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過去ログ395 2011/12/3 21:39

☆関西人
2011Jリーグ 決着
柏レイソル、優勝おめでとうございます。

去年J2だったチームが昇格してすぐJ1制覇できるほど世の中甘くねーんだよ、と当初は思ってたんだが、いやいや私の認識の方がよっぽど甘かったようだわ。
普通、ルーキーってのは最後にプレッシャーで押し潰されるものなんだけどなぁ…。

しかし、今年は何か爽やかな終幕だったと思う。
昨日も書いたように私はガンバを応援してたんだが、今日のガンバは勝った。そして名古屋も勝った。
惜しくも優勝できなかった両チームだが、いつものように自滅して優勝に届かなかったワケじゃないんだし、3位のガンバですら勝ち点70まで到達してるんだよ?
70までいって優勝できなかったんだから、これはもう最後まで強かった柏に脱帽するしかないでしょ。

客観的に見て、柏はバランスの良いチームだったわ。
選手配置の距離間が見てて非常に綺麗だし、さすがはゾーンDF発祥の地と言われるブラジルから名将を呼んだだけのことはある。
ブラジル人指導者って、基本的に守備組織を作るのが皆さん上手いよね。

ネルシーニョは決して鳴り物入りで来日したワケでなく、一昨年に柏が降格危機に陥ったドタバタの中で来た流れだったと思う。
彼をもってしても降格を避けられず、翌年こういうビッグネームに二部リーグで指揮をとらすのはいかがなモノかと思ったが、結果論だがそういうやり方もありなんだね。
J2って、チームを鍛え直すにはうってつけの環境だったワケだ。
そういえば、以前広島もJ2降格した際にぺトロを留任させたまま鍛え直して、翌年J1復帰したらいきなり4位だったもんなぁ。

何はともあれ、これでこの超サカの掲示板背景カラーは当分ずっと黄色ということになるんだろう。
…黄色か〜。
思えば今までJを制覇してきたのは大体が赤系か青系だったワケで(初期だけは例外的に緑だったが)、黄色が日本王者というのは何かイマイチ慣れないな〜。

色の話ついでに、風水学的にラッキーカラーの話もしておきたい。
占いの世界では幸運を呼ぶ色というのがその年ごとに変化していくものらしいんだが、ちなみに今年2011年のラッキーカラーはイエローとピンクだったらしい。
…なるほど、ガンバも名古屋も勝てなかったワケだ。
ちなみに、来年2012年のラッキーカラーはレッドとイエローと言われている。
…風水学的に、ガンバはないワケだ(笑)。
一方、柏の強さは来季以降も続きそうだな…。
2011/12/3(土)21:39

☆関西人
2011Jリーグ優勝シミュレーション
いよいよ、明日はJの天王山だね。

一番優勝に近いのは柏だろうが、しかしアウェーの浦和で胴上げなんかしちゃったらスタジアムは一体どんな空気になることやら…。
ただでさえ今季の浦和サポは色々ストレスを抱えてるだろうし、最後に負けて柏の胴上げ見なきゃならなくなった時点でキレるサポも少しは出てくるんじゃないだろうか?
とりあえず、警備だけは厳重にお願いします(笑)。

ここで私の立場を明確にしておきたいんだが、私は柏の優勝を望んではいない。
名古屋の優勝も望んでない。
あくまで私の優勝予想は、ガンバ大阪だよ。

だって、それが一番ドラマになるじゃないか。
遠藤の故障もあり3チームの中で最も優勝の可能性が低いのは重々承知なんだが、それでも今季限りで退任が決まった西野さんを最後に男にする意味でチームが一致団結して奇跡を起こすことができれば、今年のJは間違いなく伝説となるよ。
西野さんにとってはマイアミ以来の奇跡、是非私は見たいね〜!
(同じ流れだった中日ドラゴンズが落合さんを男にできなかったことをフラグとするのは、空気を読んでやめて下さい…)

ガンバにとって最大のアゲインストは、先程も書いた通り遠藤の故障。
西野さんは自分が去る身であることを踏まえて、ここで遠藤に無理をさせて来季以降に傷痕を残すことは避けたいだろう。続投ならともかく、辞める以上は責任がとれないんだから。
つまり、明日は遠藤をスタメンから外す可能性もあると思う。
そして遠藤不在のチームは、当然苦戦するだろう。

ハーフタイム、1点ビハインドのガンバはロッカールームで重苦しい空気が流れる。
そこで遠藤が、突如叫ぶ。
「監督、後半から俺を出して下さい!」
西野監督は困惑しながら
「いや、ヤット。お前の膝は試合に耐えられる状態じゃない」と答えた。
しかし、遠藤は必死の形相で食い下がる。
「…俺は、今日の試合で膝が壊れても後悔はしません!それより、自分の故障の為に監督の最後の試合に出ないことの方がよっぽど大きな後悔になります!」

