―混沌の森―
過去ログ680
2007/9/15 22:33
＞アルミフィ(体液系の汚れは―――― まあ、帰って洗濯ファイトといったところだろう。土や破片類を茨が払ってくれた。そのことに少女はぺこりと僅かに頭を下げて礼を返し。)
おー…世の中には色んな人がいるのです。
(彼女の言葉に感心めいた声が零れる。異なる種族の生活に思いを馳せるのもつかの間。亡者の断末魔に意識は戦いのそれに引き戻された。)
はいな、怪我とかはないので大丈夫ですの。 ――――心は臭いと汚れで挫けちゃいそうですけれども。
『我慢しろ。 ――――すまない。しばらくあれらを引き寄せ時間を稼いでもらえないか？こういう状況にうってつけの術を持っているのだが、何分この状況では呪文詠唱もままなら無くてな。』
(少女の泣き言を切捨て、代わりに帽子が彼女へ言う。未だ数の減らぬ亡者どもは、二人の周囲を取り囲み包囲を始めていた。その様子を見遣りながら、時間稼ぎをしてもらえないかと彼女に尋ね。)
9/15 22:33
＞オヴェリア＝ローザレジーナまぁ、こんなに汚れてしまって…。
(相手に付いた土や魔物の肉片等を、茨の先にある棘を最小限に無くした数本茨の先で払うと悲しそうな表情をし)
…大胆かしら?私の一族は皆この姿で暮らすのよ。
(相手の言葉にやんわり首傾げれば、一見装飾品に見える頭頂部に何輪か咲いた薔薇や茨が揺れ。その間にも魔物が数体寄って来るのを見れば溜め息つき)
郵便屋さん、体大丈夫?無理しないで頂戴ね。
(心配そうな眼差しを向けて話し、近くにいた魔物を手の先の黒い爪で裂くと、裂かれた魔物はうめき声をあげてその場に崩れ落ち)
9/15 22:25
＞アルミフィ(覆いかぶさった亡者が払われる。腐肉に埋もれていた少女は、彼女の茨により救助されて起き上がる。)
げふっ、うぇふっ ――――… ちょっと、しばらくお肉は食べれなさそうなのです…。
(土と草、そして腐った体液塗れの少女。前髪からはとろりと粘っこいよく分からないものが滴り落ちた。流石にこの状況は気が滅入り、思わずしかめっ面というか、若干涙目だったり。腐臭にむせ返りながらぼやきを零しつつ、それでも助けてくれた彼女の方を向けば礼を返すのだが――――。)
わぉ、大胆…私には少々刺激が強いですの。
『馬鹿を言っていないで貴様も働け。』
(半裸の彼女を見て少女、思わずそんなことを口走る。「眩しい、眩しいです。特に胸元が。」なんてのたまうのは自分のものと比較してだろうか。そんな少女の様子に、呆れ半分怒り半分の声が、少女と同じく汚れ気味な帽子より落ちた。)
9/15 22:11
＞オヴェリア＝ローザレジーナ淀み…。
そんなのがいたのね…知らなかったわ。
(説明を受けて答えた声は茨を通しているのでくぐもっており、そのまま姿現さず茨の棘はさらに伸びて辺りの魔物を殺し終えるも、相手の声が聞こえれば茨はするすると急にほどかれ。全身何の服も纏わぬ肌を見せた姿は腹部からは薔薇の花びらが下半身を覆い、上半身だけが見える姿で)
…!!
(相手の様子を確認すると顔を青ざめさせ、掌を胸にある紅き珠に添わせると相手の周りに数本の鋭利な茨を生やし。胸の珠が黒く光ると同時に相手にのしかかった魔物達を茨で刺し殺し、そのまま抜かずに辺りの地へと全ての魔物を放り投げ)
大丈夫?!
9/15 22:02
＞アルミフィ(亡者が彼女に襲い掛かり、結果亡者の方が刺殺された。その予想外の光景に、少女は思わずきょとんとしてしまって。)
あらー…心配無用？ ――――や、ええと…何と言われますとー…彷徨える可愛そうな魂の人たち？
『大気中の「淀み」が形となり死者に乗り移ったものだ。リビングデッド、ゾンビ、言い方は様々だが…まあ、そういう具合に処理してもらって結構だ。』
(今一分かりにくい少女の説明に帽子が補足。要するには、退治して然るべき存在なのだ、と。 ――――その時、一瞬の呆気が隙を生んだ。)
うきゃ―――― っ ちょ、この … 重っ ！
(少女に飛び掛る亡者が数匹。気の緩みを狙うかのような襲撃に今度ばかりはバランスを崩して倒れてしまった。折り重なるようにして少女の身体に圧し掛かる亡者たち。じたばたと最下層で少女がもがく。)
9/15 21:47
＞オヴェリア＝ローザレジーナあら、郵便屋さん達じゃない。
(昨日会ったばかりの少女と帽子だと分かると緊張させた表情を緩めてもっと近付こうとするものの、危険だと言われ足を止めて。ゆっくり寄ってくる魔物達に不審げに表情を歪ませ小さく首傾げ)
……これ…何なの?
(そう呟いている間に魔物はすでに目の前に群がっており、ある一体に攻撃を受けそうになると土から無数の茨が生えて自身を頭から何重にも包み込み。その途端茨の棘は長く伸び、それにより魔物の攻撃を弾き魔物を数体刺し殺し)
9/15 21:38