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過去ログ549 2018/5/30 19:28

☆エルマンデル◆hkJa9s
男性 45歳
相手の立場に立って
考えましょう!
ビジネス界ならずともいろんなところで使われる言葉です!
本日、日本代表はW杯に向けてガーナ代表と試合を行います!
では、ガーナ代表は何に向けて試合をするのでしょう?
それを考えると、本日の試合の意味が明確になると思います!
ガーナ代表はW杯予選は敗退しまして、次の目標は来年のネイションズカップになります!
その時期に日本と言うアウェーにやって来て試合をする意味は何があるのか?
そこは「戦力の底上げ!」と言うところが目的となるでしょうね!
確かに今回のメンバーを見てもアユー兄弟やFCポルトのワリスと言った、中堅どころの主力はあまりおらず、当落線上にいるベテランとキャップ数の少ない若手選手が、たくさん呼ばれている印象です!
よく、こう言うメンバーで試合に来ると「本気じゃない!」とか、「やる気がない!」なんて言葉でよく片付けられてしまいますが、実際はそんな事はなく、現在のガーナ代表の置かれている状況が、こう言うメンバーをチョイスさせたわけで、これはこれでベストメンバーで挑んで来る訳です!
では、日本代表の立場に戻りますが、日本代表はあくまでW杯に向けての試合です!
西野監督が、この試合をどういう位置付けにして、どういう試合をしようと考えているのか?はわかりません!
また、この状況ならば、特にマスコミやサポーターに説明する必要もないと思います!
ですが、後で「このガーナ代表戦が非常に大切だった!」と言ってくれる試合にしてもらいたいと思います!
じゃないと、せっかく遠く日本にまで足を運んでくれたガーナ代表に申し訳ないですよ!
頼みましたよ!ホントに…!
2018/5/30(水)19:28

☆関西人
テストA
メディアのスタメン予想を見てると、

・・・・大迫
・・宇佐美・本田
長友-大島・山口-原口
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島

となっている。
どうやら、前日の非公開練習でこれが主力組になっていたらしい。

香川は、ベンチスタートの可能性が高いようだ。
監督がハリルから西野さんに代わっても、そこは同じ。
乾もまた、結局ガーナ戦には間に合わなかったっぽい。
日本が誇る翼岬コンビは、ふたりまとめてダメという可能性すら出てきた?
どうなんだろう。
たとえガーナ戦に間に合わなくとも、6月19日にはコンディション調整が間に合う可能性のある選手をどう扱うべきなのか。
もうね、この領域になると西野さんの判断というよりは、コンディショニングコーチである早川さんの見立て次第。

実は私、ハリルの解任がプラスに働くかもしれない可能性のひとつに、日本人スタッフのみになったことでコンディション調整がやりやすくなるのでは、と思ってるのね。
日本のフィジカルコーチ陣って、割と優秀だと思うのよ。
特に早川さんとかず〜っと代表に携わってきてて、かなり国際大会に慣れてるし、ヘタな外国人フィジコより蓄積は多い。
でも代表監督が外国人だと、どうしてもフィジコはその人の連れてくる外国人になっちゃうし、日本人の体の特性もよく知らない外国のフィジコに任せて、ぶっちゃけ今まであまりイイことはなかったよ。
むしろ日本人スタッフのみでやる五輪の方が、選手たちはよく走れてたような気がしない?
対して、いつもワールドカップの方はあまり走れてない印象。
例外的に走れてたのは南アフリカ大会の時で、あれは日本人のみのスタッフ構成だった。
こういうの、偏見かなぁ?
別に日本人フィジコが外国のそれより優秀というワケじゃないにせよ、ただ日本人の体の研究にかけては日本人フィジコが世界No1だろ。

純粋にコンディションの良さを言うなら、練習を取材した記者がよく口にするのが武藤の名前みたいだね。
ガーナ戦、武藤の途中投入が楽しみだわ。
彼は大迫より点取り屋の色が濃い選手で、もし彼がキレてるなら、仮に岡崎がダメでも心配いらんよ。
武藤は岡崎に劣らぬファイターだし、かなり運動量豊富に守備をするし、体の強さとキープ力と足の速さと空中戦では岡崎を遥かに凌ぐし、何ならスタメン起用してもイイぐらいさ。
ただ、シュートが巧いタイプではないだろう。
その点は、宇佐美と比較すると大きく劣る。
宇佐美は武藤のない部分も持ってて、しかし武藤は宇佐美のない部分を持っている。
お互いを補完する意味で、このふたりの2TOPはありだと思う。

合宿では3バックばかりが注目を集めたが、一方でサブチームにて2TOPも試されている。
2TOPの場合は、主に442のようだ。
343vs442の紅白戦は実力拮抗で、互角の内容。
主力組がサブ組を圧倒する内容にはならなかった様子。

公開されたフォーメーション練習を見る限り、長谷部を中央に置いた3バックは割と「普通の3バック」だった。
長谷部が何か特別にリベロとして特殊な動きがあるワケじゃなく、ビルドアップのリーダー機能を果たしてるワケでもないように見えた。
あれなら、高さを含めて吉田を真ん中にした方が安定するのでは?と感じたのは私だけじゃないはず。
ましてや右ウィングバックが宏樹でなく原口で、その原口が5バックになって最終ラインに吸収されない機能だとすれば、それは
長友・槙野・長谷部・吉田
という4バックに変形することを意味していて、最も高さのある吉田がサイドになるのは守備のロジックとして整合性がない。
私は、4バックの変形が
長友・槙野・吉田・長谷部
になるべきだと思うし、つまり3バックは
槙野・吉田・長谷部
という配置にした方が絶対にイイと思うんだよね。
フランクフルトで長谷部が3バック中央だからというのは分かるけど、ならば右ウィングバックを宏樹にして
槙野・吉田・長谷部・宏樹
にすべきであって(つまり長友を最終ラインに吸収しない)、ちゃんと吉田がゴール前にポジショニングをできるように配慮すべきだ。

おそらく西野さんの頭の中では
ストッパー+カバーリング+ストッパー
という機能ゆえの長谷部リベロなんだろうけど、それなら両ウィングバックを守備時はサイドバックにして5バックにした方が絶対に安定する。
そうしてこそ長谷部は初めてゴール前のカバーリング役として活きるのに、↑の
長友・槙野・長谷部・吉田
では、明らかに長谷部が純CBである。
悪いが、純CBとして長谷部の力量は疑問。
だからこそ、無理して原口を右ウィングバックにする必要はないと思う。

・アラウージョ・大黒
二川・フェルナンジーニョ・家長
・・・橋本・遠藤
・山口・宮本・シジクレイ
・・・・藤ヶ谷

というのを2005年のガンバでやってリーグ優勝を果たした西野さんゆえ、シジクレイ役が吉田、宮本役が長谷部、家長役が原口というのは一応分かるんだけど、このチームの失点数はそのシーズンのリーグで上位だった負の部分は忘れちゃならんよ。

話をまとめると、私の主張は

●右ウィングバックは原口でなく宏樹にすべし
●原口を右ウィングバックにする場合は、最終ラインの並びを
槙野・吉田・長谷部
にすべし

である。
やっぱスタメンは↓の通り、

・・・・大迫
・・宇佐美・原口
長友-柴崎・山口-宏樹
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島

が一番バランスとれるんじゃないかな。
左足キッカーの本田をできれば使いたいので、すると彼を1TOPかボランチで使うしかないんだが、戦術練習を見る限り、そういうテストは一度もしていない。
じゃ、ガーナ戦でテストしてみては?

