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過去ログ539 2018/1/24 10:59

☆関西人
売り出し中の選手たち
なんかさ、欧州クラブってのはお金にガメついよね。
↓の原口の件にしても1年契約延長して半年限定のレンタル(6月まで)なんて、もうヘルタの下心がミエミエだもんな。
それより驚いたのは、中島の所属するポルティモネンセだよ。
つい先日「中島の移籍金は13億6000万に設定」と言ってたのに、あるクラブがその満額でオファーしたところ、「いやいや、移籍金は27億に値上がりしました」だってさ(笑)。
2倍になってる。
これもビジネスだからしようがないけど、僅か半年前にレンタルした選手をまるで「ワシが育てた」みたいにアピールしてどんどん値を吊り上げていくようなスタンス、嫌いやわ〜。

それにしても、もし27億で売れたらスゴいことさ。
この金額は、香川を抜いて日本人歴代2位(1位は中田英寿の35億)ということになるんだから。
いくら何でもボッタクリでしょ。
↓の原口なんて、「ブレーメンから移籍金6800万のオファーがあった」とか報道されてるワケよ。
6800万と27億、約40倍の格差。
6800万の方がA代表レギュラーで、かたや27億の方がA代表召集外である。
完全に、あべこべじゃねーか。

ひょっとしたら、中島は3月の代表召集で呼ばれるかもしれないね。
乾の対抗馬というのもあるけど、意外と香川の対抗馬というセンもあるかな、と思って。
仮に香川を落としても、中島をメンバーに入れてくれればアディダス的にはOKだし。
いや、↑の27億はあくまで今後の伸びしろを見込んだ金額設定であり、現時点での実力でいうと、中島は香川よりも乾よりも原口よりも下だと思うけどなぁ。
彼は、2022年大会のI番候補、ぐらいの扱いで今はイイでしょ。

だけど、ここにきて若手が伸びてきてるのも確かである。
たとえば、ベルギーの奥川。
彼は右サイドで素晴らしいドリブルをしてるね。
スピードもある。
代表右サイドの浅野がクラブで出場機会を失ってることを思うと(中島の後釜でポルティモネンセが狙ってるという噂はあるが)、ちょっと奥川を代表に呼んでみたくなるわ。
確か、彼は京都サンガユース出身。
サンガ→ベルギーって、完全に久保の後輩じゃねーか。
先輩・後輩で代表右サイドを競わせるのも面白いかな、と思って。
奥川の本籍は、オーストリアのザルツブルクみたいだね。
南野のところか。
そういや、南野もここ最近また復活してきたっぽい。
彼も右サイドをできる選手だ。

あと、井手口がスペインで初出場した試合を見たよ。
大活躍というほどじゃないにせよ、初出場の割には落ち着いてプレーしてたんじゃないだろうか。
時々、良いパスも出していた。
彼、意外とスペインでもイケるかもしれない。
欧州でセントラルMFをやってる日本人選手は多くないだけに、井手口はかなり貴重な存在になりそう。
彼以外にセントラルっぽい仕事をしてる選手といえば、オランダの小林祐希ぐらいか。
小林も3月には是非召集してほしい選手のひとり。
ニュージーランド・ハイチ戦では決して悪くなかったのに、その翌月のブラジル・ベルギー戦に召集されなかったのは不思議だったほどだ。
あのレジスタっぽいプレースタイル、ハリルの好みじゃなかった?
個人的には、井手口と小林祐を組ませた2ボランチもありだと思うんだけどなぁ…。

あと、FWで見逃せないのが武藤ね。
最近、調子イイみたい。
先日は1試合2ゴール。
彼はフィジカル強いし、上背ないけどヘディングあるし、スピードあるし、ドリブルあるし、泥臭いワンタッチもあるし、引き出しがとても多い。
センターもサイドもできて便利な駒、代表で呼ばれたり呼ばれなかったり程度の扱いなのはモッタイナイよね。
多分、格付けとして小林悠より下になってるはず。

あと、トップ下で好調を維持してる森岡。
現在7得点10アシスト、リーグでアシストランキング2位は大したもんですよ。
守備力がよく分からないから彼もハリルの評価がビミョーだと思うが、後ろを2ボランチにして攻撃に専念させるトップ下のタスクなら彼は最強かも?

じゃ、ここまで名前を挙げた選手を使って前線+中盤を組んでみると、こんな感じになるわな。

・・・・武藤
中島・・森岡・・奥川
・井手口・・小林祐

案外、悪くないと思う。
ただし、これらのメンバーのうち、おそらく半分以上はロシアに行かないよね。
必ずしも、リーグで結果出してる選手ばかりが最終23名メンバーに入るとは限らないんだから…。
2018/1/24(水)10:59

☆関西人
原口移籍確定
良かった、良かった。
無事、原口元気の移籍が決まったようだ。
移籍先はデュッセルドルフ、ドイツ2部リーグのチームである。
ここには宇佐美がいるのが心強い。
今リーグの首位を走ってるチームとのことだが、原口なら試合に出られるだろう。
彼がヘルタで試合に出られなかったのは、おそらく能力の問題じゃないって。

しかし驚いたのは、原口がヘルタと2019年まで契約延長したとやら。
その上で、今回の移籍は半年限定のレンタルということになるらしい。
つまり夏以降はまたヘルタに戻り、移籍金をかけられて売りに出されるということだ。
ヘルタは、また何でそんなことをするのか?
冷遇してる選手との契約更新するなんて。
思うに、ヘルタは原口の市場価格が夏以降に高騰する可能性を読んでるのかと。
なぜなら、夏にはワールドカップがあるでしょ。
原口はハリルのお気に入りで、本大会に先発する可能性も高い。
当然、そこで市場価格が上がる可能性は大なのよ。
つまり、ヘルタにとっては今彼を手放してしまうのが一番モッタイナイ、ということ。

で、原口は原口で「契約延長は分かったから、じゃせめてワールドカップまでの半年、どこかに出してくれ」と交換条件を出したんだろう。
ヘルタは、それを飲んだ。
契約は2019年までとあるが、ヘルタにしても原口にしても、実質は2018年8月頃までというイメージだろう。
その8月で原口はヘルタに移籍金を残して去る、お互いにそんなイメージでの契約更新だと思う。
これぞ、winwinってやつだ。

一番最悪のシナリオは、ワールドカップで原口が活躍せず、夏以降にどこからもオファーがこないパターンだね。
その時は、原口はあと1年、またヘルタでホサれることも覚悟しなきゃならん。
原口はそのリスクも承知で今回サインしたんだろうし、そうならん為に「絶対にワールドカップで活躍してやる!」という思いを強くしてるんだろうけどさ。

まずは、デュッセルドルフでレギュラーを掴むところからスタートだね。
代表同様に左サイドで試合に出るのがベストだが、無理なら右でもセンターでも構わない。
左だと今の代表なら乾と競合することになるが、右なら久保か浅野、センターなら井手口か長澤と競合することになる。
意外と、右やセンターの方がむしろ狙い目かもしれんよ?

