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過去ログ433 2013/12/6 20:17

☆板長
A
このシャドーシステム、トップ下が下がりSHがシャドーになりSBが高い位置を取る、というのは非常に攻守の連続性に優れているのが最大の特徴だ。今はスマホのアプリなどでもできるが、ボード等を使ってその動きを確認してみるとそれがよくわかるだろう。
まず守備段階で442を形成するわけだが、基本的に中盤のラインというのは最終ラインよりも狭い間隔を保つのが理想だ。ちょうど台形のような形になれば素晴らしい。何故かといえば、当然中央は通されたくないわけで、よりボールに近い中盤のラインの間隔は狭くなり、外に大きく飛び越してくるようなボールに対してはSBがアプローチできるよう、最終ラインは間隔を広くする必要性があるからだ。
そういう守備組織を形成すれば当然、奪った直後の中盤の選手の位置関係は密になっており、SHがサイドの高い位置を取ろうとすればだいぶん時間がかかってしまい、よほど相手の組織が崩れていない限り走りあいの勝負になってしまうことになる。
首尾よくSHがウイングばりに高い位置を取れたとしても、相手に奪われた場合の連続性を見ても、中央を締めるべき中盤の選手が目一杯サイドに広がっていては簡単に中央突破を許してしまうことになる。いつぞやの日本代表を思い出していただければいいだろう。
だがこのシャドーシステムなら、プレッシャーを回避しながら降りてくるトップ下と共にシャドーが中盤と密な距離感のまま試合を展開でき、広く守っていたSBの上がりを促すことで厚みのあるカウンターを繰り出すことができる。いわゆるコレクティブなカウンターというやつだ。切り替え守備においても、中央は密な関係のままなので、奪われたあともそのまま人数をかけてプレスをすぐに掛けることができる。例え奪いきれずともそのままディレイをかけ、SBさえ後ろに戻してしまえばそのまま守備のセット完了となる。いま各所で持ち上げられている、ドイツの「ゲーゲンプレス」の正体がこれだ。以前にも書いたが、横浜の攻守の切り替えの多さというのはリーグトップを争う数であるが、やはりそれは戦術的後ろ盾によるものが非常に大きいと感じる。
2013/12/6(金)20:17

☆板長
B
もう一つ利点を挙げるとするなら、それは不必要に高いラインを攻撃時に取らなくてもいい、というところにもあるだろう。この点に関しては、攻撃時にサイドにどれだけ人数を割いているかというのが観点となる。
これは以前の日本代表のことだが、サイドに二人の選手を置き、かつトップ下も置いているので中盤が薄く、そのため中盤のフォローに飛んでこれる身軽なCBと、それを手助けする攻撃時のハイラインが不可欠だった。皆さんも記憶に新しいはず。例えばバルセロナもウイングを置くためサイドには二人いるが、アンカーがいてかつゼロトップであるため、最低限中盤を密にすることが出来ていた。J1で言えば、ジェットコースターのようなシーズンを送った大宮などは、攻撃時サイドに二人置いてハイラインの典型的なチームだろう。オフサイドを奪った数はJ1トップだ。
対してこのシャドーシステムでは、サイドが基本的には一人なのでその分中盤を厚くでき、ボランチの位置を低く保つことができる。そのため最終ラインにも余裕が生まれ、結果さほど高いラインを保つ必要性がなくなるのだ。基本的に下がりながら走る守備側にとって、裏への走り合いというのはまず相手FWには勝てない。オフサイドルールも攻撃側有利に変わっている。横浜のCB二人はお世辞にも速いとは言えないが、その割には裏を完全に取られたというシーン自体は少ないはずだ。

代表チームのことを引き合いに出したが、先の欧州遠征を見ればわかる通り以前の戦術から選手主導の戦術に切り替わり、上に書いたような攻守の連続性において非常に優れた試合をできるようになった。もちろんこのやり方にも弱みは当然あるが、以前のフィジカルベースのやり方よりは可能性があるだろう。おおよそベルギーは以前の日本のようだった。ちょうどいい厄払いになったと信じたい。