・・・・本田
・・宇佐美・原口
長友-柴崎・山口-宏樹
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島

・・・・大迫
・・宇佐美・原口
長友-本田・山口-宏樹
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島
2018/5/30(水)10:57

☆関西人
テスト
いよいよ、明日はガーナ戦ですね。
これはあくまでテストマッチであり、このスタメンが現時点西野さんの考える最強布陣であるとは限らない、ということだけは踏まえて見るべきかと。

聞けば、今までずっと一般公開してきた練習が一部非公開になったとやら。
よって、ガーナ戦はスタメンがよく分からない。
でもまぁ、予想はしておく。
西野さんの本命は、↓の形じゃないかな?

・・・・大迫
・・宇佐美・原口
長友-柴崎・山口-宏樹
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島

えっ?
原口が右ウィングバックじゃないの?とガッカリするかもしれんが、私は宏樹を使った方が安定すると思う。
よくよく話を聞くと、西野さんは守備対応で「できるだけ5バックにならないこと」を要求してるらしいんだ。
ということはウィングバックが両翼下がるのではなく、片翼だけ下がって4バック形成するシステムだということ。
それがあっての原口ウィングバック構想で、つまり守備時には長友が槙野の隣に入って4バックを形成、その際に原口は最終ラインに吸収されない、ということ。

それはそれでイイとして、ただひとつ言えるのは、長友が攻撃面でかなり調子イイみたいなのよ。
だとすりゃ、長友は守備タスクで縛らずに思う存分サイドの上下動をやらせて、逆に右サイドの方に守備タスクを与えた方がイイんじゃない?
そう、右ウィングバックは原口じゃなく宏樹にやらせて、守備時は宏樹・吉田・長谷部・槙野の4バックに変形。
ここに長友が入ってないけど(この時点で彼は中盤にカウント)、高さを思うとこれの方が安定するでしょ。
図解すると、

【基本形】
・・・・大迫
・・宇佐美・原口
長友-柴崎・山口-宏樹
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島

【守備時】
・・・・大迫
・・・-宇佐美
長友・柴崎-山口・原口
槙野-長谷部-吉田-宏樹
・・・・川島

原口はシャドーから下りて中盤ブロックの右に、宏樹が中盤ブロックの右から最終ラインの右に、というスライド。
ブロックの穴になりそうな柴崎のところは、長友が傍に入ることで硬化。
宇佐美は敢えてブロック構成にカウントせず、敵陣に置いてカウンターに備えさせておく。
これでイイんじゃない?

この布陣は実際フォーメーション練習で一度試していて、色々な形を試した中では一番ロジックとして整合性のある布陣だな、と私は感じた。
この守備時の陣形から、速攻カウンターはとてもイメージしやすいし。
一応、宇佐美シフトである。
彼の理解者原口と、同じく理解者の柴崎で宇佐美を挟んでいる。
ポスト役の大迫を含め、ほぼ同世代でまとめてみました。

おいおい、本田も香川も岡崎も入ってないじゃないか、とツッコまれるかもしれん。
心配するな、ガーナ戦は6人交代できるから。
西野さんのこと、ビッグ3は3人とも途中投入するんじゃないか?

大迫out→岡崎in
宇佐美out→香川in
原口out→本田in

・・・・岡崎
・・香川・・本田
長友-柴崎・山口-宏樹
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島

この交代で、チームが良くなるか悪くなるかを見る。
しかし、こうやって前線のトライアングルをまとめて交換しちゃうと、絶好調と噂の武藤、あとジョーカーの浅野なんかも投入できなくなっちゃうよね?
途中投入した選手をまた下げて、武藤や浅野を入れるワケにはいかんし。
できるだけ、岡崎は長く使って調子を見ておきたいんだわ。
彼の働き次第で、久保を呼ぶべきか否かが変わってくるんだから…。

あとひとり、どうしても見ておきたいのが大島だ。
便宜上、↑は柴崎をスタメンにしたけど、実は柴崎と大島の序列は全く不明。
できれば、ガーナ戦で序列をハッキリさせてもらいたい。
あと、当落線上の井手口と三竿。
両方を投入するのは無理かもしれんが、せめてひとりは山口と交代させて、中盤守備機能がどうなるかを見たい。
まずは、ポスト山口の色が濃い井手口かな?
彼は紅白戦で一度も「ビブスなし組」に入らなかったようで、今のところ評価は高くないと思う。
でもコイツ、たとえ錆びててもポテンシャルだけはあるからなぁ…。
2018/5/30(水)1:21

☆関西人
リオ世代
ハリルが代表を去った効果として、選手同士がピッチ上で話してもイイようになったことがあるという。
どうやら、一部メディアが書いていた「ハリルの言論統制」は真実だったようで、やはり彼は選手同士の意見交換に規制をかけてたみたいだね。
ハリル擁護派だった槙野すら「自由に話せるようになったのは良いこと」とコメントしており、これは例の訴訟、ハリル的に不利になってきたんじゃない?
ホントに選手たちがロクに意見交換もできない流れになってたなら、土壇場で協会が解任を決断したことにも納得ができるから。

本格化してきた戦術フォーメーション練習をYouTubeで見たが、選手同士がグループごとになって話し合いをする場面がメチャクチャ多い。
監督の話が長いんじゃなくて、選手同士の話が長い。
これはトップダウンでなく、ボトムアップの組織に変わったんだな、と感じる。
かつて、トップダウンでなくボトムアップのサッカーを標榜したのはジーコだった。
史上最強とされた黄金世代の創造力を信じ、「お前たちのやりたいサッカーをやれ」とまで言ってくれたジーコだったんだが、その顛末は意見の決裂、チームの分裂を招き、「やっぱ日本人はトップダウンじゃなきゃ」と暴君トルシエを懐かしむ王政復古の世論すら湧いたのをよく覚えている。

そして今、兵士たちは暴君を宮殿から引きずり下ろし(?)、共和制を手に入れようとしている。
名君なら従うが、暴君には従わない、とするスタンス?
だけどさ、共和制も気をつけなきゃいかんよ。
一見、民主的に見える話し合いも声のデカイ奴が勝つのが世の常だし、結局、後輩が先輩に従うだけの組織にもなりがち。
いちいち言葉に力がある男、ケイスケホンダのチームになりそうな予感もするね。

気になるのは、将校クラスではない一等兵クラスの選手たちだね。
能力はまた別にして、北京世代とリオ世代とでは発言力に天と地ぐらいの差があるだろう。
リオ世代でマトモに喋れそうなのって、遠藤航と浅野ぐらいじゃないか?
あとは黙々とやってそう。
ホントは、そのへんのバランスをとる為に真ん中のロンドン世代から主将を出した方がイイんだけどね。
かつて岡田さんは、大会直前に主将をベテラン中澤から中堅の長谷部に替えた。
あれが8年前の話だから、長谷部も主将長いよなぁ。

若手抜擢に定評のある西野さんが年功序列の思考とは思わんが、ただ今回は時間がないゆえ、紅白戦を見てもレギュラー組にリオ組が入ることはほとんどない。
いや〜、日本がワールドカップで勢いに乗るには、ラッキーボーイみたいな若手が必要なんだけどね。
2002年大会の稲本しかり、2010年大会の本田しかり、やっぱ若手が予想外にハネてこそ奇跡は起きるのよ。
私は、このチームのカギを握るのはリオ世代だと思うけどなぁ。

大島とか、ちゃんと喋ってるだろうか。
たとえ喋れなくても、二川の例を見る限りでは西野さん、使ってくれると思うけど(笑)。
ただ今のところ、リオ世代で評価を上げてる選手の名前を聞かない…。
今のチームから外れる3名、全員リオ世代という可能性も十分にある。
あるいは西野さん、リオ世代をまとめて外して、でもバックアップメンバーでロシアに連れて行っちゃうアイデアじゃないか?
大物を外せば、かつてのカズ&北澤じゃないがどうしてもチームを離れるだろうけど、確かあの時、若手の市川は外れてもチームを離れなかったよね?
そういうパターンで、リオ世代なら外してもチームに同行させられる気がする。
最近ツイテないから、ロシア行っても怪我人とか出そうだし、やっぱバックアップメンバーを同行させとくに越したことはない。
茂庭みたく「今すぐドイツに来い」と言われてすぐに駆けつけてくれる奴ばかりとは限らんし、確か、怪我の場合はコロンビア戦の24時間前までなら登録変更可能なんだよね?

