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過去ログ574 2019/2/28 11:56

☆関西人
レオザフットボール
「レオザフットボール」をご存じの方は多いだろう。
私も彼の動画はよく見てるし、そのことは以前にもこの板に書いたことがあると思う。

彼は何者かというと、元は吉本の漫才師で、ラッパーで、「蹴球思想家」を自称するユーチューバーでもある。
「アメトーク」で◯◯芸人というのがよくあるけど、彼の場合はサッカー芸人のカテゴリーになるんだろう。
◯◯芸人の最たる成功例としては都市伝説芸人の関暁夫がいるが、彼の場合は完全にお笑いを捨てて、そっち側で飯を食っている。
レオザも、今そういう感じになってるんじゃないだろうか。

で、彼の動画を見てるといつも感心するわ。
とにかく情報量が多いから。
あれだけの情報量ある動画をほぼ毎日更新となると、結構大変だと思うよ。
趣味の延長線上でやってる仕事だから、本人的には大変でもないだろうけどさ。
一応は、彼もサッカージャーナリストのひとりにカウントしていい人間だと思う。
ジャーナリストというと雑誌や新聞などの紙媒体のイメージが強いけど、イマドキの媒体はそっちじゃなくてネット動画になってきてると思う。

欧州サッカーに精通しているレオザフットボール。
じゃ、たびたび彼は欧州に現地取材に行ってるのかというと、そういうワケじゃなさそう。
じゃどうやって取材してるのかって、そりゃネット検索でしょ。
便利な時代になったもんだね。
今の時代、一日中パソコンの前に座ってさえいれば、全世界のサッカー情報を収集することができる。

ネットの普及により、オタクもスタイルが変わってきた。
私がガキの頃はネットなど普及しておらず、何か情報を収集するには紙媒体が主だった。
よって書店巡り、さらにもっとレアな情報をゲットするには古本屋まで巡らなくてはならない。
かなりの手間と時間を要する。
よって、オタクにはなるには一定の覚悟が必要だったんだ。
何かを犠牲にしなきゃ、それだけの手間と時間を生活の中で捻出できないから。
よって、昔のオタクは世捨て人のような風貌だったでしょ?
ファッションを捨て、リア充を捨て、周囲との無駄なコミュニケーションを捨て、俗世と隔絶した仙人のようにして生きるのがオタクだったワケよ。

ところが、それがネットの普及により流れは大きく変わった。
そんな俗世と隔絶までせずとも、ネットを使えば簡単に情報を収集することが可能な時代になったからさ。
すると、レオザのような人種があちこちに湧いてきた。
芸能活動の片手間に膨大な量のサッカー情報を収集し、ユーチューバーという副業で人気を博するレオザ。
昔にいたようなオタクの仙人的匂いは全くなく、普通というか、リア充感たっぷりにも見えるレオザ。
コンビニエンスな時代が、今後もレオザのような人種を続々と輩出していくことになるんだろう。

だけど、どうなんだろうな。
私は、昔気質の足で稼ぐジャーナリストが好きだけどね。
ネットで情報を収集するより、現場で情報を収集する奴の方が強いでしょ。
量では劣るかもしれんが、質の意味では足で稼ぐ奴にはかなわんよ。
量より質。
最後は、そこだと思うけどなぁ。

いや、別にレオザを否定してるワケじゃないんだ。
彼の動画は楽しいし、勉強にもなる。
ライトな感覚で、今後も見ていくと思う。
2019/2/28(木)11:56

☆関西人
外国人から見たJリーグ
YouTubeにアップされている【トーレス×ジョー特別対談】を見た。

別にどうってことない内容だったが、ひとつ興味深かったのが、ふたりがJリーグの印象について語っていた部分である。
ふたりの話をまとめると、日本サッカーの特徴は↓の通りになる。

・日本の選手はスピードがある。

・日本の選手はボールの扱いが巧い。

・日本の選手は攻めたがる。

・日本の選手は試合運びがうまくない。

・日本の選手はとても激しいが、試合におけるバランスがない。

・日本の選手は試合の中での「時間帯」を理解しておらず、いつも展開が速い。

なるほど。
世界トップクラスのリーグを知るふたりから見て、やはり日本のサッカーはややバランスが悪いのか。
それも技術的に劣るとか、サイズや身体能力で劣るという我々の自覚とは全く違う角度からの指摘で、どちらかというと戦術脳がダメなんだ、という指摘に思えるね。
要は、駆け引き下手ということじゃないだろうか。

↑には、「時間帯」という言葉が出てくる。
これ、攻めなくてもいい時間帯に攻めてることを指してるのかと。
「タテに速く」と指示を出したら、90分間ず〜っとタテに速く動く。
それが彼らの目に映る、日本のサッカーの姿かもしれない。

なんか、彼らの言わんとしてる意味が私は分かるような気がする。
たとえばの話、喋りが下手な奴ほどよく喋る、ってパターンがあるでしょ。
ず〜っと喋ってるんだけど、内容は一本調子で起承転結がなくて、ついつい「で、オチは?」と聞きたくなる感じ。
逆に喋りが巧い人ほど、喋りに「間」をとるんだよね。
巧い芸人さんほど、「間」のとり方が絶妙。
仮に喋りの量が少なくとも、量より質、緩急をもってスコーンと笑いをとる。
お笑いの聖地・大阪では、そういう喋りをする人が一流とされるんだよ。
質より量は、決して尊敬されない。

あと、セックスでもそういうニュアンスあるでしょ。
童貞は、必死こいてひたすらフルパワーで腰を振り続けるもんだろう。
でも逆に熟練のオッサンにもなると、多分あまり腰振りにパワーを使わないと思うんだ。
じゃ、具体的にどうすんの?ということを書くと生々しくなるのでここではやめとくが、思うにトーレスやジョーから見ると、Jリーグは童貞くさいサッカーしてるよね、ということなんじゃないかな?

ええ、確かにJリーグは世界のトップリーグに比べりゃ童貞みたいなもんですよ。
なんせ93年に生まれたばかりの若いリーグ、どうすりゃ相手をイカせられるかなんて、まだまだ手探りの段階である。
でも、イイじゃないか。
人間、誰しも最初は童貞だったんだ。
生まれた時から熟練者だった奴なんていない。
日本だって、これから「間」のとり方を覚え、緩急のつけ方を覚え、イカせ方を覚えていくところなんだよ。
だからボクたちを見下すんじゃなくて、優しく教えてね、優しく手ほどきしてね、トーレス&ジョー。

ただし、そのうち十年後に見とけや。
お前ら全員、ヒィヒィ言わしたるわ!
2019/2/28(木)0:50

☆関西人
欧州組の動向
今冬の移籍市場で、何人かの日本人が欧州に渡った。
昌子、伊東、中山、板倉、権田など。

昌子は、意外にもフランスで早速レギュラーとして定着している。
しかも、ちゃんとセンターバックで。
フランスでレギュラーCBは、大したもんだわ。

あとのメンバーは、あまり試合に出てない様子。
権田なんて、せっかく代表でレギュラー掴んだばかりの大事なタイミングに、この移籍は大失敗の匂いがプンプンするよ。
どう見ても、今シーズンいっぱいは試合に出る機会がなさそうだから。
また代表GKの序列は変わりそうだね。
東口が1位返り咲きだろう。

