―果ての廃墟―

過去ログ433 2007/9/9 23:39

>キト
気になるなら……(ヒュウ、小さな風が吹いて短い髪をばらけさせる。全身を固める黒服は普段着でありながら、彼女の戦闘衣にもなる――そう望む者がいたならば)
……試す?(ブーツを鳴らして振り返る。口元はニィと不敵に歪められ)
9/9 23:39

>アルミフィ
まあ、暦の上ではボチボチと秋―――

(鎌は影の中へ沈み消えた。瓦礫を蹴る音に少女の声が途切れる。視線が彼女の軌跡を追い、着地したところに顔が向く。)

腕に自信ありですの? ―――…私は余り、こういう場所には良い思いがないですが…けど、お月様は綺麗なのです。

(具体的に言えばこう、仕事のせいで出来た印象。返す言葉紡ぎながら、少女は空を仰ぐ。黒の中、ぼうと浮かぶ柔らかな光を見上げると、僅か眩しげに目を細めて。)
9/9 23:35

>キト
お月見…もうそんな季節。アタシは別に、月が見たかったわけじゃないけど…そんなのも悪くない。危なくはないもの。(少女からふいと視線を外し空に向けながら、口調は淡々としているが刺々しさはいつの間にか薄れて。おもむろに立ち上がり瓦礫の山を蹴って地に降り立てば、少女からそう遠くない距離に)
この場所も好き。
9/9 23:25

>アルミフィ
ふむぅ、そうですの…。

(彼女の回答はその通り、確かにこの場所には悪いものはそこら中に漂っている。しかし、襲われそうにっなったとは言っているが、あくまでそれは未遂らしい。となれば自分が探しているものは此処には居ないのだろうと言う結論――― 少女が鎌を手離す。すると、鎌は少女の足元にある少女の影の中へ静かに沈み始め―――。)

けど、そんな所でお月見なんて、ちょっと危ないですの。

(女一人――― 正確には一人と一個だが、そんな自分が言えた話ではないけれど、返して向けたのはそんな言葉。瓦礫の上に座る白髪の彼女を見上げながら少女が言う。)
9/9 23:19

>キト
「悪そうなもの」?…言ってみるなら、この辺りはそんなもので溢れかえってるじゃない。さっきだってアタシを食おうとしてたわ。(何を今さら――と言わんばかりに肩をすくめ、そこで初めて自分以外の声の主を振り返り、変わったいでたちの――最近は誰に対してもそう感じはしなくなったが――少女を目に視界に認め)
9/9 23:08

>アルミフィ
(降ってきた突然の声。きょとん、と少女の顔がそちらへと向けられる。)

おおう、先客さん。 ―――ええと、この辺でー…その、なんか「悪そうなもの」を見かけませんでした?

(それは抽象的な問い掛け。両手に鎌を握りながら、コトリと首を傾げてみせ。)

【ありがとうございます。それではよろしくお願い致します。】
9/9 23:02

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