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2018/4/10 9:13
☆関西人ハリル電撃解任B確かに、この更迭は「大スポンサー・アディダスからの圧力では?」という声が出ている。
陰謀論ってやつだね。
私は、そんなのないと思う。
ハリルを更迭したら、アディダスが得をする?
そんなことはない。
まず、今の代表におけるアディダス契約選手が誰なのかを理解してほしい。
●香川真司
●清武弘嗣
●宇佐美貴史
●武藤嘉紀
●中島翔哉
●酒井高徳
●槙野智章
●植田直通
●中村航輔
一番重要なのは広告塔・香川だが、ハリルは明らかに本大会で香川を召集することを匂わせていた。
そして、清武にも復帰してほしい心情を吐露していた。
彼らが今回呼ばれなかったのは怪我のせいであり、決してハリルが彼らを見限ったからではない。
また、ここにきて宇佐美も呼び戻し、中島や高徳や植田や中村にもチャンスを与え、槙野にいたっては現在完全にレギュラー扱いである。
やや冷遇されてるのは、武藤ぐらいか。
だからハリルはどう見たって、アディダスにとっての敵ではないんだよ。
アディダスが圧力をかけてまでハリルを切る意味など、まるでない。
じゃ、電通陰謀論は?
こっちの方が、まだリアリティはある。
電通は広告代理店ゆえ、視聴率を最優先に考えるところがあるから。
ドイツ大会の時など、視聴率を上げる為にわざわざ運営側に圧力をかけ、試合開始時刻を繰り上げたのは有名な話。
たかが日本の広告代理店ごときがワールドカップにそこまで影響力があるのか?と正直驚いたが、聞けば電通は世界第5位の広告代理店らしい。
実は、凄い力がある会社さ。
で、視聴率でいうとハリルが抜擢しがちなリオ世代の若手より、ベンチを温めてる本田らベテランの方が確実に数字を稼げるのは事実。
電通的には、かなりハリルは嫌いな監督だっただろう。
とはいえ、こうも考えられるはずだ。
ハリルと西野さん、比較すればどちらが数字を稼げる?
私はなんのかんの言いながら、ああいうエキセントリックな外国人監督の方が日本人監督より数字を取れる気がするんだよね。
西野さんって昔はイケメン監督として人気あったけど、さすがに今は地味な初老のオッサン。
本当に電通が数字目当てでハリル解任の圧力かけたなら、後任が逆に数字を悪化させそうな西野さんっておかしくない?
後任に名波とかツネ様あたりを据えるなら、まだ話は分かるんだけど。
よって、私は電通陰謀論もおそらく違うと思う。
というワケで今回のは陰謀じゃなく、純粋に協会のジャッジじゃないかと。
タイミングは、明らかにヘタこいている。
やるなら、もっと早く決断すべきだった。
きっと、ある時期まではハリルでいくつもりだったんだろう。
選手と監督がうまくいってないことは今に始まったことじゃなく、そこは協会も分かっていた。
だからこそ、その間を取り持つ仲介者として手倉森さんを入れたはずなんだ。
明るく、人間関係に強そうなキャラだし。
ある程度、手倉森さんが入ったことでチームの空気は変わったとも聞く。
この「イケるかも」という淡い期待が、あるいはハリル解任の決断を遅らせた要因かもしれない。
ただ現実は、3月遠征で「やっぱ無理」と。
もはや修復不可能なことが、何か起きたんじゃないだろうか。
そして「選手をとるか、監督をとるか」という二択を協会は迫られ、とったのは選手、ということなんだと私は推測する。
E-1を思い出してみてほしい。
韓国に1-4の惨敗。
日本代表は海外組の主力抜きだったとはいえ、それは韓国側も同じこと。
つまり、あれはJリーグ対Kリーグだったワケよ。
じゃ、JリーグはKリーグよりも弱い?
いやいや、そのE-1の僅か2週間前、Jリーグの浦和がACLでアジア王者になってたことを忘れちゃいかん。
その浦和が助っ人外国人頼りのチームならともかく、主力選手はほとんどが日本人というチームだったワケさ。
クラブでは日本がアジアの頂点に立ち、代表では日本が韓国に1-4の惨敗。
多くの人が、こう思ったはずだ。
これ、ひょっとして惨敗は選手の問題ではなく、監督の問題かも?と。
監督によるチーム作りの問題かも?と。
いや、ハリルを解任したら急に代表がうまく回るかって、そんな甘いもんじゃないだろう。
それに、ハリルのチーム作りが全て間違ってたワケでもない。
これ、民族としての相性の問題かな〜。
日本人がアフリカ人のように身体能力勝負できるなら、もっとハリルのデュエル戦術、およびタテにいく戦術はハマったかもしれない。
彼、マリ代表あたりの監督やってた方が良かったかも?
今さらだけど、ハリルは決して無能な監督じゃなかったと思うよ。
仮にも、リーグアン最優秀監督賞受賞者だ(ザックもセリエA最優秀監督賞受賞者だったけど…)。
日本代表とは、相性が悪かっただけ。
私は、ここでハリルを全否定するのはやめておきたいんだわ。
なぜなら、今さらチームを全リセットしてゼロから作り直す時間はなく、ある程度はハリルが築いたモノをベースにして、そこからマイナーチェンジをするぐらいしか本番には間に合わないんだから。
・・・・大迫
◯◯・・◯◯・・◯◯
・・◯◯・・長谷部
長友・槙野-吉田・宏樹
・・・・川島
このあたりまでは、ハリルの遺産を受け継ぐべきだろう。
西野さんがやるべきは、あと残った◯◯を埋める作業である(4231でなく442かもしれないけど)。
ハリルが指揮した3年間を、決して「失われた3年間」なんかにしちゃいけないんだ。
2018/4/10(火)9:13
☆エルマンデル◆hkJa9s男性 45歳
以前から何度も申しておりましたが、私はハリルホジッチが好きではありません!
なので、監督交代には特になんとも思いませんが、正直「ここで!」とは思ってしまいますね!
ハリルホジッチの売りである「本番までのピーキングの持って行き方に長けている!」は結局、発揮されないまま終わってしまいました!
また、「ある一定数の選手にはとても好かれるが、ある一定数の選手には大変嫌われる!、そして、嫌われた選手は完全排除!」と言う特徴も明るみになる前に終焉を向かえてしまいました(笑)
しかし、ここまではアルジェリア代表の時とほぼ同じパターンで進んでいましたので、本番で結果を残してくれそうな展開になっていたのですが、残念ながらチャンスを逸してしまいましたね!
とにもかくにも田嶋さんは「W杯で勝つ確率を1%でもあげる為に!」と仰っていましたので、今はその言葉を信じてみましょう!
