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過去ログ532 2017/11/7 0:46

☆関西人
めちゃイケ
先週、「めちゃイケ」が来春で放送終了する話を聞いた。
別に私はこの番組を見てるワケじゃないので、特に感慨はない。
とはいえ、番組の放送打ち切りがニュースにまでなるのは「いいとも」以来?
約20年続いた長寿番組ゆえ、それなりの話題になるってことね。

「めちゃイケ」は「みなさんのおかげでした」と並び、フジテレビのバブルの遺産というべきバラエティーである。
一時期は視聴率が20%以上だったらしい。
それが今じゃ、ゴールデンタイム放送ながら5〜6%。
ナイナイ、加藤浩次、よゐこ、大久保佳代子など大物タレントをこれだけ揃えていて、この数字じゃ打ち切りもやむなしかと。
大体、矢部単独で深夜にやってる「やべっちFC」と比べても数字にあまり差がないんだから…。

同じバラエティーでも、日テレの「イッテQ」なんかはいまだ視聴率20%近くを叩いてる現実がある。
これはなぜ?
ナイナイと内村光良では、そんなに人気の差があるのか?
というよりは、番組のターゲット層の問題だろう。
「イッテQ」は、完全にファミリー層狙いだ。
癒し系で毒がない内村光良をMCに据えて、小さな子供からお年寄りまで幅広い層をがっちり掴んでいる。
「めちゃイケ」は、それに比べるとやや若年層ターゲットなんだよな。
それがダメなんだよ。
イマドキの若年層って、まずテレビを観ないから。
主に観るのはネット動画の方だし、「めちゃイケ」観るにしてもYouTubeにアップされたのを観てるかも。
それって、視聴率にカウントされないよな…。

こういう時代の流れになると、もはや地上波の視聴率に意味なんてあるのか?という話になるよ。
要は、オバハンと子供にウケるモノを作っときゃ数字はOK、ってことでしょ。
つまりオバハンと子供に挟まれた真ん中の層は、視聴率にカウントされてない以上は「社会に存在してない」ことになってしまう。
…現実は、存在してるんだけどね。

そうそう、先週末のルヴァン杯決勝の視聴率は、2,8%だったらしいよ。
なるほど、納得。
ルヴァン杯なんて、オバハンと子供は絶対に興味ないもんな。
じゃ、実際それほど関心が薄かったのかといえば、現地では埼スタのチケットが完売、観客動員は56000だったというから興行的には大盛況じゃないか。
そう、もはや地上波の視聴率と現場のフィーバーは全く噛み合わなくなってきてるんだよ。

でも、数字にこだわるフジテレビの社内では、↓のような会話があるかもしれない。

「おい、聞いたか?
ルヴァン決勝、視聴率2%台だったらしいぞ」
「3%以下って、 放送する意味あるんだろうか」
「代表は数字取れるんだけどな〜。やっぱ、Jリーグはダメだね」
「日テレさん、ACL決勝どうするんだろうか?」
「あ、BSは中継するけど、地上波は録画放送らしいよ」
「さすが日テレさん(笑)。三冠王だけあって判断が賢明だわ」
「ウチもルヴァン、来年から録画で十分なんじゃない?」
「そうだよな…」

来春には「めちゃイケ」を切るフジテレビ。
「めちゃイケ」って、よく考えたら「やべっちFC」と「スーパーサッカー」の両MCが出てる番組で、遂にそれを切る流れは、もはやルヴァン中継も風前の灯火ということか…?
2017/11/7(火)0:46

☆関西人
左足
ひょっとしたら、家長の東アジア杯(E-1)召集はあり得るかもしれない。
代表で左利き選手が不足気味だからね。
今の召集メンバーで、左利きは車屋と西川だけじゃないだろうか。
前線にも最低ひとりは欲しいところだ。
いずれ本田は再召集されると思うが、Aマッチデー外のE-1には召集しようがない。
で、必然として家長あたりの名前が挙がってくると思うんだよね。
彼の場合、またそのうち怪我するなどして朽ちる可能性もあるワケで、ちゃんと動けている今のうちに使わないと逆にモッタイナイ気がするのさ(笑)。
だって、これほどのバケモノが五輪本選にもワールドカップ本選にも出てないんだよ?
内々で「アイツは凄い」とか誉めててもしようがないワケで、やはり一度ちゃんとした形で国を背負わせなきゃ。

本田と家長はガンバJr.ユース時代の同僚、同じ左利き、同じポジション、同じ生年月日。
生年月日が同じということは、星占いや四柱推命でいうと運勢が同じになるはずだ。
実際は、似ても似つないキャリアをふたりは辿ってるけど。
いかに生年月日を使った占いなんてアテにならないかの証明である。
ただ、今の川崎での家長を見てると何だか本田っぽい。
右サイドに位置して、そこを起点にゲームを創るスタイルはまさに本田そのものである。
面白いよね。
左利きって、何で右サイドでプレーするのが好きなんだろう。
本田や家長がそうだが、思えば中村俊輔の代表における最終ポジションも右サイドだったわ。
鹿島の遠藤康もそうか。

その一方、左利きを左サイドに配置したがる監督は多い。
そりゃそうだろう。
左利きを左サイドに置けば利き足が外角になるし、クロスを上げるにはこれが最も効率がイイから。
逆に右サイドに置けば利き足は内角になるので、タテに突破してクロスを上げる時には利き足の逆を使うことになってしまう。
そう、本田も家長も俊輔も、「タテに突破してクロス」というのをあまり想定してないんだよ。
まず、3人ともスピードが売りというワケじゃないからタテ突破をあまりしないし、どっちかというと体の向きはタテでなくヨコ、つまりタッチラインを背中に背負うような体の向きでプレーすることが多い。

そのヨコ向きだと、利き足の左は外角というよりは前・後ろでいう後ろに配置される。
敵DFラインから見て外角だ。
つまり、ヨコ向きの場合に限っては左足の方がクロスやパスを出しやすい。
さらに言うと、ヨコ向きのドリブルでは対峙するDFがまずシュートコースを切ってくるので、ドリブラーは基本、敵から遠い側の左足で球を扱うことになる。
レフティにとって、それこそ好都合。
また、一瞬でもシュートコースが見えた時、右サイドからならば左足の方がゴールが決まりやすい。
などなど複数の理由があって、左利きは意外と右サイドでプレーをしやすいものらしいのよ。

ただし、課題は体の向きである。
↑に書いた通り、左利きが右で生きるパターンは体をヨコ向きにした時だ。
逆にタテ向きの場合は、たとえばタテにドリブル突破しようという時、どうしても左利きは左足を使うから球をピッチ内角に置いてしまう。
必然として、ロストの可能性は高まるよ。
問題は、そこなんだよね。
チームがポゼッションのコンセプトなら、右WGも体の向きをヨコにしてキープをできるだろう。
しかし、逆にブロックを後ろに下げた、堅守速攻カウンターのコンセプトだったら?
WGは低い位置から一気に駆け上がるので、体の向きは基本タテだろう。
その場合は、あるいは右利きを右サイドに配置した方が機能するかもしれん。

