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過去ログ428 2013/10/27 8:37

☆Jリーグ
U‐17
U‐17代表、頑張っていますね!

好きなチーム‐ギリシャ代表、好きなポジション‐不器用な大型CBという、筋金入りの地味サッカー好きな私でさえ、U‐17代表の戦いぶりと監督の人選には唸らされますし、このチームに無理して大型選手を当てはめたいとは思いません。

今回のU‐17代表は、21名中実に17名がクラブユース選手で、テクニックや戦術理解度では過去最高なのかも知れません。

普段の練習試合や合宿でもスケジュールを合わせやすく、柔軟なポジション起用を可能にしたのも、その影響が大きいのでしょうか。

一方で、高校部活サッカー選手は僅か4名ですが、内3名までがFW登録で、GL3試合の6ゴール中5ゴールは、彼ら高校部活サッカー選手が挙げている点にも注目したいです!

時に理不尽にも思える「体育会系の掟」や、3年間試合に出られずにチームを支える控え選手の思いを背負う環境(クラブユースは、元々が厳しい選抜を経た後の全員戦力チームです)を通過する選手ならではの、メンタル面での影響も模索した選考の結果なのであれば、日本サッカー成長の可能性と課題を考える、絶好の機会ですよね。

注目したいです!
2013/10/27(日)8:37

☆関西人
U17代表A
続きね。

そもそもU17って世代は、ほんの少し前まで日本サッカーにとっては鬼門とされてたかと思う。
なかなか国際大会で結果を出せないんだよな。
その理由は案外シンプルで、小学校→中学校までは順調だった成長が高校受験を挟むことで一旦鈍化してしまう、ということらしい。
思えば大体の有望なサッカー少年は小学→中学を一貫してクラブ下部組織に所属するもんだが、高校からはそこを脱退して「体育会」に転向してしまうケースが非常に多い。
もちろんそれはクラブユース昇格が狭き門という意味もあるんだろうが、そうじゃなくて「夢の国立」高校選手権に憧れて、敢えてそっちに行くというケースも結構多いとやら。
だけど高校を目指すならある程度の受験勉強は必要だし(つまり中3になればサッカー漬けではいられない)、仮に志望校に行けたとしてまず直面するのが彼らには初めての体験となる「体育会」のタテ社会。
一年生ゆえ、下積みからの再スタートになるだろう。
もちろん全員が必ずそうなるワケじゃないだろうが、でも中3〜高1という最も大切な時期に実戦から遠ざかってしまうという悪しき土壌は日本においてまだまだ少なくはないらしい。
よって、日本のU17は弱いんだよ。
あの伝説の黄金世代ですら、U17の時には正直ダメだったし。

そういう意味じゃ、今回のチームなんて素晴らしい例外といえる快挙さ。
いや、今回に限らず前回大会でもベスト8になったことを思えば、↑の「悪しき土壌」は近年かなり払拭されてきてるのかな?
あとは、吉武さんの功績という意味もあるのかもしれん。
おそらく、彼はこの難しい世代を指導するのが上手いんだろうね。
それこそ佐々木さんが女の子を指導することに長けてたように、吉武さんの場合は高校生を指導することに長けてるんだろう。

ひとつ素晴らしいと思うのが、子供達のポテンシャルを信じる感覚だよ。
チュニジア戦は決して落とせない試合だったにも関わらず、彼は最終ラインに本職DFを全く使わずMFとFWをズラリと並べたんだ。
え?捨て試合?と思いきや、それでも勝ったんだからホント侮れんわ(笑)。
こういうのは、まさにユース世代ならではのこと。
U17って、まだまだ選手は完成してない原石だからね。
完成した部品を緻密に組み立てていくA代表とは似て非なるモノなんだろう。
くれぐれも、吉武さんを安易にA代表監督に推したりしないようにね(笑)。
それとこれとは全然別物だということは解っておかないと。