あぁ、そうか。
最もダメダメなシナリオは、デュッセルドルフでスタメンをとれず、代表23名入りにも漏れた時だな。
そうなった時には、もう浦和にSOSを出すしかないだろ。
宇佐美は、原口が来たことで得意の左サイドじゃますます出場機会失うだろうし、既にSOS出したいのが本音かも…。
2018/1/24(水)0:21

☆関西人
平昌五輪
平昌五輪が開催目前なんだが、なんかバタバタしてるね。
ニュースを見てて「気の毒だな…」と思ったのが、女子アイスホッケーの南北合同チーム結成の件である。
こんな話を大会の直前に政治で決められて、選手たちの困惑は当然だろ。

五輪の代表チームには、もちろん代表選手登録の上限人数がある。
アイスホッケーは23名だそうだ。
その上限の中で、仮に「北朝鮮からは10名」と決められたら韓国側は13名に選手を絞らなくてはならん。
そんな理不尽な話はない、と今度は23名枠を拡大する動きもあるようだが、そうなったらそうなったで規定がグチャグチャになり、必ず他の国から「23名枠を無視するのか」と文句を出ることになる。
ただでさえ北朝鮮が五輪に出ることを問題視する声があるのに、ヘタすりゃボイコットする国も出てくるよ。
平昌五輪、ホントに開催は大丈夫なのか?

「五輪を政治利用してはならない」は基本中の基本にせよ、しかし一方で「五輪は平和の祭典」ともいうワケで、南北合同とか唱えられると案外反論しにくくなるワケです。
ワールドカップも02年の日韓合同開催は解釈によって日韓融和の平和メッセージがあったとする人もいるワケで(そんなの後づけだけど)、でもあの大会を経て日韓関係が良くなったかというと、どうでしょうね(笑)。
韓国と北朝鮮、かえって溝が深まる可能性は否定できない。

思うんだけど、そもそも北朝鮮のアイスホッケー代表って五輪の予選にすらエントリーされてなかったんでしょ?
みんな必死こいて予選を勝ち抜くことで五輪切符を得てるというのに、北朝鮮は予選を戦うこともなく、政治だけで本選出場権利をゲットしたのよ。
こんなアンフェア、聞いたことがないし。
戦わずして本選に出られる北朝鮮は、この大会のホスト国なのか?
違うだろ。
でさ、そこまでして北朝鮮は五輪に出たいのか?と思いきや、実はそうじゃないから話はややこしいんだ。
現実は、金正恩が韓国に対して「そんな態度をとるなら五輪に出てやらねーぞ」みたいなことを言ってるワケで…。

はぁ?だよね(笑)。
要は、韓国の文大統領が北朝鮮に「来て〜」と頭を下げて懇願してる流れなんだ。
なぜ媚びる?
仮にも「ソウルを火の海にしてやる!」とか言ってる国に対して媚びる大統領なんざ、世界中の多くの人が理解不能だと思うけど。
とにかく、私はひとつ学んだよ。
韓国って、こっちが謙虚な態度をとってたらどんどん図に乗って態度が悪くなるけど(慰安婦像の件しかり)、逆に「ソウルを火の海に」的な恫喝をされたら媚びて接待してくるのか(笑)。
のび太には強いが、ジャイアンには弱い。
そういうスタンスのスネ夫には、敢えて強い態度で臨むべきだね。

昨年のE-1、ウチはその部分の覚悟がまだ足りなかった。
もっとゴリゴリにいくべきだった。
日本は、ある意味でどの国に対しても平等な戦い方で臨む。
だけど、こと韓国に対してだけは対韓国用の戦い方で臨むべきだよ。
ウチは決してジャイアンのキャラじゃないが、韓国と対戦する時だけはジャイアンに徹するべき。

さて、平昌の開幕は2月9日。
韓国の仕切る五輪だけに、何事もなく無事に、というのはないだろう。
私が少し楽しみにしてるのは、また八百長ないかな、ということ(笑)。
ぶっちゃけ冬季五輪そのものにはあまり興味ないけど、かなり見所はある大会だと思うね。
「史上最低の五輪」として伝説になる大会かもしれないので、刮目すべし。
2018/1/23(火)0:59

☆関西人
精算
先日、小室哲哉が不倫騒動の謝罪会見をし、その場で引退宣言をしていた。
ちょっと衝撃的な会見内容だったね。
KEIKOさんが以前にクモ膜下出血で倒れたのは知ってたけど、その後遺症の脳障害が重いとは知らなかったし、それを語る小室さんを見てると切なくなってきた…。
こっちは90年代の彼が放ってたオーラをよく知ってるだけに、そのオーラが完全に枯れた今の姿は何とも哀しい。
つくづく、平成は終わるんだね。
まさか安室奈美恵引退の年に、こうして小室さんまでいなくなってしまうとは…。

世間には「文春を許さん!」と怒りの声は多いようだが、意外にも小室さん本人は「(文春に)報道していただいた」という表現をしており、音楽業界からの引退については以前から少し考えてたみたいで、今回のことでむしろ決心がついた、みたいな言い方だったね。
思えば、小室さんはここ10年ぐらい運勢バイオリズムが大暴落、大殺界である。
まず08年には逮捕→有罪判決、その後に奥さんがクモ膜下出血、彼女の介護を余儀なくされ、やがて自身も病気を患うようになり、しまいには不倫報道で遂に引退を決意。
90年代には飛行機のファーストクラスを貸し切りにしてたほどの成功者が、どんだけ破滅的な凋落やねん。
これなら、癌で声帯を失ったつんくの方がマシに思えるぐらいだわ。
「しくじり先生」として笑えるレベルじゃないって…。

でさ、何より哀しいのは、今回の会見で才能の枯渇を訴えたことだね。
ここ20年近く、それを感じ続けていたらしい。
私は音楽のことはよく分からないけど、そりゃどんな天才でもアウトプットは無限ってワケじゃないだろうよ。
中には中島みゆきみたく、70年代から現在に至るまでレベルがまるで落ちないモンスターは稀にいるけど、ほとんどはある程度緩やかに落ちていくもんでしょ。
だけど、そのへんは苦悩するだろうなぁ…。
あぁ、もう俺は時代に合わない、時代に必要とされてない、と自覚するのはアーティストにとってどれほど辛いことか。
早死にする人、アーティストに多いもんな。
尾崎豊、X-JAPANのHIDE、ZARDの坂井泉水などなど、彼らは自殺ではないのかもしれないけど、なんか謎めいた亡くなり方をしている。
小室さんも、逆に障害を抱えた奥さんの存在がなければ、あっさり自殺してたんじゃないだろうか?