とはいえ、左サイドを見ると普通に右利きを配置してるんだよね。
乾にせよ、原口にせよ。
彼らはタテに突破もあるが、意外と多いのが中にカットインする動き。
意外とヨコがあるんだよ。
基本は堅守速攻カウンターだけど、WGは時にカットイン。
そこからシュート。
きっと、右サイドにもそれは求められてると思う。
右のレギュラー格と見られる浅野は、確かにタテに速いんだけど、カットインしてシュートは少しキツイ感じがする。
かといって、外角の右足を使うクロス精度も大したことないし。
よって、私は右サイドなら【久保>浅野】なんだよね。
久保の方が、全然左足を使えるから。
ただし、浅野のスピードを生かした守備は頼れるので、守備的にいくなら浅野、点を取りにいく勝負所では久保、という感じかな。

もし、ブラジル戦・ベルギー戦で久保や浅野が全然ダメだったら、その時こそは家長を右サイドで考えてみてほしい。
2017/11/5(日)18:21

☆関西人
ルヴァン杯決勝A
ルヴァン杯見てて、感じたことがひとつ。
今さらかもしれないけど、川崎って大卒の選手が多いよね。
憲剛しかり、小林悠しかり、車屋しかり、谷口しかり。
そして途中投入された長谷川、知念、阿部、3人とも大卒選手だったみたい。
なんか不思議である。
こういうテクニカルなチームって、私のイメージの中ではクラブの下部組織、ユース上がりの選手が多い方がしっくりくるから。

一方、セレッソはユース上がりの選手が多かったと思う。
杉本、柿谷、山口、丸橋はセレッソユース出身、清武は大分ユース出身、水沼は横浜ユース出身。
ユース上がりの選手⇒テクニシャン⇒ポゼッションサッカーというイメージが湧くもんだけど、逆に昨日のセレッソはじっくり守るサッカーで川崎を撃破したワケね。
これも不思議である。

いまどき、ユース上がり=テクニシャン、大卒=身体能力系なんて古くさい思い込みなんだろう。
しかし私の場合、昔からユース上がりがエリートだという思い込みがあるのよ。
だってさ、地元でそこそこ上手いサッカー少年って、まずJクラブのJr.ユースにスカウトされるじゃない?
中学サッカー部に入る奴より、クラブのJr.ユースに入る奴の方が格は上である。
ただ、Jr.ユースに入ってもユースに昇格するのは狭き門。
高校に上がる前に、ふるい落としがある。
そこで落ちなかった奴って、やっぱエリートだと思うのよ。
落ちた選手は、必然として高校サッカー部に流れる。
もちろん、高校サッカーに憧れて意図的にJr.ユースから高校に流れる選手もいるが、多くはJr.ユース→ユース昇格をエリートコースと認識してるだろう。

しかし、高校に流れたら流れたで、まだまだ大きなチャンスがある。
たとえば高校選手権などで活躍すれば、高校卒業時点でクラブからのオファーがくるから。
時に、そこでユース選手との逆転現象が生じたりも。
ユース選手がトップチームへの昇格に手間取ってるうちに、かつてJr.ユースから高校に流れた選手たちが、逆にひと足早くトップチームに入ったり。
もちろん、高校卒業時点でクラブからオファーがこない選手もいる。
そういう選手がとる進路は、大学進学だ。
大学に行ったら大学に行ったで、またそこでチャンスはあるんだ。
たとえばユニバーシアード代表で活躍したりすると、またそこでクラブからオファーがきたりするから。

幸いなことに、日本サッカー界では主に3つほどチャンスを掴むルートがあるワケね。
ひとつは、Jr.ユースに入ってユース昇格、そこからトップチームへ行くルート。
次は、高校で活躍してスカウトされ、クラブトップチームへ行くルート。
最後は、大学で活躍してスカウトされ、クラブトップチームへ行くルート。
エリート度でいうと、
@ユースから昇格
A高校で活躍
B大学で活躍
の順番だと思う。
一概には言えないにせよ、AやBは「敗者復活」の人たちを多く含むからね。
まぁ、@よりさらにエリート度が高い例としては、久保建英や中井卓大みたいなパターンもあるけど。

でも、どのルートをとろうが、トップチームまでくると辿ってきたルートは正直あまり関係なくなる。
プレーを見て「あぁコイツはユース上がりだな」とか「大卒だな」とか、全く分からないし。
憲剛なんて年齢的には「黄金世代」なのに、79年組がWユースで旋風を巻き起こしてた時には誰も注目してなかった。
それが、今はどうだ。
その逆パターン、家長や柿谷や杉本らはエリートコースからキャリアをスタートし、そこから挫折を経て、でも今はまた復活してイイ感じに仕上がっている。

それにしてもハリル代表は、あまり川崎から選手を呼ばないよね。
今回の遠征には、車屋だけか…。
谷口とか、また呼べばイイのに。
高さがあって、身体能力高くて、守備の選手だが足下の技術はしっかりしてて、今の代表でいうと遠藤航に近いキャラ設定だと思う。
でもって、遠藤よりイケメン。
今、「バイト探しはインディード」のCMで斎藤工の隣にいる美女(名前忘れた)と交際してるらしいね。
この攻撃的な川崎がリーグで失点累計32点、これは磐田29、横浜30、鹿島31に次ぐ第4位であり、谷口の守備力は評価してイイと思うよ。
2017/11/5(日)13:59

☆関西人
ルヴァン杯決勝
ルヴァン杯決勝、いやいや熱い試合だったね。
何でセレッソvs川崎という顔合わせで埼スタのチケット完売するのか不思議だったけど、これは今までタイトルに縁がなかったチーム同士、サポたちのこの試合に懸ける思いは双方とも異常に強かったということだ。
観客席を見てるだけで、絶対に優勝したい!という思いがひしひしと伝わってきた。

それは選手たちも同じだったようで、お互い死力を尽くして闘っていたと思う。
負けたけど、川崎も素晴らしいサッカーだったよ。
このチーム、ホントにパスが上手い。
Jリーグ歴代屈指だと思う。
お馴染みの憲剛や大島に加え、今は右サイド家長がかなり起点になってるよね。
守るセレッソとして、右サイドが一番嫌だったんじゃないかな?
家長はこの年齢になってなお、いまだ底が見えない。
未完の大器のままベテランとなってしまった今でも、その潜在能力の高さから、もはや未完のまま十分に恐いプレーヤーになってきている。

で、そういう家長らの攻撃力を、がっちり正面から受け止めたセレッソの守備力が今回は何より素晴らしかった。
ポゼッション率は、3:7ぐらいだったのかな?
結果はそのポゼッション率低い方が勝ったワケで、またしてもハリルが「現代サッカーにおいては…」とか熱弁してきそうだわ(笑)。
いやいや、ハリルジャパンなら、今回の川崎の攻撃食らうと普通に2失点ぐらいしてたんじゃない?
ぶっちゃけ、セレッソの守備はハリルの指導する守備よりも上だったとすら思うよ(笑)。

