベンゲル→トルシエ】
【鹿島→ジーコ】
【ジェフ→オシム】
そのいずれもがJリーグのコネ頼りというか、協会自体の交渉としては行動半径がやたらと狭いじゃん。
その中で唯一例外なのは、あのセルジオ越後がスタンドプレーに走ったファルカンだね。
ここだけはJリーグ繋がりが全くなしで、ほとんどセルジオ個人頼りというニュアンスもあっただろう。
まぁ、そのファルカンは不幸な顛末(半年でクビ)になり、お陰で川淵と訣別したセルジオはそこから後は協会批判毒舌キャラとして生きていくことを決意したんだけどね(笑)。

と考えると、今の原さんなんて歴代の委員長に比べりゃ私はかなり頑張ってる方だと思うよ。
だってザックにしてもアギーレにしても、全くJリーグのコネを頼らず独自で欧州市場を開拓してるじゃん?
もちろん独自開拓の怖さとして、アギーレが「第二のファルカン」になる可能性も十分あるんだけどね。
もし仮に半年で彼がクビになろうもんなら、いよいよ原さんが「第二のセルジオ」として毒舌評論家に転じる可能性も否定できん(笑)。
2014/7/15(火)23:02

☆関西人
W杯ブラジル大会閉幕B
続きね。

今大会のドイツを見て、「ああいうサッカーをウチもやりたいなぁ」と正直思う。
しかし、実際は難しい部分があるかもしれん。
まず何より、ウチにはノイアーがいないからね。
あれだけ広大なライン裏のスペースを守れるGKは、日本に皆無。
あれはひとつの教科書として何とか勉強してみる価値はあるが、ただ体の小さな日本人がやると微妙に似て非なるモノが出来上がってしまうだろう。
でも、それはそれでイイじゃないか。
何もドイツのコピーを作る必要はないんだ。
むしろ私のイメージするところは「モダン」と「クラシック」の中間、いうなればドイツとアルゼンチンの間ぐらいの地点に我々日本人の黄金バランスがあるんじゃないかと思うんだよね。

だってウチにはラインの上げっぱなしは正直厳しいし、また下げっぱなしはもっと厳しい。
ビルドアップもショートパスばっかりじゃ正直厳しいし、かといってドリブルばっかりももっと厳しい。
要は、使い分け。
今大会の反省としては、それに尽きる。
でもこれが、実は日本人の最も苦手とする分野なんだ。
よくJリーグに来た助っ人外国人が日本のサッカーを評して大体こんなことを言う。

「日本人は技術が高い。スピードもある。
だけど、戦術が全然ダメ」

面白いことに、皆が口を揃えて同じこと言うんだ。
「戦術がダメ」と聞いて「ああ、監督がダメってことね」と思う人は多いだろうが、ここでいう意味はそうじゃない。
プレイヤー側の話である。
たとえば戦況を読んでラインを調整するであるとか、敵の出方から当初予定を変えて別の策をとるであるとか、そういうのはベンチの指示待ちでなく本来はプレーしながら選手主体でやっていくもんである。
でも、日本人はそれが苦手。
野球やバレーはブロックサインに従う前提だからその弱点があまり露呈しないが、さすがにサッカーはねぇ…。
そしてそこを理解してないサポの側も、試合に負けるとすぐに戦術を監督のせいにするんだから救いようがないと思う。

日本人のそういう資質を憂いたのか、代表においてそこにメスを入れてくれた最初の人が今にして思えばジーコである。
彼はあまり指示を細かく出さず、選手たち自身に戦術をコントロールさせた。
…結果、失敗(笑)。
そして次はオシム。
彼は漠然としたヒントは与えつつ、でも本質はジーコと同じく選手たち自身に考えさせる人だった。
…結果、また失敗(笑)。
そして最後はザック。
彼はこと細かにテキストは提示しつつ、「でも君たちがこっちを良いと思うのなら私はそれを尊重するよ」と言ってくれた人だった。
…結果、またまた失敗(笑)。

これだけ立て続けに失敗するってことは、↑の助っ人外国人たちの指摘がどれほど正しいか、ってことよ。
このへん、そろそろ我々も直視すべきなんじゃない?
いつもウチが負けるのは技術的なことやフィジカル的なことにばかり理由を求めてるけど、本当はもっと重要な弱点があるんじゃないの?
それが、戦術。
そこを全て監督のせいにしてるから進歩ないのさ。
監督の指示なんかより、プレーする選手側の戦術はどうだったのよ?
あるいは、またトルシエのようにテキスト丸暗記のロボットサッカーに戻る?
私は、それが一番の退化だと思うけどね。
それこそ野球やバレーのように弱点を露呈させないだけで、まるで本質的な強化にはならない。