よし、リオ世代の皆さん、落選してもロシアに行ってくれ。
2018/5/28(月)1:03

☆関西人
新布陣B
それにしても、岡崎と乾は一体いつになったら完全復活するんだ?
えらく時間がかかってるな…。

しかし、西野さんは今のところ追加召集の予定はないと言う。
おかしな話だ。
故障の今野、小林悠は諦めなきゃしようがないとして、確か久保はクラブ事情で呼べなかった、残念だ、という話だったよね。
その「クラブ事情」が終わり、今、久保は日本に戻ってきている。
ならば青山の離脱で27名→26名に減った際、別に青山の代替じゃなくとも久保を呼ぶことはできたはず。
なのに、西野さんはそれをしなかった。
…結局、久保は後回しなんだろうなぁ。
まずは、岡崎の回復が優先。
もし岡崎がダメと分かった場合、そこで初めて久保に可能性が出てくる。

一応、岡崎は少しフォーメーション練習に出て1TOPに入ったという。
シャドーじゃなくて1TOPか…。
ちょっと意外。
でも、分からんではない。

・・・・岡崎
・・宇佐美・本田

というトライアングル。
バランス良いと思う。
3人の役割がカブってないし(裏狙い、キープ、ドリブル)、そのくせ3人とも三角形の頂点も底辺も両方をこなせるところは共通している。
つまり、この3人がくるくる回転すると三角形は維持されつつ、でも回転するごとに設定が変換するという仕組みなんだ。

【パターン1】スルーパス→裏抜け
・・・・岡崎
・・宇佐美・本田

【パターン2】タメる→シャドー飛び出す
・・・・本田
・・宇佐美・岡崎

【パターン3】ドリブル突破→シュート
・・・-宇佐美
・・岡崎・・本田

しかし、この三角形に香川や乾が入ったらどうなる?

【パターン1】
・・・・岡崎
・・香川・・本田

【パターン2】
・・・・本田
・・香川・・岡崎

までの回転はイイとして、

【パターン3】
・・・・香川
・・本田・・岡崎

この【パターン3】で、少し三角形は破綻する。
これが乾でも、仮に中島がいたとしても同じこと。
それならまだ、大迫や武藤や浅野の方がハマるし、久保や小林悠でもハマる。
みんなMF(トップ下やサイドなど)経験があり、と同時に1TOP経験もあるから。

で、以前にも書いたけど、私は乾と香川の両方は必要とされないかも、と思ってるのね。
チームNo.1の技巧派としてひとりは残すけど、さすがにふたりは要らん、という判断。
今回のガーナ戦、香川と乾のどちらにキレがあるかを見極め、精彩を欠いた方を西野さんは落とすつもりなんじゃないかな、と。
もちろん、サプライズになるけどね。

仮にその2人のうちどちらか落とすとして、これで25人。
あと2人、ロシアには行けない。
それは誰になるかというと、普通に序列で考えれば井手口、三竿、遠藤航、このうちから誰かは落ちそう。
遠藤航は、落ちないかな?
だって紅白戦で3バックの真ん中やって、4バックのCBやって、右SBもやって、おまけにボランチもできるし、その便利屋ぶりは素晴らしい。
それを言うなら、三竿もアンカーと4バックのCBをやっていた。
対して井手口は中盤固定で、レギュラーチームでいうところの山口蛍の位置付けか?
…う〜ん、あちこちのポジションやらされるのは「ポリバレント」として良い評価と見るべきか、それとも固定された方が「スペシャル」として良い評価と見るべきか。
正直、全く分からん。

そうそう、確かガーナ戦の翌日午前に練習試合を予定してて、それはガーナ戦に出れなかった控え選手のチェックをする、という話だったよね。
相手は、例によって地元の大学サッカー部とかだろうか?
練習相手は香川や乾や岡崎などスーパースターと試合できるかもしれないんだから、ひと声かければふたつ返事でOKだろうし、探すのに苦労はないと思う。
でも、アマチュア相手じゃダメだよ。
ちゃんと査定をする練習試合なんだから、プロチーム、Jクラブにすべきである。
できれば三木谷さんと交渉して、イニエスタとポドルスキのいるヴィッセルと対戦させるべきだ。
もし香川や乾がいるチームと対戦するとなれば、イニエスタだって乗ってくるかもしれない。
三木谷さんにとっても、イニエスタのお披露目、新生ヴィッセルのプロモーションとしてやぶさかじゃないはずだ。

協会も、合宿練習をあそこまで公開してるところを見るに、代表の人気低迷、ワールドカップに向けて世間がさほど盛り上がってないことを自覚してるんだと思うよ。
だから、なんか景気づけが必要だと思ってるはずなんだ。
それがたとえば、イニエスタvsバルサキラー乾の因縁対決とか、サイコーじゃないか?
もし実現するなら、私はガーナ戦より見てみたい。
2018/5/27(日)19:44

☆関西人
新布陣A
続きね。

この343システムの難点は何かというと、ウィングバックへの過剰な負荷だと思う。
4231ならWGとSBが各々タスクを折半してるところが、343はウィングバックがほぼひとりでサイドのフルコートを担当しなきゃならん。
だから鉄人の長友と原口起用なんでしょ、と言われるだろうが、それにしてもしんどいですよ。

事実、これとよく似たフォーメーションをとっていたチームは、やはりウィングバックの途中交代を多くやってきた。
F1でいうタイヤ交換みたいなもんで、両輪が磨耗するとこういうフォーメーションはどうしても機能しにくくなるから。
でも、考えてみてくれ。
代表で、DFの選手の途中交代とかイメージできる?
特に長友の途中交代とか、あまりない。
代えるなら、FWやMFが中心だし。
仮に長友→高徳という交代をしたとして、原口→宏樹という交代をしたとして、それらが何か戦術的な変化をもたらすことはないだろう。
戦術的な変化がないなら、むしろ長友や原口には最後まで頑張ってもらった方がイイわ。
…耐えられるかなぁ?

敢えて戦術的な変化を求めるなら、たとえば原口→浅野のような形だろうね。
そういうの、やるだろうか。
むしろやらなきゃ、浅野みたいな総合力高いワケでもない選手を27名に残した意味があまりないと思うんだけど。

ただ、ウィングバックの戻りが間に合わなくて守備時のブロックを完璧に作れない、というパターンは想定しておくべきだろう。
それがあるからこそ広島や浦和には可変システムがあったんだと思うが、西野ジャパンにはまだ可変のあるなしが分からない。
たとえば、原口が右サイドをオーバーラップして最前列まで行った時、仮に逆襲を食らい、ぽっかりと空いた自陣の右を速攻で攻められたとしよう。
おそらく人に対処するのは右CBの吉田で、彼がゴール前から出る。
そして長谷部が吉田のゾーンをカバーし、槙野もそれに合わせる。
逆サイド長友は戻り、中央カバーリングの態勢をとる。
山口や柴崎がここで人につくかスペースを消すかが難しいところだが、目の前に敵が何人いるかによって変わってくるだろう。

大事なのは、時間を稼ぐこと。
ディレイできれば、原口も自陣に戻ってこれるし、それ以外の選手もきっと自陣に来て援護ができる。
でも、そこは敵もゆっくりやってくれないよね。
あ、吉田がゴール前を出た、ファーはチビの長友で、守備的MFも小さいな、よし、ファーサイドに高めの球を出そう、と判断されて吉田が潰す前に敵がアーリークロス、というパターンは十分に想定できる。
基本、5バックは人海戦術なんだが、その人海が減った時こそがピンチなんだ。
さて、どうしたもんだか…。