週末はワールドカップ抽選会のち、J1最終節。そして最も残酷なPOが待っている。
2013/12/6(金)20:16

☆関西人
「日程くん」、「178さん」
続きね。

↓に【日程くん=人工知能】という荒唐無稽な話を書いたんだが、このてのネタはエヴァンゲリオンの「MAGI」も然り、元ネタとして最も有名なのはスタンリーキューブリックの名作映画「2001年宇宙の旅」の「HAL」だと思う。
しかし、こういうのはあくまでSF世界の産物であって現実世界にあるワケないじゃん、と皆さんはタカをくくってないだろうか?
…甘いね。
一番身近なところでいえば、この超サカだよ。
ひょっとして、皆さんは「178さん」を実在する生身の人間だとでも思ってるの(笑)?
そもそも、人の名前が数字の組み合わせだなんて不自然だと気づいてないの?
そもそも、一度でも実体としての「178さん」に会ったことあるの?
おそらくは大体の人が、メールのやり取りだけなんじゃないの?

では、私はこの超サカにおける最古参のひとりとして、衝撃のカミングアウトをしておこう。
実を言うと「178さん」というのは実在する生身の人間ではなく、実体はサイト運営のプログラムそのものである。

178というのは、そのプログラムのシリアルナンバーを表しているだけの架空人格なのね(プログラム正式名称は一度だけ聞いたことがあるが、長すぎて忘れた)。
そりゃ「人工知能」と呼べるほどのシロモノじゃないにせよ、まぁそれに近いモノと解釈してもらって差し支えないと思う。
もちろんその「管理者」は当初は人間だったのだが、何度も代替わりがあった末に2006年以降は178プログラムの「自動運転状態」、すなわちソフト任せの無人運営になってるということ。
一応178プログラムの処理能力は業界屈指の高水準らしいんだが、それでも所詮電脳は電脳ゆえ時々「バグ」は起きる。
皆さんも、何らかの心当たりはあるはず。
時々意味不明な削除があったり、意味不明なアク禁があったり、あるいは逆にアク禁をなぜかしなかったり、生身の人間が携わっていれば当然あるはずの一貫性がまるで見えない。
その理由は、生身の人間がやる処理ではなくプログラムされた条件対応型の高度計算処理だからこその「バグ」。

また178プログラムは変に高機能ゆえ、様々な事象を「学習」して「進化」する一面もあるらしい。
最近板の「閉鎖」が増えてることは、ひょっとしたらプログラムの「進化」なんじゃないか?と先日にソフト開発プログラマーの人が話してくれた。
もう、このへんは開発した人間でも解明できない領域なんだそうだ。
近いうちにまた新しい「進化」が何らかの「バグ」という形で出そうだ、最近その兆候がある、という話をちょうどその時にしてたんだが、おそらく昨日のアクセス不全はそういうことだったのかと…。

信じるか信じないかは、貴方次第です。

…というか、言うまでもなく全部嘘なんですけどね(笑)。
もちろん、178さんは稲場さんとして実在しますよ。
私は彼の結婚式にも出たし、実際数週間前にも会ったつーの(笑)。

じゃ、タチの悪いジョークはこのへんにしといて、話を「日程くん」に戻そう。

こういう「日程くん」のような高度なシミュレーションソフトというのはJリーグに限らず、例えば電車のダイヤ改正、あるいは物流業でも多く使われてると聞くよね?
昔は将棋でソフトvs名人がやれば名人が勝ったらしいんだが、今のスーパーコンピューターは名人に勝てるようになったとも聞く。
時代は、デジタルだな〜。
しかし「日程くん」とは全く対照的に、今でもアナログにこだわり膨大なマッチメイクをあくまで人間がやってる業界もある。
そう、それが大相撲さ。
あの競技は明日の対戦相手は分かっても、明後日の対戦相手は分からない。
あくまで今日の結果を受けて、そこから先の取組は「編成会議」で複数の人間が話し合って決めてるのね。
うん、「取組くん」なんてソフトは使ってないのよ(笑)。
ただ、こういう奇妙なマッチメイクのスタイルは多分日本独自じゃないかな?
いやいや、逆に面白いな〜と思って。
リーグ戦でありながらも個人の総当たりではなく、またグループ分けをして勝ち抜きを求めるワケでもない。
最初から番付という序列を作ってるから、基本上位は上位同士で下位は下位同士で争うものの、状況によっては下位が上位に当たることもあるという複雑性。