それより、心配なのは中山と板倉である。
彼らは東京五輪代表のレギュラー格であり、本番の2020年夏まで、あと1年と少ししかない。
この大事なタイミングに主力がふたり、欧州でずっと試合に出られない状況に陥ったら、どうするんだ?
彼らの能力からして、いずれレギュラー掴むとは思うが。

今のところ、欧州組の試合出場状況は↓の通り。

・吉田⇒ベンチ
・武藤⇒ベンチ外
・岡崎⇒ベンチ(途中投入が多い)
・大迫⇒本来レギュラーだろうが怪我
・原口⇒レギュラー
・長谷部⇒レギュラー
・浅野⇒出たり出なかったり
・宇佐美⇒出たり出なかったり
・久保⇒出たり出なかったり
・乾⇒レギュラー
・柴崎⇒ベンチ外
・堂安⇒レギュラー
・小林祐⇒出たり出なかったり
・板倉⇒ベンチ
・中山⇒ベンチ外
・酒井⇒レギュラー
・昌子⇒レギュラー
・川島⇒ベンチ外
・権田⇒ベンチ外
・冨安⇒レギュラー
・植田⇒出たり出なかったり
・遠藤航⇒本来レギュラーだろうが怪我
・鎌田⇒レギュラー
・関根⇒ベンチ
・森岡⇒レギュラーなのかな?
・豊川⇒レギュラー
・南野⇒レギュラーなのかな?
・香川⇒レギュラーなのかな?
・長友⇒レギュラー
・中島⇒カタールだから欧州組ではないわ…

こうして見ると、マトモに試合に出てるのは半分にも満たない。
ベンチならまだしも、ベンチ外も結構いるんだね。

じゃ、↑のレギュラー格だけでチームを組んでみようか。

乾・・・豊川・・堂安
・・原口・・鎌田
・・・-長谷部
長友・昌子-冨安・酒井
・・・・◯◯

意外にも、センターFWが豊川になってしまった。
今のところ欧州で一番点を取ってるのは鎌田なんだけど、その次に点を取ってるのは豊川だから。
こうして結果を出しつつ、豊川が今ひとつ注目されてないのは不憫。
聞けば、彼のクラブって監督がマケレレらしいね。
で、彼は監督から厚く信頼されてるらしい。
凄くない?マケレレの信頼を得た日本人FWって。

豊川がいまひとつ注目をされない理由は、ちょっと地味なんですよ。
リオ五輪代表候補だったけど、最後は落選。
アントラーズでは出場機会を得られず、ファジアーノ岡山にレンタル移籍。
そういう流れにあった選手だから、どちらかというとメインじゃなくてサブキャラ、脇役っぽい扱いだったんだよね。
欧州移籍したこと自体が意外なほど。
体は大きくないし、身体能力が飛び抜けてるワケじゃないし、ドリブラーだけど飛び抜けた天才っぽさはないし。
どちらかというと、動き出しで勝負するタイプ。
つまりオフザボールの動きが巧くて、でもテクニックがあるからオンザボールも巧くて、そのセンスを見て慧眼のアントラーズスカウトが彼を獲ったのは分かるんだけど、逆に素人目には中途半端な印象もあったワケさ。
だけど、欧州スカウトの目に留まったんだろうね。
いかにも玄人受けしそうなFWだから。

結構、決定力はあるよね。
マケレレも、豊川が故障で出場してなかった試合について、彼がいればあの場面で点を決めてたはずだ、とコメントしている。
時に1TOPを任せられるぐらいだから、相当な信頼である。
ただ、ベルギーで得点を量産した久保がブンデス行った途端にあんな感じだから、まだ豊川がどうなるかは分からない。
おそらくオイペンが豊川を獲ったのは、「第二の久保」のイメージを彼に感じたからだろう。
リオ世代の中でエースは久保、三番手四番手ぐらいの位置付けが豊川だった。
しかし、三番手四番手からの大逆転はあり得るんですよ。
岡崎なんて、まさにそういうタイプだったと思わない?
2019/2/27(水)10:30

☆関西人
苗から育てる
親の教育として、幼少の頃から子供にサッカーをさせる例は多くあるだろう。
昔なら野球がメジャーだったけど、今はサッカーが逆転してきてるかもしれない。

これ、大事だと思うんだよね。
天才と呼ばれる選手たちは、幼い頃からサッカーボールを触らせてるような環境から輩出される。
宇佐美なんて、オムツを着けてる時からボールを蹴ってたと聞くよ。
あの天才的なボールタッチの巧さは、そこからきてるんだと思う。
ペンの持ち方を覚えるより先に、ボールの蹴り方を覚える。
そりゃ、足が手と同じぐらい器用になっても不思議はないさ。
多分、久保くんや中井くんもそっち系の環境で育ってきたんだと思う。

思えば、翼くんも赤ちゃんの時にサッカーボールと戯れてる描写があったね。
0〜2歳の乳幼児段階は、脳科学の観点からしても、かなり重要な時期。
その時期からサッカーボールを蹴らせてりゃ、必ずや何かが刷り込まれるはず。
中学や高校でサッカーを始めましたという選手たちは、総じてボールタッチが堅いタイプが多い。
やっぱり、サッカーを始めるなら早いに越したことはないと思う。

今季からJリーグは外国人枠の拡大が施行されたが、一方でそれとは全くの逆のルールも施行されているようだ。
それが、ホームグロウン制度。

「12歳から21歳の間、3シーズン又は36ヶ月以上、自クラブで登録していた選手を2名以上登録していなければならない」

これに違反すると、Jクラブの資格が剥奪されるらしい。
今季は2名以上という条件だが、2022年からは4名以上となることも確定している。
要は、クラブ生え抜きの若い才能を育てることを義務付けてるワケね。

これは、ダブルスタンダードだ。
外国人枠拡大とのセットである。
外国人枠拡大により今後外国人の登録が増えていくことは大いにあり得るワケで、代わりに日本人選手の育成がその犠牲になることも考えられなくはない。
で、そういうアウトソーシングばかりに頼って生え抜きのいないクラブはJリーグとして認めませんよ、というのがホームグロウン制度である。
デパートで高級お惣菜を買ってきて食卓に並べるのも一応は認めるが、かといって家のキッチンでお料理を全くしない家庭は認めませんよ、ということさ。
たかだか2名以上という条件、そんなに厳しくはないと思う。

Jクラブのライセンスには、U18、U15、U12、U10のチーム保有が条件として含まれている。
U12やU10となると、小学生だ。
理想は、小学生から一貫して育成してきた人材がトップまで上がることだろう。

人材育成は、農業に近い。
工業というよりは農業だ。
で、国産を大事にしましょうよ、ということさ。
ちなみに我が国の農業の話として、日本の食料自給率は40%にも満たないらしい。
かなりの部分、輸入に頼ってるからね。
このままでは、日本の農業は衰退してしまう?
ところが、ここ最近は日本の国産農作物は輸出で頑張ってるらしい。
5年連続で過去最高値を更新してるそうだ。
サッカーも同じこと。
サッカーでも、輸出は比較的好調だと思う。
国内で素材を育て、その素材を海外に輸出。
その素材は海外で一流シェフに調理され、素晴らしい料理として仕上がる。
そういう流れがある。
まぁ、それはそれでイイんだけど、せっかくの素材を国内で調理して仕上げることはしないの?
今の日本は半ナマの状態で素材を海外に輸出してるワケで、完熟はあくまで向こうで、という流れだよね。
結局一番おいしいところは、向こうが享受する。
これは、どうなんだろう。