仮に日本が人海戦術でしか対処が難しいとするなら、現実的には前の選手が自陣に戻るしかない。
で、私が期待するのは浅野ですよ。
彼は、戻る足が速い。
足の遅い本田なんかに戻らせても、彼がゴール前に着く頃には日が暮れて皆が夕食を済ませてしまうが、浅野なら話は別だ。
GK川島がかわされてシュートを打たれ、「あぁ終わった」という瞬間、なぜかゴール前にジャガーポーズの浅野が飛び込んできて、それをクリア、というのもあながちあり得ない話じゃない。
なんせ、50m5秒台の男だし。

よくサッカーでは「奪ってから10秒以内にシュート」というセオリーがあるが、もし10秒以内、仮に奪われてから8秒でシュートされるとして、浅野の全力疾走なら8秒あれば余裕で前線からゴール前まで戻れますよ。
なんせ、50m5秒台だし。
他の選手はともかく、浅野にだけは「球を奪られたら、いついかなる時もゴール前に全力疾走で戻ること」という約束事を設定し、ひたすらピッチを上下動させる。
もちろん疲れが見えたら交代するが、もともと彼に得点など期待できないので、途中で代える時に「あぁ、モッタイナイ」という気持ちは湧かないだろう。
とにかく、ボロ雑巾のようになるまで働いてもらおう。
彼は長いこと試合に出てないから飢えてるはずで、こういう労働条件の悪いブラック企業っぽい仕事でも喜んでやるはずだ。

私なら、浅野は23名から外さないな。
2018/5/27(日)16:18

☆関西人
新布陣
いよいよ、代表練習が紅白戦に入った。
デリケートな部分なので一部非公開にするのかなと思ってたが、きっちり一般公開している。
紅白戦は、案の定3バックがベースとなった。
ミニゲーム→4分の1コートゲーム→2分の1コートゲームと、少しずつピッチを広さを変えてテストをしたらしい。

【ミニゲーム】
・・・・大迫
・・宇佐美・本田
長友-山口・柴崎-原口
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島

【4分の1コート】
・・・・大迫
・・宇佐美・香川
長友-山口・大島-宏樹
・昌子-長谷部-吉田
・・・・川島

【2分の1コート】
・・・・大迫
・・宇佐美・本田
長友-山口・柴崎-原口
・槙野・吉田・植田
・・・・川島

これがレギュラーだとして、対戦したサブチームは↓の通り。

【ミニゲーム】
・・・・武藤
・・香川・・浅野
高徳-井手口-大島-宏樹
・昌子・遠藤・植田
・・・・東口

【4分の1コート】
・・・・武藤
原口・・本田・・浅野
・・井手口・柴崎
高徳-三竿・植田-遠藤
・・・・東口

【2分の1コート】
・・・・武藤
香川-井手口-大島-浅野
・・・・三竿
高徳・昌子-遠藤・宏樹
・・・・東口

レギュラーで原口が右WBで起用されたことに注目が集まってるが、彼はサブに入ると左WGだった様子。
ポリバレントですな。
あとポリバレントというと、遠藤航がセンターバックと右サイドバック、三竿がボランチとセンターバック。
やっぱこういう選手、いると紅白戦に便利だね。

具体的なゲームの内容は私もYouTubeで見たが、フルコートじゃないからゴチャゴチャしててよく分からなかった。
早いこと、フルコートでやるのを見たいわ。
ピッチの広さで、輝く選手や輝かない選手は全く違ってくると思うから。
運動量が売りの選手もいるし、また運動量に課題がある選手もいるし、そのへんがどうなるのかハーフコートじゃ顕在化しない。

レギュラーのシステムは「343」と表記されてて、これはザック代表がやろうとしたシステムを思い出すね。
でも、機能は全く違うようだ。
ザックの343はサイドハーフが下がって最終ラインに吸収されないようにするコンセプトだったし、その分難しく、結局はマスターできずに終わってしまった。
一方西野さんの343は、時に5バックも許容するイメージっぽい。
言うほど難しくはないだろう。

昔は3バックをディスる時、「3バックなんて結局5バックになるのがオチじゃないか(笑)」という嘲笑のニュアンスすらあったのに、今はそれに対して「5バックですが何か?」という完全に開き直りのニュアンスが出てきている。
確かに長友なんて、4バックより5バックの方に適性あるかも。
原口も、ウィングとしてのキレなら乾に及ばない可能性もあるが、きっとウィングバックとしてなら馬力で乾を凌駕するだろう。

そしてこの343のポイントは、前線のトライアングルだね。
宇佐美や本田はワイドに張ったウィングというより、センターに寄ったシャドーになっている。
これが何を表してるかというと、「3人の連携で崩す」コンセプトだと思う。
今まではサイドでWG+SBの数的優位で突破というのを入り口にしてたが、今後はむしろサイド1枚でウィングバックの単独突破、インサイドは3枚が近距離を保って連携突破、というイメージかと。
ウィングバックの単独突破、つまりデュエルが欲しいので、なるほど原口の起用も納得である。
原口は左の方がイイのでは?と思ったが、まぁよしとしよう。
で、インサイドのトライアングルにはシュートまでいく機能が求められる。
となると、その一角にはストライカーが必要。
紅白戦のトライアングルで本田と香川の共存がなかったことを指摘されてるが、そりゃそうだろ。

・・・・大迫
・・香川・・本田

これでは、ポストプレーヤー+チャンスメイカー+チャンスメイカーの構造になり、決して得点力は高くない。
シャドーとして宇佐美の選択は悪くないと思う。
たとえ乾が復帰したとしても、おそらくシュートセンスに関しては宇佐美の方がイイ。
本田、香川、乾らはチャンスメイカーの色が濃い選手たちで、トライアングルの中に使うなら1枚がベストかと。
それでも本田と香川の共存を望むなら、ポストプレーヤーの大迫を下げて、岡崎を入れるか、武藤を入れるか、浅野を入れるか、あるいは追加召集で久保を呼ぶか、という選択になる。
今後、3人の組み合わせは色々試すんじゃないだろうか。
スパイスの調合みたいなもんである。

で、ウィングバックを使うかインサイドのトライアングルを使うか、そこを判断するのが3列目のレジスタだね。
柴崎、もしくは大島。
どっちの状態がイイかは分かりません。
西野さん的には、右キッカーとして柴崎なんじゃないだろうか。
後ろは長谷部+槙野+吉田で、そこは想定の範囲内。
宏樹の右CBを試すかな?と期待してたが、それはなかったようだ。
どうやらCBのオーバーラップは求められてないようで、それは左CBの槙野が証言していた。

イメージは、「2005年ガンバ」と「マイアミの奇跡」を足して2で割った感じ。中庸。
ただ、これはあくまでニュートラルなんだよね。
ギアをひとつ上げると「ガンバ」になるし、ギアをひとつ下げると「マイアミ」になる。
つまり、途中選手交代で機能は大きく変わる。
いや、別に選手交代をせずとも、↑の【ミニゲーム】の布陣なんて

・・・・大迫
・・宇佐美・本田
長友-山口・柴崎-原口
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島

↓↓↓原口を左WGへ、長友を右SBへ

・・・・大迫
原口・-宇佐美-・本田
・・山口・柴崎
槙野-長谷部-吉田-長友
・・・・川島

選手配置を少しイジるだけで4231(もしくは宇佐美を前に上げて442)に変換できるワケで、また別のギアが入るワケよ。
ポリバレントな布陣である。
2018/5/27(日)14:00

☆関西人
相次ぐ怪我
今、チームの課題は怪我かもしれない。
乾、岡崎はまだ別メニュー。
青山、小林悠、今野は既に脱落。
GKは東口が眼窩骨折、中村航も脳震盪、頸椎捻挫。
三竿も何か傷んでたとやら。
清武は結局呼ばれなかったが、先週セレッソの復帰戦でまた傷んだのか、交代していた。
もし代表に呼んでても、確実にアウトだっただろう。
さぁ、次は誰だ?というぐらいに続々と故障者が出てくる。
今生き残ってるメンバーも、このままでは終わらない気が…。
ここが英国なら、大島あたりにオッズがついて、賭けの対象になるだろうね。