何となく今回のセレッソを見てて、私は約20年前の総合格闘技、アルティメット大会に出てきたホイスグレイシーを思い出したんだ。
グレイシー柔術ってやつ、皆さんは覚えてる?
ホイスグレイシーは、「ガードポジション」という体勢をとって戦うのが得意な格闘家だった。
彼は地べたに仰向けになり、敵は馬乗りになってホイスを上から攻める。
タコ殴りの体勢だ。
一見、ホイスが一方的にやられてるかのような印象を受ける。
ところが実際は違ってて、ホイスは下から敵の体を足でガードしてるので、敵のパンチは彼の顔に届きそうでいて、実は届かない。
だから敵は何とかホイスの足をほどこうと体勢を変えるんだが、するとその体勢を変えた一瞬の隙を狙ってホイスは下から三角締めやアームロックを繰り出し、次の瞬間に敵はギブアップしてるワケよ。
最初はあの戦い方を見た時、私は全く意味が分からなかったね。
何で、馬乗りされてる側の方が勝ったの?と。
しかし、それがグレイシー柔術ってやつなんだ。

まさに、今回のセレッソはホイスグレイシーだったと思う。
セレッソは完全に地べたに仰向けになっており、その上から川崎に馬乗りされている。
もちろん、川崎は上から何度となく拳を振り下ろしてくる。
ただしセレッソはガードポジション、巧妙に足で川崎の胴体を挟んでおり、そのせいでパンチの射程距離がセレッソの急所にまでは届かないんだよ。
そうなると体力が消耗するのは、パンチを打つ方である。
ならば体勢を変えようと、鬼木監督は先手先手で駒を代えていった。
一方、尹監督はなかなか駒を代えず、ガードポジションを解かない。
パッと見は、川崎の方が優勢。
でも、実はグレイシーの足が邪魔でパンチが届かないことは、川崎自身が一番よく分かってたと思うよ。

普通に立ち技勝負なら、多分川崎の方が一枚上手だっただろう。
でも悲しいかな、サッカーってボクシングじゃなく、どっちかというと総合格闘技なんだ。
立ち技だけではなく、寝技を含めた膠着の多いスポーツである。
じゃ、立ち技系のチームは勝てない宿命なのか?
…そんなことはない。
事実、別にホイスグレイシーは無敵というワケじゃなかったからね。
たとえば桜庭和志は、ホイスに勝っている。
じゃ桜庭はどうやってホイスに勝ったかというと、敢えて馬乗りにならず、ひたすら仰向けのホイスの足へローキックを入れ続けたワケさ。
多分川崎にしても、今回のセレッソに勝つにはそういう攻め方が必要だったと思うなぁ…。

川崎は、この悔しさと反省をリーグ戦の方にぶつけてほしい。
現在リーグ2位、まだ彼らには逆転優勝の可能性は十分にある。
ヤットに「川崎のようなサッカーをしたい」と言われたことの意味、私はこのルヴァン杯決勝でよく分かったよ。
2017/11/5(日)11:09

☆関西人
ヤマザキビスケット
明日は、ルヴァン杯。
ようやく、このルヴァンというフレーズも耳に馴染んできたね。
もともとはナビスコ杯というフレーズで我々は長いこと親しんできたワケで、それを急にルヴァンと言われても正直アレだったが、なんか慣れてきた。

もう「ヤマザキナビスコ」という会社は存在しない。
「ヤマザキビスケット」に社名を変えたから。
何で名前を変えなきゃならなかったかというと、ナビスコ社というのはもともとアメリカの会社で、それをヤマザキパンがライセンス契約結んで日本での製造販売をしてた流れ。
そのアメリカ側がライセンス打ち切りを通告してきたらしく、ヤマザキはナビスコ商標を使えなくなったワケさ。
困ったことに「リッツ」「オレオ」はアメリカ側のライセンスらしく、ヤマザキはこれを製造販売できなくなった。
それまで社の売上4割を占めていた主力商品を作れなくなるって、普通なら会社が倒産してもおかしくはない…。

ぶっちゃけ、私はもうヤマザキはダメだろうと見込んでいた。
「リッツ」の代替商品として「ルヴァン」を開発していたが、そんなの売れんだろ、と。
アメリカ側は日本法人を作って「リッツ」を日本国内で販売するワケで、そっちの方が普通に売れるんじゃないか、と。
ところが、その読みは甘かったね。
ヤマザキビスケットの最近の売上高を見ると、確かに減少してるが微減の範疇である。
予想したほど、会社はヤバい状況になってない。
それどころか、親会社のヤマザキパンは過去最高益だそうだ。
「リッツ」も「オレオ」も失ったのに?
どうやら、「ルヴァン」は売れているようだ。
今、スーパーでは「リッツ」も「ルヴァン」も並べて売られているようだが、その勝負は「ルヴァン」の圧勝らしい。

なぜだろう?
細かい事情は分からない。
想像できるのは、まず新しい外資企業では日本独特の流通ルートにうまく入り込むことができず、そこは昔からの営業の蓄積がある老舗ヤマザキの方が営業力として上だった、ということ。
あとは、普通に商品の美味しさ、だね。
私はふたつの食べ比べをしたことないから分からないけど、食べ比べをした人の話を聞くと、どうやら「ルヴァン」の方が「リッツ」より美味しいんだそうだ。
そういう情報がクチコミとして流布し、「ルヴァン」はブランド認知がないながらも売れるようになったのかもしれん。
実に痛快な話だ。
日本企業、外資に負けず頑張ってるじゃないか。
そして日本の消費者、素晴らしいよ。
世に知れたブランド、名前だけで商品を選ぶんじゃなく、ちゃんと中身を吟味して、たとえ知名度なくとも美味しい方を選んでるんでしょ?
日本の消費社会は、つくづく成熟してるよな…。

というワケで、私は結局のところ何が言いたいかというと、皆さんには
【リッツ=香川真司】
【オレオ=本田圭佑】
と捉えてみてほしいのよ。
このふたりは今まで日本代表の主力商品、主力ブランドだった。
それが今回、同時にふたりともいなくなったワケよ。
まさに状況は、ヤマザキナビスコ⇒ヤマザキビスケット、である。
これ、やはり危機なのか?
いや、まだ分からない。
主力ブランドを失っても頑張ってる、今のヤマザキビスケットの例があるじゃないか。

