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過去ログ551 2018/6/14 0:55

☆関西人
リズム
パラグアイ戦を終えて気になるのは、急に世間で「本田いらね」論が増えてきたことだ。
そんなに、いらないか…?

確かに、パラグアイ戦は本田がいないことで前線にスピード感があったと思う。
それは、香川が真ん中だったから。
彼はホントに球をキープしないタイプで、ポンポンと軽快に捌いていく。
判断も含めて、彼のプレーは速い。
リプレイで見て「あ、香川はこんなプレーしてたのか」と初めて理解できることも多く、終盤で決めたシュートも股抜きしてるのはリプレイでようやく把握できたぐらいさ。

多分、香川の売りは動体視力と運動神経の良さだろう。
コンマ何秒という一瞬のプレーに、何らかの意図がある。
しかし周りが彼のプレースピードを理解し、それについていかないと、彼のプレーはただのミス、もしくは凡庸なプレーに見えてしまう。
香川って欧州ではイイ感じなのに、日本代表では何でイマイチなの?と感じる人は多いだろうが、そのへんは日本人選手の多くがスピードを共有できてない、としか言いようがない。
スピードって、足の速さやパスの速さじゃないよ?
要は、処理スピードのこと。

一方、代表では本田の方が全然実績を残せてるんだが、これは彼のスピードがまだ周囲には理解できる範疇、対応できる範疇にあるからこそだろう。
あ、誤解のないように。
本田は、いつもノロノロしてるワケじゃないし、あれは本人も意図してスピード抑えてる意味もあるんだから。
要は、緩急ってやつさ。
ノロノロしたところから、急にストーンとリズム転調をカットインするのが本田の真骨頂だ。
彼の売りは、そういう緩急。
つまり駆け引き、頭脳プレー、インサイドワーク。
もし彼に野球をやらせるなら、意外と捕手とか向いてるかもしれない。

一方、香川に野球をやらすなら内野手、それもショートとか似合いそう。
考えてプレーするよりは、運動神経と動体視力の良さで反射的に処理しちゃうイメージ。
大脳より、小脳を使ってるのが香川のイメージかな(笑)。
ほら、大脳が小さく主に小脳を使う野生動物って、凄い身のこなしを一瞬でやるけど、あれってあまり考えてやってないじゃん。
いや、考えてないからこそ処理スピードが速いのか?
香川って実際、あの一瞬のプレーはあまり考えてやってないと思うのよ。

で、香川のそういう処理スピードについていける選手は、日本代表にあまり多くないかもしれない。
恵まれないI番、とでもいうべきか。
同じI番でも、俊輔なら周りに合わせて自分のパスを調律してもイケる類いのパサーだったが、香川の場合は周りに合わせてパスを調律すると、ただの凡庸な繋ぎ役になってしまう。
なんか、可哀想…。
そのへん分かってるクロウト筋からは一定の評価をされてる香川も、よく分かってないシロウト筋からは「香川いらね」と常に揶揄されてきた。

でも、ごく少数、彼の処理スピードと合う日本人選手もいるワケさ。
それが、乾である。
なんか知らんけど、セレッソ時代からこのふたりは息が合っている。
私として一番見たいのは1TOP2シャドーで、その2シャドーに香川と乾が並ぶ形。
このふたりに、ただフィーリングだけでやる即興のセッションをやらせてみたいねぇ。
なんていうか、音楽でいうとこのふたりは、絶対音感があるタイプだよ。

で、絶対音感がなさそうなタイプが本田(笑)。
いやね、彼は絶対音感なくてイイのよ。
バンドでいうと、彼はギターとかじゃなくてドラムのタイプだから、音程は関係ないし。
リズム、緩急を作るのが彼の仕事である。
あと、作詞も彼の仕事(笑)。
香川や乾はギターかな?
速弾きするツインギターだね。
バンド編成としては、私は本田も必要なメンバーだと思うけどなぁ。
そもそもナルシストなドラマーって、X-JAPANみたいでカッコいいじゃん。

柴崎は、キーボードとかかなぁ。
作曲するタイプだね。
原口は、ベーシスト。
超絶なチョッパーをキメる。
じゃ、ボーカルは?
普通、こういうのは1TOPなんだけど、大迫はちょっとイメージ違うなぁ。
岡崎?
全然違うなぁ。
ビジュアル的には、やはり武藤が最もしっくりくる。

ボーカル:武藤
ギター:香川
ギター:乾
ベース:原口
キーボード:柴崎
ドラム:本田

このバンド、案外売れそうなんですけど?
2018/6/14(木)0:55

☆関西人
本番シミュレーション
続きね。

コロンビア戦、本番を想定してみようか。
どんな相手でも、後半はやや運動量が落ちて緩み、スペースができてくるものである。
そういうシチュエーションでこそ活きてくる選手もいるので、そのての選手はスタメンで使わず、後半投入用で温存もありかもしれない。

逆に前半、敵の圧がキツイところでは圧に負けない選手で構成すべきであり、たとえば原口、武藤、岡崎、このへんの走ってナンボの選手でいくべきなのかな、と。

【前半】
・・岡崎・武藤
乾・・・・・・原口
・・柴崎・長谷部
長友-槙野-吉田-宏樹
・・・-川島

こういう筋肉質布陣では日本の良さを出しにくい部分もあるので、後半、敵の出足が緩んできたところにメンバーチェンジを図る。

岡崎out→香川in
武藤out→大迫in

これは、序盤からのチェイスに次ぐチェイスで前線が疲弊したがゆえのF1でいうタイヤ交換であり、一旦361に布陣変更するワケです。

【後半】
・・・・大迫
・・・乾・香川
長友-柴崎-長谷部-原口
・槙野・吉田・宏樹
・・・・川島

乾&香川コンビのセンター撹乱、および長友と原口の両翼上下動で中と外を攻め分けていく。
と同時に最終ラインのセンターを厚くして、綻びが出がちな時間帯のリスク管理をする意味がある。
こうして膠着戦に持ち込み、敵の足が止まってきたところで、最後に考えられるカード投入はふたつ。
乾out→本田in
もしくは
乾out→宇佐美in

本田も宇佐美も、ひと振りのキックで試合を決めてしまう選手だ。

【終盤】
・・・・大迫
宇佐美・香川・・原口
・・柴崎・長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島

もしくは
・・・・大迫
原口・・香川・・本田
・・柴崎・長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島

最後は、彼らにとって故郷ともいうべき4231。
試合を通して、442→3421→4231と3つの型を使い分けるのを私はお薦めしたいんです。

まとめると、
【前半】
前線を2枚にし、2TOPが左右分担する形で敵のパスコース遮断、およびプレスバックに奔走してもらう。
4-4は、無理せずブロック守備で。

【後半】
前半の堅い布陣でスコアレスなのが前提。
後半、敵は点を取ろうと前がかりになってくる。
よって、こっちは5バックにも対応できるよう、3421布陣にシフト。
さらに自陣を締める。

【終盤】
勝負所は、ワイドに転じて4231、攻撃の個の能力(本田や宇佐美など)を切り札投入。
彼らが最も馴染んだ布陣は4231であり、最後はその形で思う存分やらせてみる。

パラグアイ戦、MOMは乾だった。
彼は宇佐美より守備ができるし、左サイドに安定をもたらすことができる。
そして、I番・香川とのコンビネーションも良かった。
改めて思ったけど、香川から乾へのアシストって、ホント一瞬のワンタッチなんだね。
油断してたら見逃すほどの短いプレーだった。
つくづく香川って、本田とは正反対。
仮に、本田のスタイルが刀を上段に構えてから振り下ろす、面で一本を取る剣道なら、香川のスタイルは刀を上段に構えず、一瞬で小手の一本を取るような剣道である。