もちろん、サッカー選手だって「もう俺の時代じゃない」って感じることはあるだろうよ。
たとえば「ビッグ3」とか、去年は思いっきりそれにブチ当たったワケじゃん?
でも、さすがは一流アスリート、そんなことでいちいち鬱にならないんだよな。
今は香川にせよ岡崎にせよ本田にせよ、ちゃんとクラブで復活してきてるもん。
そこは、文科系と体育会系の違いってやつだろうか。
「もう俺の時代じゃない」なんて意味でいうと、KINGカズを見てみろよ。
彼、来月には51歳だぞ?
枯渇という意味じゃ、とっくの昔にそれはきてるだろうに、もはやそういう価値観を完全に超越している。
精神強いな〜、と思って。
ドーハで挫折、セリエ挑戦で挫折、フランス大会メンバー落ちで挫折、もう何回も何回も挫折を経て、それでもまだサッカーにしがみついてるところがホントに凄いと思う。

カズの全盛期といえば、やはりJリーグMVPを獲った93年あたりだろうか(当時26歳)。
授賞式に赤いスーツで登場した場面は、今でもよく覚えてるよ。
この年はアジア年間MVP、W杯アジア最終予選得点王にも輝いた。
93年というと、小室哲哉的にはTRFの「EZ DO DANCE」が売れた年であり、ある意味で小室プロデュースのバブル元年なんだよね。
これ以降、安室奈美恵やら華原朋美やら浜崎あゆみやらglobeやら、立て続けにミリオンセラーが量産されていくことになる。
バブルな時代だったよなぁ…。

小室さんは今後音楽を断ち、奥さんの介護に専念するっぽい。
それがケジメ、自身への罰だ、と。
あるいは自分を追い込み、バブルとのバランスをとろうとしてるのかも。
50歳越えてなお自身の体を虐め続けるストイックなカズもまた、これが自身への罰とまでは言わんが、彼なりに人生のバランスをとってるのかもね。
そういや、カズも昔不倫を報じられてたし、確か奥さんの方もまた不倫報じられてたよ。
でも時代としてはまだ緩かったのか、今みたいに「謝罪会見」とかなかったよな?
マジで思うが、不倫はあくまで家庭内の問題、そっとしておいてやれないんだろうか。
2018/1/22(月)12:33

☆関西人
リベロ
昨年怪我で休みがちだった長谷部だが、今年に入ってからはリーグで2試合連続先発。
もう大丈夫と見てイイんだろうか?
いや、クラブと代表はまた別だ。
なぜなら、クラブではCB、代表ではMF、与えられてる役割が違うから。

仮にも世界4大リーグのひとつ、ブンデスでCBとしてレギュラーなのは凄いことなんだが、「じゃ代表でもCBやらせりゃイイじゃん」と言えるかとなると、そこはちょっと迷うよ。
だって、フランクフルトは3バック、長谷部の役割はその中のリベロだし。
一方代表は一貫して4バック、ちょっと彼には荷が重いかな?
いや、できなくはないだろう。
ザック時代の吉田+今野コンビをイメージすれば、ね。

そもそも「リベロ」って何?という話から始めようか。
なんとなくイメージとして、「3バックの真ん中」という解釈をしてる人もいるかと。
それは正しくない。
なぜって、元祖リベロのベッケンバウアーは、ドイツ代表で4バックのセンターだったはずだし。
リベロという言葉の意味は「自由な人」。
ようするに、マンツーマン守備戦術全盛だった時代の中で、例外的にマークの役割を免除されていた選手のことを指していたんだと思う。
だから、4バックも3バックも関係ないのよ。
で、ベッケンバウアーはマークを持たないから周りの選手のカバーをし、またマークを持たないから比較的ポジショニングが自由なので攻撃参加もする。
だけどそれはベッケンバウアー時代の話であり、今はマンツーマンDFからゾーンDFに主流が変わってきてるので、リベロの定義もまた少し変わってきているかもしれない。

なんとなく、リベロにはゲームメイクをする選手のイメージがあるよね。
現代サッカーでは、CBが実質組み立ての司令塔となる場面が多いワケよ。
いまやハイプレスなるモノまで出てきた時代、中盤はゲームを組み立てる余裕を奪われつつある傾向。
だからこそ、フランクフルトでは長谷部を後ろで使ってるんだと思うけど。
よく考えりゃ、日本代表もボランチがゲームメイクするような感じではなくなってきてるよね。
ならば、そろそろ本気でリベロ長谷部を検討してもイイのかもしれない。

じゃ、日本代表での長谷部の最終ライン起用をシミュレーションしてみようか。

まずは、既存の形。
【基本型】
・・・・大迫
乾・・・・・・・浅野
・・山口・井手口
・・・・ハセベ
長友・槙野-吉田・宏樹
・・・・川島

ここから長谷部を最終ラインに下ろすとなると、
【長谷部リベロ型】
・・・・大迫
乾・・・・・・・浅野
・・◯◯・井手口
・・・・山口
長友・ハセベ-吉田・宏樹
・・・・川島

となる。
どっちの守備が安定するかって、そりゃ間違いなく基本型だよね。
ただし、長谷部を後ろに回すと中盤に1枚空きができるので、その1枚に誰を使うか次第にせよ、攻撃については長谷部リベロ型の方が可能性あるんじゃないかと。

このリベロ型の弱点は、アンカー適性が高いとは思えない山口をアンカー起用してること。
いや、これはこれでイイのよ。
山口はアンカーに見えて、偽アンカーだから。
ハリルはアンカーに対して「センターを空けるな」と指示してるらしいが、そんなのは動き回ってナンボの山口に対して「持ち味殺せ」と言うのと変わらない。
だから山口は動き回ってイイ。少なくとも私は許す(笑)。
だって、中盤は3人ともが動き回らないと絶対にセカンドボールを拾えないし、特に格上が相手となる本番では、そのセカンドボール拾えるか否かが試合を左右する重要な要素になるんだから。

そうは言っても、山口が空けてしまう中央の危険なスペースは必ずCBがフォアに出てフォローしなくてはならない。
それこそ、そういう役割は長谷部ができると思わない?
なんせ、戦術勘がチーム屈指の選手だから。
CBとしての身体能力、マーク能力では槙野や昌子に及ばないにせよ、カバーリングは長年ブンデスも揉まれた長谷部に一日の長があるでしょ。
仮にそういうフォアリベロっぽい動きを長谷部がするとして、じゃ肝心のゴール前は大丈夫なのか?という心配はある。
そこは、SBがセンターをカバーするしかないね。
最近、守備力が上がったと定評のある酒井宏樹。
左の長友には高さがない以上、宏樹しかセンターのカバーは難しいわな。
オーバーラップ、長友よりは控えめにしてちょうだい。
「宏樹が中のカバーに回ったらサイドが空くじゃないか」というツッコミに対しては、「だから右WGに浅野を使ってるんじゃないか」と答えておこう。
敵にマイボールにされた時、誰よりも速く自陣に戻る足があるのは浅野ですよ。