ひょっとしたら、今の攻撃的MF枠にいる倉田、長澤、森岡あたりが「リッツ」に代わる「ルヴァン」になるかもしれない。
想像してみてくれ。
スーパーのお菓子コーナーの棚に、香川真司と倉田秋が並べて陳列されている。
さぁ、皆さんならどっちを買う?
…うん、普通にブランドとして香川だろうね(笑)。
でも、お菓子グルメたちの間で「なんかさ、倉田の方が微妙に美味しくない?」というクチコミが広がったとしたら?
だって、倉田は直近の2試合で連続ゴールしてるんだから。
サッカーファンも世間に認知されたブランドや名前でじゃなく、自分の味覚を判断基準として商品をチョイスするようになったら、日本サッカーの奥行きは深くなるよね。

ちなみに、ヤマザキナビスコ⇒ヤマザキビスケットになっても、変わらずCMキャラクターをやってるのが沢口靖子、52歳である。
「リッツ」のCMやってたからといって現在の「リッツ」には行かず、ちゃんと貞操を守って「ルヴァン」に身を寄せている。
これぞ日本女性、ヤマトナデシコですよ。
おそらく、「ルヴァン」勝利の一因は沢口さんにもあるだろう。
こうしてルヴァン杯のチケットが完売したのも、あるいは沢口さんのお陰かもしれない。
ならばルヴァン杯の国歌斉唱、功労者として沢口さんを求む。
2017/11/4(土)0:57

☆関西人
圧力
香川を外し、本田を外したハリルには賛否両論あると思う。
しかし、「絶対に許せん!」とする人たちは確実にいる。
それは、スポンサーさんだよ。
大体、香川と本田にはどれほどのスポンサーがついてることか。
彼らスポンサーは、香川と本田が今まで安定して日本代表の中軸だったからこそ、その露出機会の多さゆえに自社の広告塔に抜擢したんじゃないか。
それがその前提を覆して代表落ちって、思てたんと違〜う!という展開。
きっと、複数の企業があたふたしてると思う。

とはいえ、スポンサーが代表選考に圧力をかけてどうのこうのというのは、今となってはないと思うんだよね。
いや、厳密に言うと昔はそういうのが実際あっただろう。
でも今は、企業コンプライアンスが異常にうるさくなった時代。
そういうの、できない時代になってしまったんだよ。
とはいえ、たとえ圧力がなくとも、日本では忖度(そんたく)ってやつがある。
特に圧力を受けたワケじゃないんだけど、向こうを気遣って自主的に配慮しちゃうパターン。
日本は島国、基本はムラ社会の構造だからね。
関係性を気遣い、あまりコトを荒立てないように既得権益を守ろうとする。
たとえば協会的に、やっぱ香川は外しちゃマズイよなぁ…、とかね。

ところが、ハリルはそういうのを理解しない。
理解しないというよりは、そういうのが嫌いなんだろう。
これは、お国柄かもしれない。
彼はボスニア生まれだが、フランス在住でフランス国籍を持ち、実質フランス人である。
また、このフランス人ってのがややこしいんだわ。
皆さんもトルシエでよく知ってるでしょ。
フランス人は圧力を嫌うのよ。
なんせ、市民革命の元祖というべきフランス革命が起きたお国柄。
彼が中村俊輔を外したのは、もちろん戦術的理由が主だろうが、あるいは俊輔の背後にアディダスがという権力機構が控えてたからこそ、という事実はないかな?

圧力を嫌うという意味では、トルシエはファンからの圧力も嫌っていた。
ある試合で、廣山望という選手が召集されたんだ。
当時廣山はパラグアイリーグに所属してて、しかもチームの優勝に貢献するなど、かなり活躍してたワケね。
でも、パラグアイだから誰もそのプレーをちゃんと見たことないし、それが代表召集されて凱旋帰国となったからファンは大喜び。
ところが、トルシエは彼をスタメン起用しなかった。
よってファンたちは、試合の途中から廣山コールを始めたんだよね。
「早く投入しろ」という意味で。
で、トルシエはそれを完全無視(笑)。
最後まで廣山を試合に出さなかった。
じゃ、何の為にわざわざパラグアイから召集したのか…。
あれも一説によると、廣山コールが起きたことがトルシエの癪に触ったみたいだね。
アマノジャクというよりは、どっちかというと廣山コールを圧力と捉えたんだろう。

そう、フランス人は圧力を受けると反発する。
ちなみに今回、ハリルは香川や本田を外したことの理由を記者たちに問われ、「皆さんが好きな選手だから外した」と答えている。
もちろんブラックジョークだとは思うが、半分ぐらいは本音が入ってるかもしれない。
具体的に誰かが「香川や本田は必ず召集しなければならない」と圧力をかけた事実はないだろうけど、微妙にそういう空気を感じて反発する気持ちが湧いたのかも…。

ハリルは、ポピュリストではない。
世論に左右される人ではない。
そこは、最も気をつけるべきポイントだと思う。
変に世論がハリルに圧力をかけるようなら、それは思いっきり逆効果となるんだよ。
こういうタイプは、取り扱い要注意である。
トルシエの時は、彼の周囲に山本昌邦だったりダバディだったり、それなりにコントロールをできるスタッフの尽力があったから何とかなったものの、今のハリルの場合は少し心配だね。
西野さんや手倉森さんって、そもそも今回のメンバー選考をよしと考えてるのかな…?
2017/11/3(金)22:21

☆関西人
リーグ順位
大迫がヨーロッパリーグで2ゴール1アシストで勝利に貢献とのこと。
久々の大活躍。
ホント、心配してたのよ。
彼自身の能力に疑いはないにせよ、なんせケルンはブンデス最下位。
それにより得点勘に悪い影響が出ないかな、って。

じゃ、ここで先日発表されたハリル代表召集メンバーの所属クラブ順位を見てみよう。

【ドイツ】
長谷部→10位
原口→11位
浅野→12位
高徳→17位
大迫→18位

【イングランド】
吉田→10位

【イタリア】
長友→2位

【スペイン】
乾→17位

【フランス】
宏樹→4位
川島→20位

【ベルギー】
森岡→9位
久保→12位

【日本】
昌子→1位
車屋→2位
山口→3位
杉本→3位
興梠→7位
槙野→7位
遠藤航→7位
西川→7位
長澤→7位
井手口→10位
倉田→10位
三浦→10位
東口→10位

総じて、みんな順位が低い(笑)。
マシな順位といえるのは長友と宏樹、あと昌子、車屋、山口、杉本ぐらいか。
それ以外は全員、中位〜下位。
香川は2位なのに、今回呼ばれなかったし…。

じゃ、今度はスタメンという観点で選手のクラブ順位を見てみよう。
何日か前に「サッカーダイジェスト」がブラジル戦の予想を発表してるので、今回はそれを使わせてもらう。

【サッカーダイジェストのスタメン予想】
・・・・大迫
原口・・倉田・・浅野
・・長谷部・山口
長友・昌子・吉田・宏樹
・・・・川島

さて、この11名のクラブ順位はどうなのかというと、

・・・・18位
11位・・10位・・12位
・・10位・・3位
2位・1位・・10位・4位
・・・・20位

ご覧の通りである。
これ、ひとつの傾向が見えないか?
なぜか前線に下位が多く、守備陣には上位が多い。
別にハリルが意識してそういう召集をしたワケじゃないんだろうが、結果そうなってるのよ。