早い話、Jリーグが言わんとしてることは、日本は農業をしっかりやり、しっかり収穫し、ちゃんと国内で調理して素晴らしい料理を仕上げるところまでやろうよ、ということなんじゃない?
もちろん輸入はするし、輸出もするさ。
しかし輸出入ばかりに皆が夢中になって、国産の素材を国内で調理して仕上げること、国産の自給をおろそかにしてはならん。
カネさえあれば何でも買える、全部海外から買えばイイじゃん、なんてサッカーは皆さんも嫌だろ?
2019/2/26(火)11:11

☆関西人
もうひとりの天才
久保くんと並んで将来を嘱望されてるのが、ピピことレアルマドリードの中井卓大である。
現在、下部組織のカデーデAに所属。
カデーデA→フベニルC→フベニルB→フベニルA→カスティージャ→トップチームという流れがあり、まだまだ先は長いが、私は期待してます。

久保くんがアタッカー系の選手となってきてるのに対し、中井くんはゲームメイカー系として育ってきている様子。
ポジション的には、久保くんより中井くんがやや後ろという感じか。
といっても守備的MFではなく、柴崎的なキャラなのかも。

身長は178cmで、15歳にしてはまずまず。
小学生の時の天才児が、成長期の骨格の変化を経て技巧が劣化するのはよくあると思うけど、中井くんの場合はひとまずそこをクリアしてるっぽい。
ほら、子役の時の超絶な美少女が成人したら案外普通だった、ってよくある話じゃん?
中井くんも小学生の時のプレー動画で世界中の注目を集めた子だったが、当初の扱いは「ビックリ人間コンテスト」に出てくる子供みたいなもんだった。
まだレアルに入団する前の話だったし。
いずれは「探偵ナイトスクープ」で、「あの時の天才少年は今何をしてるか調べて」という依頼を受け、たむけんが調査するところまでを想像していた。
その少年が、まさかレアルでカデーデAに昇格するところまで生き残るホンモノだったとは、さすがに私は想像してなかったよ。

確かに、天才子役が大人になっても役者として天才を維持する例はある。
最近、神木隆之介くんとか見てて、凄いな〜と思うのよ。
彼、小学生の時は美形の子役として、かなり人気のある俳優だった。
で、今は個性派俳優として大成している。
auの「高杉くん」とか、私は大好き。
「桐島、部活やめるってよ」を見るとヘタレ役をやらせりゃ天下一品の俳優だし、「るろうに剣心」を見るとアクション俳優としても凄いし、「君の名は」を見ると声優としてもかなりの水準にある。

神木くんを見てて感心させられるのが、その素直な性格である。
芸能のキャリアが長いのに、驚くほどスレていない。
天狗になっていない。
これは、ちゃんと教育されてきた人なんだな、と思う。
もともと、子役というのは自分の力だけで始められる仕事でなく、必ず親のサポートが必要になる。
ステージママというやつかな。
基本、こういう世界だと子供は親の作品みたいなもんさ。
親が、いかにうまく創り上げるかに懸かっている。
しつけ、教育、大事だろう。

似たようなことはサッカーの世界にも言えて、中井くんは9歳でレアルに入団したワケで、そこには家族が積極的に絡んでいたはず。
かなり教育熱心な親だったんだと思うよ。
中井くんは情報が少ないのでよく分からないとして、久保くんを見て感じることだが、このての天才少年上がりは性格がしっかりしている。
もって生まれた人格というよりは、まず親のしつけの良さが見える。
かといって、いつまでもステージママの支配下にあるマザコン、ファザコンでは困るワケで、高校レベルにもなると、さすがに自立は必要だろう。
中井くんは、今その段階にあるんじゃないかな。

彼はレアルとの契約をキッカケに、家族全員でスペインに移住したの?
だとすりゃ、凄いよね。
仕事は?
兄弟の学校は?
色々な意味で大変な決断だったと思うが、それらを全部背負って中井くんは今もプレーしてるワケで、そりゃ頑張るはずだわ。
2019/2/25(月)11:56

☆関西人
孤高の天才
天才ゆえの孤独となると、まず最初にパッと思い浮かぶのが中田英寿である。
彼には、同世代とつるんでたイメージがない。
同じ天才でも、たとえば小野伸二なんかは「黄金世代」の仲間たち、たとえば稲本や高原らとつるんでたイメージあるでしょ?
中田がつるんでたイメージがあるのは、同世代ではなく上の世代である。
彼は常に飛び級だったがゆえ、同世代より年上といる方が楽だったのかもしれない。
実は、弟キャラ。
現実に、彼は2人兄弟の弟らしいし。

アトランタ五輪の西野ジャパン、あるいは98年ワールドカップの岡田ジャパンでは末弟という立場だった彼も、トルシエジャパン、およびジーコジャパンではいつの間にか兄の立場になっていた。
でもって、こういう兄の立場になると、なぜだか後輩たちとはうまいこといかなかったんだよね。
これまで一番下の立場で末弟っぽくマイペースにやっていくことに慣れてた彼は、上の立場で皆を引っ張っていくことがヘタクソだったのかもしれない。
それを自覚してか、今なお頑としてサッカーの指導者にはならないワケで。

中田は、同世代の盟友を持たなかった。
翼くんにとっての岬くんのようなパートナー、そういう存在はいなかったでしょ。
じゃ、久保くんはそのへんどう?
彼の盟友をしいて挙げるなら、FC東京の若き天才・平川怜あたりになるだろうか。
確か、ふたりはFC東京ユースからトップ昇格が同じタイミングで、U17ワールドカップでもチームメイトだったはず。
このふたり、今季クラブで共演があればイイんだけど。

まぁ、中田と久保くんとでは、だいぶ性格が違うよね。
久保くんは、2人兄弟の兄だそうだ。
小学生の弟がいて、弟はマリノス下部組織でプレーしているらしい。
言われてみりゃ、どこか久保くんは長男っぽい。

というか、中田ほど特異なキャラクターの人物はなかなかいないよ。
しかし不思議なもんで、90年代にはあの特異さがカッコイイとして持て囃されたんだ。
日本の封建的な体育会系文化の中では、後輩の中田が先輩たちを呼び捨てにする姿に多少違和感あったんだけど、いや、これが中田流であり、こういうのは日本人に珍しい世界規格なんだ、みたいな論調があったんだよね。
今となっては、笑い話さ。
中田のキャラクターは決して世界規格ではなかったし、その証拠に、彼は欧州でも普通に変人扱いをされてたよ。
ローマがスクデットを獲った時のこと。
試合後のロッカールームがお祭り騒ぎだった時に、中田だけはその場で本を読んでたという(笑)。
でもって、いつの間にか先にひとりで帰ってたんだってさ。
これが世界規格?
んなワケねーだろ(笑)。
ただ単純に、変わった人だったんだ。

しかし中田は周りと馴れ合わない孤高の人に見えて、一方でパリピ、セレブ臭を積極的に放つ人だった。
色々な女優やモデルと浮き名を流し、それにはミラジョヴォヴィッチやマギーQなどハリウッドスターまで含まれてた。
いやホント、この人だけはよく分からない。