ホントは「スポンサーからの強い要望があった為に!」と言いたかったんだろうとは思いますけどね(笑)
2018/4/10(火)0:30
☆関西人ハリル電撃解任Aえぇ〜っ?という、まさかの展開。
ハリルの後任は、西野技術委員長だそうだ。
この人選から見て、これは計画された更迭なんかではなく、割と突発的な更迭だということが分かる。
昔から代表監督候補として、何度も名前の挙がってきた西野さん。
まさか、こんな形で実現しちゃうとは…。
問題は、チームの連続性である。
仮にサッカーを右・左で捉えるなら、ハリルのサッカーは座標で表すと真ん中より右寄りにポジショニングしていた。
対して西野さんのサッカーは、明らかに真ん中より左寄りである。
引き継ぎの相性として、あまりベストとは思えない。
思うに西野さんは「タテに速く」を否定しないものの、ある程度はポゼッションを復活させるんじゃないか、と。
やや、ザック時代への回帰である。
ザック時代の重鎮・本田は、ハリル体制下で明らかに不機嫌だった。
先日は久々に代表合流して、「代表が昔よりレベルが落ちている」「次元が低い」とかなり辛辣なこと言ってたワケよ。
それは監督のみならず若手への苦言にも聞こえて、今ひょっとしたらチーム内に世代間の摩擦があるのでは?と心配になったわ。
ハリルはその摩擦に気付き、敢えて本田らを遠ざけて若手が伸び伸びやれるように配慮してたのかと。
もし、井手口や浅野がクラブでホサれたりしなければ、それはそれでうまく回ったかもね。
でも、現実はそこまで甘くなかった。
技術や身体能力だと若手には素晴らしいものがあるにせよ、戦術勘、頭脳の方は経験あるベテランに対して劣っているのが明白なんだ。
よって、彼らはハリルに言われたことをただ忠実に遂行するだけで、それはハリル戦術がハマった時はイイんだけど、ハマらなかった時は酷いことになるワケね…。
私は、一時期まで「ハリル戦術って意外と強豪相手だとハマるかも」とポジティブに捉えていたので、 ぶっちゃけハリル解任という発想はなかったのよ。
でも、ここにきて強豪どころか中堅にも勝てない現実を見て、これは解任に踏み切った田嶋さんに一票だわ。
田嶋さんの本音は「ハリルのままでも、新監督でも、どっちにしても今さら勝てない」だと思う。
で、どうせ勝てないならイチかバチか、である。
西野さんには、リラックスしてほしい。
この更迭で、日本国民の多くは「もう予選突破はないな…」と明確に諦めがついたはず。
流れ的には南アフリカ大会の時に近く、日本国民の多くは西野さんに今さら期待などしないだろ。
だから、西野さんはノープレッシャーで伸び伸びとやればイイ。
西野さんのサッカーは、良くも悪くもピボーテありきのサッカーである。
ピボーテ、ガンバでいうとヤットありき。
今さらヤットを代表復帰させるのはさすがにないだろうが、必ずヤットに近い選手は中盤に置くと思うんだよね。
長谷部+山口蛍はないだろう。
イメージは、ヤット+明神的な組み合わせじゃないかな、と。
大島、柴崎、あるいは本田をピボーテに据え、パスサッカーを展開する気がする。
あるいは二川的役割で、清武や森岡あたりを2列目に起用するかもしれない。
断言してイイが、結果を出すかはともかくとして、少なくともハリルの時より皆が好きなサッカーを見せてくれると思うよ。
代表が、とても面白くなってきた。
2018/4/9(月)23:53
☆関西人ハリル電撃解任えぇ〜っ?という、まさかの展開。
ハリルが電撃解任だそうだ。
まず、人事権について整理しておかねばなるまい。
加茂周やトルシエの時にハッキリしたこととして、技術委員会に監督を更迭する権限はないらしい。
発議はできるらしいけど。
じゃ、誰がその決裁権を持つのか?
それは協会の会長だそうだ。
今回でいうと、田嶋会長である。
田嶋さんは、先日に会長再選が正式決定した。
会長選は一応選挙であるものの、立候補者は田嶋さんだけ、つまり無投票当選。
もはや、完全に中国共産党・習近平状態である。
思えば、もともと田嶋さんって代表監督については日本人起用論者だった。
手倉森さんのハリル代表入閣など、明らかに「もしもの時」の為の布石。
さすがに、最初からこうする予定ではなかったと思うけどね。
おそらく火が点いたのは、昨年のE-1だろう。
大会終了後、珍しく田嶋さんの語気が荒かったもん。
「日本代表選手としての誇りを持っているのか?」
「W杯予選でうまくいかなかった試合とは、次元の違う情けなさ…」
「応援してくれた方に申し訳ない」
「試合に負けたとか以前の問題」
会長という立場で、ここまでディスるのは実に珍しい。
ただE-1は海外組召集ができなかったんだから、さすがに3月の欧州遠征は海外組中心のチームだし期待できるよね?と思いきや、結果は1敗1分け。
豪州相手に勝ってW杯出場を決めたまでは良かったが、それ以降は10試合をして、結果は3勝5敗2分け。
大きく負け越している。
もちろん、こういう強化期間は結果が全てではない。
そんなことは協会だって百も承知で、でも今回更迭に踏み切ったというのは、きっと何かがチーム内で起きたんだよ。
思うに、それは選手たちの造反じゃないだろうか?
先日の試合後、私は長友の発言とか凄く気になったんだよね。
「今後の伸びしろといいますけど、もう期間もないわけで、試合数もないわけで。もう伸びしろなんて言っていられる時期ではないんでね。ここで見せていかないと、ここで修正していかないと。今修正しないと手遅れになって終わりますよ」
こうして改めて聞くと、なかなか含みのある発言である。
今修正しないと手遅れ、か…。
今のチーム内が一体どういう空気になってるのか、密偵じゃないが手倉森さんがコーチとしてそこにいるんだから、田嶋さんも西野さんも完全に把握はできてると思う。
それは我々が思ってる以上に、選手たちの監督不信があるんじゃないの?
その論拠は、ハリル自身の発言だよ。
というのも、ハリルは先日
「問題は内部で解決する。外部に発信するのはよくない」
という意味深な発言をしてたんだ。
これは、どうやら一部選手のメディアへのリーク(?)に対してクギをさした発言のようで、すると長谷部は別の日に
「誰の発言に対して言ったものか分からないけど、コメントは選手の裁量でいいと思う」
と語っている。
このやり取りを見てるだけでも、明らかにチームはうまくいってないのが分かるでしょ?
そもそもハリルを選んだ協会が悪い、田嶋も西野も責任を取れ!と言いたい人は多いだろうが、よく考えたらハリルが選ばれたのは大仁会長の時代、技術委員長は霜田さんだったんだよね。
田嶋さんも西野さんもそこにはタッチしておらず、もともと大仁さんや霜田さんや原さんが協会を去った時からハリルは孤立無援だったのかもしれん。
後任は、手倉森さんが濃厚かと。
今までチームにタッチしてない人に、いきなりこのタイミングで監督を任せるのはさすがに無理があるからな。
問題は、コーチをどうするかである。
ヘッドコーチ、GKコーチ、フィジカルコーチなどはハリルが連れてきた人だし、ボスが解任されると彼らも入れ替えになるのか?
もし入れ替えになるとして、一応現スタッフに第2GKコーチで浜野さん、コンディショニングコーチに早川さんなどが既にいる。
あと2〜3人補充すれば(五輪代表スタッさフの兼任など)、何とか形にはなるかもしれない。
森保さんあたり入れるのもありだと思うし、岡田さんのスーパーバイザーというのもありだ。
ここまできたら、挙国一致の総力戦でいかなきゃね。
選手は、主力メンバーがリセットされることはないだろう。
長谷部、吉田、大迫などは今後も軸だと思う。
ただ、本田など経験値あるベテランは勢力を取り戻すんじゃないか?