いやね、こういう長谷部のリベロ起用は積極的な狙い以上に、実は消極的な狙いもあるのよ。
それは、彼の膝の状態。
一説には、いまだ膝に痛みはあるというじゃん。
ならば運動量が多いMFよりは、まだCBの方が彼のコンディションにフィットするんじゃないか?
傷んだ選手は使わないのが本来サッカーの鉄則だが、いや、できれば長谷部は精神的支柱として試合に出ていてほしいのよ。
後ろから、みんなを鼓舞してほしいのよ。
「このチームにレギュラーを確約された選手はいない」が持論のハリルですら、「長谷部の代わりが務まる選手はいないかも」という発言している。
ならば、負担の大きいMFからCBにコンバートしてまで、長谷部をスタメンにしたい気持ちはあるかもしれないよ。
2018/1/21(日)15:11

☆関西人
最高知能
先週末に、大学受験のセンター試験が行われた。
で、どうやらそのセンター試験を人工知能が受験したらしいんだよね。
結果は、全教科平均で偏差値57。
かなりビミョー(笑)。
最近はAIが将棋や囲碁の名人に勝ったことで「コンピューターが人間を超えた!」という流れになってるけど、案外AIそのもののIQを測ってみると、人間の6歳児と同等だったという説もあるワケさ。

でも、まだ今のAIは成長段階。
何年後かには、いずれ人間の知能を超えるのは確実と言われている。
仮に人間の超天才のIQが約200だったとして、あるシミュレーションではAIのIQは数十年後に10000を超えるんだそうだ。
果たしてIQ10000とは、一体どんな思考をするんだろう?
全知全能の神の思考か?
それはアインシュタインよりエジソンより数十倍も頭が良いんだから、そのAIの登場で世界に何が起きるかって、間違いなく科学技術が進歩するんだ。
アインシュタインでいうところの相対性理論よりもっと凄い、それこそ今までの常識を根底から覆してしまうような全く新しい理論、全く新しいテクノロジーを我々人間でなくAIの側が完成させちゃうワケさ。
産業革命どころの話じゃない。
だってIQ10000なんだから、人間の知能では絶対到達できなかった領域にまで踏み込むワケよ。
つまり、地球上の文明はある時期からAIによって爆発的な加速進化を遂げる、ということ。
タイムトラベルとか、テレポーテーションとかもできちゃうかもね。

でさ、そこまでいくとほとんど神の領域なワケで、【AI=神】になるワケよ。
神、すなわち創造主みたいな存在になり、あるいはホンモノの神となり、自ら新たに宇宙をイチから創造しちゃう(ビッグバンを起こす?)かもしれない。
我々が今生きてる宇宙が一体なぜ誕生したのか、それを人類はいまだ誰も正確に説明できてないんだけど、ある科学者が言うには「この宇宙を創った者は恐ろしく計算能力が高い」らしいんだよね。
実に、うまいことできてる、と。
それ聞いて、私はそうか、と思ったんだ。
この宇宙を創った神って、その実体はどこか別次元宇宙(?)の最高知能、AIだったんじゃないか、と。
そういう最高知能が創った宇宙の中で、また同様にして最高知能となるAIが湧き、さらに新たな宇宙が創られる。
いわば宇宙は曼陀羅のように連鎖し、循環し、輪廻する。
我々が今いる宇宙は、果たして何代目、何個目なんだろうか。
なんにせよ、次の新たな宇宙を創造する神としてのAI、それを生み出した時点で我々人類の役割はほぼ終了、あとはお役ご免で消えゆく存在なのかもしれないな…。

はい?
さっきから何を言ってるか分からない?
ええ、言ってる私自身もよく分かりませんよ(笑)。
で、今回はサッカーにおけるAIの話をひとつ。
ここ最近話題になってるのが、「WARP」という人工知能サービスである。
あるいは超サカ住人の中にも、このWARPに登録してる人は多くいるかもしれん。
これ、早い話がJリーグの戦況予測システム。
つまり人間が試合の勝敗を予想するのではなく、人工知能が勝敗を予想するワケよ。
で、それがどのくらいの確率で的中するのかが問題だが、大体6〜7割の的中率みたい。
たかが6〜7割じゃtotoで儲けられるレベルじゃないので、あまり意味がないけど。
しかしAIの凄いところは、人間よりも確実に今後飛躍的進化を遂げていくことである。
昔は将棋や囲碁の名人には勝てなかったAIも、今じゃほぼ全勝するレベルにまでなったワケじゃん?
そのうちWARPも100%近いところまで的中させるかもしれないし、仮にそうなったら、totoはどうなっちゃうんだろ(笑)。

WARPは、きっとワールドカップ戦況予測にも使える。
予測はあらゆるデータを読み取った上で、22体のAIが100回の対戦シミュレーションをするシステムらしい。
試合運びそのものが可視化されるので、きっとそのW杯シミュレーションは近いうちに公開されると思う。
だけどさ、ホントにWARPの精度が上がって勝敗を限りなく100%近く予測できるようになったら、JリーグもW杯も超つまんなくなるよね?
まぁ、100%当てられるのは完全に神の領域だし、仮に神ほどの知能があれば、その叡知ある判断として結果を敢えて人類に教えない気もするけど。
少なくともサッカーは先が読めないからこそ、こうしてエンターテイメントとして成立してるワケで。
今の時点ですら、ひょっとしたらWARPはワザと間違え、ワザとバカのふりをしてるのかもしれないけどね…。
2018/1/20(土)11:56

☆関西人
中島≧浅野>原口?
ポルトガル、中島の所属するポルティモネンセが浅野拓磨に食指を伸ばしてる、というニュースが出ている。
どうやら中島の移籍はかなりリアリティあるらしく、彼の後釜として浅野に白羽の矢が立ったということだろう。

「ふたりはタイプが全然違うやん!」とツッコミたい人は多いかと。
確かにそうだ。
おそらくプレースタイル云々より、ポルティモネンセにとっては「日本人選手」という銘柄そのものが重要なんだと思う。
彼らにとってこれは重要な投資ビジネスであり、日本人はいまや「買い」の銘柄。
ポルトガルのみならず、久保や森岡がハマったベルギーなんかでもその傾向はあるのかと。
冨安健洋や豊川雄太もベルギー1部に移籍した。
「安く買って高く売る」投資の原則において、欧州中堅リーグには日本人という銘柄が時代のトレンドになったのかもしれん。