久保くんについては、今のところ変人っぽさを伺わせる話は聞いたことがない。
真面目、謙虚、負けず嫌い、賢い。
そういう話ばかりを聞く。
これだけ才能を認められた選手だから天狗になってもおかしくないのに、そういうのも全くないらしい。
お前、やっぱり翼くんかよ?
2019/2/24(日)21:50

☆関西人
大空翼
Jリーグが、全面的に開幕。
優勝候補とされたフロンターレがドロー発進、レッズもドロー発進、アントラーズにいたっては黒星発進。
なんか、やたら地味な立ち上がりである…。

メディアの記者さんたちも、さぞ困ってるだろう。
第一節、ビジャもトーレスもダミアンも
不発。
これで、一体どんな記事を書けばイイというのか?
それでもキャッチーなネタを書こうとするなら、久保くんが躍動した!と大袈裟に煽るしかない。

ちょっとビックリしたのは試合後、長谷川健太が久保くんをかなり褒めてたこと。
かつての健太は久保くんを試合に出さず、お陰で久保くんは出演機会を求めてマリノスへ移籍するに至った経緯があるだけに、おそらく今回の称賛はメディア向けのリップサービスなんかじゃなく、健太なりの本心じゃないかな?
「素晴らしいのひと言」
「全てが成長している」
「堂安が欧州に行く前のレベルにきている」
昨年から一転、ベタ誉めじゃないか。

久保くんは現在、17歳。
彼が普通の高校生なら、今ごろ高校サッカーで国立を目指してる年齢だ。
でも、彼の場合はステージがもうひとつ上で、 目指してるのは国立ではなく、カンプノウ。
いや、まずはカンプノウに隣接したミニエスタディ(バルサBの本拠)かもしれないけど。

今季の久保くんは、健太の発言を聞く限りだとFC東京でレギュラーを掴みそうだ。
健太が久保くんを語るに堂安を引き合いに出していたが、久保くんと堂安の共通点は左利きであること。
どうやら、健太は久保くんを右サイドの選手と捉えてるみたいだね。
これは久保くんや堂安に限らず、本田、家長、ポドルスキ、イマドキは左利きの多くが右サイドを主戦場とするワケで。
久保くんは東京五輪世代として、堂安とポジションがカブっちゃいそう…。

バルサ繋がりで、リアル翼くんのイメージがつきまとうのが久保くんである。
堂安も素晴らしい選手にせよ、リアル翼くんとするには少しイメージが違う。
ちなみに翼くんって、バルサに入団したのは20歳の時らしいよ。

【大空翼の経歴】
◎12歳
・全日本少年サッカー大会優勝(MVP、得点王)
◎13歳
・全国中学サッカー大会優勝
◎14歳
・全国中学サッカー大会優勝
◎15歳
・全国中学サッカー大会優勝
・国際Jr.ユース大会優勝(MVP)
・A代表デビュー
・サンパウロFC入団
◎17歳
・プロデビュー
◎18歳
・サンパウロFC優勝
◎19歳
・U20ワールドユース優勝(MVP)
◎20歳
・バルサ入団
・バルサBで活躍
・バルサトップチームで活躍

【久保建英の経歴】
◎7歳
・FCバルセロナキャンプMVP
◎8歳
・バルサ選抜としてソグデソヨーロピアンルーサスカップMVP
◎10歳
・バルサのカンテラ入団テスト合格
◎11歳
・カンテラ選手として30試合74得点で得点王
◎12歳
・地中海カップU12トーナメント得点王およびMVP
◎14歳
・日本帰国
・FC東京下部組織入り
◎15歳
・Jリーグ史上最年少ゴール記録更新(J3)
・日本クラブユース選手権得点王
・Jリーグインターナショナルユースカップ得点王
・アジアU16選手権にて大会得点ランク2位
◎16歳
・FC東京でトップデビュー
・飛び級でU20ワールドカップ出場
◎17歳
・マリノス移籍
・FC東京復帰、開幕スタメン

こうして見ると、久保くんの経歴は翼くんにさほど見劣りしないのよ。
ただ、翼くんは18歳からの国際的ブレイクが凄い。
久保くんは今まだ17歳だが、正念場は18歳になる今年以降である。

ひとつ翼くんと久保くんの大きな違いを挙げるなら、翼くんは意外と「飛び級」がなく、常に同世代とチームを組んで、同世代のライバルと戦ってるんだよね。
日向くんとか若林くんとか、サンターナとかナトゥレーザとか。
一方で久保くんは常に「飛び級」のイメージがあり、お兄さんたちに囲まれた末弟としてのプレーをしている。
ちょっぴり、エリートとしての孤独、哀愁みたいなモノを感じるんだ。
2019/2/24(日)13:08

☆関西人
開幕戦
開幕戦は、セレッソvsヴィッセル。
関西ダービー。
イニエスタ、ビジャ、ポドルスキが出てくる試合だけに、派手な開幕である。
監督はセレッソがロティーナで、ヴィッセルがリージョ。
ともにスペイン人、ともに知将。

しかし、セレッソの本拠地で山口蛍がヴィッセルのユニ着て現れると、やはりブーイング出るだろうか。
やむを得まい。
ホント、なぜ彼がセレッソを出たのか、いまだ不思議。
人一倍、セレッソ愛がある選手だっただろうに。
クラブを出た山口、杉本、山村。
残留した柿谷、清武。
前者と後者の差は、どこにあったんだろう。
見た感じ、フィジカル強そうなタイプが出ていった感じだね。

個人的に、気になるのは清武である。
ある記事では、彼が予想スタメンから外れていた。
まだ、怪我の回復が万全ではないんだろうか。
先発してほしいなぁ。
仮にも、彼は元セビージャの選手(確か、彼がセビージャにいた時のコーチがリージョ)。
昨年までの尹路線から一転、スペイン路線に舵を切ったのは清武を活かす意味じゃないのか?
彼は、ややイニエスタに近い選手だ。
そのホンモノがヴィッセルにいるけど。

清武は、怪我さえなきゃ日本で最高レベルのMFだと思うんだよね。
才能は香川と互角。
ただ、彼の故障癖はおそらく完治しないだろう。
足甲の細い骨の疲労骨折が癖になっていて、そこを庇うから肉離れも頻発する。
だましだまし、やっていくしかない。
ガラスのエース・三杉淳みたいなもんさ。

今回は両チームとも、守備に注目。
ヴィッセルはビジャがもともと守備しないし、リージョはイニエスタやポドルスキにもあまり守備をさせたくないと言う。
前線で3人が守備しないとなると、攻守分断である。
イマドキのサッカーとは一線を画する。
そしてセレッソも、昨年までは尹さんが堅い守備を標榜してたが、今季はその尹さんが替わったことで守備が変わっていると思う。
無理のきかない清武を先発させるとなると、ある程度の攻守分断はあるだろうね。

セレッソは清武がガラスのエースならば、水沼中心のチームになるのかもしれない。
彼は、走れるから。
水沼のクロスから都倉のヘディング、という形が完成されたら強い。

ヴィッセルは、やはり例のゴールデントリオに注目。
これまでのイニエスタ、ポドルスキの2枚看板では「ホットライン」に期待されたが、そこにビジャが加わり3枚になると、いよいよ「トライアングル」、つまり鳥カゴを期待できる。
でも、セレッソがトリオのうちの一角でも潰せばトライアングルは成立しないワケで、試合はそういう攻防になるんじゃないかな。