前線に下位が多いということは、彼らアタッカー陣は所属クラブでポゼッション志向ではないということだろう。
どちらかというと援護があまりなく、孤立の中でゴールに向かうプレーを求められている。
一方、守備陣に上位が多いということは、彼らは後ろにいながらにして攻撃参加する機会も多いということじゃないだろうか。
特にSBは左が2位、右が4位である。
これならオーバーラップを期待できる。
また、ラインコントロールとしてもドン引きではなく、積極的に上げていく姿勢を期待できるかもしれん。
ただし、守護神の川島だけは最下位20位なので、そこは最終ラインとの意識のズレが心配されるところだけど…。

他の国の代表のことはよく知らんけど、きっと日本よりは順位の高い選手を揃えてるとは思う。
日本代表なんて、本質がプロビンチア選抜ですよ。
ブラジル代表やベルギー代表なんて、どっちかというとビッグクラブ選抜だろ?
つまり日本vsブラジルなんて、レアルやバルサにエイバルが挑むようなもんさ。
…あぁ、乾。
また、やってくれないかな?
プロビンチアの意地、見せたいですね。
2017/11/3(金)13:12

☆関西人
エレガントプレーヤー
昔、ある代表監督がこう言ったという。

「代表の23名を選ぶのは簡単だ。
各ポジションごとに2名ずつ選び、あとはGKを1名追加したら完成するんだから」

まぁ、基本はそうだろう。
今回、ハリルは23名でなく25名を召集している。
おそらく3名以上の交替をできるレギュレーションなんだと思う(6名?)。
今回は「各ポジションごとに2名ずつ」をベースにしつつ、GKを含む3つのポジションは3名にしている。

【GK】3名
川島
東口
西川

【右CB】2名
吉田
三浦

【左CB】2名
昌子
槙野

【右SB】2名
酒井宏
酒井高

【左SB】2名
長友
車屋

【アンカー】2名
長谷部
遠藤航

【インサイドハーフ攻撃型】3名
倉田
森岡
長澤

【インサイドハーフ守備型】2名
山口
井手口

【右ウィング】2名
久保
浅野

【左ウィング】2名

原口

【センターFW】3名
大迫
興梠
杉本

GKを3名にするのは普通のことなのでイイとして、あと3名になってるのはインサイドハーフ攻撃型とセンターFW。
敢えて、ここを厚くしている。
ほとんどのポジションが【レギュラー+リザーブ】という2名構成なのに対し、このふたつのポジションだけは【レギュラー+リザーブ+ジョーカー】という構成になってるということ。

センターFWでいえば、大迫がレギュラー、リザーブが興梠、ジョーカーが杉本といったところじゃないだろうか。
杉本はリザーブという解釈もできるが、リザーブにしてはポストプレーが大迫のレベルには及ばず、それを理解したからこそ、ハリルは敢えて新たなリザーブ候補として今回興梠を呼んだんだと思う。
杉本には、大迫とは全然違う持ち味の方を期待しよう、と。
それにしても興梠、以前に呼ばれた時は体脂肪率の高さが問題視されてたが、今は大丈夫なのか?
ハリルの新ルールでは、体脂肪率12%以上は排除されるんだぞ?

で、問題はインサイドハーフの枠。
私として、倉田、長澤はまだ分かるのよ。
所属チームでインサイドハーフ経験があり、もともとトップ下のようなボランチのようなポリバレントな持ち味はインサイドハーフ向きだと思うから。
だけど、森岡の選抜には少し違和感を覚える。
彼は、真性のトップ下じゃないか?
そりゃ3年前のブラジル戦ではインサイドハーフをやってたけど、彼の持ち味はインサイドハーフ向きじゃないでしょ。
所属クラブでもトップ下で、かなりポジショニングの自由度を与えられてるし。
思うに、森岡はジョーカーだろう。
彼を投入すると、システムは433から4231に変わる。
つまり、システム変更を伴うジョーカーだ。

どっちかというと、森岡はハリル好みじゃないと思うんだよね。
ハードワーク系の駒じゃないし、スピード系の駒でもないから。
ハリルの好みは、原口、山口、井手口、浅野とかじゃない?
森岡は、それら選手とは対極に位置するエレガントなタイプだ。
このてのキャラは以前なら清武、最近では柴崎など極めて限定的な召集にとどまっている。
ハリル代表の中では、絶滅危惧種ともいえる貴重な枠かも。

いや、だからこそ頑張ってほしいんだけどね。
香川ですら選考に漏れてしまった今、まさに森岡はエレガント界における最後の希望。
ちょっと心配なのは、彼が活躍しているベルギーリーグのレベルなんだけど。
UEFAランキングから見てもベルギーがレベル低いワケないんだが、それにしては試合を見てると敵DFの森岡への寄せが甘い。
彼が危険な選手だということはもう十分に分かってるだろうに、しかし間髪入れず潰しにはいかず、森岡に球をキープさせてしまっている。
お陰で、森岡は落ち着いてパスやシュートをできている感じ。
たまたま私が見た試合がそうだっただけなのかもしれんが、果たして代表戦であの落ち着いたプレーができるのかな、と少し心配。

思うに、森岡はブラジル戦よりベルギー戦に出る可能性が高いんじゃない?
会場はベルギー国内らしいし、それこそ凱旋試合みたいなイメージでさ。
あと、久保にしてもそうだね。
もし日本がベルギーにボッコボコにされたら、森岡や久保のベルギーリーグ内評価が暴落しないかと少し心配になるよ。
2017/11/2(木)13:31

☆若葉
日本代表五輪世代
ソウル世代

ーーーーー中山
ーーカズーーー長谷川

ーー石井ーーー北澤

ーーーーー森保

平川ーー井原大野ーー堀池

ーーーー小島伸
↑マリノスのGK松永 SB勝矢 ヤハマのMF吉田
ヴェルディのCB柱谷 10番ラモスでドーハの悲劇

バルセロナ世代

ーーー森島ー呂比須

ーーーー藤田俊
相馬ーーーーーー名良橋
ーーー名波ー山口素

ーー秋田ー大岩ー小村

ーーーーー下川
↑GKに川口 CBに井原
トップ下中田英 FW中山入れば
フランスW杯日本代表W杯初得点


アトランタ世代

ーー久保竜ー鈴木隆

ー三浦淳ーーーー前園

ーーー福西ー伊東輝

服部ーー森岡ー斉藤ーー中西

ーーーー川口


シドニー世代

ーーー高原ーー柳沢

ーーーーー中田英

小野ーーーーーーーーーー市川
ーーーー戸田ー稲本

ー中田浩ー宮本ー松田

ーーーーー曽ヶ端
↑GKに楢崎 FWに鈴木隆入れれば
日韓W杯ベスト16

ーーー高原ーー柳沢
ーーー( 巻 )ー(玉田)
ーーーーー俊輔
三都主ーー(憲剛)ーーー加地
ーー遠藤保ーー中田英
ーーーーーーー(小笠原)
ーーー中澤 宮本 坪井
ーーーーー曽ヶ端
↑GKに川口 RWBに駒野
ボランチに福西入れればドイツW杯日本代表