私は正直、香川も乾も23名枠に入らないものだと思っていた。
だって、ひとりは長いこと実戦から遠ざかってた選手、ひとりは合宿でずっと別メニュー調整だった選手。
どう考えても、西野さんのチョイスはギャンブルじゃない?
でも、パラグアイ戦で乾⇔香川コンビが躍動したのを見て、ひょっとしたら西野さん、この賭けに勝ってしまうかも?と思えてきた。
このオッサン、やはりナメたらあかん。
仮にも、524試合270勝の国内最多勝監督。
これだけの数を勝ってきた監督が、我々シロウトより選手を見る目ないのは絶対あり得ないんだよなぁ。
ロジックではない、長年の勘、嗅覚ってやつかなぁ。

西野さんって、意外と山口+長谷部の2ボランチはやらない。
必ず、大島か柴崎のどちらかを3列目に使う。
私なんかはビビリだから、ついついここを堅くすることばかり考えてしまうが、西野さんはコロンビア相手にもこの3列目でいくつもりっぽい。
敢えて、ドン引きはしなさそう。
よく考えりゃ、マンU相手にもドツキ合いでいき、3点取ってギリギリまで追い詰めた人だからね。
そのクラブワールドカップの試合は3-5で負けたんだけど、マンUのファーガソンは大会優勝の後、決勝で当たった相手(どこか忘れた)より準決勝で当たったガンバの方が強かった、みたいなことを言ってくれたワケよ。
西野サッカーの本質は、堅守でなく攻撃である。
この人、ぼ〜っとして見えるけど、多分ハリルよりギャンブラーだよ。
ハリルはああ見えて危機回避を優先する人だったし、負けるにしても僅差で負ける人だった。
一方、西野さんは大敗もあるかもしれない、ということは覚悟しておいて下さい。
2018/6/13(水)22:11

☆関西人
パラグアイ戦
予想外の快勝。
日本のスタメンは、完全なリザーブチームだった。
レギュラー格はほぼゼロという、マジで分かりやすい選手構成でパラグアイに臨んだ。
ただし、今の日本代表はAチームとBチームの差がほとんどない。
事実、合宿の紅白戦ではBチームが勝ってたという情報もある。
リザーブとして一芸に秀でたジョーカーを多数入れてる場合は、どうしてもBチームのバランスは悪くなりがちなもんだが、西野ジャパンの選手チョイスはジョーカーがあまりいない為、やたらとBチームのバランスが良いんだよね。
今の23名なら、実力拮抗した2チームとして綺麗に分けることができる。

【Aチーム(スイス戦スタメン)】
・・・・大迫
宇佐美・本田・・原口
・・大島・長谷部
長友-槙野・吉田-高徳
・・・・川島

【Bチーム(パラグアイ戦スタメン)】
・・・・岡崎
乾・・・香川・・武藤
・・山口・・柴崎
高徳-昌子・植田-遠藤
・・・・東口

この2試合のスタメンで、カブってる選手は高徳のみ(右SBは宏樹の大事をとってるんだと思う)。
この両チームが戦って、どっちが勝つかは予想が非常に難しいぐらいだ。
スイス戦は0-2で、パラグアイ戦が4-2だからBチームの方が強いのでは?という意見もあるだろうが、スイスとパラグアイでは明らかにスイスの方が強い。
そりゃ一週間後にワールドカップ本選を控えてるスイスと、ワールドカップに出ないパラグアイとではモチベからして全く比較にならんだろう。

そうは言っても、パラグアイ戦で2得点した乾は合格じゃないか?
あと、乾のパートナーとしてトップ下・香川の起用もありかもしれない。

・・・・大迫
乾・・・香川・・原口
・・大島・長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島

AとBの折衷として、きっと本番は↑がスタメンのベースになると思う。
いや、大島が傷んでるので柴崎が入る可能性もあるか。
彼なら、プレースキックにも期待ができるし。

ところで、本田。
結局今回出番はなく、これでサブ落ちの可能性が出てきた。
いや、まだ分からないけど。
希少な左利きとして、やはりスタメンに入れておきたい人材ではある。
もし香川がスタメンで出るなら本田は1TOPか右サイドなんだが、なぜか西野さんは共存を試さなかったね。
う〜ん、まだもうひとつ、日本のベスト布陣、黄金比は隠れてる気がするんだけどなぁ…。
繰り返すが、今回のパラグアイは先日のスイスほど強くはなかった。
そのパラグアイ相手に機能した云々で、全てを決めるのは何か違う気がする。

これだけAチームとBチームの力が拮抗している日本代表は、歴代でも珍しい方じゃないだろうか。
バランスよく拮抗してるだけに、駒を入れ換えてもあまり戦力は落ちない。
と同時に、戦力が劇的に上がることもない。
つまりサブメンバーすらほとんどがスタメン型で、劇薬みたいな選手は少ないからね。
じゃ、試合の流れを変えたい時、どうすりゃイイの?という話だ。
だからこそ、西野さんはフォーメーションをいくつか用意してるんだろう。
4231、442、3421。
駒そのもので変化をつけれない以上は、布陣で変化をつけるしかない。

あと一週間、そこを詰めていくべきだろう。
2018/6/13(水)11:27

☆関西人
このままで日本は大丈夫か?C
パラグアイ戦、各紙が「香川がトップ下で先発濃厚」と報じている。
本田がベンチになる、と。
付け加えて、1TOPは岡崎が濃厚、とある。
いやいや、岡崎と香川のタテ関係、今まで何度も見てきたけど、いつもあまり良くなかったじゃん。
タイプとして岡崎も動くし香川も動くし、このふたりをセンターにすると軸がない状態になっちゃうワケよ。
やっぱタテ関係って、お互いを補完し合うような設定であるべきじゃない?
似たタイプじゃ、補完にならんよ。

だから、岡崎を前にするなら本田が後ろであるべきだし、香川を後ろにするなら大迫を前であるべき。
なのに、いつも逆をやるよな?
大迫が前で本田が後ろとか、岡崎が前で香川が後ろとか、コーディネートのセンスとしてダサいと思うんだけど。
ん〜、ただ何というべきか、このへんのダサい・ダサくないはニュアンスの領域になってくるので、言葉でうまく説明するのは難しい。
不思議と、タテ関係ではダサい組み合わせも、ヨコ関係では意外とダサくないこともあるし。
たとえば2シャドーとか、似たタイプをふたり並べてもダサくない。
ガーナ戦の柴崎+大島のヨコ並び2ボランチとか、ダサいどころかカッコいいとさえ思った。
本質的に、似たタイプを近距離で使うこと自体がダサいというワケじゃないんだろう。
立花兄弟とか、近距離でコンビを組んでるからこそイケてるワケで。
翼くんと岬くんもそうだね。

いっそ、似たタイプでコンビどころかトリオ、トライアングルを作ったらどうだろう、という発想にも至る。
たとえば、

・・・宇佐美
・・乾・・香川

という三角形を前線に置いてみる、とか。
普通、宇佐美の位置には大迫か武藤が入る。
敵を背負った状態でもクサビを受けて、球を保持できる選手が必要だからだ。
でもこれが宇佐美なら、そういう仕事はキツイだろう。
だから、宇佐美にはそういうのを期待しない。
その代わり、クサビをワンタッチで処理するコンマ何秒の迅速な仕事を期待するんだ。
宇佐美にクサビが入ったら瞬間的に予想外のスペースに球が散り、気がつけば乾がそれを押さえてドリブルで切り込んでいる。
パラグアイはそのドリブルでひとり剥がされ、ヤバい、シュート打たれる、とブロックに入ったらマイナスに折り返され、そこに香川が走り込んでいて、ヤバい、シュート打たれる、とブロックに入ったらマイナスに折り返され、そこに宇佐美が走り込んでいて、ヤバい、シュート打たれる、とブロックに入ったらマイナスに折り返され、そこに乾が走り込んでいて…(※これ、あと10回繰り返します)。

パラグアイは堅守のチームだから、点を決めるのには苦労するだろう。
とはいえ、先日のスイス戦が無得点で終わったことを受け、「日本サッカーがプロ化されて以来、代表の2試合連続無得点は初の事態」と報道されていた。
これが3試合連続無得点ともなれば、西野ジャパンは「史上最弱」と評価された状態で本番を迎えることになるはず。