ヴィッセルは、ビジャ、イニエスタ、ポドルスキはイイとして、 「バルサ化」を目指すなら、そのトライアングルを支える駒がまだ不足だと思う。
リージョは、あくまで「バルサ」という理想ビジョンから逆算してチームを創ってくると思うが、対するロティーナはもう少し現実的というか、手持ちの駒で何とかツジツマを合わせてくるだろう。
理想と現実の攻防。

さて、どっちが勝つかな。
2019/2/22(金)12:44

☆関西人
オフシーズン
サッカーのオフ期間も終わろうとしている。
Jリーグが12月に終わり、実質オフ期間は2ヶ月足らず。

そもそもオフって、何の為にあるのか。
基本、日本では降雪の為にサッカーできないという現実があるだろう。
現在、札幌や仙台では雪が積もってるのかな?
本来なら、2月下旬にリーグ開幕するのは早すぎるかもしれないね。
プロ野球は3月下旬開幕であり、1ヶ月遅い。
Jリーグも、そのぐらいの時期に調整できたらイイんだけど。

プロ野球が3月下旬開幕できる理由のひとつは、Jリーグのように夏の中断期間がないからだろう。
Jリーグでは、5月中旬から7月下旬までの2ヶ月間が中断となる。
ここで中断する理由は、単にFIFAカレンダー(欧州の日程)に合わせてるだけのこと。
避暑の夏休みにしては早すぎるしね。
つまり、Jリーグ単体としてはここで中断する理由は特にないんだ。
もし、この2ヶ月間に何節か組めたら、Jリーグもプロ野球みたく3月下旬開幕にできるんだけどなぁ。

ところで、選手の立場からしてオフとは何なのか。
休養期間?
充電期間?
休養と充電では、意味が全く違う。
充電というのは電気を貯めることであり、何かを補填することを意味する。
私は、オフってそういう期間だと思うのよ。
いつだったか、カズのオフ期間を密着取材をしてるテレビ番組を見たが、カズはオフシーズンに単独でキャンプをし、かなり負荷のキツいトレーニングをしていた。
せっかくのオフだろ?休養しないのか?と思ったが、カズはオフにこそフィジカルを鍛える考え方のようだ。

しかしよく考えたら、それも納得できる話だよね。
試合のあるオンシーズンに負荷のキツいトレーニングをしてたら、過密日程のJリーグでは疲労を蓄積してしまう。
だからこそ、余裕のあるオフシーズンじゃないと、どうしても負荷のキツいフィジカルトレーニングはできない。
あまり試合に出ないカズなら、シーズン中にキツいトレーニングしても問題ないのでは?とか言っちゃダメですよ(笑)。

もちろん、人によってはオフ=完全休養という考え方で、オフ期間はきっちり身体を休める主義の選手もいる。
どっちが正しいかは、私にはよく分からん。
でも2ヶ月も休んでたら、筋肉も心肺も機能が低下しないか?
よって、本来これは個人に任せるでなくチームがマネジメントすべき話で、春季キャンプは大事だろう。
個人任せにしてると、コンディションの仕上がりがバラバラになりかねないから。
ほら、代表なんかでよくあるでしょ。
海外組と国内組でコンディションの仕上がりにギャップがあり、チームとしてビックリするほど機能しないパターン。

あぁ、気をつけなきゃならないのは助っ人外国人だね。
外国人の多くはオフに里帰りするので、キャンプ合流に遅れることがよくある。
ブラジル人とか、特に多い。
「◯◯選手が音信不通」とか、よく報道されてるし。
今季から枠の拡大があるので今後外国人が増えると思うが、これはこれで両刃の剣。
意外と、日本人主体のチームの方がスムーズに立ち上がれるような気がするのは、私だけ?

でもって、開幕スタートダッシュはフィジカルコーチの腕の見せ所である。
昨年サンフレッチェがスタートダッシュに成功したのは、池田誠剛コーチの功績かもしれない。
終盤失速したのも、やはり池田コーチの…(笑)。
あと、今季はレッズが良いスタートを切る気がするんだよね。
「ゼロックスでダメだったじゃないか」と言われるかもしれんが、あれはまだ仕上がってなかったんだと思う。
フィジコ出身のオリヴェイラが、昨年はシーズン途中からの指揮だったけど、今年はシーズン最初から指揮をとる。
開幕戦、彼なら仕上げてくると思うよ。
2019/2/22(金)1:32

☆関西人
スカウト
サッカー選手の出世ルートは他にもあって、たとえばJFAアカデミーというエリート育成機関を経由するパターンがある。
小池龍太や金子翔太など、ここの卒業生がJリーグで活躍する例も出てきている。
あと、本田が設立した「S.T.フットボールクラブ」卒業生の安部裕葵がいまやアントラーズのI番。
つまり、Jクラブの下部組織でもないところで育つ才能も出てきている。
一方で新潟アルビレックスの「JAPANサッカーカレッジ」は、在学生や卒業生を「新潟シンガポール」に入団させ、シンガポールリーグでプレーさせている。
チームは3連覇してるみたい。

あと、DMMがベルギーのシントトロイデンを買収したことにより、ここがひとつの日本人選手育成機関のような機能を果たすようになってきた。
あと、本田の経営するSVホルンはどうだろう。
ここは、あまり積極的に日本人育成を唱う形ではないみたいだけど、一時期低迷していた権田を再生させるなど、一定の役割は果たしているみたいだ。

もちろん、久保建英や中井卓大のようにいきなり欧州クラブの下部組織に入る例もあり、いまやルートが多すぎて、どれがイイのかはホントよく分からん。
AルートがダメならBルート、Cルートという感じで、複数の迂回ルートができている。

私が考える超エリートコースは、やはり久保くんや中井くんみたいな欧州ビッグクラブの下部組織入り。
でもそれは万にひとつのレアな例なので、まずはJ1クラブのJr.ユース入りがメインになるだろう。
もしくは、中高一貫のJFAアカデミー入り。
それが無理なら、中高一貫の名門私立に入学してサッカー部に入る。
それが無理なら、本田のスクールにでも入ろうか(笑)。
仮に何をしても芽が出ない場合は、とにかく頑張って大学までサッカーを続けて身体を鍛え、大学サッカーで巻き返すという手もある。
長友なんて、大学でようやく芽が出たんだろ?
さすがに長友みたいなパターンは無理でも、社会人リーグのJFLを足がかりにして、J3⇒J2⇒J1と出世する選手もいるようだ。

ただ思うんだけど、日本ってスカウト網は十分ではないんじゃない?
ブラジルなんかでは、スカウトがムチャクチャ多いらしいよ。
あれだけサッカー競技人口が多いから才能の所在を把握すること自体難しいはずだが、それでもブラジルではよく「スラム出身」のスターが出てくる。
スラム、つまり人の目にはつきにくいところからでも才能はチョイスされてるんだ。
なぜ、それが可能なのか?
それこそ、スカウトの存在である。
ブラジルでは、どんな小さな無名の大会でも「自称代理人」を名乗る怪しげなスカウトがウヨウヨいるらしい。
公的なスカウトではないだろう。
「あしたのジョー」でいう、丹下段平みたいなやつだ。
丹下段平は孤児のジョーを拾ったが、それと同じ流れがブラジルではいまだあるんだろう。
日本では、今となっては丹下段平は少ないと思う。
ちゃんとしたスカウトはいるだろうけど、ちゃんとしてないスカウトなんているのかな?