あと、↑に書いた「成長の鈍化」としてU17を乗り越えた次にくるのはU19〜U20ぐらいのタイミングなのかな。
18歳ぐらいでプロクラブに入る子たちは沢山いるんだが、今は「サテライトリーグ」が無くなっただけに若手の実戦機会は限られてるのが現実。
ナビスコですら「ベストメンバー規定」があるからねぇ。
U17時点で明らかにバケモノだった柿谷ですら、徳島に行くという遠回りをしてようやくブレイクするという始末。
このへん、ちょっと考えていかなくちゃならん今後の課題だね。
この吉武ジャパンで今輝いてるメンバーたちも、ぶっちゃけU19〜U20の頃に輝いてる保証なんざ全くないワケよ。

まあ、そこを救済する役割を果たすのがまたしても代表なんだけどね。
クラブで実戦に出られない分、年代別代表でその機会を補完するという摩訶不思議な救済措置が今は普通となってきてる。
本来ならクラブで活躍してる若手だけを召集するのがU19U20代表の筋なんだろうが、協会の「強化指定」みたいな思惑は今なお根強くあるよね。

早いこと、ナビスコをU大会にすりゃイイのに。
一応、オーバーエイジを3枠だけ認める形で。
もちろん若手が足りず困るクラブも当然出てくるんだろうが、そういう時は↑の吉武さんみたくFWをDFで使うようなスクランブルも致し方ない。
大丈夫。
吉武さんは、それでも勝ったよ?
若い子たちはオッサンと違って柔軟であることを彼みたく信じてみよう。
それでもどうしても選手が足りない場合は、特例として地元高校選手を「強化指定」扱いとするレンタルを認めりゃイイじゃん。
2013/10/26(土)20:24

☆関西人
U17代表
じゃ、私もU17代表について少し書いておこう。
あの杉山茂樹大先生が、「日本サッカー史上最高のサッカー」「非の打ちどころのなない最上級のサッカー」と大絶賛してるらしいじゃん(笑)。
確かに、かなり良いサッカーしてるのは紛れもない事実。
だけど私の率直な感想を言わせてもらうなら、彼らの試合を見てまず最初に浮かんだイメージはなぜか「なでしこのサッカー」だったんだ。
…うまく言葉では言い表せないけど、なんかイメージがカブるんだよなぁ。

ちなみに杉山氏は絶賛してるけど、彼らがやってるサッカーって別に画期的とか独創的とかいう類いのモノでは決してないと思うのね。
むしろモダンフットボールのセオリーに忠実であるというか、あのスタイルを一言で表すなら「適正」という言葉が私には一番しっくりくるんだわ。
例えば中盤をコンパクトにすること、例えば少ないタッチ数で素早く繋ぐこと、例えば数的優位をキチンと確保すること、皆が連動してサボらず走り続けること、つまりやってるプレーひとつひとつが実に「適正」なのよ。
極めて理にかなっている。
監督の吉武さんという人はナショナルトレセンで長く指導をしてた人だと聞いて、私は「どうりで」と思ったのね。
何というか、このサッカーってJリーグよりも高校サッカーよりも、ナショナルトレセンという協会主導「日本の指針」に近い色がかなり強く出てると思わない?

もちろん、これは否定的な意味で書いてるワケでは決してないよ。
我が国のナショナルトレセンはかなり優秀だと思うし、クラブじゃなく官僚主導でここまで頑張ってる例は世界的にも決して多くはないはず。
【日本が世界に立ち向かうには、どんなサッカーを志向すべきか】
【また、そのサッカーを目指すにはどんな育成をしたらイイのか】
きっとそういう出発点から始まったのがナショナルトレセンなんだろうし、協会の官僚さん達も今日に至るまでそこを徹底して研究開発してきた。
かつてはアカデミーを成功させたフランスと提携、今はスペインと提携。
そうやって改訂を重ねた育成テキストは、ここ10年余りでかなり充実してきている。

で、実際に日本サッカーの偏差値って昔よりかなり上がったと思うのよ。
こういう学校教育的なモノって、もともと日本の得意分野じゃないかな。
我が国は文盲率が異常に低いことでも解るように、そのテキスト普及の手腕はなかなか大したもんさ。
キチンと皆に教育を施し、規格に沿った秀才達を大量に生産する。
規格外の天才は生産しないんだけどね。
必然として、日本は【秀才的なサッカー】に行き着くんだ。
決して【天才的なサッカー】ではなく。
まずは、きっちりテキストを体現すること。
例えば中盤をコンパクトにすること、例えば少ないタッチ数で素早く繋ぐこと、例えば数的優位をキチンと確保すること、例えば皆が連動してサボらず走り続けること…。

