―果ての廃墟―

過去ログ439 2007/9/27 23:16

>オヴェリア=ローザレジーナ
そ、そうなの…。
淀み………。
(説明を聞かされるものの普段と同じように振る舞えている二人に、内心驚きつつあり。平静を保とうとするが言葉に詰まり気味で)
…!
(ふいに高い音が響くとまだ怯えの止まぬ体が反応し、音がした方に顔を向けて)
…何?
9/27 23:16

>アルミフィ
何を、と言われますとー… むむ、ちょっと説明が長くなりますの。

(態度や口調、少女が見せる素振りは普段となんら変わらない。しかし、今少女が纏う気配からすれば、寧ろ普段通りでいることが不気味、だろうか。)

こういった場所には自然と悪いものが溜まりやすく、ほっとくとさっきの様に凄く濃くなってしまいますの。
『我々はそれを淀みと呼んでいるが――― それらは放置し過ぎると意志を持ち化け物となる。小さいもので言えば亡霊や亡者ていった異形がそうだ。』

(少女が語り、帽子が次いで話す。 ――――パキリ。 少女の右手指先、僅か赤黒い文様がゆっくりと浮かび始める。)
9/27 23:09

>オヴェリア=ローザレジーナ
…(触ってはならない、そう言われれば一歩一歩小さく歩んで相手の方へと行けば、纏う空気の異様さに恐怖を隠せず)
…何をしてたの?アルミフィ…。
怖い…何かあるわ…。
(両手で口元を隠して僅かに震えた声で話し)
9/27 22:58

>アルミフィ
(大気を満たしていた障気は、少女の体の中へその全てが飲み込まれた。先程までの魔力の高まりは嘘のよう消え去り、辺りはすっかりと静かなものだった。しかし――――)

――――― … 今、お触り厳禁なのです。

(普段と何ら変わらぬ、いつも通りの少女の声だった。しかし、何かが決定的に違う違和感。 ――――敏感な人間ならば気が付くだろう。少女が纏う空気は、今まで大気を満たしていた障気とよりも遥に濃く、黒く、醜悪な、まるでこの世の悪そのものの様。)
9/27 22:50

>オヴェリア=ローザレジーナ
(尋常ではない相手の周りと感じる力に体を萎縮させて)
え、えぇ…。
(一言返事をして一歩後退すれば鑑賞という程の余裕は無く、心配そうな表情で相手の姿を見つめ)


【有難う御座います!!こちらこそ宜しくお願い致します(礼】
9/27 22:39

>アルミフィ
(魔力は臨界。意識は限界。そんな最中、声がした――――。)

―――― あぶ、ない …です、の。 少し離れて―――― ッ ご鑑賞、下さいませ … 。

(視界の片隅、見知った姿を見た。向けた声は途切れ途切れ、辛うじて言葉を成す程度。そんな状態にもかかわらず勤めて普段を見せようとするのは少女の生活なのか――― 僅かに、微笑んだ。)

――――To a place peaceful coolly darkly.

(それは臨界点を迎えた魔力に指向性を持たせるスペル。力を組み込み働かせる公式―――― 次の瞬間、魔力が変質をする。まるでそれは磁石のように、大気を満たしていた濃密過ぎる障気を引き寄せ―――― そのすべてが、少女の体へと吸い込まれていった。)


【ぎゃぼー。こんな娘でよろしければどうぞ遠慮なくなのです。】
9/27 22:31

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