アテネ世代

ーーーー闘莉王

ー松井ーーーー大久保

ーーー今野ー長谷部

ーーーーー阿部

徳永ーー栗原岩政ー駒野

ーーーーー川島

↑CBを闘莉王中澤にして1Topを本田にし
長友と遠藤入れば南アフリカW杯ベスト16

北京世代

ーーーー興梠
ーーーー(ハーフナー)
ー乾ーーー本田ーーー岡崎
(倉田)ー(高萩)ー(小林悠)
ーーー細貝 柏木
ーーー(永木)(青山)
長友ー森重 吉田ー内田
(太田)(槙野)(水本)(塩谷)
ーーーー東口
ーーーー(西川)
↑GKに川島 ボランチ長谷部 山口
LSH香川 FW大迫でブラジルW杯日本代表

ロンドン世代

ーーー大迫ーー香川
ーー(武藤嘉)ー(金崎)
ーーー(杉本)ー(宇佐美)
ーーー(川又)ー(柿谷)
ーー原口ーーーー森岡
ーー(齋藤)ーーー(柴崎)
ーー(山村)ーーー(長澤)
ーー(土居)ーーー(清武)
ーーー小林祐ー山口
ーーー(扇原)ー(青木)
ーーー(田口)ー(米本)
吉田豊ー昌子 鈴木大ー酒井宏
(福森)ー(丸山 谷口)ー(酒井高)
ーーーーー権田
ーーーー(シュミットダニエル)


リオ世代

ーーーー鈴木優
ー中島ーー(北川)ーー久保裕
(関根)ーーーーーー(浅野)
(白崎)井手口ー大島ー(南野)
(小川)(鎌田)(原川)(伊東純)
ーーー(橋本)ー(川辺)
ーーーーー三竿
ーーーー(喜田)
車屋ー三浦 植田ー遠藤航
(山中)(中谷 岩波)ー(室屋)
(松原后)ーーーー(松原健)
ーーーー中村
ーーーー(櫛引)


東京世代

ーーーーー小川
ーーーーー(田川)
ーー伊藤ー堂安ー安部
ーー(三好)ー(中坂)(前田大)
ーーーー板倉ー市丸
ーーー( 原 )ー(平川)
杉岡ーー中山 富安ーー藤谷
(船木)ー(町田)(橋岡)ー(初瀬)
ーーーーー小島
ーーーーー( 谷 )


パリ世代

ーーー斉藤ー久保建

ーー中井卓ーー西堂

ーーー岩本ーー山本

橋本ー馬場ーー西尾ー半田

ーーーー鈴木彩艷

全ての世代の日本人に期待しています。



2017/11/2(木)10:52

☆関西人
ハリル代表遠征メンバー発表A
ブラジル代表って、今シャレにならんほど強いらしいね。
ヘタすりゃ、ドイツより強いらしい…。

予想としては、ハリルは豪州戦型の戦術をとると思う。
ポゼッション率4割程度の設定。
敵の最終ラインにFWがマンマークでプレスかけるやつね。
中盤でプレスではなく、最前線でプレスというのがキモ。
ちなみに豪州は3バックだったので、大迫・乾・浅野の3人がそのマークに当たった。
しかし今回対戦するブラジルは、3バックじゃなく4バックだ。
ということは、ひょっとするとハリルは4人をマーク要員に回すんじゃない?

(▼→ブラジル)
(△→日本)

▼・▼・▼・▼
△・△▼△・△
・・▼・▼
▼・△・△・▼
・・・▼
△・△・△・△

日本は424フォーメーション?
いやいや、あくまで守備時の陣形である。
考え方は、ブラジル自慢の中盤を抑えるよりも、その中盤に球を供給するCBおよびSBを先に抑えよう、という作戦さ。
仮に前線のネイマールにまで球が渡ったら後はどうしようもないんだから、まずは元栓を締めるべき、ってことね。
じゃ、日本は敵CB2枚を抑える為に2TOPにする?
それもありだ。
しかし、今回の人選を見ると2TOPっぽくないので、一応フォーメーションは慣れた4231にして、トップ下に敵CBをマンマークさせることにしよう。

でも、そうすると↑の図の通り、中盤がボランチ2枚だけになって心もとない。
だから、そこはトップ下にプレスバックのタスクを与える。
つまり、トップ下は最前線から中盤の底まで、思いっきり上下動するのよ。
そんなの、できる選手いるか?
ひとりいるわ。
そう、原口元気ですよ。
今年のイラク戦、彼はトップ下で先発したよね。
あの時は「原口トップ下って、やっぱハリルは分かってない」と大いにバッシングされてたけど、ロジックとしては筋の通った抜擢だったかもしれない。

・・・・大迫
乾・・・原口・・浅野
・・山口・長谷部
長友・昌子-吉田・酒井
・・・・川島

私が予想するブラジル対策布陣は、こんな感じ。
何で右が浅野やねん?と思うだろうけど、彼の足の速さは守備にこそ生きるのよ。
一回抜かれても、追走して追いつけるし(笑)。
基本、ポゼッションはしない。
ショートパスを細かく繋ぐよりは、球を奪ったらすぐさまタテに行く。
乾にせよ原口にせよ、ドリブルできるんだから独力で行けるところまで行く。
いざとなったら、大迫が壁となって体を張る。
浅野は、ひたすら裏を狙って走る。
その浅野あたりが足を引っ掛けられて、ファウル貰えばイイんだよね。
乾、FKの練習しとけよ〜。

ところで、ブラジル代表とは2014年、アギーレ代表で対戦している。
その時のスタメンは↓の通り。

・・・・岡崎
田中順・・・・小林悠
・・森岡・・柴崎
・・・・田口
太田・森重-塩谷・高徳
・・・・川島

なんか、この時もメンバーを落としてたみたいでブラジルには申し訳ない…(笑)。
香川と吉田と長谷部が故障、本田と長友はなぜかベンチ。
あぁ、この時に森岡は先発してたんだ?
全然記憶にないわ。
ちなみに、この試合は0-4でした。
じゃ今回は、成長の証として3点差以内に抑えたいね。
何より、1得点はしたい。
2017/11/1(水)9:52

☆関西人
ハリル代表遠征メンバー発表
まさか、本田・香川・岡崎が外れるとは全く予想してなかった。
これは完全にハリルの独断だろう。
このところ本田は復活気味だったし、岡崎だって調子悪くないし、香川も好調でないにせよ、まずまずである。
だから所属クラブで不調だから召集しなかったというよりは、最初から呼ばないことを決めてた感じがあるね。