以前にハリルは体脂肪率をうるさく言ってたが、これは故障しない肉体作りが目的だったと言われている。
そんなことぐらいで、簡単には防げないもんですよ。
サッカーは真剣勝負だし。
ただ、私は思うのよ。
Jリーグって、審判の笛の基準が激しいプレーに対して厳しいでしょ?
日大アメフト部のあれはかなり特殊として、基本的に日本はラフプレーがさほど多くなくて、その一因は笛の基準かもしれない。
審判は、すぐ笛を吹くし。
じゃ、選手は笛に守られてるのか?
じゃ、怪我の少ないリーグなのか?
そんなことはない。
怪我は多いですよ。

あと、練習でもそうだよね。
よく海外のクラブに所属する選手が、「あっちでは練習でも本気で削ってくる」と言っている。
日本では、あまりそれがないと言う。
だとすりゃ、日本は練習段階での怪我が少ない?
そんなことはない。
結構多いでしょ。
別に、統計をとった上で多い少ないを言ってるワケじゃないので、あくまでイメージだけど…。

ひょっとしたら、日本人って外国人より怪我しやすい体質なのか?
あるいは、そうかもしれない。
こういう言い方をしちゃあれだが、そもそも日本人の肉体がサッカーみたいな競技に適してるかどうか、怪しいもんですよ(笑)。
サッカーって、広い平地における狩猟型のスポーツでしょ?
日本人の肉体的資質は、平地型狩猟よりも山岳型狩猟をベースに適応してきたという流れがあるだろうし、また狩猟よりは漁の方が馴染んでいるはず。
日本人特有の胴長短足って、平地を速く走って獲物を仕留めるというよりは、揺れる舟や凸凹の山岳でバランスとって移動することにこそ便利な体形。
大体、日本人は柔道でも相撲でも摺り足を基礎にしており、腿を高く上げて腕を大きく振るようなスプリンターのフォームに適性があるとは思えんのだ。
そこを無理してるから、どうしても負荷がかかって怪我しちゃうのかもね。

じゃ、そもそも日本人にサッカーは合わんのか?
そんなこと言うつもりはない。
日本人は球を蹴ることに長い長い歴史があり、今から千数百年も昔に「蹴鞠」はあったワケさ。
ただ、それは狩猟型のゴールを狙う競技ではなく、延々とグループでリフティングを切らさず継続するという、優雅な遊戯である。
鞠が地面についたら終わり、というポゼッションのゲーム。
なるほど、今でも日本人がまぁまぁリフティング巧いこと、繋ぎのパスが巧いこと、そのくせシュートは圧倒的にヘタなこと、全てがまさに蹴鞠の文化に通じる話さ。

まぁ、蹴鞠してるような奴にガチの狩猟をやらせりゃ、もちろん怪我してもおかしくはない。
だから、怪我を根絶することは難しいだろう。
せめて気をつけるしかない。
日本の古来の格闘術・柔道なんて、投げ技を教える前に「投げられ方」「倒れ方」を教えることから入るよね。
投げられた時の衝撃を緩和する「受け身」をフォームとして叩き込む。
サッカーも、そうあるべきだろう。
特に起点になる選手は狙われやすいから、徹底的に「削られ方」のフォームを叩き込むべきだ。

大島よ、青山が去り、長谷部がリベロになって最終ラインに行くことが濃厚になった以上、もうボランチはお前しかいないんだし、今後絶対に絶対に怪我すんなよ!
2018/5/26(土)0:11

☆関西人
ハーフコート
YouTubeの代表練習動画は、ハーフコート6対6のミニゲームをやっていた。
さすが皆さん代表選手だけあって、ワンタッチのパス回しが巧い。
今さらだけど。

そこには本田や香川らベテラン勢もいれば、浅野や井手口ら若手も混じっている。
誰が調子よくて誰が調子悪いとかは、私の目から見てよく分からなかった。
みんな本気でプレーしてないワケじゃないんだけど、まず怪我防止もあって強いタックルはないし、パス回しがメインなので個人突破もほぼないから。
ハーフコートゆえ選手が走る距離も知れており、身体能力がモノをいう要素は少ない。

このハーフコートサッカーは、日本人がやりたいサッカーの縮図なんだろうな、と思う。
みんなが数メートル間隔の至近距離を保っていて、コンパクトなダンゴ状態。
敵が来ればワンタッチでハタいて繋ぎ、接触プレー勝負の土俵には乗らない。
かわす→かわす→かわすを何度も繰り返し、やがてブロックの隙間を見つけてシュート、ゴール。

このサッカーは、やってて楽しいだろう。
しかし皆さんもご存じの通り、実戦ではこういうサッカーがなかなか実現しない。
なぜなら、試合はハーフコートでなくフルコート。
だから走る距離が全く違うし、展開はもっとワイドになる。
ワイドになるとはすなわち、至近距離に味方がいないかもしれないということだ。
味方がいなけりゃ、どうする?
一対一を制さないといけない。
つまり、デュエル。

結局、ハリルがやろうとしたことはワイドへの対応だったんだろうな。
ハーフコートでなく、フルコートのサッカーへの対応。
しかし、多くの日本人選手たちはハーフコートサッカーを実戦でやることを目指していた。
そのロジックは分かる。
日本人は個々で身体能力やサイズで劣るので、その土俵で勝負するよりはハーフコートサッカーをした方がフィジカルのゴマカシはきくし、そこそこ自信のあるワンタッチプレーを出すことができる。
だから、日本人の活きるべき道はワイドでなくコンパクトだ、と。

これは、日本サッカー永遠の議論かもしれない。
ワイドか、コンパクトか。
割と日本では、コンパクトに善の意識がある。
ラインは高くしてコンパクトな陣形を保つべきだ、皆が近い距離を保って2対1の数的優位を作るべきだ、と。
そこに異を唱えたのがハリルで、まず彼は一対一で勝つことを求め、ショートパスより長いパスで打開するサッカーを志向した。
要は、フルコートを使うワイドなサッカーである。
いや、ハリルも決してそれ一辺倒ではなかったけどね。
ただ、コンパクトに固執する選手たちの思考に一石を投じたのは間違いない。

この代表の練習を見てて思ったが、ハーフコートの6対6見るより、フルコートの6対6見た方が選手の使える使えないが判断できそうだな、と。
フルコートなら10対10にしてやれよ(笑)とか言われそうだけど、いや、6対6だな。
その方が走りまくらなきゃならないし、ブロック作ろうにもスカスカになるし、何人も孤立するだろうし、その中で活躍できるような選手こそ、コロンビア戦で使えると思う。
どうせ、コロンビア相手になると日本の組織も無力化されてズタズタになるシーンとか必ず出てくるし、そんな絶望的な状況の中で何ができるか、ですよ。
2018/5/25(金)13:35

☆関西人
青山離脱…
ハリル解任後の大きな変化として、代表合宿の練習が一般公開されてることがある。
YouTubeを見れば、今どんな練習をしてるかの大部分を知ることができるワケです。

で、そのYouTubeを見た人は多いと思うが、さすがにまだ選手全員が揃ってないだけあって、大したことしてないんだよね。
仮にこの動画を敵のスカウティング部隊に見られたところで、さほど困るような内容じゃない。
割と手倉森さんが練習を仕切ってる感じで、西野さんはそれを離れた所から黙って見ているだけ。
何か指導するワケでなく、ただコンディションを見てるんだろう。
練習内容は鳥カゴみたいなのをやっていて、なんか選手たちは楽しそうだった。
アピールしてやろうとかピリピリしたムードはさほどなく、皆が笑顔でリラックスした感じ。
これで大丈夫かな、とは正直思ったけど。