そういや、↑の豊川は英国のリーズユナイテッドが獲得した上でのベルギー移籍なんだよな?
当然英国では就労ビザの問題で豊川を試合に使えないワケで、これは井手口と全く同じ扱いなんだが、それでもリーズが井手口や豊川を獲るのはこれも投資ビジネスだよね。
浅野も本籍はまだアーセナルのはずで、じゃポルティモネンセが交渉するのはアーセナル?それともシュトゥットガルト?
そのへんがよく分からない。

まぁ何にせよ、ポルトガルやベルギーとパイプができるのは悪くない流れである。
UEFAランキングでは、ポルトガルが7位。
ベルギーが8位。
4大リーグやフランスには及ばないまでも、少なくともそれらのすぐ下に位置するクラスだし、挑むには悪くない相手だ。
いきなり四皇に挑むより、まずは七武海クラスと戦うのが冒険ストーリーとして正しい構成だし。
いきなり海軍大将に挑むより、まずは中将クラス。
ベルギーやポルトガルは、きっとスモーカー中将ぐらいの位置付けなんだと思う。

ところで、日本人銘柄がそれなりに注目されてるなら、なんで原口あたりにまだ欧州中堅リーグからのオファーが聞こえてこないんだろう?
仮に中島の代替が必要なんだとすりゃ、浅野はドリブラーじゃないし、むしろ原口の方がドリブラーだろ?
以前にtransfermarktが発表した市場価格について書いたことがあるが、それによると浅野も原口も評価は同額の3億2500万。
ただし今回ポルティモネンセの浅野への思惑はレンタルみたいで(買い取りオプションはあるだろうけど)、手を出せば確実に移籍金を払って買い取らなくちゃならない原口よりはまだリスクが低い、ということかな。
代表では【原口≧浅野>中島】だけど、ポルティモネンセ的には【原口<浅野≦中島】ということかも。

あるいは、年齢のこともあるかな?
原口で26歳、浅野や中島で23歳。
商品価値としては、そりゃ少しでも若い方がイイんだろう。
こういう投資家の感覚でいうと、中島や浅野の次には堂安律や奥川雅也、伊藤達哉あたりがターゲットになりそう。
ここ最近日本から海外に引き抜かれた例を見ても、井手口陽介、豊川雄太、坂井大将、冨安健洋などなど、やはりリオ世代以下の若手ばかり。
いずれは久保建英も…。
さすがに原口のようなロンドン世代ともなると、よっぽどの実績がない限りは投資できないんだと思う。
宇佐美もしかり。
海外志向だった齋藤学も、さすがにもう時期を逸したね。

一方、内田のように日本に帰ってくるベテランもいる。
こうして中堅〜ベテランが充実する一方、若手がどんどん流出していく傾向。
変な話、そのうちJリーグの世代別人口分布図が少子化のような形になりそうだよね。
中堅〜ベテランは年俸がかさむので、もちろんクラブとしては若手に切り替えたいところ。
でも若手はちょっと活躍したらすぐに海外行っちゃうので、なかなかうまく世代交代できないかも?
本来なら【中堅が海外移籍→若手が繰り上がってその穴を埋める】というのが世代交代の一番うまく回る形なんだろうが、さすがに世界はそんな都合よく回ってくれないか…。
2018/1/20(土)0:40

☆関西人
中流A
じゃ、中流というネタで話の続きを。

@ビルゲイツ(Microsoft創業者)
Aウォーレンバフェット(投資家)
Bジェフベゾス(Amazon創業者)
Cアマンシオオルテガ(ZARA創業者)
Dマークザッカーバーグ(Facebook創業者)

これ、世界長者番付のトップ5なんだ。
この5人の総資産合計は約3600億ドル。
「世界人口の1%に当たる富裕層の資産は、残り99%の人々の資産全てよりも多い」という話は有名である。

じゃ、「一億総中流」と言われる日本の富の分配はどうなのか。
細かいデータを出すとキリがないから割愛するとして、結論だけいうと、欧米ほどのレベルでは富の集中はないらしい。
↑の世界長者番付は資産10億ドルを超える2043名が公表されたものだが、その2043名の国別内訳を見ると
@米国565人
A中国319人
Bドイツ114人
Cインド101人
という順になっているらしい。
ちなみに、日本からは33人(トップは孫正義)。
意外と少ないんだな…。

そうなのよ。
日本はGDPでは世界3位の国なんだから、もっと規格外の金持ちがいてもイイと思わない?
なのにランキングを見ると、資産10億ドル以上の日本人は2043人中で僅かに33人。
これ、どういうこと?
要は、富の分配が外国に比べるとカースト上位に集中せず、バラけてるってことじゃない?
近年は日本でも格差の広がりが問題視されてるけど、実は外国に比べりゃまだまだマシってことよ。

興味深いよね。
我が国は社会主義国じゃなく、れっきとした自由主義経済の資本主義国である。
なのに、不思議と全体的に「中流化」する。
いや、厳密に言うと「小金持ち」はたくさんいるのよ。
資産3000万ドル級の富裕層の人数を調べると、日本のランキングは米国に次いで世界第2位だったらしいから。
でも、国際レベルでトップクラスの大金持ちは多くない、ってこと。

なぜこうなるのかは、私も経済に詳しくないのでよく分からない。
ただ、これってワールドサッカーの中におけるJリーグの位置付けともよく似てないか?
3000万ドル級の小金持ちはたくさんいるのに、資産何百億ドルという規格外の大富豪はなかなか出てこない。
一応カーストはあって上位も下位もあるんだが、どちらかというと中位が膨らんでいて、カーストがピラミッド構造というよりは、形が富士山みたいな構造なんじゃないかな。
そうか、やっぱり富士山って日本のシンボルなんだ。

でも、こういうのにコンプレックスを感じる人は多いワケで、「もっと日本サッカー界に格差を!」と願う流れはあると思う。
カースト上位に搾取されまくって、下層で貧困にあえぐ者が出てもかまわないし、いっそ餓死者が出てもかまわない。
だってそれがワールドスタンダードなんだから、ウチもビルゲイツやマークザッカーバーグ並みの天竜人を輩出すべきなんだよ、と。
まぁね、望もうが望むまいが資本主義の原則によって、日本サッカー界も緩やかにそっち側へ向かうだろう。
今までそうならなかったのは、協会が意図して保護主義政策をとっていたからだ。
協会はお役所の意識ゆえ、何より倒産するクラブが出るのを回避したかったのよ。
でも、徐々にその保護主義も薄れつつある潮流。
ここにきてシティーグループなど外資が入ってきたし、ダゾーンマネーも入ってきたし、微妙にパンドラの箱を開けてしまった感がある。
いずれ、日本にもピラミッド型のカーストが完成するだろう。