しかし、実際に日本代表になった選手のうち、無名の高校サッカー部所属で、「たまたま」スカウトの目に留まったという例が結構あるらしい。
この「たまたま」が怖いよね。
その偶然がなければ、その才能は見逃されてたはずなんだから。
日本はトレセンなどきっちりしてるのはイイけど、もっときっちりしてないところも許容してイイんじゃない?
いや、自称スカウトを名乗る怪しげな人物に声をかけられても、さすがに逃げるかな(笑)。
2019/2/21(木)12:46

☆関西人
王道
法政大学のFW上田綺世のアントラーズ入団内定が報じられている。
入団は2021年だそうだ。
2021年?
東京五輪の翌年?
えらく先の話だな。
聞けば、彼は大学2回生。
つまり卒業は2年後、2021年ということか。

ここまで上田には複数のクラブが興味を示してたらしく、「争奪戦」だったらしい。
なんせ小川航基や田川亨介と並び、東京五輪のセンターFW候補だからね。
もしサッカーにもプロ野球のようにドラフトがあれば、おそらく上田は複数チームに1位指名される類いの選手だろうよ。
あぁ、一回でイイからJリーグのドラフトを見てみたいなぁ…。

そもそも、なぜJリーグにはドラフトがないのか。
というか、欧州でも南米でもドラフトはない。
韓国にはあったが、今は廃止してるっぽい。
今もやってるのは、米国ぐらいじゃないか?
そもそも、プロ野球でドラフトをやってるのは、チームに自前の育成組織がないからだろう。
サッカーにはユースがあるので、わざわざドラフトで競売なんかせずとも自前で育てたらイイだろ、という話さ。

ただ、日本にはJクラブのユースだけでなく、高校サッカーや大学サッカーもあるから話はややこしい。
欧州や南米では、このての学校体育会の部活は少ないと思う。
国立競技場で行われる高校選手権とか、日本が世界に誇るべきスポーツ興行だよね。
海外の人たちから見れば、学校の部活の大会なんかで国立競技場が満員になるのは驚きじゃないかな。

そう、日本は世界でも珍しい育成の体制なのさ。
かたやJクラブが自前の下部組織で若手を育てて、かたや全国の学校体育会が若手を育てている。
どっちかに統一しろよ、と思う人もいるだろうが、統一は必要ないでしょ。
ユースにはユースの、体育会には体育会の良さが各々にあるんだし、むしろ統一しない方が競技人口のスケール確保としてもイイんじゃないか?

ただ、高校ってサッカー部の数が全国に4000以上もあるらしいからね。
スカウトさんたちは、才能の所在を把握するだけでも大変だろう。
絶対、スカウト網から漏れる才能は出てくる。
全国大会に出てくるような強豪以外にも、どこかに逸材は潜んでるかもしれない。
そこで、助かるのは大学サッカーの存在ですよ。
高校時代にスカウト網から漏れた才能が、2番目の網である大学で目に留まることもあるから。

上記の上田綺世は、中学時代にアントラーズの下部組織に所属。
しかし、高校ではユースに昇格せず、鹿島学園ではエースとして注目を集めていたらしいが、高校卒業時点でJクラブからのオファーはきてなかったそうだ。
で、法政大学に進学。
そこでようやく本格的にブレイクし、このたびアントラーズ入団内定。
ちょっと遠回りしたが、おさまるところにおさまった感じだな。

最近は、大学を経由してから入団し、活躍する選手が多いね。
J王者のフロンターレなんて、大卒が憲剛を筆頭に、小林悠、谷口、車屋、守田、知念などテンコ盛りである。
若いうちからできるだけレベルの高い環境に身を置くべき、という考え方なら、そりゃ高校卒業してすぐにプロになった方がイイだろうよ。
大学は、プロに比べればレベルは落ちるし。
でも、高校卒業してすぐプロになった選手と、大学を経由してからプロになった選手とを比較してみてほしい。
両者は、かなり差がついているか?
必ずしも、そうとは言えない。
私が思うに、プロに入ってもずっと控えで出場機会に恵まれないぐらいなら、まだ大学でレギュラーとして試合に出続けた方がむしろ成長できるんじゃない?
大学サッカー部があること、実は非常にありがたい。

・Jr.ユース⇒ユース昇格⇒トップチーム昇格⇒欧州クラブ移籍

・中学⇒強豪高校へ⇒高校サッカーで活躍⇒Jクラブへ⇒欧州クラブ移籍

・Jr.ユース⇒ユース昇格失敗⇒高校へ⇒大学へ⇒大学サッカーで活躍⇒Jクラブへ⇒欧州クラブ移籍

など、日本サッカーには様々な道のバリエーションがあり、また最近はJクラブを経由せずして欧州クラブに移籍する例もある。
どれが王道かは、いまだよく分からない。
2019/2/21(木)10:29

☆関西人
コンディション
あともう少しで、Jリーグが開幕する。
各選手、そこを照準にコンディションを整えてるところだろう。
コンディションとひと言でいっても、色々ある。
一番大事なのは、体調が悪くない、健康であること。
風邪なんかひいてたら最悪である。

日々身体を鍛えてる、屈強なスポーツ選手が風邪なんてひかないでしょ?と思うだろうが、案外そうでもない。
先日のアジア杯では、遠藤航が発熱したし。
ドイツワールドカップでも俊輔が発熱したのは有名な話だ。
その状態で、試合には先発したけど。

風邪とは、ウィルスである。
ウィルスに感染しても免疫力が強ければ発症しないし、弱ければ発症する。
変な話、極寒の南極や北極では、風邪をひくことはないらしい。
なぜなら、氷点下の極端に過酷な環境では、ウィルスそのものが活動できないから。
逆に我々が快適に生きていける環境では、ウィルスの活動もまた活発。
感染はある程度やむを得ないとして、大事なのは発症を抑えられる免疫力の強化だろう。

芸能界では、タモリさんは風邪をひかないという伝説があった。
何十年も毎日「いいとも」の生放送に出演していて、風邪をひいて休んだという話を聞いたことがないから。
で、彼の健康法がやはり、免疫力を上げることだったようなんだ。
具体的には、入浴方法。
彼は毎日風呂に入るが、身体をボディーソープ等で洗わないんだってさ。
お湯で洗うだけ。
それで綺麗になるの?体臭とか大丈夫なの?と思うが、そこまではよく分からない。
ポイントは、洗いすぎないこと。
イマドキの人間は清潔にこだわるあまり、無菌を善としてしまう。
でも、逆にそれはよくないことらしい。
無菌状態は、人間の免疫力を低下させてしまうから。

確かに、風呂というのは不思議な習慣である。
我々は何の疑いもなく日々風呂に入ってるが、近年は「マイルド」を唱ったシャンプーが出てるでしょ?
「マイルド」とは、具体的にいうと「洗浄力が低いこと」を指しているらしい。
性能の低さを売りにするとは変な話にせよ、これも洗浄力が高いと人体に害があることを示しているんだろう。
そもそも、風呂で身体を洗うという行為は皮脂を落とすことなのに、その風呂上がりに乳液などを使う人は少なくないはず。
これも、変な話だよ。
せっかく脂を落としたのに、また改めて脂をすり込むって。
考えれば考えるほど、風呂っておかしなものである。