昨夜のチュニジア戦を見てたんだけど、やはり組織の完成度は確実にウチの方が上だったよ。かなり苦戦はしたけど、そこの差は歴然としてた。
例えば、向こうなんて攻める時は単独ドリブルで上がるばかりで、ほとんど誰もフォロー来ないもん。
日本なら、まず考えられない。誰か必ず近隣にフォローに走り、ボール保持者を孤立させることはほとんどない。

だけど、逆に思ったんだよなぁ…。
ああやって誰もフォローに来ないようなサッカーって、「適正」からは程遠いものの逆に規格外の【天才】を生む環境なのかもしれん、ってね。
だって、組織がさほど機能しないなら結局は独力で何とかする能力が前提となるワケで、そういう環境で育った奴が将来的に「テキスト」をマスターすりゃその飛躍は尋常じゃないでしょ。
一方、U世代では【秀才】として彼らを駆逐したはずの日本人は、ひとつ上のステージに進もうとした時に必ず独力が課題となってくる。
…ここが、ジレンマですなぁ。

冒頭にU17代表となでしこはイメージがカブると書いたが、結局女子サッカーとユースサッカーに共通していえるのは【秀才】と【テキスト】が十分に通用するステージ、ってことなんだよね。
これがもうひとつ上のステージに上がると、それだけでは決して越えられない壁ができてくる。
だから今大会を見て「日本サッカー史上最高」とか「非の打ちどころがないサッカー」とか大ハシャギしてる人を見てると、逆に微妙な気持ちになってくるんだわ。
スタメンを固定せず、それでいて戦力が落ちないという組織は確かに素晴らしいと思うんだが、逆にいえばそれほどまでに【組織>個】のチームなのかな、と。

誤解のないように。
吉武代表をディスってるんじゃないんだから。
実際、とても良いサッカーをしてるよ。
ベスト8はイケるんじゃないかな?
2013/10/26(土)0:37

☆モリエンテス◆CA5A
U-17日本代表
予選リーグ終えて思うのは、最近は下の世代になればなるほど、パスサッカーへの意識がスゴいなという印象ですね。
ロシア戦は相手がシンプルにサイドへ展開して、個で勝負してくる相手を組織と粘り強さで守りながらポゼッションを意識して上手く交わす感じで、ベネズエラ戦は一転、相手のDFのウラに抜けるタイミングがバッチリの攻撃陣に守備も失点こそしたけど、終始圧倒してた印象で、チュニジアはプレッシャー含めて強かったですが、前半で息切れした感じで、良くも悪くも前半終了間際に失点した事で、お互いの意識がはっきりして、後半はシンドい中でもアタッキングサードでのプレーを増やして、繋いでってのをやり続けた結果の逆転劇で、諦めないこととブレないことの意味が結果になったのは良かったと思います。
正直まだプレーの質の部分では即失点に繋がる様な危なさもいっぱい有るけど、ミスを恐れずやれてる、ミスしてもすぐにカバー出来てる事はスゴく大事と思いました。
イケる所まで行って成長してくれて、また将来オリンピック、A代表になれるように頑張って欲しいですね。
2013/10/25(金)9:33

☆関西人
ザック解任論
世間ではザック解任論が盛り上がっている。
普段から辛口のセルジオあたりがそういうことを言ってても私は何とも思わなかったが、今回ばかりは「NEWS ZERO」の桐谷美玲までもがザックに対してダメ出しをしてしまったらしい。
…うん、美玲ちゃんが言うのならしようがないね。
ザックは、やはり解任すべきかもしれん。
と言っても、ただ解任さえすりゃ日本代表が強くなると考えてる奴はただのアホだよ。
少し前に武田が「次はビエルサで」とかノーテンキなこと言ってたが、解任派に回るということはこういうノーテンキな奴らと自分が同類にされちゃうみたいで何かムカつくわ。
くれぐれも言っとくが、私は武田やセルジオの主張を支持するんじゃないからね?
私が支持するのは、あくまで桐谷美玲だけである。