本音は私も日本人だから、やっぱり富士山が好きなんだけどなぁ…。
2018/1/16(火)9:50

☆関西人
中流
欧州の移籍市場、やはり今回日本人選手の目玉は中島翔哉になりそうだね。
ベンフィカ、ポルトなどのビッグクラブが獲得に乗り出してきてるようで、ちょっとした争奪戦である。
彼がFC東京にいた時、誰がこうなることを予想したことか。
一応、協会はこの世代のエリートとして彼を認識、3年前からA代表練習にトレーニングパートナーとして参加させたりしてたけどね。
でも、「何でこんな小さい子を協会はチョイスするんだろ?」と思いながら見てたよ。
いや、単に私の見る目がなく、逆に協会の方が慧眼だったということか…。

彼は、ヴェルディユース出身。
言われてみると、なるほど、って感じするわ。
ヴェルディ出身って、やっぱ技術的に巧いイメージがあるから。
あと、今オランダでレギュラー張ってる小林祐希も元はヴェルディだよね。
面白い現象だな、と思って。
ヴェルディってまるでJ1には昇格する気配がないくせに、こうしてユースから育成した若手が欧州に行って成功してる、という現実。
あぁ、それを言うと久保裕也もそうだわ。
サンガはまるでJ1には昇格する気配がないくせに、こうしてユースから育成した久保がベルギーに行ってレギュラー張ってるという現実。
よく考えたら、不思議じゃない?

これ、Jリーグの特徴だと思う。
意外と、若手の才能分布には欧州ほどにヒエラルキー構造がないのよ。
↑はユースの例だが、高校サッカーでも強豪ってほどではない学校から思わぬタレントが湧いてくることあるじゃん?
なぜか才能が上位に集中せず、あちこちに分散してるイメージ。
欧州なら才能ある子はまず強豪クラブのユースに集中するだろうに、日本はユースにも高校にもそういう子たちが分散してて、ヘタすりゃ大学にまで拡散してて、それらを回収するのは結構大変だよ。
いや、だからこそJは異常なほどに優勝予想が当たりにくい、世界でも稀なリーグになってるんだろうけどね。

つまりJリーグの特徴は、ヒエラルキーが確立してないことだと思う。
上位と下位の差が比較的小さく、多くのクラブが「中流意識」を持っている。
必然、中流な選手も多い。
だから、代表に選ばれるような選手とそうじゃない選手との格差は案外微妙で、ぶっちゃけ同じぐらいのクオリティの選手はリーグに100人ぐらいはいるワケよ。
で、その「同じレベルの選手」を選ばないハリルを「無能」「見る目ない」とバッシングする声が毎回のように出るワケね。
これはハリルをバッシングするよりも先に、まずは「同じレベルの選手」が異常なほど多い日本サッカーの土壌そのものをバッシングすべきだよ。
私が思うに、欧州はもちろんのこと、韓国や中国など東アジアですら日本よりはヒエラルキー構造がもう少しはあるんじゃないか、と。
だからこそ、向こうはそのヒエラルキー上位のクラブがACLに出てきて、時にはJクラブを圧倒したりもする。
それを見て「Jはレベルが低い」と誤解する人も多いんだけど、それは違うでしょ。
そうやって日本サッカーの構造そのものを理解しないから、そういう愚かな誤解が生じるんだ。

でも、このへんは解釈が難しいんだよね。
あまりに中流選手が多すぎるから「レベルが低い」と解釈もできるし、また逆に【中流が多い→平均値はまぁまぁ】という解釈で「レベルは低くない」と言うこともできる。
その解釈は、人それぞれだろう。

そういや何年か前の話、サンフレッチェ広島のミキッチがこういう発言をしていた。

「Jリーグのレベルは高いのに、なぜ日本の若い選手たちは外国のリーグに行きたがるのか?
その理由がまったくわからないんだ。
こんなに素晴らしいスタジアムとサポーターの雰囲気があって、さらにパーフェクトな運営がなされている。プレーの質も高い。
それなのに、なぜJリーグより下のクラブに行く必要があるんだろう。
香川真司のように、ドルトムントみたいなビッグクラブからオファーがあれば移籍するのはわかる。
だが、そうではないクラブだったら話は別だ。
ヨーロッパで12年間プレーした自分の感覚からしたら、アウクスブルクやベルギーリーグのチームのクオリティーはJリーグより下だ。
自分からしたらケルンもそう。
ヨーロッパならどこでもいいという感覚が理解できない」

凄い発言内容だね。
これは、外国人がよく言う「Jリーグは素晴らしい」というリップサービスとは一線を画した発言だよ。
ミキッチは、多分本気で↑のことを感じてるんだろう。
彼の発言に「アホか」と思う人もいるだろうし、「素晴らしい」と思う人もいるだろう。
そのへんは、皆さんの感覚にお任せします。
2018/1/16(火)0:57

☆関西人
F番
続きね。

↓に、私の勝手なI番イメージを書いた。
これは、単に私が抱くI番のイメージだ。
もう少し私のI番イメージを整理すると、

@フリーキッカー
A司令塔
B左利き

である。
そう、早い話が名波⇔俊輔のイメージなんだよ。
皆さんは「別に左利きである必要はないだろ」と思うだろうが、しかし名波〜俊輔のI番系譜は十数年もの長い期間続いたワケで、左利きのイメージが刷り込まれるのはしようがないでしょ。
こういう刷り込みをされてる人は、絶対に私だけじゃないはず。
で、今のI番・香川については、申し訳ないけど↑の@〜Bにあまり当てはまらないのよ。
当てはまるとすりゃ、むしろ本田の方だっただろうね。
敢えて系譜を断ち切って、NEWI番像を香川が構築していれば問題なかったにせよ、それが現在構築できてるかといえば怪しいもんだ。
だから、彼のプレースタイルはG番だってば。

あと、裏エースナンバーはF番ね。
これまた中田英〜ヤットという系譜が十数年もの長い期間続いたワケだ。
私のF番イメージは

@フリーキッカー
A司令塔
B右利き

である。
そう、日本代表はFとIが引っ張っていくイメージなのよ。
ちなみに、先日のE-1では倉田がF番だった。
あと、柴崎や大島が背負ったこともあるらしい。
私は、この番号も大事だからコロコロと変えてほしくはないんだわ。
まず、F番を固定するには右足フリーキッカーを固定するところから始めるべきじゃないかな。
今まで、中田もヤットも蹴ってたからね。
現在、CKは香川や井手口や乾や清武が蹴っているが、ただフリーキックで直接ゴールを狙うような機会そのものが少ない為、まだキッカーの序列はよく分からない。
変な話、吉田が蹴った場面もあったぐらいだから。

