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過去ログ450 2014/7/8 20:18

☆エルマンデル◆hkJa
男性 41歳
ととさん!
どのようなタイプと言ってもチーム戦術によって必要なタイプは変わってくるわけですから!

日本代表だとこれから新監督が就任して、その監督がどんなスタイルのチームを作るのか?によってGKも必然的に決まってくると思いますよ!

それよりも大事なのは日本代表及びJリーグが、これからどんなスタイルのGKを必要とし、その為にはどんなGKコーチを育成しないといけないのか?って事ではないですか?
2014/7/8(火)20:18

☆とと
男性 29歳
エルマンデルさんへ
素晴らしい考察ありがとうございます。
様々なGKがいるという意見はごもっともだと思います。(ドイツのノイア、ツィーラ、ヴァイデンフェラーは全員タイプ異なりますよね!)
そう考えると、いろいろなタイプがいるので、世界一のGKという呼び名もないと考えていいかもしれません。

エルマンデルさんはどのようなタイプのGKが必要だと考えていますか?
2014/7/8(火)8:26

☆エルマンデル◆hkJa
男性 41歳
突然
失礼します!

この板には書き込むつもりはなかったのですが、ととさんが面白い話題を提供していただいたので少しだけ!

優秀なGKと一口に言ってもたくさんの要素があります!

単に至近距離のシュートの反応が良いだけでは優秀なGKにならないはずです!

全ての要素が平均的に高いGKもいれば、ある特定の要素に非常に高い能力を持つGKもいます!

最近は(レアル・マドリーが良い例ですが…!)チーム戦術によってGKの必要とされる能力も変わってきています!

簡単にGKの質の向上と言っても、どういうタイプのGKを必要として、それをどうやって育成するのか?と言う事を考えないと、進む方向を誤ってしう可能性がありますよ!
2014/7/8(火)1:19

☆とと
男性 29歳
GKの質的向上を図るために
こんばんは!関西人さん、興味深い内容ありがとうございます!すごく勉強になります。正直世界的なGKを生み出すなんて難しいですよね^^;
マイクタイソンやホリフィールドになれなくても重量的なボクサーになれなくても、出来れば最高のボクサーのひとりであるパッキャオになりたいものです(笑)
では、私の日本代表の「GKの質的向上を図るために」を語らせていただきたいと思います。
夢も多々ありますし、私の考察なのでご了承ください!!

1.日本代表GKに対する評価と課題
最近、WMでのGKの活躍をよくみるからか、「日本のGKのレベルが低い」という言葉はよく聞きますよね。
確かに、強豪国の試合をみていると、日本代表のGKに物足りないところが多々あります。特に、身長など個人の身体的な要素なんて欲しくてもすぐに手に入るものではないですよね!
また、WMに限らず日本代表の失点はセットプレーや走り負けるシーンが多い気がします。
1対1で負けるという、これも日本の弱点ですよね。
それでも、1対1で弱くてもGKはセーブしないといけません。
何もかもが劣っているといっても過言ではないかと思います。

2.日本代表GKの質的向上を図るための改善策
しかし、悲観的になるのはまだ早いと思います!!Jリーグが出来てまだ20年、改善すべきところは今から改善すればいいと私は考えています。圧倒的な個人の身体的な要素が劣っているのなら、集団で解決しないといけません。
やはり集団で解決するしかないです。「皆でゴールを守る」しかないです!
ドイツ対フランスの最後のベンゼマのシュートはシュバインシュタイガーがファーをケアしてましたので、選択肢を限らせましたよね。そこでベンゼマはニアを狙いましたよね。
日韓WMのドイツ対アメリカでもリンケがファーをケアして、カーンがニアを守るというシーンがありました。当時17歳の私は本当に素晴らしいなと思いました!
これも「皆でゴールを守る」シーンだと思います。日本の強みは集団生活に潜んでいると私は思っています!
また、宮崎駿監督の「風立ちぬ」からみても、日本の強みはやっぱり飛行機を研究し少しでも軽量化・コンパクト化な要素で勝負し、無駄をなくすしかないと私は思っています。
なので、はじめにGKを研究する体制をつくることがとても重要かと思います。日本では武士道から先生と生徒の関係に解決策が潜んでいるのではないか!最初に先生であるGKコーチを養成するところから始まると思います。
出来ればケルンGK育成コーチである田口哲雄さんに協力してもらいたいところです!
次に、先生と生徒があらゆるシーンについて議論する環境を整え、あらゆるシーンをシミュレートし、危険なシーンを想定することもとても重要かと思います。
それで、守備の無駄をなくしコンパクトにすることもありかもです!日本型パッキャオを養成したいところです(笑)
そこで、日本で昔よくありました先生の家に「住み込み」ですね!先生の背中をみて自分を磨く、もしかしたら解決策がそこにあるかもしれません!
サッカーは集団活動なので、個であるGK練習よりも集団のフィールドの仲間と一緒に練習することに時間を費やすこともとても重要かと思います!
2014/7/8(火)0:14