史上最弱?
本当に、今の代表はそうなんだろうか?
元ミランのI番がいて、ドルトムントの「小さな魔法使い」がいて、バルサ相手に1試合2ゴール決めたアタッカーがいて、プレミアリーグでレギュラー張ってるCBがいて、先日にはバイエルンを下し、ドイツ杯優勝の立役者となったフランクフルトのリベロがいて、かつてプレミアリーグ優勝の立役者になったダイナモ系FWがいて、他にも色々いるんだけど、とてもじゃないが「史上最弱」とは思えない駒が今のチームには揃ってるワケよ。
名門アンデルレヒトのI番ですら、普通に予備登録にすら入れなかったほどの選手層。
そりゃコロンビア、セネガル、ポーランドに比べれば戦力が劣るのは認めざるを得ないが、それでも素材ひとつひとつを見れば、「史上最弱」は明らかに違う。

要は、西野さんのコーディネート次第ですよ。
今日のパラグアイ戦、勝っても負けても引き分けてもイイんだけど、とにかく西野さんのセンス、これだけは確認しておきたいね。
2018/6/12(火)12:30

☆関西人
このままで日本は大丈夫か?B
パラグアイ戦、さすがにスイス戦に出なかった岡崎を使わざるを得ないだろう。
大迫が少し腰を痛めたみたいだし、ただでさえ実戦勘のない岡崎をこのままの状態でロシアに連れていくのは良くない。

で、岡崎は1TOPで使うべきか、2TOPで使うべきか。
ガーナ戦では2TOPで使ったので、テストとしては1TOPで一度見てみたいね。
もちろん、適性は2TOPだろうけど。

彼を1TOPで使う場合は、トップ下は本田だろう。
なぜなら岡崎自身には大迫ほどのキープ力がないので、誰か別の選手がそのキープを代行しなければならず、どう考えてもそれをできそうなのはトップ下の本田ぐらいでしょ。
だから、岡崎は本田とセットで考えた方がイイ。
もともと大迫にしても中盤に下がってきて球をおさめるプレースタイルだったし、ああ見えて実は半トップ下。
その大迫が空けた前線スペースを誰かが使うのが日本の十八番で、よく考えたら、そういうスペース狙わせたら天下一品なのが岡崎でしょ。
ならば、

【A】
・・・・岡崎
宇佐美・本田・・原口

よりも、

【B】
・・・・本田
宇佐美・岡崎・・原口

の方がうまく機能するかもしれない。
つまり、本田の偽1TOP。
実際は本田が中盤に下がってくるので、形としては【B】もやがて【A】になる。

あと、大島も腰を痛めてるというので、大事をとってパラグアイ戦は休ませた方が良さそう。
じゃ、柴崎ボランチだね。
大島と柴崎のどちらが優れてるかはよく分からんけど、割とチャレンジが多いのは柴崎の方じゃないだろうか。
いかにもボランチっぽい大島に対し、柴崎はもっとインサイドハーフっぽいイメージ。
柴崎+長谷部の2ボランチって、私はバランス悪くないと思う。

で、
・・・・本田
乾・・・岡崎・・原口
・・柴崎・長谷部
長友-昌子・吉田-宏樹
・・・・川島

槙野の代わり、昌子は一度スタメンをやらせておいた方がイイ。
あと左は宇佐美より、乾を先発させた方が実戦勘を戻す意味でもイイ。
香川もまだ実戦勘が足りないので、
途中で原口out→香川in

・・・・本田
乾・・・香川・・岡崎
・・柴崎・長谷部
長友-昌子・吉田-宏樹
・・・・川島

ええ、3TOPが全員30代ですが何か?

あとは、岡崎out→山口in

・・・・本田
・・・乾・香川
長友-柴崎-山口-宏樹
・昌子-長谷部-吉田
・・・・川島

懲りずに、3バックの復習はやっておこう。
山口、最近評価が落ちてきたけど、ここは汚名返上してもらいたいところだ。
パラグアイは得点の多いチームではなく、どちらかというと守備のチーム。
つまりスイス戦のテーマは「守備」だったけど、今度のテーマは「攻撃」ってこと。
堅く中を締めた相手に日本が点を取れるか、そこを試す形になると思う。
そういうコンセプトの中で、山口がちゃんとフィットするか見てみたい。

さて、今日の日刊スポーツを見ると、メンバーのオフの過ごし方が報道されていた。
あまり重要とは思えん記事だが、休日にメンバーは4グループに分かれて行動していたらしい。

【和食レストラン組】
本田、槙野、乾、岡崎、原口、遠藤、浅野、中村

【イタリアンレストラン組】
長谷部、川島、吉田、柴崎、武藤

【サイクリング組】
宇佐美、昌子、東口、井手口

【宿舎休養組】
香川、長友、大迫、宏樹、高徳、山口、大島、植田

なるほど。
まず、サイクリング組は全員ガンバ下部組織出身者で分かりやすい。
イタリアン組は長谷部、川島という兄貴格が中心で、アダルト色が強い。
あまり、はっちゃけたりしなさそう。
宿舎組は、大迫や大島など傷んだメンバーが含まれている。
メンバーは、おとなしいのが多いかな。
で、おとなしくなさそうなのが和食組。
ここが実質、「俺たち」の中心だろう。
槙野軸で原口や遠藤など浦和色もあり、賑やかなイメージがある。
親分格は、やはり本田だろうか。

別にこれを派閥というつもりはないが、香川はちょっと本田と距離を置いてる?と感じた。
今はトップ下のレギュラー、サブという関係だし。
あと、和食組とイタリアン組は何となく戦術志向が違う感じがする。
イタリアン組はあくまで守備軸で考えていて、和食組はあくまで攻撃軸で考えていそう。

さて、西野さんは和食派なんだろうか、それともイタリアン派なんだろうか。
2018/6/11(月)13:57

☆関西人
このままで日本は大丈夫か?A
ガーナ戦、スイス戦を終え、反省材料はヤマのように出てきている。
しかしひとつポジティブな話をすると、今の代表はそういう問題点を選手同士、スタッフも交えて話し合いをする空気があるらしい。
なぜダメだったのか、どうすべきなのか、そのへんを激しくディベートしてることだろう。
この超サカはシロウトがあれこれとそのへんをディベートする環境だが、向こうは現役のクロウトによるレベルの高いであろうディベートゆえ、ちょっと覗いてみたい気もするなぁ。

しかし、話し合いで全てが解決するほど世の中は甘くない。
まず、サッカーは正解がひとつじゃないし。
攻撃の選手と守備の選手では意見が食い違うこともあるだろうし、「朝まで生テレビ」を見てても右派と左派が激論の末に、「うん、あなたの言うことの方が正しいわ。さっきの私の意見は撤回し、あなたの意見に同意します」となることなんて、まず100%ない。
大体は意見決裂のまま、時間切れで番組は終了するんだよ。
あと国会にしても、仮に与党が野党に論破されたとして、じゃ野党の勝ちかというとそうじゃなく、最後は投票で決議されるので多数派の与党が勝つのよ。
つまりディベートそのものではほとんど何も決まらず、最後は数の論理で決まる。
こういうの、会社でもそうじゃないか?
会社は会議が多く、何事も会議で決めるという体裁になってるけど、実質はそこでのディベートで決まるというよりは、その場にいる一番偉い人の発言力で決まることの方が多いでしょ。
結局、皆が一番偉い人には同調するのが会議の空気だから。

前監督、ハリルは選手同士の意見交換を一部制限していたという説がある。
一種の言論統制。
いまどき、共産主義国じゃなかろうに。
どういう意図でそういうことをしていたのか真意は分からんが、おそらく彼は自分の戦術に批判的な反乱分子がいることを把握してたんだろう。
そして選手たちに自由な意見交換をさせると、その反乱分子の影響力に染まる選手たちが増殖するかも、と考えたのかもしれない。
いや、勝手な想像だけどね。

で、今はハリルが去り、そのハリルに対する反乱分子の影響力が強まってると見るのが自然。
「服従は恥」発言をした本田あたり、そのレジスタンスのリーダーっぼいけど。
ただハリルも不思議なのは、そういう反乱分子を意識しつつ、彼にとって最後になった3月遠征でちゃんと本田を召集してるんだよな?
怪我で召集できなかった香川に対しても、「シンジにいてほしかった」とフォローしてるし。
今思うと、彼なりにレジスタンスとの和解、融合を望んでたんじゃないかな?