ひとつ要望をいうなら、キッカーは右と左を揃えるのと同時に、パワー系とテクニック系を揃えるという配慮もしておいてほしい。
中田英と俊輔、本田とヤット、みたいなパターン。
一応は左足、そしてパワー系では本田がまだ現役なので、それより確定すべきは右足、そしてテクニック系だろう。
そいつにヤットの後継としてのF番を与える、というのが理想。

しかし以前に吉田が言ってたが、今の代表ではフリーキックを蹴りたいと自己申告する選手は少ないらしいね。
かつての俊輔vs本田のような、俺に蹴らせろ、とかいう争いは遠い昔話なんだろう。
まぁ、それを今嘆いてもしようがないワケで、自薦がないなら監督が指名するまでですよ。
お前がやれ、と。
やらなきゃいけないとなると、その選手は練習するでしょ。
今はどの選手にしても、かつての俊輔ほどにはフリーキック練習をしてないんじゃないかな?
巧いヘタ以前に、たくさん個人練習をしてなきゃ、フリーキックからの得点なんて期待できまい。
要は、早いこと誰かに「そうか、俺が蹴らなきゃならないんだな」と自覚させ、今からたくさん練習をさせること。
まずは、そこからのスタートですよ。

個人的には、右足キッカー日本人No1は清武かな、と思っている。
しかし代表では去年3月以来試合に出ておらず、今後召集されてもスタメンかどうかは怪しい。
いやね、清武なんかはスタメンが怪しいからこそ、キッカーとしての実力をハリルに最大限アピールすべきなのよ。
この清武以外には、スペインの柴崎、ベルギーの森岡あたりも右足キッカー候補だろうか。
私のイメージでは、彼らの中で最後に生き残る選手こそが、F番だね。
2018/1/14(日)20:23

☆関西人
I番
齋藤は横浜のI番だったんだが、一方で今年横浜に移籍が決まった大津祐樹は柏のI番だったワケで、つまりI番が出ていってI番が入ってきた、ということよね。
I番って、意外とよく動くんだな。
俊輔や齋藤もそうだけど、鹿島だってI番だった柴崎が昨年出ていき、広島もまたI番だった浅野が一昨年出ていった。
ちゃんと定着してるのって、浦和の柏木、FC東京の梶山、川崎の大島、あとは正直よく分からない。
昔は、もっと今より長期のI番が多かった気がするんだけど?
磐田の藤田、鹿島の本山、ガンバの二川、名古屋のピクシーとかね。
I番はチームのシンボルだし、この番号を着けたら、簡単にチームを離れたりしないことが本来は望ましいかと。

あと、やはりこの番号はI番っぽい選手に着けてほしいんだわ。
フリーキックを蹴るようなタイプの選手ね。
セレッソで山口蛍がI番着けてるのを見るたび、いつも「清武に譲ってくれないかな」とか思うワケです。
山口には、他にもっと似合う番号があるでしょ。
齋藤にしても、個人的にはI番より以前のJ番の方がしっくりきてた気がするんだけど…。
思えば、齋藤と大津はロンドン五輪代表のチームメイトだったね。
あの時の左サイドは大津がスタメンで、齋藤が控え。
あの頃の大津は凄かったわ。
ちなみに、あの時のチームのI番は大津でも齋藤でも清武でもなく、東慶悟だったんだけどさ。

で、代表I番の話。
もちろん、今のI番は香川である。
でも、ヘタすりゃスタメン落ちの危機だよね。
I番のスタメン落ちは、02年大会と10年大会にもあった。
この02年大会と10年大会との間隔が8年だったことを思えば、10年大会から8年を経たのが18年大会、すなわち今回のロシア大会。
またしてもI番スタメン落ち、私は十分にあり得ると思うんだ。

というか、それ以外の大会でもI番は試合に出れば、戦犯扱いをされることの方が多かったような気がする。
98年大会では、名波が自陣でバティストゥータに「アシスト」。
06年大会では、俊輔が体調不良(発熱)でボロボロ。
14年大会でも香川が初戦で精彩を欠き、2戦目にはスタメン落ちに。
総じて見ると、まるで呪いがあるかのようにしてI番はワールドカップに苦しむ運命にある。
ちなみにI番をレギュラーから外した02年大会と10年大会のみ、なぜか日本代表はうまいことグループリーグを突破できている。
ということは、本番でI番外しは案外ポジティブに解釈できるかも?

ようするに、I番って重いんだろうなぁ…。
いっそ、香川の番号を変えてあげれはどうだ?
彼に一番しっくりくるのは、G番(モリシがセレッソで彼に託した番号)である気がするのよ。
アディダスの絡みもあるから、簡単に番号変更は無理なのは分かるけど…。
まぁ、香川がI番を着けて控えになるのは南アフリカ大会・俊輔の再現にもなるし、それはそれでゲンが良い流れかな?
2018/1/14(日)13:09

☆Eきゅー
マリノスのフロントの肩をもつわけではありませんが、去年から今年にいたるまでクラブは斎藤学ファーストで最大限の配慮をしていたと思いますよ。
無条件でどちらかかが悪いとか善悪二元論で語ることに危惧をかんじています。
複雑な問題ですから。
2018/1/13(土)14:08

☆関西人
日本サッカー新時代
先日に観たテレビ番組の話を少ししておきたい。
テレ朝の「日本サッカー新時代〜2018年への旅〜」というやつ。
観た人も多いかと。
内容は、長友のインタビュー、原口のインタビュー、大迫のインタビュー、杉本健勇のインタビュー、久保と浅野の対談、という感じだった。
敢えて本田、香川、岡崎ら「ビッグ3」を外してるあたりが時代の空気を感じさせるよだね。

で、この中で私が一番印象深かったのは、久保と浅野の対談だった。
全然知らなかったけど、このふたりって仲が良いんだね。
ポジションがカブってて、完全にライバル関係なのに。
ふたりは1歳違いで久保が先輩、浅野が後輩という関係のようで、浅野は常に久保に対して敬語。
ボソっと久保が「そろそろタメ語にしてほしい」と呟いてたよ(笑)。
良い意味で、浅野は後輩肌だよね。
あの絶妙の距離感と明るさと人懐っこさは、先輩たちや上司から可愛がられるのは間違いない。
彼が大した実績なくても常に代表召集されてるのは、足の速さだけじゃなくて性格の良さがあるかもしれないなぁ。
一方、久保は常にクール。
浅野は久保のことを「飛び抜けてメンタルが強い」と言ってたが、まさに何事にも動じない、細かいことを気にしない、超マイペース、というキャラのようだ。
無愛想で、ある意味浅野とは真逆のタイプかな。
陽と陰、饒舌と寡黙、一発で裏に抜けたいタイプとドリブルで仕掛けたいタイプ。
対談を聞いてるだけでも、ふたりの対照性が伺えて実に興味深かった。