☆関西人
GK
GKねぇ…。
ぶっちゃけ、このポジションにワールドクラスは日本に全くいないと思うよ。
このポジションに求められるのは、たとえば主なところでリーチと反射神経とパワー。
つまり、これはボクシングのヘビー級なんかに求められる素養と全くカブるのさ。
…と考えると、ボクシング大国・アメリカのGKが今大会でやたら凄い活躍を見せたのも納得できるでしょ?

残念ながら、日本はその階級で世界ランキング上位のボクサーはいない。
せいぜいフライ級やバンダム級。頑張ってもフェザー級止まり。
これでは、反射神経があっても圧倒的にリーチが足りない。
今大会はメキシコのGKオチョアもかなり話題となったが、思えばこのメキシコも隠れたボクシング大国である。
さすがにヘビー級はないにせよ、ミドル級やウェルター級でかなり世界を獲ってるよね?
日本も、せめてそのぐらいの階級までは目指したいところです。

GKといえば、私がまず思い出すのはトルシエ時代である。
当時として、国内で頭ひとつ抜けた評価だったのが川口だった。
なぜって、彼はあの「マイアミの奇跡」の立役者になった英雄でもあったワケで、誰もが川口こそ日本No1GKと疑わなかったと思う。
そこに、ズバッとメスを入れたのがトルシエである。
彼はフランスから元仏代表GKジョエル・バツを呼んで、何の先入観もない彼に何人もの日本人GKを査定させた。
その結果、「一人だけ世界に通用する人材がいる」とバツがお墨付きを与えたのは、正GKの川口ではなく第2GKの楢崎だったと言われている。
もしこの「バツ査定」が無ければ、楢崎はずっ〜と川口の陰に隠れて第2GKのままであり続けたのかもしれん。

改めて、今こそこういう査定をやってみるべきかもしれないね。
イメージとして、欧州クラブで正GKを務めてるという川島の存在感はあまりに頭ひとつ抜けてるじゃない?
だけど、それは「欧州クラブ」というブランドの付加価値だよ。
仮に全く先入観のない専門家が査定をしたなら、意外と川島以外のGKをチョイスするかも、と思ったりして…。

そうそう、↑のトルシエの後日談をひとつ。
トルシエはそれ以降楢崎を正GKとして使うようになったんだが、でも彼自身が最もお気に入りだったのは楢崎でなく第3GKの曽ヶ端だった、と言われている。
…また、なぜ曽ヶ端?
これは、彼がGKとしては足下がかなり上手いことをトルシエが気に入ってたと言われてるんだ。
もともとこのチームの戦術では最終ラインを高く押し上げるから、当然のことながらDFの後方に広大なスペースができることになる。
そこをスイーパーとしてケアするのはGKの役割だとトルシエは考えており、よってGKにはフィールドプレイヤーと遜色ない足下の技術が必要だと考えてたみたいね。
なるほど。
今でいうなら、川島でなく西川の方をトルシエはチョイスするのかもしれんなぁ。

で、私なら誰を正GKとして選びたいかって、正直このポジションだけはやったことないから全然分からんよ(笑)。
ただ、↑にも書いたようにGKの素養はボクサーに近いと感じてるから、一回各クラブのGKを全員召集して「ボクシング大会」をトーナメント形式で開催してみたいね。
で、その大会で優勝した奴を正GKにしてみる(笑)。
やっぱね、GKは格闘センスがなきゃいかんのよ。
ほら、若島津君なんて良い例でしょ?
2014/7/7(月)23:00

☆とと
男性 29歳
GKの質的向上を図るために
サッカーファンの皆さん、こんばんは。
WMもベスト4まで決まり、大詰めになりました!あっという間でした!
日本代表の敗退から、たくさんのサッカーファンが気持ちの入れ替えをしているかと思います。
そこで、日本代表についてひとつひとつ考えなければいけないことを整理して、みんなで議論していきませんか?