今後、どうなるか楽しみである。
2018/4/9(月)12:36
☆関西人25〜26名報道によると、来月に発表されるロシア行きメンバーは23名でなく25〜26名、つまり定員オーバーで発表するらしいね。
現地についてコンディション確認をした上で、2〜3名の落選メンバーを発表することになるんだろう。
98年の時のように。
で、今回の遠征の召集メンバーが26名だったことを考えると、次は吉田や宏樹など怪我で召集できなかった数名を入れて、代わりに数名を落とすというだけの最小限の入れ替えにとどまるんじゃないだろうか。
【故障で召集できなかったリスト】
●吉田
●酒井宏
●香川
●清武
●倉田
●今野
【なぜか召集しなかったリスト】
●乾
●岡崎
●武藤
●浅野
●伊東純
●井手口
●長澤
●小林祐
●三浦弦
●西川
上記メンバーのうち、何人かは復帰するかと。
特にハリルは「マヤ、ヒロキ、シンジにいてほしかった」と語っており、この3人の復帰は間違いないだろう。
あ、「シンジ」は香川のことであって、岡崎のことじゃないぞ。
で、仮に吉田、宏樹、香川が5月でチームに戻るなら
吉田⇔森重(結局2試合とも出なかったし)
宏樹⇔宇賀神(マリ戦の戦犯になったし)
香川⇔森岡(柴崎や中島よりアピールがイマイチだったし)
ということで、普通に森重・宇賀神・森岡が外れるんじゃないかな。
もちろん戻るのは3名だけとは限らず、もう少し入れ替えはあるかもしれない。
でも3名だけにとどめるなら、5月に発表されるロシア行きメンバーは以下のようになる。
●川島(メス)
●東口(ガンバ)
●中村(レイソル)
●吉田(サウサンプトン)
●槙野(レッズ)
●昌子(アントラーズ)
●植田(アントラーズ)
●長友(ガラタサライ)
●酒井宏(マルセイユ)
●酒井高(ハンブルガー)
●車屋(フロンターレ)
●遠藤航(レッズ)
●長谷部(フランクフルト)
●山口(セレッソ)
●大島(フロンターレ)
●三竿(アントラーズ)
●香川(ドルトムント)
●柴崎(ヘタフェ)
●中島(ポルティモネンセ)
●本田(パチューカ)
●久保(ヘント)
●原口(デュッセルドルフ)
●宇佐美(デュッセルドルフ)
●大迫(ケルン)
●杉本(セレッソ)
●小林悠(フロンターレ)
以上、26名。
ここからさらに3名外さなきゃならんのだが、ちょっと余った感じなのがSBのところ。
まず間違いなく酒井高か車屋か遠藤航のうち、ひとりは外れるだろう。
いや、ふたりの可能性すらある。
CB陣にSBをできる人材がふたりいるから。
あとは、やはり宇佐美かなぁ…。
今回の遠征では決して悪くなかったんだが、比較対象が中島となると、さすがに分が悪い。
中島は左WGのみならずトップ下としてもアピールに成功し、もはや香川の帰還すら危ういのが現実。
乾は、ひょっとしたら帰還できない…?
FWも杉本、小林はあのままでイイのか、また右WGはあのままでイイのか、など問題は色々ある。
確かに、右ではJで好調の伊東純あたりも可能性あるだろう。
じゃ、本田はどうなるんだ?ということだが、彼はウクライナ戦で守備を頑張ってたね。
本田は戦術家だ。
向こうがこういう感じにシフト変更してきたから、俺たちはこういう感じに対抗する、みたいなチェスをできる選手は今の日本代表にあまり多くなく、そういう意味じゃ本田は残しておくべき選手だと思う。
ぶっちゃけマリ戦もウクライナ戦も、身体能力や技術以前にチェスでやられたところが正直あったんだから。
ハリルが、どう判断したかは分からないけど。
あと、気になるのは清武がどうなるか、である。
マリ戦前の会見で、ハリルは森岡と柴崎の召集について「シンジとキヨタケが今いないので」と説明している。
そうか、ハリルの中でのファーストチョイスは香川と清武なんだ、とそこで初めて理解した。
↑に森岡⇔香川の入れ替えの可能性について書いたが、また同時に柴崎⇔清武の入れ替えの可能性も十分にある、ってことだよな。
たびたび負傷するスペ体質の清武を、ハリルはまだ見捨ててはいない様子。
あ、大島もそうだね。
仮に25名のメンバーでロシアに行き、直前に外れる2名が清武と大島、しかも外れる理由が故障の為、だったら泣けるわ。
2018/4/5(木)8:51
☆関西人第3ボランチ、第4ボランチ仮に今回の遠征が仮想セネガル戦、仮想ポーランド戦だったとして、ひとつ分かったのは、日本の本大会仕様フォーメーションは4231がベースだということ。
中盤は2インサイドハーフ+アンカーの▽ではなく、トップ下+2ボランチの△になりそう。
井手口が召集外となり、代わりに森岡・柴崎・大島などクリエイティブなMFが複数召集されたのは、明らかに▽→△と不可分の流れである。
で、気になるのはボランチなんだよね。
長谷部と山口はほぼ当確として、仮に2ボランチにするなら、あと2名はリザーブ込みで駒が必要になる。
今回試されたのは、大島と三竿。
査定として、どうだったんだろう。
なお柴崎はボランチではなく、トップ下の方の査定に回された。
仮に中盤が△なら、ボランチよりトップ下の方が激戦区となる。
だって、そこには香川も清武もいて、森岡もいて、さらにはWG枠だった中島までウクライナ戦で急に割り込んできたから。
柴崎のプレーは割と良かったけど、さすがに生き残りは厳しい。
その点、ボランチ起用された大島は怪我したといえ、ラッキーである。
三竿はなかなか良いプレーしたにせよ、少なくとも大島とはキャラがカブってない。
というか、大島のように「組み立てのできるボランチ」って、代表候補リストを見ても他にあまりいないじゃないか。
他のパサーたちは皆、トップ下の激戦区に回って潰し合いをしてやがる。
もし私が大島の立場なら、試合中に怪我して神妙な顔をしつつも、実は内心ニヤリとしてるよ(笑)。
たった30分しかプレーしなかったのに、ハリルは「素晴らしいプレーをしていた」と誉めてくれたし…。
で、大島がちょっとイイ流れになったのは認めるとして、彼が中盤のジョーカーなのか、それともレギュラー候補なのかによってボランチ4人目の人選は大きく変わってくる。
もし大島がジョーカーだというなら、4人目のボランチは長谷部や山口のリザーブとして、守備のできる人材が選ばれるだろう。
今野か、三竿か、遠藤航か、そのへんになると思う。
しかし大島がレギュラー候補だというなら、4人目のボランチは大島のリザーブ、つまりクリエイティブ系ということになる。
となると、誰がいるかな?