で、ここをちゃんと強化していくには【仮説→実験→失敗(成功)→検証】をひたすら繰り返していくしかないと思うんだよね。
結構、時間は必要かもしれん。四年で済むほど甘い話でもないだろう。
ドイツだって、10年という連続性があってようやく結果を出してるんだよ。
だから焦るな、と。
失敗して、それをロクに検証もしないうちにデータを捨てるんじゃないよ。
私は、今回戦犯扱いになってる選手の一部をむしろチームに残すべきと思うんだよね。
彼らを残してこそ、彼らの検証を生かして次の新しい仮説に踏み出すことができるんだから。
もちろん若手もミックスさせるけど、今のドイツを見ててラームやシュバインシュタイガーはイイ存在だなぁ、と思ってさ…。
2014/7/15(火)0:06

☆関西人
W杯ブラジル大会閉幕A
今のドイツの何が凄いかって、ひとつは中盤における守備だよね。
ラインをグ〜ッと押し上げて、極めて機能的なブロックを構築してしまう。
しかしよく考えたら、体躯とパワーに恵まれたドイツ人がこれをやる必要あるんだろうか?
ラインを上げることが両刃の剣だということぐらい誰でも知ってるサッカーの真理であり、ドイツ人ほどパワーに恵まれた民族ならもっとセーフティにゴール前のスペースを消して「受ける」守備だって十分できるはずなんだ。
というか、リスクを考えたらそっちの方がよっぽど合理的だろう。
日本も同じように高いライン設定を志向してるが、それは「受ける」守備に体躯が弱すぎるからこその話。その点でいうと、前提がドイツと全然違うよ。
…あ、それをいうとオランダもあれだな。
あそこもドイツと並び欧州屈指で体躯に恵まれた国なのに、なぜかトータルフットボールを開発して「ボール狩り」「オフサイドトラップ」を仕掛けるなど、敢えて「受ける」ところから脱却しようとしたことの摩訶不思議。
彼らほどの体躯があれば、パワー勝負のキック&ラッシュや一人一殺のマンツーマンDFやらせても相当強いはずなのに…。

多分、かつてのオランダにこうしたパワー勝負の限界を予感させたのがあのキング・ペレなんだろうよ。
だってトータルフットボールが世界に衝撃を与えたのは74年大会だが、その前回に当たる70年大会で優勝したのはペレ率いるブラジル。
あの怪物相手には欧州人の「受ける」守備じゃムリ、と彼らも悟ったんじゃないの?
これと同じことは、アリゴサッキにも言えたのかもしれん。
だって80年代にセリエで大暴れしてたのは、言わずと知れたナポリのマラドーナ。
ペレにも劣らぬこの怪物相手には、やはりマンツーマンでは限界がある。
ということで、サッキが考案したのが現代にも繋がるゾーンプレスだったワケよ。

そして話は今に繋がるんだが、今回の決勝でレーヴはメッシをどう封じるかな?と興味もって見てたら、やってることは相変わらず「ボール狩り」だった。
もっと泥臭くリアクションサッカーしてくるかと思いきや、さすがレーヴだね。
メッシみたいな怪物相手にも、きっちりラインを上げたのは凄い。
もともとドイツ人というのはクソ真面目で理論的なところがあるから、こういうプレスも変にサボらず真面目にやってしまう。
そこに「ゲルマン魂」は鬼に金棒だし、おまけに体躯があるからその圧力が強い!
と考えると、もともとドイツ人はこういうサッカーにこそ適性があったということかもな。
10年ほど前までは、誰もそんなこと思ってもなかったけど。
しかしペレが先にいてこそのトータルフットボール誕生、さらにマラドーナが先にいてこそのゾーンプレス誕生と仮に考えるなら、やはり今回のドイツ代表も先にメッシがいてこその誕生だったのかもしれん。

そしてメッシは、今回もまた「マラドーナの再来」になれなかった。
というか、彼はもともと左利きの天才ということ以外はあまりマラドーナに似ていない男である。
同じ天才というなら、タイプとしてジーコの方がよっぽど似てるだろう。
それは何となく風貌もそうだし、慎ましいキャラ的にもそうだし、また子供の頃から成長ホルモン注射を打ち続けてきた「サイボーグエリート」という経歴も全く同じ。
そして彼が仮に「ジーコの再来」だというなら、こうしてW杯に運がないのもある意味で必然かもしれないね…。
2014/7/14(月)22:22

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