まぁ、図式的にはルークスカイウォーカーが香川で、ハンソロが本田で、ダースベイダーがハリルだったワケよ。
一応、「スターウォーズ」的にはルークやハンソロがダースベイダーを倒してハッピーエンド、というのがエピソード6までの流れだったんだけど、最近やってる新シリーズではダースベイダー亡き後の世界がどうなったかが描かれてて、それが決してハッピーじゃないんだよね。
まずエピソード7ではハンソロが実の息子のカイロレンに殺され、カイロレンは新ダースベイダーに。
エピソード8では、ルークスカイウォーカーも弟子のカイロレンを倒せないまま、死亡。
なんて哀しい展開だ…。
かつてダースベイダーを倒したルークやハンソロが、今こうして新ダースベイダー(カイロレン)の台頭で死んでいく流れは、ちょっと香川や本田の今後を暗示してるかな、と思ってさ。
じゃ、今の日本でカイロレンが誰かって、そりゃ分からないけど。
やっぱ、リオ世代?
彼らは、ダースベイダー(ハリル)の寵愛を受けてたから。

いやいや、とりあえず今は内輪揉めしてる場合じゃないって。
代表内の主導権争いは、大会が終わってからにしましょう。
とりあえず今の代表では帝国軍を追い払ったレジスタンスが正規軍であり、彼らジェダイのフォースに期待せざるを得ないのよ。
でも、ルークのフォースが弱まってる?
うん、確かに。
「スターウォーズ」新シリーズでは、既にカイロレン、レイといった若い世代がフォースを受け継ぎ、旧主人公亡き後の新たな主人公になっている。
じゃ、西野ジャパンも、そろそろ大島あたりがレイの役割を担うべきなんじゃないか?
と思ってたら、大島はスイス戦で腰を痛め、今は別メニュー調整だそうだ。
フォースの覚醒、まだみたいだな…。
2018/6/11(月)0:07

☆関西人
このままで日本は大丈夫か?
日本は、初戦コロンビアのことばかりを考えている。
西野さんが言っていたこととして、本来スイスは仮想ポーランドに近いチームかもしれないけど、今回は仮想コロンビアとして戦う、と。
当然、次のパラグアイ戦も仮想コロンビアだ。
セネガル、ポーランドは二の次。
コロンビアに負けたら、もうその時点で事実上、ワールドカップ敗退は決まるからね。
しかし仮想コロンビア戦というのは、西野さん的に引き分け狙いのトレーニングをしてるようにも見えるね。
そもそも引き分けプランでなきゃ、あの試合の後でポジティブコメントしてる意味が通らないよ。

こうして日本がコロンビアを激しく意識してるというのに、対してコロンビアは日本をちゃんと意識してくれてるんだろうか?
もちろん彼らも「ワールドカップは初戦が全て」の原則は理解してるはずで、ペケルマンは詳しく日本の研究をしてると思う。
だけど彼らは強豪ゆえ、後々の決勝トーナメントまで考えてるはずなんだ。
ヘタすりゃ、初戦にピークをもってこないかもしれないよ。
グループリーグの中でも、初戦の日本より次のポーランドやセネガルの方を意識してるかもしれない。

こう考えてみてくれ。
日本がアジア杯に出るとして、グループリーグで韓国、UAE、インドという3ヵ国と同組になったとしよう。
当たる順番は、初戦インド、次が韓国、最後がUAE。
もちろん、このてのグループリーグは初戦が大事なので、我々としてはインド戦に絶対勝たなくちゃならない。
大会が始まる前に、仮想インドとの試合もマッチメイクした方がイイだろう。
でも正直、気持ち的には第2戦の韓国の方が気になってしようがないわな。
仮想インドとのマッチメイク?
そんなの、別にイイじゃん。
それより、韓国対策とUAE対策はどうする?
という気持ちになるよね。

で、コロンビアにとって我々日本ってのは、ここでいうインドみたいなものなのよ。
コロンビア代表が最近どことテストマッチをしてるか知らんが、その中に仮想日本といえるチームはあったのかい?
あぁ、確か昨年に韓国とやってたっけ。
韓国、全然スタイルが違うけど。
なんか、やはり真剣には意識してくれてない気がする。
選手のモチベ的には、ウォーミングアップ感覚でくるんじゃない?
いや、そうしてナメてくれてること、こっちは最大限に生かさなきゃ。

ブラジルワールドカップの時、日本vsコロンビアは前半45分を1-1で折り返した。
思えばドイツワールドカップの対ブラジル戦も、前半を1-1で折り返していた。
そう、日本だって45分ぐらいなら結構やれるのよ。
後半45分は、もう泣きたいほどボロボロだったけど。
でも逆に言うと、あと後半45分を凌ぐ戦術さえ組み立てることができれば、コロンビア相手にも勝ち点1を取ることが可能なワケさ。
もうね、大迫が「このやり方は誰でも30分で死ぬ」と言うなら、彼なんかは前半45分限定でやらすのもありだわ。
その代わり、後半のスタミナを考えず45分間、限界まで走ってくれ、と。
後半は後半用の布陣で前半と違うスイッチを入れ、コロンビアが「そろそろいくで〜」となるところの出鼻をくじく。
前半361、後半4231とかにするのもありだな。

スイス戦は大迫が傷んで急遽、武藤が途中投入された。
不測の事態ゆえ、武藤はウォーミングアップもなしでいきなりピッチに入ったんだが、準備なくとも彼はかなり走れていた。
少なくとも、フォアチェックは大迫以上の働き。
あぁ、これは野球における投手の継投策と同じで、サッカーでも1TOPの計画的継投も全然ありだな、と思った。
日本が後半に失点するのは、やはりモーターの回転数が落ちるからだろう。
それを見込んで早い段階の計画継投を施せば(たとえば後半開始から1TOP交代とか)、回転数の下落をストップ、あるいは逆に上げることすら可能かもしれない。
司令塔もまた、本田→香川の継投による回転変速はプランに入れておくべきかと。

コロンビアよ、大いに日本をナメて、油断してくれ。
試合前夜、ゲームとかで夜更かしをしてくれ。
で、後半スタミナ切れしてくれ。
頼む。
2018/6/10(日)21:36

☆関西人
エース
コロンビアの左SBレギュラーが靭帯断裂で離脱したとやら?
思わぬ展開。
コロンビアほどのチームならサブにしてもクオリティ高いだろうが、それにしても連携面ではその左が穴になる可能性は高い。

コロンビアの左、すなわち日本の右。
今、西野ジャパンの右サイドは今のところ原口が有力である。
久保も浅野も23名枠には入れず、堂安には声すらかからず、じゃやはり本命は本田かと思いきや、意外にも原口。
デュッセルドルフでは左が原口、右が宇佐美なのに、代表ではその逆の配置で左が宇佐美、右が原口である。

今さら「右は原口より◯◯の方がイイ」とか言っても始まらないが、スイス戦を見て思ったのは、右だと原口は意外にドリブル仕掛けないなぁということ。
これは、右だからだろう。
彼は右利きなので、左にいれば利き足がインサイド、右にいればアウトサイドになる。
普通、利き足アウトサイドの方が対峙する敵DFから遠い位置で球を扱えるので有利に思うが、実際は左利きの堂安があれほど右サイドをイケイケで突破してるのを見ると、むしろ利き足はインサイドが有利なのかも、と感じる。
よく考えれば、宇佐美、乾、中島など右利きは左サイドのプレーを得意としてるし(もちろん原口も)、むしろ敵に近い側の足が得意な方が一瞬で裏をとれるのかもな。