召集実績あるのは、小林祐、倉田、長澤、そのあたりか。
なんか、また倉田が入ってきそうな気がするんだよね。
倉田がこの遠征で召集されなかったのは怪我が理由であり、そのへんは同じく召集されなかったにしても小林祐や長澤とは意味が少し違う。
実際、E-1を見てもハリルの倉田への信頼は明らかで、おそらくああいう動きまくるMFが好きなんだろう。
お気に入りの井手口がこうなってしまった今、攻守によく動くMFの筆頭格は、確かに大島と倉田である。
一応、私なりに代表ボランチ4名枠を想定すると、
長谷部
山口
大島
倉田
ということになるだろうか。
ちょっと小粒すぎる?
うん、確かにな。
一応、右サイドバックのリザーブは遠藤航にしておいて、ボランチとしても投入できるようにしておこう。
2018/4/2(月)0:44
☆関西人第4CBおそらく、ロシア大会本番のセンターバック枠は4だろう。
5の可能性も、なくはないけど。
で、今回の遠征に不参加だったとはいえ、吉田は既に当確である。
あとは、残り3枠に誰が入るかが問題。
マリ戦とウクライナ戦では、槙野、昌子、植田の3人が先発した。
見た感じ、2戦続けて先発した槙野は当確っぽい。
じゃ、昌子と植田はどうだったのか。
昌子は、少し当確に近づいたと思う。
一方、植田は評価を落としたね。
植田の身体能力等には疑いないが、やはりパスミスの異常な多さはいただけない。
想定として、日本は本番にてハイプレスを食らう側になる。
敵もバカじゃないんだから、「日本はハイプレスを食らうと弱い」はスカウティングで普通に理解するよ。
昔ならプレスに晒されるのは攻撃陣だけだったが、今は普通にボランチや最終ラインもそれを食らう。
もはやマトモに球を持てるのはセンターバックだけ、という事態も想定しておくべき。
だからさ、今さらだけどセンターバックが組み立てのキーパーソンになるのよ。
フィードのことだと思うだろうが、今はもうフィード能力だけではどうにもならんだろ。
大迫にクサビが入ることは、もう敵にバレバレなんだから…。
この遠征で、センターバックが球を持つんだけどパスの出しどころがない、ってパターンが数多くあった。
パスコース、全部切られてるから。
で、ヨコパスを繰り返して隙間を見つけようとしてたけど、あまり効果なし。
ああいうパターンこそ、センターバックの力量が問われるワケね。
私が思うに、もしパスコースを全部切られてるなら、球を持ってるセンターバック自ら持ち上がるべきだろう。
ドリブルで上がれば当然敵はプレスをかけてくるので、そこでひとりかわせば逆に大きなチャンスが生じる。
危険?
いやいや、いまどきのセンターバックにはそのぐらいのスキルを求めたいよなぁ。
ある意味、いまどきのセンターバックはボランチ的スキルもなきゃいかん、ということ。
長谷部っぽい感じで。
吉田や槙野にはそのへんの資質があるし(実際にボランチ経験がある)、完全復活はしてないだろうけど森重にも資質あり。
昌子もイケそう。
ただ、植田はどうかな、と。
植田だけは、妙に正統派ストッパー臭が強くて…。
同期なら、三浦弦太の方がまだ可能性感じるんだけど。
とはいえ、植田が今いる席は「第4CB」だ。
↓の「第3GK」同様、「第4CB」が試合に出る可能性は極めて低い。
ならば、真っ当なCBよりユニークなCBとして植田はありかもしれない。
仮に使われるとしても、吉田や槙野のリザーブというよりはジョーカーじゃないだろうか。
それこそ、以前みたいに右SBのオプションとか。
または、彼とは別にCBが2名ゴール前にいること前提で、「ハメスロドリゲスを潰す」という特命だけを遂行するマンツーマンの潰し屋とか。
足の速さ、跳躍力など身体能力というだけの土俵なら、植田のポテンシャルは外国人相手にもさして劣りはしない。
スタメンには危機察知型のトータルな潰し屋として山口蛍がいるけど、べったりマンツーマンで一人一殺の潰し屋としてなら、やはり元格闘家の植田がベストなんじゃない?
コロンビア戦ではハメスに、セネガル戦ではマネに、ポーランド戦ではレバンドフスキに、エースキラーの刺客として植田を送り込むのはありだと思う。
あの顔で削られると、妙にムカつく。
しかし向こうのエースにキレられて、黙って睨み返す植田の表情を想像したら、なんか頼もしく思えてきた(笑)。
2018/4/1(日)20:21
☆関西人第3GK最近、ワールドカップ本大会出場メンバーを考察する機会が増えてると思うが、その考察の際にいつも気になるのは「GK3名枠」である。
ぶっちゃけ、GKって3人もいらなくない?
そりゃ優勝候補のチームならまだしも、日本代表は普通なら3試合、多くて5試合が精一杯だし。
まず、3人目のGKに出番はこない。
今の代表の正GKは川島。
第2GKは、将来性を含めて今はレイソルの中村になったと見るべきかと。
じゃ、第3GKは東口か西川か、だね。
東口と西川、どっちがイイのか?なんて考えたところで、どうせ第3GKに出番はないんだからどっちでもイイんですよ(笑)。
出番がないなら、癒し役として大ベテランの曽ヶ端ぐらいがちょうどイイかも。
いっそGKを2名にして、その分フィールドプレーヤーを増やせば?と考えがちだけど、どうやらFIFA規約としてGKは3名と決められてるようなんだ。
じゃ、登録だけGKにしといて中身はフィールドプレーヤーにしとけばイイじゃん?
いや、これもダメみたい。
GK登録の選手は、どうやらGKとしてしか投入できないっぽいんだわ。
このへんの話はちゃんと規約を確認してるワケじゃないので、あるいは間違ってるかもしれないけど…。
でさ、仮に第3GKは試合に出れない存在だとして、しかしチームには常にいて練習にも常に参加してるんでしょ?
じゃ、ただGKの交代要員の選手を連れていくのはモッタイナイよ。
もっと「練習用」として、実のある選手を偽GKとして連れていく方がイイんじゃないかな。
そういうのは毎回「トレーニングパートナー」として若手選手を連れていくんだが、それらは将来性を見込んだ投資枠である。
以前、中島もそこに選ばれてた。
今回は、東京五輪組から何人か選抜されるだろう。
でも第3GK枠はそういうのじゃなくて、もっと現役バリバリの選手を連れていったらどうかな、と。
練習で「仮想コロンビア」「仮想セネガル」「仮想ポーランド」になりそうな選手。
たとえば、伊東純とか。
伊東は今の流れでいうと23名枠入りは難しそうだが、練習で日本の守備陣が彼のドリブルに慣れておくことは、きっと本番でメリットあるはず。
あと、同じ意味で宇佐美とか。
あと、足の速さで浅野とか。
あるいは、デカイという理由だけでハーフナーニッキ(197cm)あたりを連れていくとか。
思えば南アフリカ大会の時、トレーニングパートナーとして練習に参加していたのが香川だった。
実は本番直前の練習で、代表メンバーたちは誰も香川のドリブルを止められなかったらしい。
「それなら香川をメンバーに入れとけよ」というツッコミはともかく、大会直前のチームに渇を入れた陰の功労者として香川は評価されるべき。
そういうカンフル剤、今ならカズを第3GKで連れていくのもありだろう。
特に何をするでなく、彼が黙々と練習してるだけで空気が引き締まるかもしれない。
ストイックな彼のこと、かなり本格的にGK練習しちゃう気もするけど…(笑)。
いや、もう少し真面目な話、川島と中村、あともうひとりGKを連れていくとするなら、私は西川かな、と。
なんか最近のハリルは【東口>西川】、セービングでは東口が安定してると見てるっぽい。
私は、それは真っ当すぎてツマランと思う。
どうせ第3GKなんて出る可能性少ないんだから、真っ当な人材よりユニークな人材の方がイイじゃん。
ユニークなのは、西川の方だ。
なんせ、GKでありつつ無駄に左利きだし。
練習用の希少な左足キッカーとして使い勝手があるよ。
でもって、やたらロングキックの精度がある。
大迫にまずフィードを当てる今のチーム戦術、よく考えたら西川向きと思わない?
