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過去ログ397 2012/1/13 0:56

☆関西人
FIFAバロンドールA
続きね。

澤さんはこれでサッカー界最高位のセレブに仲間入りしたんだが、受賞後の彼女のメディア対応なんかを見てると私はどうもピンとこない。
彼女はサッカー人ゆえバロンドールの重さは誰より分かってるはずなんだが、彼女は全然浮かれてはいない。バロンドールを獲っても、常にいつもと変わらない澤さんがそこにいるんだ。

このブレの無さはある意味尊敬に値するんだが、最近は彼女って元々そういう性格なんだと思えてきた。
早い話が、ぶっちゃけ彼女は「鈍感」なだけなんじゃないかと(笑)。
自分が成し遂げた偉業や自分がいかに凄い人間かということを、自分自身があまり気付いてないんじゃないかと…。

普通の人間なら、いざ世界のトップに立っちゃうと人格変わるよね?
揺るぎない自信が得られるし、トップとしての自覚から言動が今までと違うモノになるのが普通。
それなのに、澤さんは…。
今まで彼女から上から目線の発言とか一度も聞いたことがないし、そもそも一流の人というのはそういうモノなのかもしれんが(対して二流三流ほど虚勢を張る意味でよく吠えるよな…)、それにしても澤さんの気取りの無さは全アスリートの中でも突出してると思わない?

しかし彼女は、比類なきエリートである。
中学生で代表入りなんて本来あり得ないことだし、これは協会が意図して設定したエリート養成だったんだろう。
今でこそアネゴみたいな位置付けにいるが、元々は最年少の妹的ポジションに長く身を置いた人だろうし、子供の頃は男子チームに所属してたというんだから「例外」「前例がない」「特別」というポジションを常に強いられてきた人生だと思う。
小学生時代は、結構イジメられてたらしいよ。
…そりゃそうだよね。
子供の世界ってのは異質な者を排除したがるもんだし、男の子に混じってサッカーという多くの女の子には未知の遊戯に興じてるんだから当然イジメられるわな。
おまけにその時期には両親が離婚したワケだし、決して彼女の子供時代って明るいばかりじゃなかったと想像できる。

あるいは、そういう体験が今なお彼女のキャラクターを支配してるような気もするんだ。
前述した、彼女の「鈍感」という部分。
幼少にイジメられた経験のある子、あるいは幼少に辛い経験をもつ子って私の知る限りで「鈍感」な人が多いと思う。
ヘタに敏感で繊細だとその境遇にハートが耐えられないワケで、無意識の自己防衛として「鈍感」となり、またそれにより自分が夢中となる世界にのみエネルギーを集中投下していくことができるという。
そういえば、宮間さんも小学生時代に登校拒否だったみたいだし…。

最近は「鈍感力」という言葉がメディアでよく取り上げられるようになってきたよね。
この力は大人になってからでは簡単に手に入れられるモノじゃないと思うが、国を背負うなどの重圧に押し潰されがちな日本人には是非とも欲しい能力。
世界を見渡せば、ラテン系とかいかにも「鈍感力」ありそうだもんな。そしてそういう奴らに限って、なぜかサッカーが上手いんだよな…。

メッシも、絶対「鈍感」だと思うよ。
成長障害を患った幼少期。
今は比類なき世界最高の選手でありながら、相変わらずブレの無いおとなしい性格。
連れてる恋人を見ても、セレブとは程遠い感じだし(かわいい人だけどね)。

今の時代、そういうのこそ世界のトップを獲る資質なのかもな…。
2012/1/13(金)0:56

☆関西人
↓また誤字だ…。
浮動×
不動○
2012/1/11(水)23:13

☆関西人
FIFAバロンドール
遅ればせながら、今回のFIFAバロンドール授賞について。

澤さんの授賞には全く驚かなかった。というか、当然の授賞だろう。
女子において2011年最大のイベントは当然W杯だったワケで、そこでMVPおよび得点王だった彼女が今回バロンドールを獲れないとしたら、それはもう人種差別(アジア蔑視)以外の何モノでもないでしょ。
私はそこだけ心配してたんたが、どうやらそれも杞憂だった様子。
だって澤さんの最優秀選手だけでなく、佐々木さんは最優秀監督、さらには協会のフェアプレー賞まで貰えたんだから。
あるいは震災を踏まえて日本頑張れ〜のニュアンスが少し入ってたのかもしれんが、それにしても嬉しい結果である。

ちなみにこれらの授賞で私が興味深かったのは、澤さんのことよりむしろ佐々木さんの評価だよ。
ブッチギリかと思われた澤さんですら得票率が20%台だったというのに、佐々木さんは何と50%近い得票率だったというんだから!
これは、澤さんなど個人レベルの高さ以上に指導者が作り上げた組織力というか、チーム全体の規律などを評価されての結果だと思うよ。
今回のバロンドールで表彰された指導者は、グアルディオラとファーガソンと佐々木さんの三人だけ。
佐々木さん、きっと恐縮しただろうな〜(笑)。

しかし、こう考えてみるとイイさ。
グアルディオラだろうがファーガソンだろうが、彼らがいかに偉人だろうと女子を指導して佐々木さんと同等の結果を出せるのか?
答えは、多分NOだよ。
男を指導することと女を指導することは一見同じだが、実は大きく異なる。

日本は、サッカーだろうがバレーだろうがソフトボールだろうがフィギュアだろうがマラソンだろうが国際的に女高男低の構図があるけど、これは日本女子の優秀さを表すと同時に、実は日本人って資質として【女子を指導することに長けた人材】に恵まれてることを表してるんじゃないかと。
つまり、日本人というのは「サムライ」の呼称と裏腹に世界規準と比較すればマッチョさに欠けてやや軟弱とも自覚できるんだが、しかしこの一見弱腰とも思える空気を読む素養が、女子指導において意外な効果を発揮してるのかもしれないよ?