周囲は、驚いていた。
いつも淡々としてる遠藤が、まさかそんなこと言うとは…。
遠藤の肩は、小刻みに震えていた。
周囲は、その震えが遠藤の熱い闘志の表れなんだと感じていた。
しかし、西野監督だけは冷静だった。
「ヤット、お前寒いのか?」

確かに、遠藤は寒かった。
なぜなら、彼は全裸だったからだ。
彼はいつもの癖でハーフタイムにシャワーを浴びてて全裸だったんだが、よく考えたら前半には出場してないのにシャワー浴びてるワケで、12月だとムチャクチャ寒い。
「ヤット、熱を計れ」と西野監督は体温計を渡した。
そこで判明したのは、遠藤の体温は37.5℃だったということ。
彼は、ハーフタイムに風邪をひいたようだ。
当然、彼は後半も試合に出ることはなかった…。

すると、後半のガンバは燃えた。後半開始すると、いきなりの2得点!
退任する西野さんの為に、という従来のモチベーションに付け加えて、意味もなく風邪をひいたヤットさんの為に、というモチベーションをプラスせざるを得なかったからだ。

試合途中、西野監督のもとに「名古屋敗れる」の報が入る。
よし、あとは柏だけだ!
経過は、浦和が意外な善戦をしてて0ー0のまま推移してる様子。
「浦和、踏ん張れよ〜」と西野監督は小さく呟いた。
もしこれでガンバが優勝できれば、自分は浦和に恩返しをしなければならない運命なんだろうな…、という思いが湧いてくる。
よし、浦和のオファーを受けてみよう。

そう思いながら、西野監督は勝利目前の戦況を見つめていた。
2011/12/2(金)23:33

☆関西人
ガンバ新監督論A
続きね。

呂比須だろうが誰だろうが、10年も続いた長期政権の後をやるのは当然しんどいだろう。
でも、必ず誰かがその損な役回りをやらなくちゃならん。
ガンバもそうだけど、マンUの次期監督なんてもっと辛いだろうなあ…。

結局、「長く続いたモノ」って強いんだよ。
↓に、官僚は政治家よりも強いという日本の構図について書いたが、それもまた同じ理屈だと思う。
首相も含めて大臣はコロコロ替わる一方、彼らに仕える官僚達のメンツはほとんど替わらない。
新大臣が省庁のトップに就いたところで、昔からずっと継続してその省庁で働いてきた官僚達にとって大臣は一介の新参者にすぎない。熟練の彼らには、新参者を掌を上で転がすことなんざ容易なことなのかもしれん。
「脱官僚」「政治主導」を唱った民主党が今どうなってるかは皆さんもご存じの通りだし、かつて自民党時代にも「外務省は伏魔殿」と言って官僚と徹底抗戦した田中真紀子は失脚したよね。外務大臣が外務省には勝てなかったんだよ。

こういうの、会社組織でもあるでしょ。
どの職場でも「お局様」っているもんさ。
異動が頻繁な総合職(幹部候補生)に比べて一般職・専門職は異動があまりないのが通例であって、するとずっと同じセクションにいて流れを熟知してる「お局様」が妙に強かったりするんだわ。「お局様」にとっては、上司すら新参者なんだからね。

サッカーにおいても新監督が気を遣うのは、こういう「お局様」だろう。
チームの隅から隅まで熟知してて、新監督のやり方に冷ややかな目で見つめる存在…。
最近読んでないからどういう展開になってるか知らんのだが、漫画「ジャイアントキリング」は初期の展開がまさにそんな人間関係で面白かった。
まあ、あれはフィクションだから当然主人公の監督がうまいことチームを掌握していく方向に行けたけど、実際には結構難しいことだろうよ。
ありがちなパターンとして新監督は「お局様」達をバッサリ切って、まだ何にも染まってない若手を主体にしてチームを再構築するってのが一番考えられるよな。
これ、次期大阪市長の橋下さん的スタイル。

しかし、逆のやり方もあるかな?
むしろ難しい過渡期ゆえ「お局様」にはプレイングマネージャー的に主導権を譲渡してしまって、監督は「郷に入れば郷に従え」的にいくスタンス。
そんなタイプの監督はあまりいないと思うが、何しろ日本はムラ社会だからね〜。
ちなみにこれ、橋下さんに敗れた平松市長的スタイル。
今や世界の潮流はカダフィやムバラクなど独裁者が失脚する時代なんだが、なぜかこの大阪府では「独裁が必要」と主張した陣営が圧勝しちゃいました(笑)。

さて、そういう大阪府のクラブが次に迎える新指導者は、一体どっちのスタイルなんだろうか?
2011/12/2(金)0:01

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