はじめに、「GKの質的向上を図るために」何が重要でしょうか。十人十色の議論しやすいように大きく2つを取り上げて考察していきたいと思います。なお、私の意見は明日の夜にできたら述べたいと思います。

1.日本代表GKに対する評価と課題
2.日本代表GKの質的向上を図るための改善策
2014/7/7(月)2:37

☆関西人
この四年間は間違っていたのか?
もう既に読んだ人は多いだろうが、「Number」の最新号は下を向き半泣きの本田のアップ写真が表紙となっており、タイトルは「この四年間は間違っていたのか」となっている。

もちろん誌のメインのひとつは本田の取材記事となっており、そこには彼なりの反省の弁が綴られている。
「間違っていた」と。
それを見て溜飲を下げる人も多いだろう。
「それ見たことか」と。「俺はお前が間違ってることぐらい最初から分かってたんだよ」と(笑)。

ただ、この誌の面白いところは一方で老師オシムに「日本が歩んできた道のりは決して間違ってない」と言わせてるところなんだ。
「自信をもってブレることなく、同じ道を歩んでほしい」と。

いやいや、ならば私の意見もここに書かせてもらおうか…。
ぶっちゃけ、私は「間違っていた」と思う。
だって「間違っていた」からこそ、グループリーグ最下位で敗退したんだし。
ただひとつ誤解をしないでほしいんだが、それはあくまで各論の話である。
総論でいうなら、決して「間違っていない」。
この各論と総論という意味を理解しない人は、ただ単純に「全部ブッ壊せ!」としか考えないだろう。
ザック代表を全部否定して時計の針を四年前に戻し、ここまでを「失われた四年間」、ただの黒歴史として封印をする。
日本代表サポが、そこまで愚かな人ばかりではないと私は信じてるけど…。

誌のインタビューで、長谷部はこう言っている。

「監督が常に言うのは、とにく自分のやり方を伝えると。
それでやってみて、それでもこっちの方がイイと自分たちが思うんだったら、私はそれを尊重するよと言ってくれていました」

実にジーコ的だね(笑)。
同時に、オシム的ともいえる。
オシムもまた、ヒントだけ与えて結論はお前たちで出しなさい、というスタンスだった。
ジーコ、オシム、ザック、この3人に共通していえるのは、大会で結果を出せなかったということ。
一方、彼らと対極のスタンスをとったのが歴代監督の中ではトルシエで、「お前らは意思を持たず、ただ俺に従っていればイイ」って感じだったね。
テキスト主義の日本人にはこれがむしろハマり、だから結果を出せたんじゃないか、と言う人もいる。
いやいや、それこそ認識不足だ。
あそこで勝てたのは、ひとつに大会がホーム開催だったこと。
あと、最後の最後は選手たち自ら戦術をアレンジするところまでに成長し、単なるテキスト主義から脱却できたのが何より大きいんだよ。

なぜ、ジーコ・オシム・ザックは最後の結論を選手たち自身に委ねたのか?
そんなの、当たり前じゃないか。
それが、サッカーというスポーツなんだから。
野球に毒された人の脳では、そこが理解できないのかもしれん。
投手は常に捕手のサインに従い、打者は常にベンチのサインに従う。
そういう命令服従の日本的スポーツとサッカーは似て非なるものなのに…。
だから野球脳の人たちほど、負けた要因を「ザックが無能だったから」の一言で済まそうとする。
全部責任を首脳のせいにして、そこを切り捨てたら何とかなると信じている。
…阪神ファンかよ(笑)?