巷では3バックの導入可能性ありとか、2TOPの導入可能性ありとか色々言われてるが、まだ戦術練習に入ってないのでそこは全く分からない。
まずは攻撃より、守備戦術の構築から入るだろう。
人選から見て、多少は前任ハリルのデュエル要素を残すんじゃないか?
特に、前線の選手は。
でも後ろはゾーン守備がベースになりそうで、スペースをカバーリングするリベロシステム、3バックはあるかもね。

コロンビア代表の試合ビデオを少し見たが、かなり崩してスペースを狙ってくるチームだ。
個々のテクニックが高く、あれはマンツーマンだとかえってズタズタにされるだろう。
個の突破のみならずパスの連携があり、そのパスも日本のように10mぐらいのパスではなく、およそ20〜30mのパスを簡単にトライアングルで通してくる。
仮に日本が一辺10mの三角形なら、向こうは一辺30m級の大きな三角形。
プレスで寄せたら、簡単に逆サイドに球が通って背後のスペースを突かれる。
あれは、ある程度自陣に人数をかけて、中央はもちろん、逆サイドまでカバーしないと失点防ぐのは無理だな。
日本の5-4-1布陣、あるんじゃないだろうか。

・・・・・-武藤
・原口・・・・・・・本田
・・・・香川・山口
長友-槙野-長谷部-吉田-宏樹
・・・・・川島

ハリルの理想は敵陣でのボール奪取だったが、今後はやや現実的に戦術をアレンジして自陣に人数をかける。
自陣スペースを消すのを優先し、後ろで球を奪ったら、本田、香川、武藤、原口、長友、宏樹らが一気に駆け上がっていく。
浅野を最前線に置いてロングフィードを一発ポ〜ンというのも考えられなくないにせよ、ロングが通る成功率は極めて低いだろうし、どっちかというとミドルレンジのパスを繋いで、できるだけ速く前に進んでいくイメージ。
スピードないと言いつつ、本田とか意外とそういうのが上手いと思うし、香川もそういうのは上手くできる方だと思う。
ただ自陣・敵陣を何度も行ったり来たりするので消耗が激しいし、できれば若いメンバーをもっと増やしたく、浅野や井手口あたりが使いモノになるならそれに越したことはない。

そうそう、青山が負傷して代表離脱とやら?
つくづく、ついてないわ〜。
彼は可変システムのキーマンであり、23名に残る可能性が高かった選手だと思う。
しかし悔やんでもしようがないので、とりあえずチームのレジスタ、バランサー役は大島に期待すべきかと。

・・・・・-武藤
・原口・・・・・・・本田
・・・・大島・山口
長友-槙野-長谷部-吉田-宏樹
・・・・・-川島

うむ、和製イニエスタ。
硬度がないので、不安だという人もいるだろう。
私は後ろが5バックなら、大丈夫だと思うけどねぇ。
大島は、国際的にまだまだ無印選手である。
ちっこいし、童顔だし、スタメンで出れば確実に敵からナメられるとは思うけど、↑のフォーメーションなんて大島以外は全員硬質なタイプで、いわば大島は骨と骨とを繋ぐ間接の軟骨みたいな位置付けなんですよ。
もしも軟骨がなきゃ、手足は決してスムーズに動かないこともご理解下さい。

軟骨、間接、これは力学的な「支点」と捉えてみて下さい。
テコの原理でいう「支点」のことさ。
あの原理には、「支点」「力点」「作用点」という3つがあったでしょ?
小学生の理科の授業を思い出してみてほしい。
テコの原理で「作用点」に大きな力を発生させるには、「力点」と「支点」をできるだけ遠く引き離し、「作用点」と「支点」をできるだけ近くするべきだったよね?
これはサッカーにおける原理も全く同じで、「作用点」、すなわちストライカーに大きな力を発生させるには、「支点」、すなわち間接になるポジションの選手をできるたけ「作用点」に近い位置へ近付けるべきなのよ。
↑のフォーメーションでいうなら、できるたけ大島を前へと押し上げるチームの共通認識が必要となる、ってことね。

おぉ、いきなり大島がチームの中軸になるかもしれないな…。
2018/5/25(金)0:59

☆関西人
合宿スタート
代表合宿がスタートした様子。

岡崎、乾は別メニュー調整だったらしい。
特に心配なのが乾で、グラウンドに現れずホテルで調整というから、我々が思ってた以上に重症か?
なんか、ガチで乾脱落の匂いがしてきた。

岡崎も会見で西野さんに「替えがきかない選手」と言われてたにせよ、本人はいまだ足が痛いとか言ってるし、結構ヤバいかも…。

一応、「西野さんが残しそうな23名」をざっと挙げておく。

【FW】
●大迫…ポストプレー
●武藤…ファイター
●久保…ストライカー
●浅野…スピードスター

【MF】
●本田…レフティ
●原口…ハードワーカー
●宇佐美…ドリブラー
●柴崎…パサー

●長谷部…ポリバレント
●青山…バランサー
●山口…ボール奪取
●井手口…ダイナモ

【DF】
●長友…オーバーラップ
●酒井宏…アーリークロス
●酒井高…リザーブ
●遠藤航…ユーティリティ

●吉田…DFリーダー
●槙野…ストッパー
●昌子…カバーリング
●植田…身体能力

【GK】
●川島…経験
●西川…キック精度
●東口…安定

怪我の乾、岡崎を外しました。

待て待て、不満は分かるから。
「何で大島がいないんだ」とか言いたいんだろ?
私だって、大島は入れたいよ。
だけど西野さんは今野の離脱をかなり惜しんでたし、どうしても代替として井手口あたりを入れとかなきゃならんかな、と。
それに青山が今回は入ったし、とりあえず大島は今だけ我慢してくれ。
大丈夫、彼は間違いなくロシア大会以降に日本代表の中軸になるから…。

あと、柴崎が必要か?という意見もあるだろう。
いるとかいらん以前に、清武も森岡も脱落したんだから、柴崎は残るでしょ。
あと、宇佐美は必要か?という意見もあるだろう。
これもいるとかいらん以前に、中島のみならず、仮に乾まで怪我でいなくなるとすりゃ、必然として宇佐美は残さざるを得ません。
あと、植田は必要か?という意見もあるだろう。
私は別に植田を落としてもかまわんが、でもそうするとCBの枚数が足りなくなるじゃん。
予備登録に入ってると噂の森重を呼ぶ?
ガーナ戦には呼ばなかったのに?

あと、皆さんにとって一番の不満は、やはり浅野が入ってることかな(笑)。
せめて岡崎だろ、と言いたい気持ちは分かる。
でも、怪我してる岡崎と怪我してない浅野という選択だよ。
しかも、怪我してない方は50mを5秒台で走るんだ。
おまけに、浅野は青山とともにサンフレッチェの可変システムをよく知るひとりであり、意外と戦術上のキーマンだということは理解してあげてね。
もうひとつ言うと、浅野は攻撃以上に守備で貢献できるような気がするんだ。
前線からの鬼プレス。
それは岡崎の十八番かもしれんが、浅野の場合は足が速いから、フォアに詰めていくと敵ボールホルダーが毎回のようにかなり焦っている。
あれはワールドカップでも効くと思うなぁ。
どうせ、今の浅野は得点感覚なくて点など取れるワケないんだから、ディフェンシブFWとして前線の防波堤になってくれりゃイイんですよ。
いっそ、ジャガーポーズをしながらプレスをかけてほしい。
なんか、面白いから(笑)。

ヤバい!
香川が入ってなかったわ!
あ、分かった。
今回来てない久保を、思わず追加召集で入れてしまったんだ。
う〜ん、ガーナ戦に来てない久保と、トップコンディションじゃない香川の選択か〜。
ちなみに久保、最近は微妙に調子上がってきてる。