じゃ、日本の右サイドは左利きの方がイイ?
堂安がいない以上、思いつくのは本田ぐらいである。
でも、本田は本質がサイドアタッカーじゃないから…。
仮に利き足がアウトサイドだと有利になる点は、そのアウトサイドの足を使ってそのままクロスを上げやすいこと。
だから、このポジションでは突破するのを主眼にするのではなく、抜き切る前にアーリークロス、ラストパスなど、キック精度の方を主眼にする考え方もありだろう。
となると、思いつくのはまず、柴崎だ。

・・・・大迫
原口・・本田・・柴崎
・・大島・長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島

途中で3バック変更する場合は、

・・・・大迫
・・原口・・本田
長友-大島・柴崎-宏樹
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島

というイメージ。

しかし西野さんが原口を右で使っていたのは彼の守備力を買ってたからなのかもしれず、その点で柴崎は不安はある。
それでも大丈夫じゃないかと思うのは、スイス戦で宏樹が実戦復帰したからさ。
宏樹は守備が安定しており、彼なら柴崎程度の守備でも、ある程度右サイドを守れるはず。

ただ個人的に、ちょっと気になってるのが大迫の試合後コメントだ。

「このやり方だと、誰でも30分で死ぬ」

かなり現在の戦術をディスってるな(笑)。
一応、「僕らは監督を信じてやるだけ。それに完全にダメだった試合だとは思っていないので」と最後にフォローはしてるけど。
大迫、かなり守備で疲弊してたんだね。
やはり大迫⇔本田のタテ関係より、たとえば大迫⇔岡崎(武藤)のヨコ関係にして、もっと大迫の仕事を分散すべきなんだろうか。

・・大迫・・岡崎
原口・・・・・・本田
・・大島・長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島

とにかくコロンビア戦、少なくとも前半0-0で折り返すのが必須のプランなんだから、「30分で死ぬ」は困ります。
まずは岡崎、原口あたりのダイナモを70分ぐらい限界まで走らせて、あとは選手交代で20分だけ勝負するプランにすべきだろう。
その勝負駒が、柴崎、香川、乾、宇佐美といったベンチに控えるエース級である。

そう、彼らはジョーカーじゃない、エースなんだよね。
2018/6/10(日)13:09

☆関西人
スイス戦
おくればせながら、スイス戦について。

負けたことは、誰も驚かないだろう。
仮にもFIFAランク6位vs61位の対決。
もし61位が6位に勝てば、ちょっとしたニュースである。
負けて普通さ。
実際、点差以上の実力差があったと思う。
というか、スイスってかなりプレスが巧くなかった?
日本の中盤選手は、球を繋ぐだけでも大変そうだった。
もしあれが世界基準だとすれば、やっぱボランチって足元の技術が必要だな〜と改めて感じたわ。
あれだけプレスがキツくてスペースないと、ヘタクソにはキープなんて絶対無理だし、またスペースないところでヘタクソの凡庸なパスは普通にカットされちゃうから。

大島+長谷部の2ボランチは、ガーナ戦の大島+山口より良いと思った。
ということは、山口ってキツい?
でも正直「山口がいれば…」と感じた瞬間も実はあって、なんかスイスのスピードとパワーで日本の中盤が振り切られるシーンが結構あったのよ。
なんつーか、帯に短し襷に長しで、まだ日本のベストメンバーはよく分からない。

それにしても、西野さんの試合後のコメント、あと選手のコメントも少し意外だった。
あれだけ手も足も出ず、普通なら猛烈に落ち込むところだろうに、なぜか「収穫があった」的なポジティブなこと言ってるんだ。
収穫、守備のこと?
確かに、中盤をコンパクトにしてフォアにプレスをかけていく姿勢はガーナ戦より良くなっていて、短い合宿期間にしてはまぁまぁ仕上げてきたな、と感じた。
長友も、シャキリをよく抑えてたし。
でも、それだけだ。
あとは絶望ばかりだろう。
何度かシュート打ったにせよ、敵GKは全て余裕でキャッチしてたし。
あれ見てるとコロンビアに勝つことはおろか、引き分けも絶対無理と確信させられたよ。

しかし、ひとつ思い出すのは2010年、岡田ジャパンである。
確か、あのチームも本大会前のテストマッチで4連敗し、当時我々の大ブーイングを食らってた。
しかし岡田さんが言うには、「我々としては勝ててなかったにせよ、かなりテストマッチに手応えを感じてた」と。
そう、スコアはともかく、やってる選手や監督は意外にも「イケる」と感じてたんだ。
このピッチの外と内の恐ろしいまでの温度差。
でも、意外とそんなものかもなぁ。
見てる側とすりゃ絶望しかないんだけど、今回のスイス戦、選手や監督はマジで「イケる」と感じてるのかも。
いや、むしろそうであってくれ。
単に我々の目がフシ穴なら、それはそれでイイんだ。

とりあえず、あと10日間ある。
この10日で、今より調子を上げる選手が出てくることを期待したい。
たとえば、乾。
ようやく彼も実戦復帰して、あとひとつパラグアイ戦での調整も経れば、やがてトップフォームに近づくんじゃない?
あと、他の選手にしても今が最悪として、あと10日を経ることで連携が今よりマシになることはないだろうか。
もうここまできたら、新たな連携を期待するより既存の「パッケージ」を有効活用しよう。
原口が右、宇佐美が左というように離して使うよりは、もっと近くで使った方がイイじゃん。
あとは大迫と柴崎、香川と乾、こういうパッケージのコンビは敢えて近い位置で使うべきかと。
たとえば、

・宇佐美・・大迫
原口・・・・・柴崎
・大島・・長谷部
長友-槙野-吉田-宏樹
・・・・川島
(442)

:ちなみに、この11人なら

・・・・大迫
宇佐美・柴崎・・原口
・・大島・長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島
(4231)

・・・・大迫
宇佐美・・・・・原口
・・大島・・柴崎
・・・-長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島
(433)

・・・・大迫
・・宇佐美・原口
長友-大島・柴崎-宏樹
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島
(361)

・・宇佐美・大迫
長友・・柴崎・・原口
・・大島・長谷部
・槙野・吉田・宏樹
・・・・川島
(352)

・・宇佐美・大迫
・・・・柴崎
・・原口・・大島
・・・-長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島
(4312)

などなど、色んな形に対応できる。
そんな色々な形をやる前に、まず一番機能するベストの形をひとつ見つけろや、と言われるなら、やっぱ慣れた4231ですかね。
4231を軸にしつつ、状況に合わせて残り5つのフォーメーションを使い分けられたらサイコーなんだけど。

ところで、↑の布陣には本田も香川もいない。
まぁ心配せんでも、西野さんは本田を先発で使うでしょ。
で、本田out→香川inをひとつのパターンにするかもしれない。
ふたりはトップ下として対極のスタイルで、この交代でチームのリズムは大きく変調する。
本田は思いっきりタメるが、香川のプレーはほとんどワンタッチで、タメないから。
もうね、そこは4ビートと16ビートぐらいの違いがあるワケよ。
本田のあとに香川がトップ下に入ったら、香川のプレースピードや判断がやたらと速く見える。
やたら軽く見える、とも言えるが。
ただ敢えて変調するなら、【香川→本田】よりは【本田→香川】の方が敵はリズム変調に対応しにくいかも、と思った。
2018/6/10(日)9:49

☆関西人
ヒストリー
スイス戦、楽しみだね。
報道を見てると、今度は3バックでなく4バックを試すんじゃないか、と記事にある。
4231か433か、分からないけど。
4231なら本田トップ下が濃厚らしい。

本田トップ下の4231か…。
ザック代表、そのまんまじゃん。
小技のある宇佐美はザック代表でいう香川の左サイドで、運動量のある原口はザック代表でいう岡崎の右サイドで、後ろでレジスタを務める大島はザック代表でいうヤットで、ほとんど次なる試みはザック代表の再現にも思えてしまう。
ガーナ戦でやった3421が↓にも書いたジーコジャパンの再現の試みに近いことを思えば、なんか西野ジャパンって日本代表ヒストリーの総集編みたいだね。
聞けば、練習では加茂ジャパンの再現にも近い442中盤ダイヤモンドもやってるらしいし。
西野さんは、歴史学者かよ(笑)。