ところで、一部報道では予算オーバーからアギレとの交渉が難航してるとのこと。
別に、そんな焦らんでもイイだろ。
ザックの時も決まったのはもう少し遅かったはずだし、確か最初の2戦(キリンチャレンジ)は臨時で原さんが指揮してたよね。
もし次の技術委員長が宮本になるなら、最初は臨時で宮本ジャパンでもイイんじゃない?
というか、それってむしろ見てみたいし。

何なら、一人の人物に最初から四年を託さなくてもイイんじゃない?
まずはアジア杯までの一年間、海外組に頼らず国内組だけでやってみるのもありだね。
海外組はクラブで十分に国際経験値を上げてるんだから、あまりレギュラー獲りの邪魔しない意味で放っておくのもありでしょ。
代わりに、国内組の方に国際試合の修羅場をくぐらせて経験値を上げさせる。
並行して手倉森さんには、五輪の方で若手の経験値を上げさせる。
要するに「海外組」「五輪代表」「A代表(国内組)」という3つのカテゴリーを準備しといて、その3つをうまく調合できる人と2016年から本監督として2年契約を結ぶ、とかさ。
これも「間違っていた」各論の微修正だよ。
2014/7/7(月)0:34

☆関西人
個を潰す日本
イマドキの子供たちは、メッシのような選手を見て正直どう考えるんだろうか?
多分、彼らは現代テキストとしての【全員守備・全員攻撃】を普段から叩き込まれてきてると思うのよ。
それがW杯では「世界で最も優れた選手」が前線でタラタラ歩いてるワケだし、やはりそこには少し違和感を抱くかもしれん。
あるいは、コーチに「メッシは守備をしてないけど、あれは許されるんですか?何でメッシは許されて、僕は許されないんですか?」と質問するかもしれん。
するとコーチは、「メッシはバロンドールだから特別。お前はメッシじゃないから守備をしなくてはならん」と答えるだろう。
そんな回答、子供は納得するだろうか?

また、メッシはとても球離れがよくない。
一旦球を持つとギリギリまでキープして、わざと2〜3人に囲まれるようにしている。
わざと食い付かせることで逆に敵ブロックの背後を破るんだけど、あんなの子供に教えるサッカーのテキストには多分ないプレーのはず。リスクが高すぎるからね。
「シンプルにプレーしろ」「球離れをよくして、できるだけ少ないタッチで球を前に運べ」が教本の基礎である。
つまり、テキストを大事にするならばメッシのプレーは否定しなくちゃならんのだ…。

いや、こういうのは厳密にいうと指導における話というだけじゃない。
ファンの立場もまた同じこと。
贔屓のチームで誰か守備をしない選手がいたら、あるいは異常に球離れが悪い選手がいたらそこをめがけて総攻撃するワケよ。
出る杭は徹底して叩く。
言ってみりゃ、指導者もサポもみんな「減点法」なワケよ。
少なくとも「加点法」ではない。
誰もがひとつのテキストを絶対的基準とする教本主義になっていて、教本を遵守する選手は〇、逸脱する選手は逸脱した分だけ減点をして×とするというのが日本の評価システム。
評価というより、まぁ一種の揚げ足とりなんだね。
で、本田みたいのが出てきたら格好の餌。
うまくいってるうちはイイが、ちょっと彼が挫折でもしようもんなら「ほら見たことか!」と鬼の首を取ったかのように勝ち誇った人たちが虫のように湧いてくる(笑)。
日本って、本質が狭い「ムラ」なんだとつくづく痛感するよ…。

で、そういう前提で考えていくと、やはり日本にはメッシは育ちにくいワケさ。
いや、ハマのメッシは出てきたじゃねーか?と言いたい人もいるだろうが、そっちのメッシは頑張って守備してるじゃん(笑)。原口もそうだね。
昔ならどのチームにも「王様」みたいのが一人ぐらいはいたもんだが、今は徹底的に「王様」を叩いて均質な「戦士」に矯正してくワケだ。
「アイツは特別」というのは、あまり日本の組織文化に馴染まないものである。
それこそ一億中流意識の社会主義思想だし、階級や差別が嫌いで平等が好きなんだろう。

しかし今回のアルゼンチンはメッシという「個」に依存したチームだが、仮にそのメッシが負傷退場でもしたらどうなるのか興味深いところだね。
そこはネイマールに依存したブラジルの今後を見て検証するとしましょう。
…思えば、ジダンが出てきた時にもこういう議論はあったなぁ。
まず彼はユベントスでブレイクをしたんだが、当時の監督だったリッピは頭を痛めたらしい。
というのも、リッピの理想は433や442などの2ラインでゾーンを作る組織なんだが、守備がヘタなジダンをそのライン構成員にするとゾーンに穴ができてしまう。
で、しようがないからリッピはジダンの為に組織を3412に変えてしまったんだ。
守備の2ラインからは独立した「トップ下」を用意して、ジダンに自由を与えた。
一人の「個」の為にわざわざ組織そのものを変えてしまうなんてのは滅多にある話じゃないが、しかしリッピのような厳格な指導者が「減点法」でなく「加点法」でチームを作ったというのはひとつの驚きだね。

