manuscript paper

過去ログ38 2010/4/22 19:00


きっと今の僕の心はとても醜い姿をしている。

自身が嫌悪する行動を自分に投影する妄想をし、それを掻き消す、最近そんな事を続けている。そもそもそんな上等な人間ではないにせよ、自らのモラルに反する妄想を繰り返すなんて、どうかしている。


『遅すぎる事なんて本当は一つもないのだ』


言葉は理想という倫理観を司る脳の片隅を掠め、通り抜ける。
『知った口を聞くなよ』
僕は少し親指の爪をかじりながら少し俯く。

電球の消された部屋には僅かな蒼い月明かりと音楽、そして微かなアルコール臭。

その世界からは生命の息づかいは感じられない。
どこか機械的な、無機質な世界がただあるだけだった。
2010/4/22 19:00


こころはいったいどこへ?行ったのだろうか。

色々なダメージやストレスを見ない振りをして避けていたつもりだったけれど、そんなの当たり前に無意味で、結局押し潰されて歪んでしまった。
まぁ、歪みはそれはそれで便利なんだけれど、それを扱うには必ずクスリが必要で、もしクスリが無いままだと、いつか爆発して壊れてしまうだろう。

そんなこんなでこんなキグルミを着ていたら、いつの間にか無感情な人間になっていた。
キグルミの外の世界で起こるのは、どこかの他人が体験している事で、僕には関係ない。安全だから、気にしなくてもいいのだ。


人は孤独。仮に共感してもそれはあくまで思い込みでしかないのだ。だからこの世が寂しく切ない世界だって嘆く人もいるけれど、僕にとっては孤独の世界は無味乾燥でいい。
何もないってのがまたいい。

本当の世界は感情なんかない、現象のみの無感情なものなのだから。

そうして、僕はその世界で歪みを治したいんだ。
2010/4/15 23:09


とある雑談より。

『私はセフレの関係です』なんて人が現実に居たから、過敏に反応した。
別に非難をするつもりはないけれど、その関係を望んで続けているって事は、本人に何かしらのメリットがあるからなので。金なのか、寂しさを埋めるためなのか、性的欲求を満たすためなのか…他に思いつかないが、どれでも十分関係を持つ理由にはなる。
そしてそれを堂々と言い放つ姿勢を羨ましく感じた。僕の抱えるモラルとかいうルールなんて簡単にぶっ壊すから。そしてそれがより本当の『自然』な現実の状態な気がする。

僕はいつまでもモラルとかいう架空のこだわりで、狭い世界しか生きようとしない大山椒魚みたいである。
2010/4/4 23:07


知っている。この世の中なんて、無味乾燥だってことくらい。
理由なんてない、全ては現象でしかなくて、それに自分の枠を当てはめようとするから苦しいんだ。

それでもさ、そんな現実でさえロマンティックなマインドコントロールがなかなか解けなくて、空想を巡らす。


恋愛なんて、楽しむ位が丁度いい。
セックスはお互いの心や欲求をある程度満たすのであれば充分だ。
結婚するなら一緒にいるのが楽で、よく働くお金持ちがいい。

間違いない。もっと合理的に選択すべきなんだ。

ひとつ言っておくと、僕はそう簡単にモラルという名の刷り込みから逃れられないからきっとなかなか変わらないのだろうけれど。

別に現実をどう生きようがそんなの自分勝手な選択だから。
2010/4/4 15:51

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