皮肉な話、西川がよく試合に先発してたのは岡崎が1TOPの時代で、ポストをできる大迫が1TOPになったタイミングには川島が返り咲き、西川は出場機会を失っていた。
なんつーか、巡り合わせが悪いよなぁ。
西川⇒大迫って、熟成させればイイ感じのホットラインになりそうなのに…。
もちろんハリルもそこは分かってるはずだが(川島がさしてキックが上手くないことを含めて)、それでも西川を起用しないのは、よっぽどセービングがダメと見てるんだろう。
特に昨年、浦和は失点多かったもんな…。
ハリルは、よくGKの条件を「190cm以上」と言う。
微妙な差にせよ、西川は川島より中村より東口より身長が少しだけ低いらしい。
Jリーグを見ると、今は昔より日本人GKの先発が減っている。
いやホント、第3GKは人材に迷うとかじゃなく、ハリル的にはマシなのがいないという意味で、選考に難航するかもね。
2018/4/1(日)17:16
☆関西人監督ウクライナ戦、シェフチェンコが監督やってるのを見て妙な違和感を感じたのは私だけじゃないはずだ。
彼って、つい最近まで現役選手だったイメージ強いから。
年齢的には、楢崎正剛と同じ齢だろ?
この若さで、早くも代表監督かよ。
おそらく、シェフチェンコはウクライナで国民的英雄なんだろう。
なんせ、バロンドール受賞者である。
彼が代表監督になったのは2016年のことらしく、2017年にはそのシェフチェンコ体制でワールドカップ予選敗退。
この流れなら責任とって監督は代表を去るのがスタンダードだろうに、シェフチェンコの場合は続投して今に至る。
さすがは国民的英雄、扱いは普通の人と少し違う。
で、シェフチェンコは優秀な指導者なのか?
彼が現役引退したのは2012年、そこから現在に至るまでの経歴を調べてみると、まず2012年に彼は政治家を志して選挙に出馬したらしい。
結果、落選(笑)。
で、政治家は諦めたのか、2013年からはゴルファーに転向。
ツアーに参加するも、ほとんど予選落ち(笑)。
で、それらを経て2015年にようやく彼はサッカー界に帰ってくる。
ウクライナ代表のコーチとして。
やがて彼の上にいた監督が辞任してしまい、彼が繰り上がって代表監督におさまったようだ。
あれ?
彼って選手としての実績は凄いけど、サッカー指導者としての実績はほとんどない、ってことか?
バロンドール受賞⇒サッカー現役引退⇒政治家転向⇒選挙落選⇒ゴルファー転向⇒全て予選落ち⇒サッカー指導者転向⇒ワールドカップ予選敗退
流れは完全に、しくじり先生である(笑)。
ハリルジャパンは、こんなしくじり先生に負けたの?
情けない…。
監督に関係なく、ウクライナ代表と日本代表とでは選手に地力の差があるのは理解できるにせよ、でも一応、向こうはちょっと前から指導者を始めたような新人監督のチームで、こっちは指導歴が30年近くもあるベテラン監督のチームである。
そこを踏まえると、せめて引き分けぐらいにはしとくべきだったよね。
つーか、ひょっとしたら監督って、経験が長いも短いもあまり関係ない職業なのかな?
言われてみりゃ、名波だって監督になってからまだ数年しか経ってないのに、既に評価が高い。
彼はコーチなどの下積みすらなく、いきなり監督のぶっつけ本番から、もう昨年には磐田をリーグ最少失点のチームにまで仕上げていた。
スゲーよな。
監督って職業は、選手としての経験値や優れた戦術眼とかがあれば、特に下積みなどなくても大丈夫ということなのか?
案外、シェフチェンコもそういうタイプだったかもしれない。
「名選手は名将になれない」はプロ野球でよく聞く話だけど、ことサッカーにおいてはそうでもないかもしれない。
グアルディオラだって、ジダンだって、いまや名将と呼ばれている。
ふたりとも下積みが全くないワケじゃないけど、案外あっさりとトップチームの監督に昇格した。
いくらスーパースターとはいえ新人監督がすぐに結果出せるほどサッカーの世界は甘くないぞ〜、と思ってたら、それが案外うまいこといったりして…。
スター軍団でスターを仕切る監督たる者、やはり頭ひとつ抜けたレジェンド級のスーパースターは、皆を畏怖させて仕切れるのかもしれない。
ヨハンクライフもそうだっけ。
さらに言うと、グアルディオラにせよジダンにせよクライフにせよ、彼らは現役時代から「ピッチ上の監督」だった人だ。
既に指導者としての修行は、現役の頃から始まってたんだろう。
ある意味、監督デビューの時点で「新人」ではなく「老練なベテラン」だったかも。
また長い修行期間を経てないからこそ、純粋に現役時代(それも古い時代のサッカーではない)の戦術勘をチーム作りに反映できている気がする。
あぁ、名波もその類いかな。
前述の通り、ハリルは指導歴が30年近くもある大ベテランである。
そのキャリアはリスペクトするにせよ、ちょっとサッカーが古いかな、と感じることはある。
どうなんだろう。
日本は儒教文化のある国で、【若僧<老師】と捉える土壌があるのは事実。
フランスワールドカップにて、まだ40歳ぐらいで監督経験もない岡田武史に代表を託した時は、「終わったな…」と誰もが絶望したもんですよ。
でも結果として、老師・加茂周よりはマシだったと思う。
まぁ、本大会3戦全敗で解釈が微妙にはなったけど。
少なくとも、日本じゃマークザッカーバーグみたいなのは評価されにくいところはあると思う。
あんな若僧より、松下幸之助でしょ、本田宗一郎でしょ、と老師をレジェンドとして崇拝する。
サッカー監督としても、ついついオシムあたりをリスペクトしちゃう。
仮に彼がマンツーマンDFをやらせたとして、「きっとこれには何か深い狙いがあるんだ」と肯定する。
同じことを若い監督がやったとしたら、「何やってんだよコイツ?」と罵声を浴びせる(笑)。
まぁ、少しずつ日本もこのへんは変わってきてると思うけどね。
いよいよ、ターニングポイントかもしれない。
ウクライナのごとく、英雄シェフチェンコに長期政権を託すような形になるかは知らんが、おそらくハリルの次は日本人監督、それも岡田さんや西野さん級の大ベテランではなく、どちらかというと若い監督に代表を託すような予感があるよ。
そして近い将来、ヤットあたりが和製グアルディオラになるような気がするんだよね。
戸田和幸あたり、和製シメオネとか…。
2018/4/1(日)11:08
☆関西人センターFWセンターFWについて。
ウクライナ戦では、大迫の故障により杉本先発だった。
でも、イマイチだったよね。
彼は途中で小林悠と交代になったんだが、その小林もまた十分にアピールできたとは言いがたい。
結局、大迫以上に存在感のあるセンターFWはいまだ見つけられてないよな…。
武藤は?という意見もある。
私も今回武藤は召集しておくべきだったと思うが、ハリルの中では【杉本>武藤】なんだろう。
ポイントは、高さかな?