こういう書き方をするとまるで佐々木さんが軟弱な人だという感じになってしまうが、一方で彼は「日本のファーガソン」というべき偉人・古沼貞雄さんの教え子だという。
古沼さんといえばあの岡田さんも崇拝する人で、あのオシムですらリスペクトしたという日本屈指のマッチョな指導者。
「体育会系」の象徴とも言うべきあの遺伝子を継いでるのが笑顔爽やかな佐々木さんって何とも意外な話だが、ああしてPOPにオヤジギャグを飛ばしながら心はサムライというのが21世紀日本人のあるべき姿なのかもしれん。
我々はグアルディオラやファーガソンになれなくとも、努力次第で佐々木さんにはなれるような気がする(笑)。

とは言いながら、今回のバロンドールでベスト11を見るとバルサ・レアル・マンUの3クラブだけで全員が占められてるという現実。
あっちの世界では、依然グアルディオラ・モウリーニョ・ファーガソンが浮動の神3ですよ…。
2012/1/11(水)23:08

☆関西人
メディア論
今はJもオフシーズン。
しかし各クラブはじっとしてるワケじゃなく、水面下でかなり激しく動いてる。
○○選手が○○に移籍、という報道が連日のようにあるよね。
ただ、それらの報道の多くはクラブ側や本人の公式発表ではない。だから中には勇み足の誤報もあるかもしれんし、我々とすればこの時期の情報って捉え方が難しいんだよな〜。

そういえば元旦、移籍話じゃないが上戸彩&HIRO結婚というスクープがスポニチであったじゃない?
お〜、正月早々めでたいニュースだな〜と思ってたら、間もなく両事務所が全面否定をしてあれは誤報だということになったよね。
スポニチは、また何であんな報道をしてしまったのか?
「そりゃスポニチがアホだからでしょ」の一言で済ますのは簡単なんだが、あそこも一応は毎日新聞グループの端くれ。
東スポのように事実よりファンタジーを売りにするところはまた別として、スポーツ紙でも一応は報道に際して裏付けくらいは取ってると思うんだな。
ただ、記事を読んでるとその裏付けというのが上戸彩サイドの複数の知人達からの情報ばかりで、HIROサイドや事務所サイドの裏付けは全然なかった様子。
そんなのでGOを出しちゃダメでしょ、というのはゴモットモだが、しかし本当に全部の(本人や両事務所への)裏付けが100%取れるのを待ってたら、報道なんて全てが公式発表の後ということになってしまうよ?
それこそが誤報を生まない一番確実な策なんだが、そういう安全運転、ただしスピードは遅いですよ、という報道が今の時代に通用するだろうか?

私は、個人的に誤報はある程度致し方ないと思うのね。
上戸彩の件にしても仮に誤報にせよ、その中にも一厘一毛の真実は含まれてると思うし。
それは、例えば今回スポニチが裏付けをとったらしい上戸彩近辺の複数ソースがそうであって、そこから伺えるのは少なくとも上戸さん本人は春に挙式する気マンマンだった、という要素。
そういう現状の片鱗が少し伺えただけでも、私には価値ある誤報だったと思えるんだわ。
スポニチは誤報が多いとされながらも(本田の移籍スクープとか…笑)、一応はザック就任をどこよりも早く報道した新聞。

実はスポーツ紙であっても、一般紙同様に日本マスコミの特徴とされる「記者クラブ」というのは存在するのね。
その記者クラブとは各紙が情報を共有して擦り合わせをできる場であって、ぶっちゃけここさえ押さえておけば最低限の情報を逃すことはないし、大きな間違いを犯すこともない。そして、仮に赤信号であろうとも皆で渡れば怖くない…。
その代わり、自分だけが独り勝ちとなるスクープはまず期待できないよね?
格式ある一般紙は特にこの記者クラブの支配力が強くて必然的に各紙内容が似通ってしまうんだが、その意味ではスポーツ紙の方がまだ一紙抜け駆けが目立つし、A紙とB紙が全く違う情報を流すこともある。
完全に成熟している一般紙に比べて、あるいは記者クラブの支配が深くないのかもしれん。その弊害としてスクープ狙いの勇み足誤報は頻発するが、逆に恩恵もまた存在してるんじゃないかと…。

それでも誤報を出す新聞は許さん!という人はいるだろうが、ただね、例えばスポーツ紙の移籍報道等を無条件で鵜呑みにしてしまうような人間ってイマドキ存在するのか?
仮に誤報を全く出さない新聞が存在したとしても、私が思うに、それだって決して健全とは言えないんじゃないの?
それこそ、記者クラブにベッタリの長いものに巻かれただけの新聞かもしれないし…。
2012/1/7(土)19:08

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