塩見 鮮一郎公式 掲示板
過去ログ3845
2021/3/1 0:22
▼世話係読書石川九楊（きゅうよう）『河東碧梧桐』了
知らないことばかりなので、一気に読みました。
子規に始まるアララギの連中、名前を知っている俳人がいっぱい。
高浜虚子が5・7・5と季語の伝統的保守に変身し、
翼賛政治に魂を売った。
「かわひがし・へきごどう」は、俳句の革新に、
孤立しながらも果敢にすすんだ。
それにしても、書と俳句は一体なのですか。書家の石川先生の我田引水ですか。
わたしが気にしている中村不折（ふせつ）のことが
出てきたので、ゆったりしましたが、
読後、清涼感はなく舌がざらりとしています。
▼世話係読書石川九楊『河東碧梧桐』了
知らないことばかりなので、一気に読みました。
子規からアララギの連中、名前は知っている俳人がいっぱい。
高浜虚子が575と季語の保守に変身と、翼賛政治に魂を売った。
かわひがしへきごどうは、俳句の革新に孤立しながらも果敢にすすんだ。
それにしても、書と俳句は一体なのですかね。初夏の石川先生の我田引水ですか。
読後、清涼感はなく舌がざりっとしています。
▼世話係329おいおい、
日曜でも下がらぬ。
昨今の人出の結果は10日すぎか。
中止した方がいいでしょう。
世界から菌が、世界へ菌を。
▼世話係読書②お行儀のいい作成品です。
大学生がふたりの女と関係を持つ話。
ひとりは麻衣子で政治家になりたい。
ひとりは灯（あかり）という、まずしいが、
主人公陽介につくすタイプ。
めし作って男に食わすのがうれしい。
それがしだいに性に目覚めて自己制御できない。
筋肉タイプ大好きになります。
ちいさいことですが、麻衣子も灯という若い女も、
なぜか、「かくれんぼう」と「メダカ」に関心があるのです。
誤読したのかという、変な気持ち。
芥川ですから、本になるまで、すごく多くの関係者が
目を通したはずですが。
どうでもいいことですが、わたしも10代後半に、
同名の小説を書きました。
カタストロフィーです。
▼世話係読書①遠野遥『破局』了
芥川賞。
書家の石川九楊は、近年の芥川賞が凡庸なのは、
パソコンで漢字転換が容易にできるためだ
というようなことを言ってた。
書は見る。小説は読む。活字が読みやすく割付されていれば
それでいい。
筆具などなんでもいい。
弘法は筆をえらばない。
賞は一時より激減したが、いろいろとあるが、
芥川と直木は、数軒の本屋に支えられている。
きわめて日本的な「文壇」という小利益社会を形成している。
受賞者が選考委員になる。
小説のかたちが鋳物になる。それがリレーされてきた。
▼世話係337土曜で337は赤信号。
早くも反転して丘に登りますのか。