杉本→身長187cm
武藤→身長178cm
この10cm近い差は大きい。
大迫と比べても5cm高いんだから、そりゃ切り札として杉本はベンチに置いておきたい駒だよ。
いわば、かつてのハーフナーみたいなもんだわ。
ただ、そのハーフナーにしても結局は代表定着に至らなかったワケで、今の杉本が放つハーフナー臭は決してポジティブに捉えられないと思う。
岡崎は?という意見もある。
私も今回岡崎は召集しておくべきだったと思うが、ハリルの中では【小林悠>岡崎】なんだろう。
小林は、確かに良いFWだ。
裏を狙う動き出しにかけては、大迫より杉本より遥かにポテンシャルが上だと感じる。
我慢して辛抱強く使い続ければ、いずれ彼は代表でも花開くと思う。
今はまだ、中盤の選手たちが小林のクセをよく掴みきれてない感じ。
これはこれで、致し方ないよ。
だって、彼は今まで年代別代表に入ってこなかった人だし、A代表でも故障が多くて定着しなかった人だし、意外と小林のトリセツなんてみんな分かってない。
分かってるのは、川崎勢ぐらいでしょ。
だけど彼はトリセツの普及次第で、それこそ岡崎並みにハマる可能性も十分にあると思う。
だから心配なのは、杉本の方なんだよ。
なんか、前線で消えてるんだよね。
パスが来ないから。
大迫なんかは、パスが来ないなら中盤に下りてくる。
案外、大迫のポストプレーの多くは中盤で実施されている。
彼は所属クラブでトップ下を長く経験してるから、違和感なくそういうプレーができる。
対して杉本は裏を狙う意識が強いのか、どちらかというとMFと交わらず高いポジショニングをキープしている。
その「孤立」を肯定する人もいれば、否定する人もいるだろう。
今思うと、ハーフナーもそっち系だったんだよな?
ある意味、FWらしいのは杉本やハーフナーの方なんだよ。
こういうタイプ、もちろん中盤のコンセプト次第では生きると思うんだ。
ただ今の代表の中盤コンセプトでいくと、大迫だろうな〜。
イメージ的に
→WG↑・↓↓↓↓・↑WG←
・・MF・FW・MF
・・↑↑・・・・↑↑
こうだもん。
こういうコンセプトにするなら、本田をトップ下のゼロトップにすりゃ話が早いじゃん?と思うのよ。
杉本は、こういう機能のFWとしては生きないでしょ。
きっと小林の方が、まだハマるね。
2018/3/31(土)0:58
☆関西人ウクライナ戦Aサッカーはパラドックスのスポーツで、守備のうまい選手をたくさん起用したら守備が機能する、ってもんでもないんだよなぁ。
同じ意味で、攻撃のうまい選手をたくさん起用したら攻撃が機能する、ってもんでもないんだけど。
ウクライナ戦を見て思ったことだけど、一般的に守備がうまいとされてる選手が実は最も守備機能不全の要因になってたりして。
というのも、パスミスをするから。
彼らはパス技術が持ち味じゃないからしようがないでしょ、と言ったところで、彼らがいくら守備の貢献をしていても、一本のパスミスはその貢献を全部帳消しにし、チームの守備を崩壊させてしまう。
みんな、そのへんをよく分かっている。
だからパスミスをしないよう、責任回避型の逃げのパスばかりをしてしまうんだ。
すると今度はその逃げパスを狙われたりして、思わぬ危機を招くこともある。
どうすりゃイイの、という話さ。
思うに、堅い守備というのは選手たちに高いパス技術、およびパスの判断力がなければ実現が難しいということだね。
仮にガツーンと当たって潰すのがうまくとも、その時に奪った球をうまく扱えないようなら、あまり守備の意味をなさない。
プラスマイナスゼロである。
我らが日本代表には、こういうプラスマイナスゼロの選手がなんと多いことか…。
本番の初戦コロンビア戦は多分勝てないから、最初から引き分け狙いでDF5人と守備的MF4人とFW1人でスタメンを構成してはどうか、という意見がある。
一見、この意見は正しいように思える。
でも多分、違うよ。
それをやると逆に大量失点しちゃうのが、サッカーのパラドックスってやつだ。
失点しない為にも、守備の為にも、各ラインにきっちり球を繋げる選手が必要である。
もちろん、スタメン全員守備できて、繋ぎもできる万能選手ばかりでコーディネートすることは難しいだろう。
日本は、そこまで人材の層が厚くはないから。
守備はうまいけどパスが下手な奴、パスはうまいけど守備が下手な奴、「そういう選手は使わない」なんて言ってたら誰も使えなくなるよ(笑)。
ならば、チームとして補完関係を構築するしかないだろう。
守備はうまいけどパスが下手な選手は、奪ったら補完パートナーにすぐ球を預ける。
単純に、それでイイと思う。
そういう「ふたりでひとり」のようなやり方は、ハリルの「デュエル(一対一)」哲学にはいまいちフィットしないかもしれない。
ハリルは、ひとりで攻守を完結できる万能を求めてると思うから。
うん、本質的にハリルの要求は正しいよ。
でもゴメン、それって我々日本人には荷が重いわ…。
結局、最も球を触る回数の多いポジションにパス技術の高い選手を置くことが大事なのかな、というのがウクライナ戦の感想だ。
2018/3/29(木)13:28
☆関西人ウクライナ戦想定の範囲内だったけど、やっぱ負けたね。
まぁまぁ善戦だったと思うけど。
割と対欧州仕様、フィジカルの強さを優先したスタメンだったんじゃないだろうか。
杉本、原口、本田、長谷部、山口、槙野、植田。
考えうる限り、激しいフィジカルコンタクトに耐えうる人材を選んでたと思う。
例外は、トップ下の柴崎かな。
こうして硬質な布陣ゆえ柔軟性には欠けたけど、何かを優先すりゃ何かを失うのは致し方ない。
チョイスとして、私はさほど悪くなかったと思うよ。
事実、試合の序盤は悪くなかった。
でもそれを言うなら、マリ戦もそうだったんだよね。
時間が経つにつれて段々守備が機能しなくなる、この2試合続けての原因はハッキリしている。
早い話、攻撃の組み立てが機能しないからだよ。
つまり奪ってもすぐに球を失うから、その裏返しで序盤にはできていた主体的な守備ができなくなってしまうんだ。
そう、死活的な問題は守備より攻撃である。
長年日本代表を見てきている人ほど、今の代表のビルドアップに違和感を覚えてるだろう。
パスの連携がイマイチなんだよ。
昔は、日本の十八番といえばトライアングルのパス回しだった。
そんなの、今の代表ではほとんどないよね。
なぜなら、そういうパス回しをできる距離感じゃないから。
昔より明らかに、選手間の距離は開いている。