【4231@】
・・・・大迫
原口・・本田・・久保
・・山口・長谷部
長友-槙野・吉田-宏樹
・・・・川島

【4231A】
・・・・武藤
宇佐美・柴崎・・浅野
・・青山・井手口
高徳-昌子・植田-遠藤
・・・・東口(西川)

【3バックシステム】
・・・・大迫
・宇佐美・・・久保
長友-柴崎・山口-宏樹
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島

【2TOPシステム】
・・武藤・・浅野
原口・・・・・・本田
・・井手口・青山
高徳-昌子・植田-遠藤
・・・・西川(東口)

↑の23名全員、それぞれ2回ずつ使って色々なフォーメーションを検討してみたけど、見ての通り、「あぁ、このポジション、香川がいれば…」というのが無いんだわ。
いたらいたで、どこやらせてもそこそこ上手いし、戦力になるのは間違いない。
しかし、いないならいないで何とかなるのも事実。
彼はマルチゆえ、スペシャリストじゃないから。
それでも日本のケジメとして、どうしてもエース香川を23名に入れなきゃならないとすると、代わりに久保、宇佐美、浅野のうち、いずれか1名は脱落ですわ。
惜しいけど。
2018/5/23(水)9:51

☆若葉
早期ベストイレブン受賞選手
中田英寿 20歳
中村俊輔 21歳
小野伸二 19歳
稲本潤一 21歳
小笠原満男22歳
遠藤保仁 23歳
高原直泰23歳
柳沢 敦 21歳
中澤祐二 21歳
松田直樹23歳
中田浩二22歳
曽ヶ端準23歳
マルクス闘莉王23歳
長谷部誠 20歳
佐藤寿人 23歳
長友佑都 23歳
内田篤人 20歳
岡崎慎司 23歳
槙野智章 23歳
清武弘嗣 22歳
酒井宏樹 21歳
大迫勇也 23歳
宇佐美貴史22歳
柿谷曜一朗23歳
山口 蛍 23歳
武藤嘉紀 22歳
柴崎 岳 22歳
井手口陽介21歳
中村航輔 22歳

世代別代表と言われる?23歳までにベストイレブンを取った選手。かなり少ない。
日本人は身体ができあがるのが遅く感じます。フィジカルが追いつかない?
黒人選手は身体ができあがるのが早くマンUのルカクが国内リーグで16歳で得点王 パリSGのムバッペも18歳で国内リーグで15得点しています。
日本人だと平山や森本が若くして身体は対等に出来上がっていた印象でしたが…
全てが融合するのがやや遅いですね。

ベストイレブン受賞 最年少
21歳 柳沢敦 FW
22歳 宇佐美貴史 FW
22歳 武藤嘉紀 FW

19歳 小野伸二 MF
20歳 中田英寿 MF
20歳 長谷部誠 MF

20歳 内田篤人 DF
21歳 中澤祐二 DF
21歳 酒井宏樹 DF

20歳 (楢崎正剛) GK
22歳 中村航輔 GK
23歳 曽ヶ端準 GK

シドニー世代12人
アテネ世代 3人
北京世代 4人
ロンドン世代8人
リオ世代2人

世代別代表のうちにベストイレブンを受賞する選手出現にも期待しています。
2018/5/23(水)1:27

☆関西人
高齢化A
日本サッカーの高齢化問題については、ある意味致し方ないのかな、と思う。

よく日本を世界の強豪国と比較し、あっちでは20歳そこそこの新星が大活躍してるのを見て「日本でも若手を使うべきだ」という意見が出るけど、ぶっちゃけ、日本の若手の多くはまだそこまで完成はしていない。
小学生〜高校生年代までは日本人選手もそこそこ国際的にイケてる方だと言われてるのに、なぜか18歳以降から急にその成長が鈍化し、国際標準についていけなくなる。
これは出場機会の問題かもしれないとして、J3を新設するなどしたのは割と最近の話。
まだまだ、これからさ。

おそらく身体能力でいうと、【若手>ベテラン】だろう。
それでも日本でベテランが重用されるのは、戦術勘でベテランが若手を大きく凌駕してるからだ。
そのての戦術勘は、経験がかなりモノをいう。
日本の若手は、圧倒的に経験が足りないのかもしれない。
これは環境の問題だとして若くから海外に出る選手もいるが、逆に向こうで出場機会に苦しみ、挫折して帰国する例も多い。
難しいもんだね。

技術、フィジカル、戦術勘。
仮にこの3つが融合してようやく選手は能力の絶頂を迎えるとして、日本の場合は海外に比べ、3つが融合する時期がや遅い気がするんだよ。
平均して20代後半ぐらいだろうか。
じゃ何で海外は日本より早く融合が成立するのかって、私はそのへんがよく分からん。

結局は、偏差値なんだろうか?
偏差値の高い国は早くから融合し、偏差値の低い国は融合が遅い。
一流の進学校が3年で終わらせるカリキュラムを、三流校は8年かけなければ終わらせられない。
何となく、そんなイメージが湧く。
突き詰めると、まだまだ日本はレベルが低い、ということになるんだろう。
で、三流校が形だけ進学校をマネしてもしようがないワケで、代表を作る場合、今できることは「校内で最もデキる生徒」を出すことである。
それが3年生じゃなく8年生だとしても、それはそれでしようがないじゃん…。

でも、そろそろ8年生は卒業させましょう。
仮に今回のワールドカップのテーマが「俺たちの世代の最後の挑戦」だとして、ここでこの長編は完結としたい。
次からは、新章としてスタートしたい。
幸い、良いキッカケとして2020年に東京五輪がある。
しばらくは【A代表<五輪代表】の流れだろうし、この五輪代表を次代のA代表に育てるプランでイイと思う。
ロシア大会以降は、プラチナ世代+リオ世代+東京世代で再出発。
8年生にとっては、ロシアが最後のワールドカップ。
そう割りきってみれば、皆さんの心の整理もつきませんか?
2018/5/22(火)13:21

☆関西人
高齢化
続きね。

↓に、このチームのキーマンは青山だと書いた。
ちょっと買いかぶりすぎかな?
だけど青山が入るなら、個人的にどうしても入れておいてほしかった小林祐希の落選にも初めて納得がいくんですよ。
聞けば青山は、ハリルジャパンから何度か代表召集が来てたのに、クラブ優先の為に辞退してたんだって?
そういや、何年か前に「何でハリルは青山を召集しないんだ?」と超サカでも話題になってたっけ…。

青山がJリーグMVPになったのは、確か2015年。
ちょうどハリルが代表監督に就任した頃だ。
だいぶ昔の話だね。
ハリルは就任早々、おそらく技術委員会が作成したと思われる「代表候補選手各ポジション序列表」を公開(?)したんだが、その表で「左ボランチ」の序列1位は青山だったんだ。
ちなみに、「右ボランチ」の序列1位は長谷部。

【左ボランチ】
@青山
A山口
B米本

【右ボランチ】
@長谷部
A柴崎
B今野


今から3年も昔の序列にせよ、右の1位と2位、左の1位と2位、この上位4人はきっちりと今なお生き残ってるワケね。
思えば、青山は2014年ワールドカップのコロンビア戦にも先発してたんだった。

【2014年コロンビア戦スタメン】

・・・-大久保
香川・・本田・・岡崎
・・長谷部・青山
長友・今野-吉田・内田
・・・・川島

あれから4年も経つのに、あまりメンバーが変わってない。
大久保、内田、今野は今回外れてるけど、それ以外はそのまんまロシアへリベンジに行くことになりそうな気も…。

こうして改めて見ると、日本代表はこの4年であまり入れ替えがなかった?
いや、ハリルはそこそこ若手の登用をしてたはずなんだけど、ただ彼が退いてまた揺り戻したというか、どうも日本というのは急激な変化をあまり許さない土壌のようだ。
今回のみならず、確かファルカンの時もそうなんだよ。
ファルカンは、前任オフトが作ったチームを解体するところからスタートした。
それまでの不動のI番ラモスを切って、前園や岩本テルなど若手を新たなチームの軸に据えたんだ。
その結果、半年で解任…。
で、ファルカンの後を継いだのが加茂監督で、加茂さんは就任してまず最初の試合でラモスを戻してました(笑)。

