―果ての廃墟―

過去ログ440 2007/9/28 0:16

>オヴェリア=ローザレジーナ
(相手の言葉と頷きに満面の笑みを浮かべ。二人の右腕に対しての話は耳に入っていないのか、いきなり走り寄ってその勢いで相手に抱き付き)
良かった…!
無事で良かったわ、本当に!
(ぎゅっと抱き締めて心底安心した声を吐き出し)
9/28 0:16

>アルミフィ
(彼女の言葉に僅か頷き。)

はいな。 ――――あ、一応念の為右腕には触らない方が良いですの。
『残留しているものがあらな。人によっては気分を害することになる。』

(侵食されていた右腕は、手袋をはめているにも関わらずその表面に痣のような痕を残していた。先ほどまでの少女に比べれば大したことはないが、しかしそれでも悪いものが残っているのは確かなようで。)
9/28 0:07

>オヴェリア=ローザレジーナ
(良くない。そう聞くとさらに表情困らせて慌てだす。しかし相手の上げた手を追って不思議そうに見上げて、撃ち放たれた音を聞いてびくりと体震えさせ)
…?
(放たれたものを見て呆然としてしまい、ふと…さっきまであった気配が無くなるのを感じると空から相手に視線移し)
…触れても平気?
9/28 0:00

>アルミフィ
んんー… 正直、全然良くなかったりしますの。
『此だけの「悪」なのだ。長時間内包したままではいずれ汚染されてしまう。』

そんなわけで――――

(心配する彼女の前で少女は徐々に侵食の進む右腕を掲げた。立てた人差し指は天を指し、その手はまるで拳銃を構えるようであり――――)

――――Painful bullet.


(その言葉は引き金。少女が呟いて刹那、響いたのは夜を震わせる轟音―――― 天指す指先より撃ち出されたのは黒球。少女が纏っていた気配の根源。それは風を切りながら天へ上り、やがて形を崩して霧散した。後には何も、障気の気配は皆無。少女の纏う気配も普段のものに戻っていた。)
9/27 23:51

>オヴェリア=ローザレジーナ
!(浸食が進んで行くのを見れば慌て始め)
収束って…良いの?大丈夫なの?
(相手の纏うものが強すぎて、近寄るのが躊躇いがちになりながらも心配する声をかけ続け)
体、何ともない?私は何も分からないのだけれど……大丈夫?
9/27 23:39

>アルミフィ
おおぅ、ピンチ。
『余り悠長には話してられんぞ。』

(音の元、少女自身の指先に視線を落とす。浮かび上がった文様は忌々しく、じわりじわりと少女の指を蝕み――――)

ええと、 私の役割として淀みを散らすと言うのがあるのですが、今回はちょっと規模が大き過ぎまして――――
『仕方無く、こうしてアルミフィの体内に収束させた訳だ。』

(この辺りの障気全てを少女の小さな体一つに集めたと帽子が言う。それは論より証拠、少女の体より放たれる気配が帽子の言葉を裏付ける。 ――――パキリ。 侵食は、いつの間にか少女の肘まで昇っていた。)
9/27 23:28

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