それは良し悪しの話ではなく、昔は複数選手が局地に密集するのが戦術で、今はむしろオープンに開いて個々が頑張りなさい、というのが戦術ってこと。
まぁ、今の戦術の方が世界基準に近いとは思う。
デュエル、つまり一対一を頑張れ、というのは世界のスタンダード。
昔の日本はむしろそれの真逆、「一対一を避ける為に複数選手が密集すべき」というのがコンセプトで、それが日本の強みであり、また同時に弱みでもあったワケだ。
悩ましいところだよね。
昔なら、今回でいう柴崎みたいな選手を2〜3人スタメンに入れていたのに。
それが日本の強みであり、また同時に弱みでもあったけど。
ちなみにだけど、今回私はやはり柴崎うまいなぁ、と思いながら見てたよ。
日本の攻撃のリズムって、トン・トン・トン・トトーンっていう変調が絶対に必要なんだけど、柴崎にはこのトトーンを作る才能があるワケさ。
他の選手は、ただトントン繋いでるだけだったもんな…。
あ、それと中島。
彼も、トトーンをできる選手だね。
こういう才能、日本では限られてると思う。
柴崎、中島、大島、森岡、清武、宇佐美、そして香川、といったところか。
そのいずれもが、硬質な駒ではない。
それどころか、スペ体質すら含んでるし(笑)。
でも私は、上記選手たちの中から最低でも2名はロシアに連れていくべきだと思うよ。
彼らの序列は、まだよく分からない。
ただ、ハリルの「中島はひとつの発見だった」という発言から見て、その中島が大きくランクアップしたことは間違いないだろう。
それにしても、今回のウクライナ戦はフジテレビの中継だったんだね。
フジテレビにしては、なんか超地味な放送じゃなかった?
だって、解説が藤田俊哉と鈴木隆行だよ。
私、鈴木隆行の声には全く馴染みがないので、ずっと「誰なのコイツ?」と思いながら解説を聞いてました。
いやいや、最近フジテレビの凋落って話はよく聞くけど(「めちゃイケ」も「みなおか」も打ち切り…)、こういうスポーツ中継もかなり予算削減してる印象。
つくづく、フジテレビのバブルは崩壊したんだな、と。
昔のフジなら、普通に中田英寿あたりをゲストに呼んでただろうに…。
2018/3/29(木)0:56
☆関西人日本の形大迫が故障で別メニュー調整らしく、次のウクライナ戦は杉本先発が濃厚のようだ。
マリ戦で大迫は、90分フル出場した。
でも、かなりマークされてたよね。
時には2人がかりでマークされていた。
「日本はまずクサビを大迫に入れる」は敵にもバレバレだったらしく、ここを封じられることは本大会でも覚悟せねばなるまい。
じゃ大迫は無力化されるし、彼をスタメンから外した方がイイのでは、なんてことを言うつもりはさらさらない。
仮に彼が2人がかりでマークされるなら、その分どこかのマークが必ず緩くなってるはずだからね。
考え方次第である。
大迫がビルドアップにおける重要なキーマンであることは事実として、日本の球の運び方にはいくつかのパターンがある。
ざっと挙げてみよう。
@CBからのフィード
→これは大迫を狙うのがパターン。
戦術上、日本のCBはキック精度が求められる。
マリ戦における昌子のフィードは良かったんじゃないだろうか。
一方植田になかなかチャンスがこないのは、フィード能力を信頼されてないのかと。
Aボランチからのパス
→中を使うか外を使うかは、ボランチに委ねられる。
山口あたりは常にタテを狙うが、大島あたりになるとバリエーションが出てくる。
Bサイドの突破
→SBのオーバーラップで数的優位を作り、タテに抜けて可能な限り敵陣深いところに起点を作る。
@〜Bをいくつか組み合わせて、中→外→中と揺さぶるのが日本の王道パターンだろう。
仮に大迫が封じられた時は、シャドーストライカー(マリ戦なら森岡や小林)を狙うパターンも出てくる。
小林はともかくとして、森岡にポスト役をさせるのは持ち味的にどうかな、と思うけどね。
森岡は後ろ向きでなく前向きでプレーさせてナンボの選手なのに、ちょっと彼は可哀想だった。
しかし一回中央に起点を作らないと、Bばかりでは放り込みになるだけで、中を締められるとまず得点に繋がらない。
ひとつヒントをくれたのは、中島だった。
そうか、もうひとつ日本にはやり方があったんだ。
C単独ドリブルによる中央侵入
→ドリブルはサイド突破に使うだけでなく、インサイドに侵入する道具として使う。
潰そうと敵が寄せてきたところの背後にパスに出すこともできるし、強引に突破を仕掛けてファウルをゲットすることもできる。
中島のインサイド侵入前提で、442BOX型という形は悪くないと思う。
そういや、宇佐美もサイドからインサイドにドリブル侵入してチャンスを作ってたね。
・・杉本・小林
中島→・・・←本田
・長谷部・・三竿
長友-槙野-昌子-高徳
・・・・川島
ウクライナ戦、こういう布陣を試してもイイと思う。
できれば三竿のところで柴崎をテストしたいんだが、守備が大丈夫かな。
この場合、杉本と小林にかなり守備の奔走してもらわなきゃ。
あぁ、こういう形こそ岡崎がいればなぁ…。
2018/3/26(月)13:27
☆関西人前線の守備ハリルはマリ戦前の会見で、「マヤ、ヒロキ、シンジにいてほしかった」と語ってたね。
吉田、酒井宏までは分かるけど、ここで香川の名前が出てきたのは意外だった。
昨年の欧州遠征(ブラジル戦&ベルギー戦)では召集外になってたのに…。
あの時の香川、試合には出られないのに会場には来ていて、実は今回もまた来ていたらしい。
エース、正統I番としての自覚かな?
香川と吉田と宏樹は怪我のせいで呼べなかったんだけど、名前を出されなかった乾や岡崎や武藤はそういうのじゃないみたい。
井手口、浅野、小林祐もしかり。
岡崎、武藤、井手口、浅野、小林の5人は最近よく先発外れてるから理解できなくもないんだけど、やはりよく分からないのは乾。
彼は、試合出てるもん。
乾が外れるって、やっぱ不自然だよね。
でもそれを言うなら、昨年の欧州遠征に呼ばなかった香川を今は一転して「いてほしかった」と言うのがハリルという男なワケで、これはあまり深く考えてもしようがないかも。
一説には乾の得点力不足が召集漏れの要因とのことだが、しかし原口だって得点は取ってないはず。
だから正直、真相はよく分からんのよ。
こういう話がある。
乾は今後、クラブでホサれるだろう、と。
その原因は何かというと、エイバルからベティスへの移籍が水面下で決まったから、とのこと。
もちろん移籍はあくまで噂で、真実かどうからは分からない。
大体、つい先月には契約延長ほぼ合意と報道されてたじゃん。
それが一転、延長拒否したのか?