じゃ、なぜ呼ばないことにしたのか?
ハリルは会見で、 他の選手をテストしたかったからだと語っている。
森岡、興梠、長澤あたりのことだろう。
つーか、微妙に浦和の選手増えてない?
興梠、長澤、遠藤航、槙野、西川。
浦和サポ的には「直後にACL決勝があることを分かってんのか!」というのが率直な感想かと。
…別に、ハリルも嫌がらせをしてるワケじゃないと思うよ。
先日のACL準決勝を見て彼は珍しく浦和を大絶賛してたワケで、その大絶賛の顛末がコレですわ。
まぁ、浦和にはアリガタ迷惑でしょうけど、悪意ではなく評価されてるんだということは理解してほしい。

で、ハリルの会見をチェックしたけど、2連敗は覚悟してる様子。
ただし善戦はしたいので、堅守カウンターに徹するはず。
となると、まず本田はスピードがないので厳しい。
彼はポゼッション仕様の駒であり、ブラジルやベルギー相手にポゼッションはまず無理、とハリルは諦めたがゆえの本田外し。
次は香川。
香川は、ぶっちゃけ使う場所がないんだろ。
おそらく今回の遠征でのフォーメーションは433で、インサイドハーフは豪州戦のように守備力重視、山口+井手口のようなコンセプトじゃないかな?
となると、香川は厳しい。
もしフォーメーションが4231ならトップ下で使われるところだが、今回に限っては森岡亮太を呼んじゃったからねぇ…。
一回、お休みしてくれ。
次は岡崎。
岡崎はもともとセンターFW二番手の位置付けだったから、今回興梠を呼んだことで彼もまた一回お休みというところかと。
私なら、岡崎はセンターFWじゃなくてサイドFWとして先発起用するけどなぁ。
むしろ、浅野や久保より良い仕事すると思うんだけど?

あと、小林祐も外れたんだな。
彼はインサイドハーフ候補だったので、おそらく長澤の抜擢の影響を受けたと思う。
とにかくハリル的にはACL準決勝が相当なインパクトだったみたいで、浦和の選手を呼びたくて仕方なかったんだろ。
きっとマイブームってやつだわ。
でも実際呼んでみたら「…ん?」となることも大いにあり得るし、特に長澤なんて加藤恒平と同じことになりそうな予感がするよ(笑)。

それにしても、対戦するブラジルやベルギーの側から見て、本田も香川も岡崎もいない日本代表なんて2軍に思われないかなぁ?
辛うじて長友がいるからまだ救われるが、確か向こうはベストメンバーじゃなかったっけ?
一部で「ハリルは虐殺された時の予防線を張ってるのでは?」という声が既に上がってるらしい。
私は予防線というよりは、本田・香川・岡崎らより明らかに経験が少ない若手たちに、敢えて虐殺の屈辱を味わせることをハリルは狙ってる気がするよ。
数々の試練を経てきたベテランたちには、今さらそのての屈辱は要らんだろ、と。
まぁ、分かる気がする。
ハリルは、この2戦を通して「どうだ?このままじゃワールドカップ本番は勝てないだろ?」と教え子たちに諭したいワケよね。
そうやって諭したい時、確かに本田とかいたらキャラ的には邪魔かも…(笑)。
2017/11/1(水)0:59

☆関西人
WG本田
また、本田が点を取ったみたいだね。
パチューカでのポジションは、どうやら右サイドで定着したようだ。
不思議なもんだね。
普通、WGというのはスピードある選手を起用するのが主流なのに、ミラン、日本代表、そしてパチューカ、なぜかどのチームもスピードのない本田を右WG起用している。
多分、本田の機能はWGじゃないよ。
彼は、ほとんどタテに突破しないから。
タテよりは中に入る方だ。
で、中に入ってシュートを撃つ。
あるいはチャンスメイクする。

今日にハリル代表の新召集メンバーが発表されるらしいが、きっと本田の名前は入ってると思う。
ハリルは、おそらくWGにセンタリングマシンのような機能を期待していない。
タテに抜けてセンタリングを上げるのは、WGよりむしろSBの方に期待してるだろうから。
右なら酒井宏、左なら長友だ。
右のWGは、タテよりナナメ、いわゆるダイアゴナルの動きというのが求められる。
浅野、久保にしてもセンタリングを求められてるワケじゃない。
ナナメに抜けて、フィニッシュに絡むことを求められている。

そう考えると、柏のイトージュンヤ、ハンブルガーのイトータツヤ、そのあたりは少しニーズが違うのかもなぁ…。
本日発表の召集リストには、彼らの名前はおそらく入ってないでしょ。
どっちかというと、正統派WGだもん。
そういうWGがサイドをエグってセンタリング→センターFWがそれをフィニッシュ、という正統派ストロングスタイルって、我々にはやはり少し荷が重いんじゃないかな、と。

WG本田の何が凄いって、スピードの無さが逆に強みってところさ。
ジワリジワリとドリブルするもんだから、敵DFの視線を2〜3秒も独占しちゃう。
それに乗じて、他の日本人選手は密かにマークを剥がすチャンスをゲットできるのよ。
2秒もあれば、DFの背後をとりやすいよね。
特に今の本田には「メキシコで凄いミドルシュートを決めた」という情報があるので、敵DFはFWのマークよりも本田のシュートコースを消す方をまず優先するかもしれない。
そうなりゃ、こっちのもんですよ。
敵DFがコースに寄せた分、必ずエリア内には隙間ができるから。

コイツには長距離砲があるかも…、と思わせるのは戦略的に有効である。
たとえそれを撃たなくとも、あるかも、と思わせるだけで敵DFに迷いを発生させられるから。
迷いのないDFほど厄介なモノはない一方、逆に迷ったDFというのは、ブラジルだろうがベルギーだろうが意外と裏を取れるもんですよ。
で、本田は日本人では数少ない、敵を迷わせることができるタイプの選手である。
「いくぞ、いくぞ」と、威圧しながらゴール前に詰めていく。
敵DFもボール奪取のデュエルをすりゃイイのに、なぜか本田相手には不思議なほど飛び込もうとしない。
ああいうのは昔から不思議なんだよ。
あれが、覇王色の覇気ってやつなのかな?