別に、リッピにおけるジダンとザックにおける本田を同義にするつもりもないんだが、ただ思うにザックの思想には「加点法」があったのかもしれないなぁ、ってね。
多くのサポや評論家が「減点法」により嬉々として断罪してるけど、それじゃ前提からして絶対に噛み合わないんだよ。
2014/7/6(日)18:15

☆関西人
ワールドカップ4強
W杯4強が出揃いました。
ブラジル・ドイツ・アルゼンチン・オランダ。
堅いね〜!

前にも書いたが、ここ近年の傾向としてひとつ大きなポイントが「国際Aマッチデーの減少」。
これはUEFAの発言力の強さもあり、今後ますます減少していくことになるらしいけど。
こうなってしまうと、代表というのはゼロからオリジナリティのあるチームを創っていくのが非常に難しくなるワケで、どっちかというと「個」ありきにならざるを得ないワケね。
また、組織としてはクラブの貯金をそのまま運用してしまうのが一番手っ取り早い。

たとえば、ドイツだよ。
ここは、主にバイエルンミュンヘンの貯金をうまく運用してるように思う。
ノイアー、ラーム、ボアテング、ゲッツェ、シュバインシュタイガー、クロース、そしてミュラー。
近年はこのバイエルンの国内における安定感がもうハンパなくて、そこを軸として代表を作っときゃ、まぁ間違いない。

一方、予選敗退したスペインなんかはバルサ・レアルを軸にしたチームだったんだろうが、国内リーグを見ると優勝したのはその2強ではなくアトレティコだったりするワケで。
少なくとも四年前の時点なら、バルサを軸に考えときゃまず間違いなかったのに…。
同じく予選敗退したイングランドもそうかな?
ここはバランス良くマンU・チェルシー・アーセナル・リバプールなどからチームを構成してたが、意外と国内リーグで優勝したのはそのいずれでもなく、シティだったりするワケで…。
一方、イタリアの場合は国内リーグ優勝のユベントス勢で自陣ゴール前を固めてはいるが、そもそもセリエ自体が落ちてきてるのはCLを見てても明らかなこと…。

ということで、消去法で考えてもドイツの安定感は前提からもうハンパなかったワケだ。
監督は前任クリンスマンの路線を継承してるレーヴだし、コンセプトはず〜っと一貫して安定してるし。
でも、こういう地力があるところがW杯で優勝しちゃうと「そのまんまやん!」って感じで面白くないんだよなぁ。
ブラジル、次は是非頑張ってもらいたい。
オスカルの覚醒次第だとは思うけど。

で、個人的に面白くなってきたのはアルゼンチンが何とか勝ち上がってきたこと。
最近話題になってる、メッシの運動量(笑)。
イイよね〜。
【全員守備・全員攻撃】がスタンダードになってる現在において、「ウチはメッシのチームだからイイんです!」と言わんばかりのアルゼンチンの開き直り方。
思えば、つい何年か前までは彼も「バルサでは凄いけど代表では別に大したことない」と揶揄されてたんだよな?
それが今こういう形になってるというのは、代表もいよいよメッシの使い方を心得てきたということなんだろう。
この光景は、武装した近代歩兵軍を相手に勇者・ハリーポッターが魔法で戦ってるようにも見える(笑)。
ひょっとしたら、彼は今大会で遂にマラドーナと比肩することになるのかもしれん。
ロマンですな〜。

で、あとはオランダ。
ここはもともと「個」が凄いんだが、それは何も今に始まった話でもない。
戦術的にもミケルスの系譜を継ぐ軍師が今もたくさんいて(もちろんファンハールもその一人)、それこそチェスのような棋盤の駆け引きにも長けている。
昔から彼らのサッカーには理論があり、常に科学的ともいえる。
それでも、なぜかここは優勝はできない。
その理由は解らん。
ただ、昔からそうなんだ。
近年はこうした「ジンクス」が少しずつ剥がれてきてるから、あるいは分からんけどね。
次に、このオランダが対戦するのがアルゼンチンってまた実に面白いじゃないか。
きっと、【テクノロジーvs魔法】という図式になるだろう。
2014/7/6(日)13:01

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