おいおい、原口の悪夢再びじゃないか…。
もしホントに延長拒否したなら、確かに今後乾がホサれる可能性はある。
それもワールドカップ前の、一番大事な時期にね。
ひょっとしたら、ハリルはそういう情報を掴んでたんじゃないか?
よって、早いことポスト乾を見つけなきゃということで(原口は別にして)取り急ぎ中島や宇佐美を召集した、という流れかも。
乾がホサれなきゃ彼をそのままロシアに連れていけばよし、ただ最悪の事態に対する備えとして、まずは宇佐美と中島という2枚のカードを今回で1枚に絞っておく。
ゴールを決めた分、きっと中島が一歩リードだね。
ウクライナ戦が終わるまで、まだまだ査定は分からないけど。
仮に乾がロシアへ行かず、代わりに中島が行くことになったとしよう。
中島に代替が務まるかって、攻撃面では十分に務まるだろう。
お釣りがくるほど。
問題は、守備だよ。
もちろん中島も運動量豊富な選手だし、かなり守備はする。
だけど乾の場合はそれにプラスして、敵のパスコースをきっちり消す動きをするでしょ?
実は香川も乾と似たところがあって、対人のボール奪取能力はなくとも、高い位置で敵のパスコースを消すのは割と巧いタイプである。
こういう高い位置で守備をできる人材って、やはり大事だと思うのよ。
香川、乾、原口、あと岡崎ね。
一応、倉田と長澤も付け加えておこうか。
後ろは長谷部や山口にメドが立ってるし、今回なら三竿も悪くなかった。
しかし、2列目は森岡にせよ、久保にせよ、宇佐美にせよ、中島にせよ、本田にせよ、攻撃はともかく守備で効いてる感触はほとんどなかったんだよね。
ウクライナ戦、柴崎を見てみたいなぁ。
彼の守備力、伸びてるかどうか見てみたい。
乾は以前、スペインにきて初めて守備に開眼したと語ってたよ。
こういう守り方があったのか、と彼には目からウロコだったそうだ。
2018/3/26(月)0:54
☆関西人革命権マリ戦を見てひとつ思ったのは、なんか選手たちが窮屈そうにプレーしてるな、ということ。
戦術の縛りというやつが、選手たちに重くのしかっているんだろう。
そりゃ選考がかかってるんだから、出されたお題を無視することはできない。
でもそれに縛られるがあまり、自分の持ち味を出せなくなるなら本末転倒である。
今度の試合はマリ代表と戦ってるというより、お題と戦ってるようにも感じたよ。
日本人の美徳は、お上に対して従順なところである。
そして、真面目で勤勉なところである。
それがあったからこそ、日本はこれほどの経済大国になれたんでしょ。
ハリルはアフリカで代表監督経験ある人だけど、アフリカ人なんて従順じゃない気がするんだよね。
言っても言っても命令を聞かない奴とか絶対にいそうだし(笑)。
で、ハリルはそういうのに慣れてると思うんだわ。
だから基本、彼は何度でも同じことを繰り返し言い続ける。
それは命令を聞かない奴がいることが前提の、アフリカで培われたスタイルなんじゃないだろうか。
そういや、トルシエもそうだっけ。
いやね、このやり方は日本だと普通にウザイのよ(笑)。
「同じことばかり何度も言う」は、嫌われる上司の典型だし。
日本人はアフリカ人とキャラが違うので、一回言われたらそれなりに命令は浸透するのよ。
いや、極論すると日本では言われなくても浸透するぐらいさ(空気を読む、ってやつだな)。
そして、反抗もしない。
陰口は叩くけど(笑)。
それなりに不満は感じつつも、表立ってハリルに噛みつく選手はほとんどいないと思う。
必然、クーデターは起こらない。
クーデターについて。
欧米では権利の概念として、「革命権」なる言葉があるんだそうだ。
革命権、つまり人民は悪政に対してクーデターを起こす権利を有している、という話。
日本では、いまいちピンとこない話だよね。
クーデターなんて野蛮なもの、それを起こすのは罪じゃないの?という潜在的意識がある。
ちゃんと民主主義の手続きをとって、悪政は選挙で正すのが正しい道でしょ、と。
うん、それはその通り。
ただ、正規の手続きだけで悪政が全てが解決するかって、そんな甘いもんじゃないことは皆さんもよく知ってるだろう。
だから、あくまで最後の最後にとるべき最終手段にせよ、圧政に苦しむ民衆が武装蜂起してクーデターを起こし、権力者を倒す権利は認められるべきだろ、という思考が革命権である。
これ、民衆救済を目的とした民主主義的理論さ。
歴史的には、フランス革命も独立戦争も革命権の行使だった、という解釈ね。
ただ、我々日本人にはこのロジックが理解しにくいんだよなぁ…。
お上に逆らうというのは謀反、良くない行為だと信じてるし。
だから、昭和の軍国主義に対しても民衆は「天皇陛下バンザ〜イ」と日の丸振って肯定に回ったワケでしょ?
今だって日本代表選手たちは、おとなしくハリルに従ってるし。
…あぁ、ひとり例外ともいうべき反逆者キャラが代表にいるわ。
そう、本田圭佑である。
彼は大陸児キャラだよな。
さかのぼると北京五輪のオランダ戦、反町監督の守備戦術指示を無視して選手たちが勝手に前へ出る戦術をとったのは有名な話だが、そのクーデターを煽動したのが本田だと言われている。
その試合のスタメンには、本田以外に岡崎・長友・吉田・森重らがいた(香川はベンチ)。
やがて彼らが主軸になったA代表・ザックジャパンにおいては、案の定本田がまたザックの堅守カウンター戦術への軌道修正を納得せず、かなりゴネたのは有名な話。
そのくだりは通訳・矢野大輔氏の著書に詳しく書かれてるんだけど、何度も何度もザックに話し合いを要求する本田と、「本田とは個別で会いたくない」と逃げまくるザックの対応が実に面白い。
結果、ザックが本田の圧に断念し、ポゼッションサッカーの継続を容認するんだけどね。
一方、ハリルの対応は少し違う。
反町さんもザックも反逆する本田を最後まで使い続けてたが、ハリルは案外あっさりと粛清したワケよ。
一応今回は再召集したけど、しかしスタメン復帰ではなかった。
微妙にホサれてる現状、本田は革命権を行使することすらできない。
さぁ、今後どうなるんだろう。
暴君、独裁者の専制政治に対し、「このままじゃマズイ」と誰かが革命権行使に動き出すんだろうか?
キーマンは、長谷部だと思うなぁ。
今後本田が何か仕掛けても粛清されて終わりだろうが、さすがにハリルでも長谷部の粛清だけは躊躇するはず。
そのキーマン長谷部が、革命権を行使したらどうなる?
ちょっと期待できる展開になるかも。
2018/3/25(日)17:06