こうして本田が「いくぞ、いくぞ」とやってる場合は、FWに欲しいのは大迫よりもむしろ岡崎である。
その隙に、DFの視界から消えて裏とるのが上手いタイプだから。
本田じゃなく、右が浅野や久保ならFWはやはり大迫だろうけど。
いっそ、大迫(武藤)と岡崎の2TOPでいくのもありかと。
2017/10/31(火)11:07

☆関西人
俺たちのサッカー
ちょっとビックリしたんだけど、クルピがガンバの来季監督に内定だって?
彼は今年からブラジルの名門サントスの監督に就任してたんだが、一昨日にサントス側がクルピの解任を発表。
そこに間髪入れずガンバ内定の報道だから、きっとガンバとクルピは前々から接触してたんだろう。

サントスで、クルピはあまりうまくいかなかったみたいだね。
サポから解任を要求する声が強まっていたらしい。
ただ、選手側は解任に猛反対してたらしく、こういう人望の高さはブラジルでも相変わらずだったようだ。
セレッソ時代も、選手から慕われた監督だった。
柿谷を島流しにしたことからして厳しい一面もあったが、あれは「お父さん」ならではの愛の鞭だったかも。

で、クルピがガンバに合うかどうかだが、私は合うと思う。
あれだけ攻撃のタレントに恵まれたチームだから。
セレッソでは、香川、乾、清武、南野、柿谷、山口などが次々とブレイク。
あれの再現を今度はガンバで見たいわ。
あ、クルピは今のセレッソを見てビックリするかも。
こんな感じのチームに生まれ変わったのか、と。
来季、大阪ダービーはクルピvs尹。
これ、盛り上がりそうだなぁ…。

こうしてクルピ歓迎のニュアンスを書いてると、何となく長谷川健太を悪者にしてるかのようになってしまうな。
別に彼を悪く言うつもりはない。
彼がガンバを闘える筋肉質に鍛え上げた功績は大きいから。
どっちというと、彼のカラーはハリルに近いんじゃないだろうか。
実際、ハリルはガンバの選手を結構召集するでしょ?
井手口、倉田、今野、三浦、東口。
この召集の多さ、ガンバがJで絶好調ならまだ話は分かるけど、そうでもないのに多いというのは、いかにハリルがあのサッカーにシンパシーを感じてたかということだよ。
あぁ、ガンバの選手は俺のサッカーにそのまんま使えるな、と。
今春のUAE戦、逆風だったハリルは今野のインサイドハーフに救われたワケで、ある意味ガンバのサッカーに救われたんだよね。
後々の井手口、倉田しかり。
ハリルは、長谷川健太に足を向けて寝れないと思うよ。

で、その健太が次はFC東京監督に就任濃厚という噂。
それもイイんじゃないだろうか。
皆さんご存じの通り、FC東京は半官半民、協会技術委員会にとても距離が近く、いわば代表の人材バンク的な性格があるクラブだ。
だとすりゃ、そういう代表への人材供給元に、ハリルとよく似たサッカー志向の健太がいることはとても良いことさ。
私は橋本拳や米本、高萩、小川諒あたりは代表に使える駒だと思うので、是非とも鍛えていってほしい。
あ、そうそう、森重も忘れちゃいかんわ。
あと、久保くん。
彼は2020年東京五輪の切り札ゆえ、決して潰しちゃいけない。
思えば、森保一と健太は「ドーハ」のチームメイト。
ふたりで連携を密にして、日本サッカー界を引っ張っていってほしいな。

ところで先日、ヤットが「俺自身は川崎のようなサッカーをやりたいと思う」と語った内容を何かの記事で読んだ。
ネタ元は「Number」のインタビューっぽい。
今度「Number」読んでみよ。
ヤットの発言の主旨は、もっと「俺たちのサッカー」をやりたいって感じ?
俺たちのサッカー=川崎のサッカー?
思うに、枠組みはふたつあるんだろうね。

保守vsリベラル
ゲルマンvsラテン
デュエルのサッカーvs俺たちのサッカー

その狭間で、ガンバの選手たちは悩んでいるということか。
で、そこに長谷川健太の解任発表、そしてクルピの内定報道。
今後のガンバは、そっち側に舵を切ったようだ。
で、「俺たちのサッカー」の象徴に挙げられた川崎は今、リーグ2位。
首位鹿島を懸命に追ってはいるが、追いつけるかどうかは怪しい。
ある意味、鹿島vs川崎はひとつの象徴構図。
昨日の勝利で、鹿島王手らしいけど。
とはいえ、残す32〜34節、なかなか目が離せないマッチメイクなのよ。

【32節】
鹿島vs浦和
川崎vsガンバ
【33節】
鹿島vs柏
浦和vs川崎
【34節】
磐田vs鹿島
川崎vs大宮
(FC東京vsガンバ)

なんかさ、絶妙じゃない?
もし、次節浦和が鹿島に勝てば、終盤かなり盛り上がりそうなんだけど。
2017/10/30(月)14:54

☆関西人
欧州組
最近思うんだけど、欧州で日本人DFの評価が上がってきてるよね。
このところ長友が絶賛されてるし、吉田麻也も酒井宏樹も安定して評価が高い。
仮に長谷部をリベロとして最終ラインにカウントするなら、もはや欧州組だけで4バックが完成することになる。

【1】
・・・・MF・・MF
長友・長谷部・吉田・酒井宏
・・・・・・GK

長谷部じゃなくて昌子を入れろよ、というマトモな議論はこの際ヌキにしよう。
欧州で高評価のDF四人を最終ラインに並べてみたら面白いじゃん、というだけの話だからあまり真に受けないでね。

で、一方で攻撃陣でも欧州で評価高いのはいるワケよ。
たとえば、スペインの乾と柴崎。
ベルギーの森岡。
ポルトガルの中島。
イングランドの岡崎。
ドイツは、う〜ん、微妙だけど香川、あと武藤、大迫あたりかな?
それから、オランダの小林。
じゃ、前線と中盤をまとめると、

【2】
・・・大迫・・岡崎
乾・・香川・・小林・中島

敢えてボランチは無しで、サイドMF+セントラルMFのフラットラインにしてみた。
香川にセントラルMFは無理だろ?と感じるかもしれんが、いやいや、ファーガソンはマンUで彼をここで試してたよ。
きっと和製スコールズ、あるいはパクチソンのイメージを香川をカブらせたんだろう。
これが適正ポジかという議論はまた別として、確かに今の香川を見てると昔のシャドーストライカーのイメージはないし、セントラルMF(できればインサイドハーフ)起用は悪くない選択かもしれない。

じゃ、↑の【1】と【2】を合体させてみようか。

・・・大迫・・岡崎
乾・・香川・・小林・中島
長友・長谷部・吉田・酒井
・・・・・・GK

はい、こうなりました。
右の中島が気に入らないなら、別に森岡や柴崎でも構わないし、何なら柴崎を香川の代わりに使っても構わない。
あと、GKは川島で構わない。
とりあえず、これが純度100%の欧州組ジャパンなんですよ。

これが強いかどうかは分からない。
まぁ、個人的には2〜3人国内組を入れた方がバランス良くなると思うけどね。
特にボランチのところは、欧州組をアテにしてるとダメな気がする。
そこは国内組が頑張らなきゃ。
…という視点で、明日のJリーグ31節を見ていきましょう。
リーグも残すところ、あと4節。
この4節で、↑のフォーメーションを改善させられるだけの駒を見つけていかなきゃね。
2017/10/29(日)0:54

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