いやいや、別に風呂に入るなと言いたいワケじゃないのよ。
風呂に入らないと臭くなるだろうし、社会生活を営む者として入った方がイイに決まっている。
しかし、野生動物は風呂に入らずとも健康に逞しく生きている。
人間だって、元を辿れば野生の霊長類。
風呂なんぞ、本来なら必要とされていなかった行為だろう。
それを体臭抑制、および雑菌繁殖抑制の目的から強引に生活に持ち込んだワケで、そこから人間は清潔と引き換えに野生の免疫力を低下させてしまったんだ、とも考えられる。

私は、現代人が原始人だった頃より脆弱になってるのは間違いないと思う。
ひょっとしたら、19世紀より20世紀、20世紀より21世紀の方がという感じで時代を経るごとに脆弱になってるかもしれない。
そのくせアスリートの世界では、19世紀より20世紀、20世紀より21世紀という感じで右肩上がりに記録を更新していかなければならない。
それはトレーニング方法の進化、スポーツ科学の進化としてまた別の話になるのかもしれんが、私は時代の根底にある人間の脆弱化がいずれスポーツでも足かせになるような気がするんだよね。

普通に、今の選手より昔の選手の方が逞しかったと思わない?
釜本さんとかペレとか。
私は彼らの現役時代をよく知らないけど、あれだけの記録を残してるってのは、まず病気や怪我が少なく、ずっと試合に出続けられるほどにタフだったんだと思うよ。
プロ野球の金田正一なんて、400勝というのは一年に何試合登坂した計算になるんだろう?
現代なら、球団が「肩を壊す」として絶対に許さないはず。
でも、昔の人はそれを平気でやるほどにタフだったんだ。
スゲーよな。

ムチャクチャ巧いけど試合を休みがちな選手と、さほど巧くはないけど試合に出続けられる選手。
私は、選手なんて出続けられてナンボだと思うよ。
2019/2/20(水)13:40

☆関西人
よく分からないアントラーズ
アントラーズが西大伍を手放したのは意外だった。
酒井宏樹を除けば、日本で最高の右サイドバックは西だという人は少なくないから。

なぜ、西はアントラーズを出たのか?
真相は知らない。
アントラーズ的に、これはひとつの世代交代かな、と最初は思った。
確かに西は31歳で、そろそろ世代交代は必要である。
しかし、その後のアントラーズの動きを見る限り、これは単に世代交代ではない。
なぜなら、今季のキャプテンが右サイドバックの内田篤人(30歳)になったワケで。
つまり、今季は内田がレギュラーってことだろ。

なるほど。
これは単に、右サイドバック人事の問題じゃない。
昨年をもってチームのボスである小笠原が去った、その精神的支柱の不在を埋める大きな人事である。
フロントが西の移籍を容認したのも、「今後のボスは内田」とする考え方があってのことだろう。
確かに、小笠原の後釜が務まる選手となると、今のチームにおいて内田以外に適任はいないかも。
内田は、高いレベルでの国際経験値が日本でもトップクラスの選手だ。

アントラーズにとって、これは内田の資産回収だね。
このクラブは選手を育て、最も良い時期になると欧州へ送り出してしまうパターンを繰り返してきたチームだが、小笠原はイタリアから帰ってきて、その経験をチームに還元。
内田も帰ってきて、ドイツで得た経験を今後チームに還元していくんだろう。

つくづく、アントラーズは奥深いよな。
西が抜けた⇒よし、DAZNマネーで大物外国人を獲得だ、としない。
今後、鈴木優磨の海外移籍は必ずあるとして、それに備えてか、伊藤翔を獲得している。
伊藤翔って、また意外な人選だけど。
でも慧眼で定評あるアントラーズのスカウトが目をつけたワケで、おそらく伊藤は化けるんだろう。

しかしアントラーズの放出っぷり、ハンパないよね。
ここ最近でも植田、金崎、昌子、そして西。
今ベルギーで頑張ってる豊川も、元はアントラーズに所有権があったはず。
去る者は追わずのスタンス?
ヴィッセルのような派手な補強はしないし、そのくせ簡単に崩れないのが彼らの凄さである。

いや、それでも今季はさすがに補強が弱すぎるような気が。
ACLもあるのに、これで大丈夫だろうか。
大岩監督を続投させたこと含めて、私はフロントは照準を夏に絞ってる気がするんだ。
もし大岩体制でスタートダッシュにコケれば、彼を切って、あくまで新監督の構想で大型補強をするんじゃないかと。
実は水面下で、もう既に交渉してるのかもしれない。
仮に夏に動くとなると、相手は夏まで契約が残っている海外の監督か?
そこは分からない。
なんのかんの言いながら、やはりアントラーズは不気味な存在である。

さて、今夜はACLプレーオフ。
アントラーズは、ニューカッスル(武藤のところではない)と対戦する。
どうなるだろうね。
いきなり序盤でコケないことを願う。
2019/2/19(火)13:56

☆関西人
スラムダンク
大迫、背中の怪我は大丈夫なんだろうか。
彼が背中を傷めたと聞いて、「スラムダンク」を思い出したのは私だけじゃないはずだ。

「スラムダンク」では物語の終盤、主人公の桜木花道が山王戦で「背中が痛い」と言い、それを聞いたメンバーたちに戦慄が走るシーンが有名である。
背中が痛いというのは、選手生命にかかわる症状だぞ、と。
私はこの漫画を読むまで、背中の痛みがそれほど深刻なことだとは知らなかったよ。
じゃ、今回の大迫は選手生命にかかわる事態なのか?
いや、そういう報道は特にない。
多分、何週間かすれば普通に回復するんだろう。
「スラムダンク」でも最終回を見る限り、桜木は引退にまでは至らなかったようだし。

こういう背中痛とはまた別かもしれんが、サッカー選手でよく聞く症状は腰痛で、これが選手生命に影響を与えた例は少なくない。
たとえば久保竜彦、彼がそうだった。
彼の腰痛の詳しい症状はよく知らないけど、おそらく彼のダイナミックなプレーが腰に大きな負荷を与えてたんだと思う。
背骨には、ヒビが入ってたんだそうだ。

彼の場合、無理な体勢からのシュートをよく打ってたし、骨がそのアクロバティックな動きには耐えられなかったのかもしれない。
もし彼に腰痛さえなければ、日本代表のエースストライカーになってただろう。
ポテンシャルは、高原以上だった印象。
確か、ユベントスが彼を欲しがってたよね?
とはいえ、さほど野心がなく、知らない人が多い環境には行きたくないと明言してた彼のこと、たとえユベントスの正式オファーがあっても承諾はしなかっただろうよ。

私の中で、久保竜彦は桜木花道と少しカブる。
何より、あの身体能力は桜木並みだ。
もともと上背があった上に跳躍力がハンパなく、ヘディングの最高到達点の高さは歴代FWでもNo1だったかと。
しかし、最大の武器は高さ以上にその足技で、左利きだし、技術的に巧かったし、あとDFの予測の裏をつく創造力もあった。
パワー系でありながら、単にパワーだけのFWではない。
久保と同タイプのFWは、少なくとも日本で彼以外に見たことないわ。