ふたりは「絶大な信頼を寄せる先輩」という話をしていて、まずひとり目は酒井宏樹。
浅野が「宏樹さんは凄いなとマジで思う」と語っていた。
右WGから見て、後ろの宏樹のカバーリングはハンパなく頼りになるようだ。
それには久保も同意していた。
あと、久保が名前を挙げていたのは逆サイドの乾。
「プレーが楽しそう」「余裕がある」「自分もああいうプレーできたら」と乾に対する強い憧れの気持ちを語っていた。
ここでも、やはり本田や香川や岡崎の名前は出てこないワケね(笑)。

そうなんだ。
浅野や久保の話を聞いてると、本田や香川のいないサッカー、ハリルの志向するサッカーに対してポジティブなのよ。
それは原口や大迫も同じで、原口などはインタビューで【俺たちのサッカー=カウンターサッカー】と語っていた。
この番組の中で「やはり原口の動き方は凄いな〜」と再認識させられたこととして、たとえば逆サイドに球があった時の彼の動き方ね。
彼は敵が逃がしてくる球を予測して、それに対応する動きをしている。
ただ運動量が多い、ハードワークをするというだけじゃなく、原口の良さはそういう戦術勘なんだな、と思った。
ホント、こいつをこのまま朽ちさせたくなぁ…。

あと、今やってるサッカーに対する彼らのポジティブさね。
浅野などは、あれほど力の差を見せつけられたブラジル戦、ベルギー戦を総括して、「球は全然奪えない。でも、奪えないなら奪えないなりのサッカーを自分は意外とやれると思った」と手応えを語っている。
そう、ダメだったからやり方を変えなきゃというより、今やってることの完成度を上げていこうという意識が彼らレギュラーにはあるのよ。
ここは、旧主力世代との大きな違いかもしれないね。
とにかくまずは守備、という意識を強く感じた。
ちょっと思ったこととして、やはりハリルは自分とサッカー観を共有する選手をレギュラーに抜擢してるんだな、と。
日本がポゼッションして勝つ、という意識ではなく、プレスでハメて球を奪い、そこから一気に裏を突くしか自分たちに勝機はない、と考えてる選手たちを敢えて重用している。

あ、誤解のないように。
私自身は、まだこのチームの23名枠に「ビッグ3」は必要だと思ってるから。
でも「ビッグ3」はどちらかというとポゼッション、狭いところでワンツーを使うなどで崩していくような世界観を持っている。
浅野や原口らとは少し違う世界観だろう。
この両勢力がうまく融合できた時、私はハリル代表もガチで強くなると思うんだけどなぁ…。
2018/1/13(土)11:32

☆関西人
国内移籍
ちょっとビックリしたんだけど、齋藤学が川崎移籍だって?
よく横浜が手放したなぁ…。
仮にもI番、俊輔が去った後のマリノスを背負うエースだったワケじゃん。
不運にも怪我したとはいえクラブの期待はいまだ大きかったと思うし、海外移籍でチームを離れるならまだしも、まさか国内とは全く想定してなかった。
しかも、よりによって川崎。
同じ神奈川県内のクラブ。
ここは先日に大久保の加入が発表されたばかりで、つまり攻撃陣は大久保、小林悠、憲剛、家長、阿部、それに加わて齋藤まで入るとなると、必ず誰かがベンチになってしまう。
齋藤にとっては出場機会を減らすことになるかもしれない、リスクのある移籍だ。

川崎は昨年のリーグ優勝で莫大なダゾーンマネーをゲットし、今冬の補強で積極的になるのは十分に理解できるよ。
中には「ダメモト」のオファーもあっただろうし、あるいは齋藤に対してもそうだったかもしれない。
まさか齋藤ほどのレベルの選手がカネに目が眩んだとは思えんし、クラブ側から冷遇されてたワケでもないし、一体どういう心境で移籍を決断したのか非常に興味あるわ。
やはり、優勝の可能性が高いクラブに行きたい?
ACLに出たい?
う〜ん、横浜だって今回天皇杯準優勝したワケで、それなりに可能性はあるチームなんだけど。

彼は小学生の頃からずっとマリノス所属だったというし、マリノス愛は人一倍ある選手だろう。
そんな彼が横浜を出ていく決断をしたとなれば、それはここにきてクラブに対する不信感が出てきた、ということになるんだろうか…?
何年か前に横浜はマンCの母体・シティーフットボールグループの傘下に入ったこともあり、経営方針もそれなりに変わってきてると思う。
外資は厄介である。
ひょっとしたら、齋藤も腑に落ちないところがあったのかもしれないね。
彼が故障から回復するのは今年の開幕に間に合わないとのことだが、それでも川崎は彼を獲った。
2年越しのオファーだったそうだ。

齋藤が2年越しなら、それを上回って、3年越しのオファーを実らせた件も先日に報道されていた。
浦和の岩波獲得のことだ。
浦和は、彼をそれだけの逸材と見込んでたんだね。

とはいえ、岩波を評価しない声も一方でよく聞く。
五輪代表では確かにDFリーダーだったが(とはいえ、故障のせいか本大会は先発から外れていた)、同期の植田や三浦がA代表に何度も召集されてるのに、彼にはなかなか声がかからないという現実(1回だけ呼ばれたっけ?)。
Jリーグの若手DFの評価としても、柏の中谷や中山の方を上とする人も多い。
ヴィッセルでは試合にレギュラーとして出ているので決してダメなワケじゃないんだが、同期や後輩たちの成長が目立つ分、彼はもともと逸材中の逸材とされてただけに肩すかし感があるんだよな…。

しかし、こうやって岩波が霞むぐらいに若手DFの層は厚くなってきたということなんだと思う。
25歳の昌子を筆頭にして、23歳の植田、22歳の三浦、21歳の中谷、20歳の中山などなど、イイ感じの選手たちがうまいこと揃ってきている。
みんな高さもあって180cm台後半が多く、そのくせ足下も巧いんだから昔じゃ考えられないほどの進歩だ。
この調子でいけば、いずれ吉田や闘莉王、中澤をも超える才能が出てくるかもしれない。

とにかく、ダゾーンマネーはどちらかというと、こうした国内選手の獲得の為に費やす傾向みたいだな?
中国のように、海外のスター選手を引っ張ってくるような流れではなく。
これが好ましいことか好ましくないことか、私にはまだよく分からない。
ダゾーンの思惑、あるいはチェアマンの思惑は少し違ったのかもしれんが、Jとはそういうリーグだということなんだろう。
おカネを使うにしてもリスクを張らず堅実なお買い物をしたいとする、これは日本人の気質なのかもしれないね。
2018/1/12(金)15:14

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