もちろん西野さんは過去の代表ヒストリーを意識しながらやってるワケじゃなく、ただ日本人という素材を使って調理しようとすると、どうしても過去に似たテイストになってしまうんだろう。
ハリルなどは「サッカーとはこういうモノだ!」という確固たる軸みたいなモノがあって、素材が日本人であろうと無理矢理フランス料理を作るみたいなところがあったけど、おそらく西野さんにはそこまでのモノはない。
素材に合わせて作る料理を決めますよ、今ある旬の素材を使って作れる一番おいしい料理は何かな、と考えながらチームを作ってる感じがする。

よくハリルの戦術を特殊なモノだったと勘違いしてる人がいるが、実をいうと別にそんなことはない。
彼のサッカーをひと言でいうと、敵陣深いところで球を奪い、ショートカウンター、それだけである。
しかし、この「敵陣深いところで球を奪い」が実は難しいワケで、今まで何人もの監督がそれに挑戦し、失敗してきた。
というのも、球を奪うにはまずプレスが必須であり、プレスというのは前後左右の選手間隔を均等な方陣にし(パスコースを遮断)、呼吸を合わせてその方陣を一気に圧縮することで球を奪うのね。
で、「敵陣深いところで球を奪い」はその方陣を自陣でなく敵陣に作ることから始めなくちゃならんワケで、これがなかなか難しい。
自陣をほぼ空にし、敵陣に4+4のブロックをハメるのをイメージできる?
怖いよね。
で、大体のパターンのプレスは「自陣高い位置で球を奪い」という妥協を見せるもんさ。

でも、ハリルの場合は敵を自陣に誘い込んで、そこからプレスのタイミングを全員で合わせるのを「遅い」と判断した。
だから、ウチが敵陣でロストしたら即に球を奪いにいけ、方陣など作る前に個で奪いにいけ、というデュエル守備を推奨したワケだ。
必然、守備は個がベースとなり、いざ自陣で方陣を作ろうにも枚数が足りなくなるシーンすらあった。

で、西野さんは今回4231で「敵陣深いところで球を奪い」にチャレンジしようとしてる、と今朝のスポーツ紙で読んだよ。
3421では3列目の4に守備のポイントがあるが、4231では2列目の3に守備のポイントがある、と見るべきか。
だとすりゃ、その2列目にトップ下が本田、左サイドが宇佐美というスタメン予想は矛盾がある。
香川、乾ならまだ話は分かるんだけど。
いっそ、トップ下を山口蛍にするか(笑)?
3列目だと彼のパスミスは怖いが、2列目のパスミスはまだ諦めがつくし。
いや、真面目な話、ハリルは山口蛍や井手口をインサイドハーフという2列目に近いところ配置したワケで、あと原口も高いところに配置し、敵陣でのボール奪取に真剣だったワケよ。
それを西野さんは今回本田や宇佐美でそれをやろうとは、ロジックとして破綻するのは火を見るより明らか。
多分、スイス戦は失点するだろう。
多分、負けるだろう。

それはそれでイイとして(テストマッチだし)、問題は失点してから日本がどう戦い方を組み立て直すか、だ。
ハイプレスを放棄してブロックを自陣に低く下げるのか?
多分、そうなるだろうね。
試合途中、3バック変更するかもしれない。
自陣のブロックで耐え忍ぶか、あるいは「敵に球を持たせなければ失点しない」の考え方、敵の足が少し鈍ってくるまで無理せずボール回しをするかもしれない。
ヨコパス→バックパスを延々と続ける。
どっちにせよ、それは日本代表ヒストリーの再現である。
今回のスイス戦を見てて、「あれ?こんなシーンは昔にも見たな」と感じることは必ずあると思う。
西野ジャパンは、ある意味でヒストリーの総集編なんだよ。
2018/6/8(金)12:42

☆関西人
1TOP2シャドー
2シャドーの人選、さすがに柴崎+大島は絶対ないと思うけど、じゃガーナ戦で先発した本田や宇佐美がベストかと言われると、私はあまりよく分からない。

以前から、FW・大迫とトップ下・本田の相性は良くないと言われてきた。
なんせ、本田は柿谷をFWとして絶賛した人だし。
それはザック代表のことで、前田が1TOPとして軸だった時代である。
しかし、柿谷のブレイクを受けて本田は「ようやく日本にもこういうFWが出てきた」と発言し、もちろん前田は面白くなかったと思う。
で、大迫のプレースタイルは柿谷より前田にやや近い。
ポストプレーヤーで、2列目を活かせるタイプだ。
それこそ本田に前を向かせて球を持たせることが大迫には可能で、私は1TOPの機能として悪くないと思う。
ただひとつ難を言うと、大迫は中盤に下がってくるタイプ。
そこで本田とカブる。
大迫的には、自分が前線に空けたスペースに2列目が飛び出してほしいところが、本田は飛び出すタイプではない。
この点でいうと、本田より香川、乾、岡崎あたりの方が大迫の後方にはイイかもしれない。

それでも、本田は外しにくい。
なぜなら、彼には左足のキックがあるから。
なんのかんの言いながら、プレースキッカーとして本田はいまだチーム内屈指である。
ガーナ戦でも、良いキックを蹴っていた。
じゃ本田を外しにくいとして、大迫を替えた方がイイのか?
もし、そうするなら武藤だろうね。
彼の方が大迫よりストライカー色が強く、スピードもあり、本田の起点のパスに食らいつくファイターとしての素養がある。
そこは岡崎も捨てがたいが、このチームは守備の時間が長く1TOPは孤立しそうなので、岡崎が孤立して球をキープできるかは疑問。
よって、1TOPは大迫か武藤かの選択だろう。
私ならイチかバチか、武藤の覚醒に賭けてみるけど。
彼は守備も献身的だし。

次は、宇佐美。
彼がレギュラー組に入ってるのは、かなりの幸運である。
まずひとつに、恩師の西野さんが監督になったこと。
そして、乾や岡崎が故障中であること。
香川も故障癒えて間もないこと。
あと、中島が代表から外れたこと。
全てが重なって、彼は今ここにいる。
もちろん宇佐美の攻撃の才能は疑いなく、彼をここに使うことに反対はしない。
ただ、問題は守備スキルだよね。
ここは、他の選手より劣るだろう。
西野さんも、そこは分かっているはず。

今後、きっと乾が復調してくるだろう。
今は、状態が9割ぐらいまで戻ってきているとのこと。
となると、直前になって宇佐美→乾もあり得なくはないかな?
でもひとつ乾の難を言うと、宇佐美ほどには得点力が高いワケじゃない。
香川にもそれは言える。
西野さんは、シュート力を買って宇佐美をそこに起用してる気がするのね。
得点力を求めるなら、あるいは岡崎というセンもあるか。
ただ岡崎は実戦勘がまだあれなので、今のところ宇佐美がファーストチョイスというのも致し方ないだろう。
ホントは中島がベストだった気もしなくないんだが、今さらそれは言うまい…。

2シャドーといえば、私が何となく思い出すのはジーコジャパンの3421である。
思えばジーコ以降は日本代表もウィングを使うようになり、2シャドーなんぞほとんど使わなくなってしまった。
で、そのジーコジャパンの3421は↓の通り。

・・・・柳沢
・・俊輔・小笠原
三都主-福西-ヒデ-加地
・中澤・宮本・田中
・・・・川口

懐かしい。
1TOPは体躯のある高原でも久保でも鈴木隆でもなく、なぜかポリバレントな柳沢がファーストチョイスにされていた。
そして2シャドーは意外にもストライカー系ではなく、俊輔や小笠原が使われた。
周りを活かすことに長けたゼロTOP系FWの柳沢と、アシスト能力に長けたチャンスメイカー系MFの俊輔と小笠原というミスマッチな組み合わせ。
これ見てると、「じゃ誰がシュートを打つの?」と思ってしまう。
でも不思議なもんで、この1TOP2シャドーはなぜか機能したんだよなぁ。
今考えると、不思議なんだけど。

