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過去ログ394 2011/11/13 0:47

☆関西人
タジキスタン戦を終えて
まずは見事に3次予選突破、おめでとうございます。

タジキスタン戦は意外な圧勝だったね。
ピッチは「田んぼ」というほどじゃなかったが、芝がうっすら生えてる程度でほぼ土のグラウンド。
だから見た目は学校の校庭でやってる球技大会みたいな雰囲気で(応援席の雰囲気もそんな感じ)、これが仮想国家紛争というべきワールドカップ予選だということはほとんど意識せずリラックスして楽しむことができた。

試合の内容としても、悪くなかったと思う。
ハーフナーをおとりにして、その隙間を香川や岡崎や憲剛が突いていく形が十分に機能してた。
一部にはハーフナーが良くなかったという捉え方もあるようだが(本人も含めて)、思えば先月のホーム戦の時だって彼はチームで最もボールタッチ時間が少ないというデータが出てたワケだし、オンザボールのミスもオトリとしての貢献と相殺すれば私はまずまずといったところだと思うけど…。

ただ一方で思ったんだが、仮に日本がビハインドを背負っていて終盤どうしてもパワープレーに持ち込みたい時、ベンチにハーフナーより高さのある駒がいないというのは何とも心もとないよな?
先発ハーフナーを交代させた時点で、日本の前線の高さは少し失われることになる。
そう考えると、ハーフナーという駒は先発としてはあまりにも特色が強すぎるのかもしれん。
たまたま今回は順序が逆だったが、本来なら前田が先発でハーフナーが途中投入の方がリズムを変える意味では強烈だよね?
あるいは前田先発で李を途中投入でもイイんだ。
というのも前田はハーフナーと李のちょうど中間ともいうべきニュートラルなキャラクターであって、試合を今後どう展開していくべきかを測るリトマス試験紙にもなれる。

もっと高さが必要だ→ハーフナー、行け!
もっと機動力が必要だ→李、行け!
みたいな感じで、本来はベクトルを使い分けていけた方が望ましい。
五輪代表でも決定力ではチームで最も信頼ある永井をベンチに置いて、大迫の方を主に先発させてるのも大迫がまたニュートラルだからこそじゃないかな。

そういう意味では、前田のA代表復帰は良い材料だと思うよ。
あともう一人、ニュートラルをこなせる貴重な駒として森本の代表復帰も私は期待してるんだけど。


あと今回の試合で珍しいところでは、CB今野がセットプレーでなく流れの中からゴールを決めたのは驚いたね。
何でそこにお前がいるんだ?って感じ(笑)。
今や今野も、ザックジャパンにおいて欠かすことのできない駒になってきたな。

たまたま今夜女子バレーを見てて思ったんだが、眞鍋ジャパンの竹下に近い存在がザックジャパンにおいては当然遠藤だとして、あともう一人、竹下と並んで絶対に替えがきかないと言われるキーパーソン・佐野に近い存在がザックジャパンでは今野なんだと思う。
普段あまり目立たないが、良い仕事してるよ。
2011/11/13(日)0:47

☆関西人
タジキスタン戦を前に…
いよいよ明日はアウェーのタジキスタン戦なんだが、一部報道によるとピッチが「田んぼ」みたいな状態だという。
…またかよ、と正直思うよね。
確か前のウズベクの時も芝は最悪だったし、今後の北朝鮮でも人工芝だというし、基本的にアジア予選のアウェーではマトモな芝の上でサッカーできないと考えておくべきなのかもな〜。

しかしこれで日本得意の細かいパスワークは完全に封じられてしまうワケで、毎回よく指摘されるのは「日本はいつも綺麗なピッチでやってるから脆弱になるんだよ」ということ。
これについては、全くもって馬鹿げた指摘だと私は思う。
そういうのは、日本サッカーの為に日々一生懸命天然芝のメンテナンスに頑張ってくれてる人達への愚弄以外の何物でもないんだからね?
おかしいのは、日本のピッチ基準じゃない。むしろ、タジキスタンを含めたアジア各国の方がおかしいんだよ。
さらに言うなら、「田んぼ」みたいな競技場で行う試合を公式にFIFAワールドカップ予選として認定しちゃうAFCにも問題があるんだ。
ろくにパスすらできない環境で行う競技を、ホントにFIFA公式のサッカーだと認めてイイの?