そう、日本の土壌って割とそういうところあるんだわ。
リベラルと保守の権力構造は圧倒的に後者の優位で、リベラルは保守の許容する範囲内でしか動くことはできない。
その許容範囲から逸脱した日には、いきなりバッサリとやられるワケさ。
我々日本人は何となくそのへんの社会構造を知ってるけど、何も知らない外国人は時々踏んではならない地雷を踏んでしまう。
怖い怖い。
それは田嶋会長個人がどうこうというスケールの話ではなく、もっと根深い話かもしれないね。
おそらくは複数の企業、代理店、官僚まで絡んでくる話…。

メンバーが変わらない、と言えば、確か黄金世代の頃もそうだったと思う。
トルシエジャパンとジーコジャパンって、変わったようでいて世代はさほど変わっていなかった。

【トルシエジャパン】

・・柳沢・・鈴木
・・・-中田英
小野-戸田・稲本-明神
--中田浩-宮本-松田
・・・・楢崎

【ジーコジャパン】

・・柳沢・・高原
・俊輔・・・小笠原
・・福西・-中田英
サントス-中澤・宮本-加地
・・・・川口

いやホント、世代が全く変わってない。
じゃ、ジーコジャパンがジジイだったのかというと、チームで年長者だった中田英ですらドイツ大会時点で29歳。
意外とジジイじゃないというか、どっちかというと06年は黄金世代が一番アブラの乗ったベストのタイミングだったワケよ。
むしろ、トルシエジャパンが特別に若かったということかも。

そこを思うと、今の「俺たちの世代」が一番アブラの乗ったベストのタイミングだったと言えるのが、やはり2014年ブラジル大会だったワケね。
当時、本田や岡崎らが28歳、長谷部が30歳、香川が25歳。
サイコーである。
こうして一番ベストの時にダメだったのは、ジーコジャパン同様に悔やまれる。
しかし、あれだな。
年齢的にまだ若すぎると思われた日韓大会が、結局は締めてみれば黄金世代にとって一番良い結果を出したタイミングだったし、同様にしてまだ若すぎると思われた南アフリカ大会が、本田や長友ら(当時24歳)にとって一番良い結果を出したタイミングだった、と総括されちゃうのかもね。
いやいや、まだロシア大会を締めてみるまでは分からないけど…。

残念ながら、ロシア大会は「まだ若すぎる」というほどの選手はあまり多くなさそう。
しいて言うなら大島、浅野、井手口、遠藤航、三竿、植田あたりだが、このうち何人が23名に残るかは分からない。
半分ほど落ちる気が…。
井手口なんて、ああ見えてまだ21歳なんだよね。
中田英がフランス大会に出た時と同じ年齢か。
じゃ、井手口は残してほしいなぁ、と思う。
なんのかんの言いながら、「まだ若すぎる」というぐらいでちょうどイイのが過去の実績なんだから。
意外と、ボランチは青山と井手口を組ませたらイイかもしれないよ。

・・・・岡崎
・香川・・・・本田
長友-青山-井手口-宏樹
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島

というか、井手口あたりを入れてバランスとっておかないと、日本は平均年齢的に少し恥ずかしいことになってしまう。
上記の布陣を年齢で表すと、↓になる。

・・・・32歳
・29歳・・・・31歳
31歳-32歳・21歳-28歳
・31歳・34歳・29歳
・・・・35歳

大会最年長チームになりそう。
【長寿ジャパン】とか勘弁してよ〜。
2018/5/22(火)10:36

☆関西人
ポリバレントA
先日、何かのテレビ番組で「ポリバレント」の解説をしていた。
そこでようやく知ったんだけど、ポリバレントとユーティリティは同じ意味じゃなかったんだね?
恥ずかしながら、私は今まで同じ意味で使ってたわ(笑)。

じゃ、このふたつの言葉がどう違うかというと、ユーティリティは複数ポジションをこなすことを指すという。
たとえば、ボランチとサイドバックの両方のポジションをこなせる選手は、ユーティリティプレーヤーだ。
この場合、選手はボランチからサイドバックにポジションを変えると、その後はあくまでサイドバックとしてプレーする。
ここがポイントね。

一方、ポリバレントも複数ポジションこなすことに変わりないんだが、違いは複数ポジションを同時進行型でこなすところだろう。
たとえば試合の流れの中でサイドバックがオーバーラップし、サイドが空けばボランチが暫定でそこに入る、とか。
一番分かりやすく言うなら、ぺトロビッチや森保さんがやってた可変3バック。
あの戦術におけるウィングバックは、時にサイドバックになり、時にサイドFWになる。
ひとつの試合の中で、めまぐるしく役割を変えるんだ。
ああいうのをポリバレントというんだろう。

敢えて西野さんがユーティリティではなくポリバレントという言葉を使ったのは、やはり戦術上で可変システムを導入するプランがあるからじゃないか?
ユーティリティとポリバレントのどちらが難しいかというと、そりゃポリバレントの方だろ。
単純に役割を変えるユーティリティと違い、ポリバレントはもっと複雑で、試合の流れを読んで臨機応変に自分の役割をアレンジすることなんだから。
一定以上の戦術眼と経験値がないとその役割アレンジは難しく、今回ベテランがやや増えたのも、そう考えると納得。
サプライズ選出の青山は、32歳だからね。
彼はサンフレッチェ可変システムの申し子であり、単なる新戦力というよりはチームのキーマンになる可能性が高い。

そしてもうひとりのキーマンは、言わずと知れた長谷部。
彼が、最終ラインと中盤を行ったり来たりするシステムになるんじゃないかな。
2ボランチは青山プラス、誰が相棒になるかはまだ分からないけど、おそらくその選手がアタッキングミドルとアタッキングサードを行ったり来たりする。
青山はその中間に入り、舵取りをする役割だろう。

じゃ、前線はどうなるのか。
ここも可変システムでいくなら、イメージは西野さん大好きのクライフバルサ式になるかもしれない。
センターFWはセンターFWに見えて、実は偽H番(ラウドルップ?)。
意外とウィングがストライカーだったり、トップ下がストライカーだったりする。
前線は、クルクル回転するイメージ。
西野さんが久保を高く評価してたのは、彼がクラブでトップ下を多く経験し、代表ではウィング、でも本質はセンターFWというところに魅力を感じたのかも。
大迫も岡崎も武藤もクラブで意外とMFの経験が多く、宇佐美もクラブで右ウィングを経験して幅が広がったと見てイイかと。
浅野は、どうなんだろうな〜。
彼だけは純粋なジョーカー、ブッチギリのスペシャリストとしての召集かもしれない。
ただ、名古屋時代の永井謙佑のごとく、走力を買われてウィングバック起用案はあるかもしれないけど。

イメージすると、

・・・宇佐美
・香川・・・岡崎
長友・・・・・宏樹
・・青山・大島
・槙野-長谷部-吉田
・・・・川島

・・・・本田
・・乾・・・武藤
原口・・・・・・浅野
・・山口・・柴崎
・昌子-遠藤航-植田
・・・・東口

敢えて、1TOPっぽくない選手を偽H番として置いてみた(笑)。
偽H番が中盤に下がり、ゼロTOPになることから前線が回転するのがクライフ式。
いやいや、そうは言っても1TOP本命が大迫なのは一応ご了承下さい。
遠藤航のところは。西野さん的に今野だったんだろうね〜。
ややこしい戦術は、やはりベテランの経験が頼りですよ。
練習時間さえとれれば若手の方に伸びしろがあるものの、なんせ2〜3週間だからね…。
2018/5/21(月)14:13

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