あぁ、そうそう。
上記の1TOP・柳沢は今、ちょっとした時の人になってるね。
不倫で謹慎。
イマドキのサッカー界は、不倫したら謹慎させられるのか…。
いや、実は柳沢は不倫なんてしてないらしいぞ。
彼いわく、確かにその女性とホテルに二人で入ったが(アパホテルらしい)、朝までサッカーの話をしていただけで一線は越えてない、と。
そうか〜、柳沢は女性と朝までホテルで二人きりでも、一線を越えないのか〜。
紳士だ(笑)。
一線を越えないストライカー。
実に、柳沢の本質を表している。
それが、ジーコジャパンの限界だった。

できれば、西野ジャパンの1TOP2シャドーには一線越えてほしいよね。
2018/6/8(金)0:55

☆エルマンデル◆hkJa9s
男性 45歳
ツーシャドウ!
ペトロビッチ監督や森保監督がサンフレッチェ広島で3-4-2-1のフォーメーションの戦術を使った事でかなりメジャーな言葉になりました!
突然、なんの話しかと言うと先日のガーナ戦で見られた数少ないポジティブな話題が大島・柴崎の二人が横に並んだ時のボール廻しの事でした!
そして、その話題になると必ず「実際に二人を並べると守備に不安が残る!」と言う話しになります!

もちろんその考えもごもっとも!
強敵相手で守備を優先したい場面で二人を使うのあまりにリスキーだとも思います!

じゃあ!
と言う事でちょっと思い付いたのが二人をシャドーで並べると言う考え方!
これなら守備のリスクもかなり少なくなるし、二人のパスワークで相手を崩すのにもとても効果を発揮しそうです!

もちろん、「アホか!」と言われるでしょう!

ツーシャドウとは基本的にセカンドトップの選手で、ある意味「FW」の選手がやるポジションですから!

まぁまぁ、そこは一旦置いといて、ツーシャドウと言えばサンフレッチェ広島ですのでペトロビッチが監督になってからツーシャドウをどんな選手か努めてきたか?考えましょう!

柏木、高萩、森崎浩、高柳…ん?
当時は何も思わなかったが森崎を除く3人は現在ボランチでプレーしているなぁ!
もちろん森崎浩司もボランチでも普通にプレーをしていた選手ですね!
岡本知、石原、ドウグラス、柴崎、野津田、茶島、川辺…まぁ、他にもいるのですが!

とりあえず石原とドウグラスは完全にアタッカーのタイプですが、川崎時代の柴崎晃誠は普通にボランチのイメージだったですし、ファンタスティック4の岡本はダイヤモンドの底をやっていた選手!
鳥栖でもボランチでした!
野津田や川辺は攻撃のイメージが強いですが、彼らは広島ユースが圧倒的な強さで日本一になった時のダブルボランチ!
東京学芸大で「大学No.1のボランチ」と言われた茶島!

こうして見るとサンフレッチェ広島のツーシャドウはボランチタイプが多いですね!

西野ジャパンがこのまま3-4-2-1で行くのならば、ツーシャドウに大島-柴崎で行くのも有りなような気がしてきます!

もちろん、そんな単純には行くわけはないのですが…!
もしかすると、西野監督はその事を考えて青山を招集していたのかも?

まさかそんな事はないと思いますが(笑)
2018/6/7(木)20:09

☆関西人
非公開練習
ようやく、オーストリアキャンプも非公開練習になったようだ。
今までの情報公開はなかば撹乱にも近く、フォーメーションは3421やら442やら4231やら、メンバー構成も主力が誰なのか非常に分かりにくく、ホントのレギュラーは今後の非公開の中で選抜されていくんだろう。

聞けば、大迫、本田、宇佐美、原口、大島、長谷部、吉田、長友、川島といったところが今まで主力組(ビブスなし)の起用が多かったらしい。
ここにきて、槙野と昌子の序列が怪しくなってきたとも聞く。
槙野、ガーナ戦で失点に絡んだからなぁ。
あと気になるのが、酒井宏樹である。
彼、やはり故障がまだ完全に癒えてないのか?
フランスであれほどの高い評価を得ている本格派SBをスタメンで使わないなんて、なんかモッタイナイ気がする。

ただ、原口を3バックの右ウィングバックで使うアイデアにケチをつけるつもりはない。
ウィング機能としてなら、そりゃ【原口>宏樹】だろうし。
でもバックス機能としてなら、間違いなく【原口<宏樹】だろう。
いっそ、3バックなら宏樹を↓の配置で使ってみてはどうか。

・・・・大迫
・・宇佐美・本田
長友-大島-長谷部-原口
・槙野・吉田・宏樹
・・・・川島

宏樹って、たまにマルセイユでCBやってたんだろ?
ガタイもあるし、彼なら3バックの右も普通にできそうじゃん。
今までの右CBは主に吉田がやってたけど、DFの中で一番身長のある彼は右より中央の方がイイと思う。
で、申し訳ないが長谷部には中盤に戻ってもらおう。
ガーナ戦では山口のパスミスがやたら目についたので、山口をベンチにして、大島の相棒を長谷部にした。
まぁ、長谷部もパスミスはしそうだけど、今の山口よりはマシじゃない?

さて、この布陣の何が素晴らしいかって、実にフォーメーション変更が簡単なのよ。
たとえば、↑の原口と長友のポジショニングを少しイジるだけで

・・・・大迫
宇佐美・本田・・原口
・・大島・長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島

はい、4231のできあがり。
さらに2列目の選手の配置を少しイジるだけで、

・・宇佐美・大迫
原口・・・・・・本田
・・大島・長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島

442のできあがり。
さらに、もう少し配置をイジると

・・宇佐美・大迫
・・・・本田
・-原口・・・大島
・・・-長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島

中盤ダイヤモンドのできあがり。

1枚も交代カードを使わず、4つものフォーメーションをできるって素晴らしいと思わない?

便宜上、↑のメンバー以外の選手12名は

・・武藤・・岡崎
・・・・-乾
・・香川・・柴崎
・・・・山口
高徳-昌子・植田-遠藤
・・・・東口(中村)

であり、これをサブ組とさせてもらうけど、戦力的には主力組とほとんど遜色ない。
明確に「コイツ、多分ベンチだな」と思えるのは、植田、遠藤航、高徳、東口、中村の5人だけ。
あとは、先発メンバーに入っていても何ら不思議はない顔ぶれである。
主力組vsサブ組で紅白戦をしたとして、拮抗するんじゃないだろうか。

昨日ニュースになってたが、スペイン紙「エルパイス」がロシア大会32ヵ国のグループリーグ突破可能性をシミュレーションして数値化した記事を出したらしく、その中で日本の突破可能性はグループ最下位の30%だったという。
30%?
もっと低い数値かと思っていた。
ちなみに、同グループは
コロンビア74,6%
ポーランド55%
セネガル40,5%
となっており、図式はコロンビアが頭ひとつ抜けていて、ポーランドとセネガルが2番手を争っている状況か。
日本は蚊帳の外。
それでも、30%って意外と可能性を感じさせる数値だと思わない?
野球の3割打者って、結構ヒット打つよ。
いや、長打を打てなくとも、セーフティバンドでもイイから出塁さえできればイイのよ。
というか、長打力勝負をできない以上、いかに相手の意表をつくかがウチにとって生命線であり、↑のフォーメーションの変幻自在はロジックとして正しいように思う。

非公開の中で、どんなのをやってるか楽しみだね。
2018/6/7(木)10:37

☆エルマンデル◆hkJa9s
男性 45歳
これは
そうとう面白い話しですね!
しかし、ハリルホジッチならばそれくらいの事を考えているかもしれません(笑)

「アホか!」と言われる意見もよくわかりますがね!