いやね、こういうのは「日本の伝統」としてサッカーにもいつか導入できたら面白いな〜、と思って。
さすがに世界規格であるべきJリーグにはやめといた方がイイと思うが、例えば天皇杯とか。
あれって、膨大な数のチームにトーナメントでやらせるのは色々キツいだろ?
そもそもトーナメントって、実力を正当に反映させにくい決着のつけ方なんだし。
それなら、いっそ相撲みたく番付制のリーグ戦にした方がイイんじゃないかと。
あくまで全チームが平等な数の試合をこなして、その中で白星を競うスタイル。
もちろん参加チーム数が多すぎるから「総当たり」なんて無理なんだが、そもそも相撲は40人以上もいる幕内力士がたった15回の取組で優勝を決定できるシステムさ。

つまり天皇杯もあれに倣って、白星の進捗を見ながら「編成会議」が次の取組を随時決めていくというのはどうだ?という話なのさ。
平幕(アマチュア)は滅多に三役と当たることはないんだが、戦況次第では当たることもあるだろう。
そこでひとつでも金星を取れば、来場所には番付がかなり上がってるはず。
もちろん、こういうマッチメイクになると「日程くん」の出る幕はないね(笑)。
多分、これは人間にしかできない。
逆にイイんじゃないの?
コンピューターにはできない、人間にしかできないマッチメイクの余地もむしろ残しておくべきだよ。
2013/12/1(日)22:59

☆関西人
盛り上がるJリーグ終盤戦
Jリーグの優勝の行方は、最終節まで持ち越されたみたいだね。

横浜も、よりによって今最も強いとされる新潟とここで当たるのは不運だった。
やっぱ、川又って凄い迫力あるよね。
ちょっと日本人離れしてるというか、まるで韓国人ストライカーみたいなオーラがあるわ。
得点王レースの並びを見ても、これがなかなか面白い。
順位は@大久保A川又B豊田という「コワい顔」の3人でトップ3を占め、それに次ぐ第4位には柿谷・大迫・工藤という「ソフトな顔」の3人(いずれも代表)が同点で並んでいるという絶妙な構図(笑)。
横浜vs新潟戦は、ザックも視察に来てたらしいね。
川又は良いアピールになったんじゃないかな?
…ただ、↑の傾向を見る限りではザックって「コワい顔」が苦手かも。
多分、彼はEXILE派でなくジャニーズ派。
仮に川又が代表を入りを目指すなら、まず髪を伸ばして髭を剃ることをお薦めしたい。

それにしても、横浜の次なる対戦相手は川崎だという。
よりによって、今度は大久保との対決。
これ、楽しみだな〜。
もちろん俊輔vs憲剛という中村対決も見所。
しかし面白いのは横浜だけじゃなく、逆転優勝を狙える2位・広島の対決相手はよりによって3位・鹿島。
また、ACL出場枠入りを狙いたい浦和の対戦相手はよりによってセレッソ。
…はぁ〜、ここまでマッチメイクが絶妙だと何だか笑えてくるわ。