いや、「そんなヤワな考え方だから日本が脆弱になるんだ」「荒れ地でやろうが砂場でやろうがサッカーはサッカーだ」という考え方も一方であるだろう。
しかし、劣悪な環境は選手の怪我のリスクも大いに高めるワケで、結局最終的にリスクを引き取るのは全て選手達。
そんなの知ったこっちゃないという人は、「田んぼ」をも肯定してたらイイけど。

昔から日本国内では、芝の出来不出来にかなりうるさい。
しかしそこを緩めて、酷いホームスタジアムのクラブでもJクラブだとして認定することを想像してみよう。

例えば、TPPの影響から日本の農村が壊滅して農民達が失業し、仕事がない彼らが新しい仕事として「オラ達でクラブでも作るべさ」と考えたとする(ちなみにクラブ名はFC百姓一揆)。
クラブとして必須条件となるホームスタジアムについては、当然「田んぼ」である。
Jの事務局から「これは田んぼでしょ?」と言われても、「いいえ、スタジアムです」と言い切る。「これは田んぼに生えた雑草でしょ?」と言われても、「いいえ、芝です」と言い切る。
田んぼに慣れた農民達は当然その芝で走ることが出来るが、一般的なサッカー選手達は足を取られて走れないから、そのFC百姓一揆はホームで異常な強さを発揮する。
アウェーでは異常に弱いんだが、それでもホームの勝率をアドバンテージとして順調にJFL →J2→ J1と昇格していく。

…いやいや(笑)、これって完全に南米におけるエクアドルやボリビアみたいなもんだよね?
ああいう国は標高の高さをアドバンテージとしてホームでやたら強く、実際W杯予選を突破したりする。
でも、あれに対しては最近FIFAもようやく問題視し始めて、標高規制ルールを作ったりしてるのもまた事実。

それなら、芝にだって規制を加えてルール化すべきじゃねーの?
ちゃんと視察の上で「この芝はFIFAとしてNG 」としたら代替地開催を指導するとか、そうでもしないとワールドカップという権威に対してマジで失礼だよ。
2011/11/10(木)23:15

☆関西人
ハーフナー論
Jの優勝争いは、相変わらず柏・ガンバ・名古屋の大混戦。
一方残留争いの方は、浦和と甲府に絞られてきたかな?

どちらの争いも目は離せないが、あともうひとつ忘れちゃいかんのが、得点王争い。
これがまた優勝争いのキーマンと残留争いのキーマンの一騎討ち、奇しくもキャラのカブった長身FW同士の対決になったというのが面白いじゃないか。

ケネディvs ハーフナー。
どちらを応援するかといえば、私は同じ日本人として断然ハーフナーだな!
この争いを制すると、彼はJリーグ史上で得点王としては6人目の日本人ということになる。
彼は過去にJ1やU 代表では控えだったし、J2にいた印象も強いからどうしても「遅咲きの大器」というイメージがあるんだが、よく考えたら年齢的にはまだ24歳。
今まで日本人で得点王になった選手は大体が完成された20代後半のアラサーというタイミングだったことを思えば(唯一02年の高原だけは例外というか別格)、ハーフナーはまだまだ未完で今後も成長を見込める年齢というのが嬉しいじゃないか。

また、今までカズにせよ福田にせよ中山にせよ高原にせよ前田にせよ、得点王獲得時「ミスター○○」と呼べるほど所属クラブの代名詞的ストライカーだったのに対し、彼の場合は全くそういうキャラじゃないのも今までにないパターンで面白いと思う。
彼は、横浜とか福岡とか鳥栖とか甲府とかを転々とした流れ者。
多分、来季も違うクラブにいるだろう。
こういう遠回りをしてブレイクする人もいるんだから、簡単に諦めちゃいかんということだな。
出場機会を求めてJ2に行く若手って実際多いけど、そういう人達に夢を与える意味でも彼には是非得点王になってほしい。


おそらくは以前からも指摘があると思うんだが、ハーフナーってイタリア代表のエースストライカーだったルカ・トニと少しキャラがカブってると思う。
トニも色々なクラブを転々としてなかなか芽が出なかったFWなんだが、しかしある年に突然セリエBで覚醒して得点王を獲得。翌年からはセリエAでも活躍し、代表にも召集されて瞬く間にエースの座に君臨した。
その覚醒してから頂点に立つまでの成り上がり方があまりにも急激で短期間だったのがとても印象に残ってるんだが、これと全く同じ匂いをハーフナーに嗅ぎとってるのは決して私だけではあるまい。
彼もトニも、その体躯こそが最大の武器であるFW 。
しかし凄い武器を持ってるからと言って、それを使いこなせるまでには多少の時間がかかるパターンって結構あるワケよ。
ただ、使いこなせるコツさえ掴んでしまえば、そこからは今までの苦労がまるでウソかのように劇的に道は開ける。

そのへんは、トニを見てたら分かるでしょ?
ハーフナーが、やがて和製トニと呼ばれてることを願いたいね。
2011/11/8(火)22:21

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