関西人さんの話しを読んでいてひとつ思い出した事があります!

モナコに「ラシド・ゲザル」と言う選手がいます!
彼は現在アルジェリア代表で2トップの一角を担う中心選手です!
リヨンのアカデミー出身でCLの出場出来るクラブへと言う事で昨シーズンモナコへ移籍しました!
彼がリヨンで頭角を表したのは6年前の19歳の時!
当時のリヨンはリサンドロ、ゴミス、バストスがいた時代で、まだラカゼットはサブの時代!
怪我の多いバストスに代わってレギュラーを奪う勢いでした!
その活躍を見た当時のアルジェリア代表監督「ハリルホジッチ」は彼を代表に初招集!
当時は私もたいへん注目したものです!
ところが、折角の初招集の代表合宿中のわずか二日目に彼は代表を離脱!
すぐにリヨンに戻って来たそうです!
一応、アルジェリア協会は「練習中に負傷した!」と発表していました!
私は「残念」と思いながら、「何週間くらいの離脱になるのだろう?」と記事を探したのですが、結局なにもなし!
Aマッチデーが開けるとゲザルは普通にリヨンで先発出場!
「どこを怪我したんだい?」と聞きたくなるような切れ切れのドリブルを披露!
怪我は軽いものだったのだと安心したものでした!

しかし、それから1週間を過ぎたくらいにとある記事(確かFrancefootballだったと記憶している!)を読みました!

アルジェリア代表に初招集されたゲザルは初日の練習が終わった後、近しい記者に「今日の練習内容やミーティングでハリルホジッチが話した事をペラペラと話していた!それに激怒したハリルホジッチがゲザルを代表から追放した!」と言う内容のものでした!

確かに当時のゲザルは19歳の調子に乗った「いわゆるガキ!」でしたし、ハリルホジッチの「秘密主義!」は誰もが知るところ!

非常に信憑性の高い記事だと思った記憶があります!

その後、ゲザルはハリルホジッチが監督をしていたブラジルW杯終了まで一度たりとも代表に呼ばれる事はなかったのです!

関西人さんの話しは確かに極端過ぎるかも知れませんが、ハリルホジッチは相当「自分の考えている事が人にばれる事」を嫌うようですし、はっきり言って「選手や協会の人間、それこそ用具係まで管理して、信用できない人間は排除していく!」と言う考え方の人だと思います!

ハリルホジッチには私達には計り知れない計算があり、その事をホントに信用出来る人間にしか話してなかったのではないかと感じます!

こう考えるとハリルホジッチのW杯も見たかった気がしますね!

とはいえ、私は基本的にハリルホジッチの事は好きではないので、「どっちでも良い!」が本音なのですが(笑)

ただ、「折角ここまで我慢したのに!」と言う思いがあるだけです!

あっ、ちなみにグリクはポーランド代表から離脱したようです!

表現は良くないですが、日本代表にとっては朗報と言うべきでしょうかね!これは!
2018/6/6(水)20:00

☆関西人
機密
ほぉ、ポーランドの守備の要・グリクが傷みましたか。
そういうの、情報としてはポーランド的に漏れてほしくない話だと思う。
これ、敵にウィークポイント晒すことだから。
じゃ、これを報じたメディア側が軽率かといえばそうではなく、彼らは彼らの仕事をしただけのことである。
掴んだ情報を報道するのは、メディアとして当然だろう。

難しいよね。
チーム側とすりゃ、ある程度の情報規制は必要である。
それは政府や軍に国家機密があるのと同じこと。
絶対に敵国に知れてはならない情報は、自国メディアや自国民にも知れてはならない。
そこを暴いて報道してしまうメディアなんてのは、政府や軍にとっちゃスパイにも
等しい存在だろう。

こう考えてみてくれ。
たとえば、あなたがスポーツ紙のサッカー記者だったとしよう。
ある日、あなたが選手や監督の取材を終えて帰ろうとした時、ふと床に落ちてる一枚のメモに気付き、それを拾った。
見ると、それは西野監督直筆のメモだった。
そこには11名の選手の名前、および配置、さらに途中に誰を交代投入するかというプランが細かく書かれており、メモの片隅には小さく「vsコロンビア」と記されている。
おぉ、これはコロンビア戦のプラン表じゃないか!

さて、あなたならどうする?
このメモをスクープとして、翌日のスポーツ紙の一面に大きく掲載するか?
そうすりゃ、あなたは特ダネをスクープした記者として大いに株が上がるし、その独占スクープを載せた新聞は飛ぶように売れるだろう。
しかし、こうも考えられる。
これを載せたら、西野さんのコロンビア戦の構想が敵に全部バレバレになっちゃうじゃないか。
機密を暴露するのは敵に塩を送るようなものであり、間違いなく日本代表は事前に対策されてやりにくくなる。
…でも、俺はジャーナリストだ。
こうして手に入れた情報を公開するのがジャーナリストの使命だし、読者の「知る権利」の為にもこれを報道したい。
う〜ん、でもこれを公開したら、協会は怒って、俺は出入り禁止になるだろうなぁ。
それこそエドワードスノーデンみたく、売国奴のレッテル貼られて生きていくことになりそうだわ…。

正論として、私は情報公開すべきじゃないと思う。
いくら国民の「知る権利」があろうとも、やはり報道していいことと悪いことがある。
↑の機密暴露は、明らかに日本の公益を損なってるでしょ?
メディアが、日本代表の足を引っ張ってどうすんのよ。
というか、実際にマスコミの人たちは真実を知っていても敢えて報道しないこともあるだろうし、そこはソンタクだとして皆さん不信感あるだろうけど、私は公益を守る為のソンタクはやむを得ないと思うよ。

さて、西野ジャパンはオーストリアに行ってもいまだ戦術練習を公開している。
今度は4231の練習をしたとか、トップ下のレギュラー組が本田でサブ組が香川だったとか、原口は左ウィングじゃなく右ウィングに入ったとか、こと細かに情報が日本に入ってくる。
もちろん監督がハリルなら、絶対非公開練習にしてただろう。
↑の情報にしても、できれば敵に知られたくないことだし。
まぁ、スイス戦やパラグアイ戦である程度はバレちゃうけどね。

ただ、これまでの日本代表のグダグダの流れが、全て情報戦としてのギミックだとしたらどうする?
つまり日本サッカー協会とハリルの確執、訴訟云々などは全て彼らのお芝居、実は今でもハリルと協会は裏で協力関係におり、表向きはいかにも西野ジャパンで旧世代中心のポゼッションサッカーに回帰したと思わせといて、意表をつき、コロンビア戦の24時間前にメンバーの登録変更が施され、帯同していたバックアップメンバーの浅野・井手口が急遽23名入りするという電撃のサプライズ。
フタを開けてみると、コロンビア戦スタメンは

・・・・大迫
原口・・・・・・浅野
・・井手口・山口
・・・-長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島

デュエル、敵陣で鬼プレス、タテに速いサッカー。
え〜っ?本田は?香川は?岡崎は?
…出ません。
え〜っ?例の3バックは?
…しません。
これは、全てハリル考案の対コロンビア必勝作戦だった。
策士の彼は、「日本はポゼッションサッカーのチームに生まれ変わりましたよ」と敵国を騙す作戦を以前から温めていたようだ。
敵にそう思わせることが、ハリル式サッカーをより一層効果的なものにするから。
そして、敵を騙すにはまず味方から、というのを田嶋会長と西野技術委員長に提案し、協会もそれに乗ったらしい。
ちなみに、香川、本田、岡崎らはこの作戦を知らなかったようだ(笑)。
そしてコロンビアは、まんまと予想外の先発メンバー、予想外の戦術に戸惑い、完全ノーマークだった浅野のスピードにもついていけず、守備が崩壊。
日本は、初戦に勝利する。

という極秘のプランを書いたメモを、記者であるあなたが取材先で拾ったとしよう。
さぁ、どうする?
これを特ダネとして、翌日のスポーツ紙の一面に掲載するかい(笑)?
2018/6/6(水)8:43

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