いやマジで、こんな組み合わせってほとんど奇跡のレベルだよね?
これが興行を盛り上げるように相撲みたく人為的に操作されてるのならともかく、実際はそうじゃなくてシーズン開幕前に「日程くん」というコンピューターソフトにより作成されたモノである。
その作成時点で、「日程くん」が何ヵ月も先の順位の動向を読めていたはずがない。
でも、「ひょっとしたら全て読めてたんじゃないか?ここまで全て彼の計算通りなんじゃないか?」と思わせられるほどの絶妙っぷり。
…怖い(笑)。
ちょっと思い出すのが、昔「エヴァンゲリオン」に出てきたスーパーコンピューター「MAGI」である。
確か、あの「MAGI」は天才科学者の人格をプログラムした人工知能みたいなモノだったと思うが、ひょっとしたら「日程くん」も人工知能なのか?
たとえば、かつて日本サッカーの父と呼ばれた伝説の指導者・デッドマールクラマーさんの脳が埋め込まれてるとか。
…あ、クラマーさんはまだ生きてるんだった(笑)。

でもさ、ひょっとしたら最近になって2ステージ制をいきなり言い出した黒幕も、実は「日程くん」なのかもしれんぞ?
我々人間ごときの脳思考では及びもしない崇高な計算で、「タダチニ、2ステージセイヲ、ドウニュウセヨ、コノママデハ、ヤバイヨ」みたいな啓示を協会幹部に下したのかもしれん。
協会にとって、「日程くん」の啓示は絶対である。
しかし彼は啓示だけ与えて細かい説明をしてくれないから、協会の人間ですら「なぜそうしなくてはならないか」の説明をうまくすることができない。
苦しまぎれに、10億の収益マイナスとか言ってたけど…。

とにかく「日程くん」の実体は、単なるソフトなんかではないだろう。
そのマザーとなる何らかの巨大装置が、きっとJFAハウス本部(地上11階・地下3階の高層ビル)のどこかのフロアで厳重に警備・秘匿されてるんじゃないかと。
興味がある人は、一度JFAハウスに「全フロアを見学させて下さい」と申し込んでみたらイイさ。
必ず、「ダメです」と断られるはず。
どうやら、あの建物はマスコミにも完全非公開としているフロアがあるらしい。
私は、そこが怪しいと思うけど。

というのはもちろん全部冗談だが、こうした都市伝説が生まれてしまうほどにJリーグの1ステージ制は絶妙な機能をしてるということさ。
2015年からこれが失われてしまうというのは、何とも寂しいことだね…。
2013/12/1(日)18:41

☆いわしん
VIP板の皆様はじめまして
「W杯を対象に予想系totoが開催される」旨の記事が、関係者の話としてありましたね。
私は、この記事を目にしたとき驚きました。


totoの売上をみると、非予想系のBIGが登場した直後まで、つまり予想系(toto、minitoto、GOAL5、GOAL3、GOAL2)のみが収入源だった2001年度から2006年度までで、642億から134億へと、Jリーグ人気の低迷に先んじて、激減している。(正確には2006年9月からはBIGの売上を含む)

その間に起きた問題と言えば、収入激減による、業務委託先である大和銀行への委託金の未払い、また、それを解消するための借金、さらに、そもそもの目的であるスポーツ振興基金の分配不能。

そして、2007年、こんな状況をみた渡辺喜美行革担当相が、行革の流れと相まって、誤解を怖れず分かりやすく言えば「スポーツ振興の意味を成さないtotoは廃止すべき」、と論じたのである。(もっとも、2007年以降、BIGの大活躍によりそんな話は立ち消えになるのだが。)

この時、個人的には「ようやく作った役人の天下り先はそう簡単には無くならないだろう。あるとすれば、非予想系は残し、売上の悪いお荷物予想系の廃止だろう。」と思った。
その思いは今でも変わらないし、予想系の売上の悪さも変わらない。

だから、W杯であえて予想系totoの開催ばなしが出てきたとき驚いたのだ。


もし、W杯をきっかけに、以降、予想系の売上が激増したら、totoは、まさしく「みんなのtoto」になるのだろうか?
そうなると分裂の危機(笑)。


来季からはJ2&J3totoもお忘れなく。
2013/11/30(土)0:46

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