そして久保は、ほとんど勘でプレーする選手だった。
イマドキのFWはほとんど例外なく頭が良くて、ロジックでプレーをできる。
プルアウェー、ポストプレー、ダイアゴナルの走り、全て理論に基づいた動きが頭に叩き込まれている。
サンフレッチェで久保のあとを継いでエースFWになったのが佐藤寿人で、彼はまさにそういうタイプだった。
左利きという点では久保と共通項のあった寿人だが、その身体能力、サイズでは久保と比較にならないほど小粒な選手。
なのに、寿人の通算得点は200点以上、久保の約2倍である。
寿人は、「得点は全てロジックで取れる」と言い切る。
まさに、久保の真逆だね。
久保にはロジックがないというか、理路整然と話す寿人とは真逆で、ほとんど自らのプレーを言語化できない男だった。
「パッサー」とか、擬音でプレーを説明するタイプ(笑)。

ちなみに寿人はいまだ現役だが、間違いなく引退後には優れた指導者になる人だと思う。
「全てロジック」とまで言う人だけに、サッカーを言語で伝えられるタイプだろうから。
逆に、久保は指導者に向かない。
TV解説者にも向かないだろう。
彼の頭の中には明確にイメージはあるんだろうが、彼はそれを言語化して人に伝えることができない。
言語でなく、パフォーマンスでしか表現のできない男だ。

パフォーマンスといえば、久保の「ひょっとこダンス」は有名でしょ。
あの「ひょっとこ」の時の顔がプリントされたTシャツまで売ってるぐらいだし。
あれ、ただの悪ノリのゴールパフォーマンスかと思いきや、後に久保は「カズダンス」のモノマネだったんだと説明している。
世界一分かりにくいモノマネだわ〜(笑)。
というワケで、久保の考えてること、やってることは、もともと人に伝わりにくいんだよね。

今の代表エース大迫もまた口数の多くない男だが、しかし彼のプレーは言語化しやすい類いのモノだ。
極めてロジカル。
勘でプレーするというよりは、ちゃんと考えてプレーしてるイメージがある。
その分かりやすい例がポストプレーで、彼は球を味方に繋げることができる。
大迫に限らず、今の前線のメンバーは皆がロジカルな動きをできて、どこか知性みたいなモノを感じさせてくれる。
でも、何かが物足りないんだよね。

「スラムダンク」では、流川、ゴリ、リョータ、三井など、それぞれ完成度の高い選手たちが揃ってる中、ひとり桜木だけが明らかに完成されてないタイプの選手だった。
でも、安西監督はそんな桜木を重用。
桜木の枠におさまりきらないスケールの大きさに、何かを託していたんだろう。
そして久保竜彦もまた、まさにそういうタイプだった。
決して安定感のあるプレーをするFWではなかったが、彼がジーコ代表の絶体絶命危機を救ったシーンは今でも鮮明に覚えている。

今の森保ジャパンには、流川もゴリもリョータも三井もいると思う。
ただし、桜木はいない。
課題は、そこなんだよね。
みんながロジカルに質の高いプレーをできる分、全て我々の想定の範囲内でプレーが繰り広げられる。
あぁ、そうか。
森保さんがアジア杯でなぜか北川を重用したのは、そこに敢えて異物をハメたかったのかな。
北川=桜木?
そのうち、北川の庶民シュートがチームを救うかもしれないね。
2019/2/19(火)10:56

☆関西人
カタールリーグデビュー
日本代表のI番こと、中島翔哉が早速カタールリーグに出場したらしい。
彼のスルーパスが決勝点の起点となった、とやら。
私はカタールリーグのレベルを知らんが、おそらくポルトガルリーグよりは下だろうし、中島が活躍しても何ら不思議はないと思う。

それより、心配なのは中島の実戦勘である。
聞けば、カタールリーグはチームが12で構成されてるという。
ということは、ホーム&アウェー総当たり戦で22試合。
どう考えても、少ないよな。
過密日程よりはマシ?
まぁ、中東は暑いから日本みたく34節もやるのはキツいのかもしれんが、でも22節は少ないよ。
一応、あとはカップ戦がふたつほどあるみたいだけど、それでも国内チーム数自体が少ないんだから、日本ほど過密日程にはならんだろ。
あとは、ACLか。

これだけ余裕あるなら、普通に代表召集はできそうな気がする。
コパアメリカも。
カタールにいると劣化するのでは?と見る人たちもいるだろうけど、そこは代表召集でチェックしていきましょう。
ヘタに欧州のリーグでベンチ要員よりは、まだカタールでレギュラーの方がマシかもしれんよ。

ただ、アルドゥハイルとは契約が4年半、移籍金が44億というのがねぇ…。
いくら中島が有能とはいえ、彼に数十億を投じる物好きは世界にそう多くいるとは思えない。
とはいうか、おらんだろ。
つまり、中島は4年半の契約期間が満了するまで、中東を離れられない可能性も十分あるワケだ。
願わくは、アルドゥハイルが移籍金をディスカウントしてくれるパターンか、あるいはレンタルでどこか国外クラブに貸し出してくれるパターンか、おそらく中東を離れる可能性はそのふたつしかない。

いや、実はあともうひとつ可能性はあって、それは数十億の移籍金を支払えるほどのビッグクラブが中島を欲しがるパターンだ。
それこそ、レアル、バルサ、マンC、マンU、バイエルン、ユベントス、PSGクラスということになるだろう。
カタールにいて、それらビッグクラブにアピールなんてできるのか?
多分、無理だよ。
それこそカタールリーグでの活躍ぐらいじゃ絶対に無理な話で、たとえばACLを優勝してMVPや得点王になるとか、あるいは代表でコパアメリカに出て凄い活躍するでもしない限り、そう易々とビッグクラブは動きません。

あとは日本が救済に動くという手もあるが、仮に日本サッカー界で数十億を支払える人がいるとすりゃ三木谷さんぐらいのもんだろうし、その三木谷さんは欧州のスター選手にならともかく、中島の救済に数十億を出すような人ではないと思う。

あぁ、そうだ。
中島は代表でI番背負ってるということは、アディダス契約選手なんだよね?
アディダス的に、今回のカタールへの移籍はどうなんだろう。
イメージとして、「カタールでプレーする中島」はアディダスがイメージするI番像にしっくりこないんじゃないかと。
まだ、「トルコでプレーする香川」の方がしっくりくるかい?
いやいや、それならザルツブルクでプレーしてる南野拓実、もしくは今夏にバルサ行きが噂される久保建英の方に期待してるかもね。
ポジションはトップ下だし、意外と南野I番とか悪くない気がするけど。

それでも、カタールに行ったからって急に中島が代表落ちすることはまずないだろう。
なんせ次のワールドカップはカタール開催であり、中島がカタールにいることは悪いことばかりでもない。
そういや、かつて代表エースの本田がCSKAモスクワに囲われて困惑した時期があったけど、その彼が後のロシア大会で地の利を発揮したじゃん?
実際、大会では得点もアシストも決めてくれたワケよ。
実は彼のロシア幽閉期も、決して無駄じゃなかったということね。
ということで、中島はやはりカタールワールドカップのキーマンかもしれない。
2022年、まだアルドゥハイルとの契約期間内だわ…。
2019/2/18(月)8:12

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