大体さ、本番まであと8ヶ月ぐらいしかない今というタイミングに、J選手のほとんどを知らないようなビエルサを呼んでどうするのよ?
そもそもJって冬はオフなんだし、春になるまで国内はロクに把握できないだろ?
ならば本格的には春から始動するとして、そこから一体いくつの強化試合をセッティングできることやら。
せいぜい頑張って10試合程度?
じゃ、その10試合で果たして本番までチームの熟成をピークにもっていけるのか?
…ハッキリいって、無謀ですよ。
特にビエルサなんて、戦術的にかなり高度だからね。
そんな短期間で、まず選手がついていけないでしょ。
解任派の主張の多くはそういう部分の思慮が完全に欠落しており、ただ単に「ザックがダメだから」という現実問題から逃避したいだけのことじゃん。

しかし何としてもザックだけは解任せねば!とあくまで固執するのなら、せめて次の監督の条件として「もともと日本をよく知ってる指導者」の中からのチョイスしかないだろうよ。
下地さえ理解をしていれば、確かに短期間でも何とかならんこともない。
理想をいえば本大会はブラジルなんだし、ならばJ経験のあるブラジル人指導者からのチョイスが一番イイかなと思ったんだが、やはり目ぼしいところ(オリベイラなど)は現在フリーじゃないみたいね…。
じゃ、選択肢はぐっと狭まる。
候補として挙がるのは例によって西野さん、あるいは今期で名古屋退任が決まっているピクシー、といったところか。
あるいは、日本人をよく知る人物ならマガトも今フリーだ…(笑)。
いやいや、彼らにしても多分無理だと思うよ。
だって、どう考えてもオイシくない仕事じゃん。
とにかく時間がないのに、結果だけは猛烈に求められる。
特に今は、ランナーが2塁にいる状態で登板させられる中継ぎ投手みたいなもんさ。
どうせ代表監督やるなら、誰だってこんな汚れ仕事じゃなく先発投手としてやりたいでしょ。

…ホント、困ったね。
みんな甘く考えてるみたいけど、私はそう簡単に引き受けてくれる人なんてなかなかいないと思うんだ。
「とにかくザックさえ切れば今よりマシになる」と主張する人って、それほどまでに今の協会の人材獲得手腕を信じてるってことなのか?
ハッキリ言って、この問題は二者択一なんだよ。
ザックの今後のリカバー手腕を信じるか、それとも協会の人材獲得手腕を信じるか、そのどっちかさ。
ザックは信じない、でも協会も信じられない、と言ってたら何も話を先に進められなくなる。

じゃ、もういっそのことオシムにでも頼むか…(笑)?
そりゃ健康状態としては絶対無理だと思うが、「ですから8ヶ月だけの契約でイイんです」とかデリカシーのないこと言ってみようか?
そうだ、今なら香川照之に震えながら土下座してもらえば確実にウケるよ。
意外とあの爺さんのことだから、「そういえば私は日本に忘れ物がある…」とか詩的なこと言ってあっさり引き受けるかもしれんし。
2013/10/21(月)22:10

☆モリエンテス◆CA5A
おはようございます。
せっかく関西人さんが大久保嘉人をテーマに掲げてくれてるので、少し自分も触れてみたいと思います。
最近はゴールを量産してる事も有り、代表選出を求める声も多いですが、ゴール以上にボールを収めれる、タメを作れるって所でも価値の有るタイプだと思います。
視野も広いですし、今の代表の前線で本田以外での収めどころが少ない中で呼んで貰いたいと思いますね。
南アフリカではバッシングも多かったし、ゴール決めないくせに大口叩いてってのが大半の評価でした。
その中でも献身的な動きを評価してる声も有りましたね。
神戸時代に自分が同じ事を書いても他には多分セレサポさん以外には理解してもらえなかったかも知れないですが、川崎に移籍して彼の良い所を表現出来てる現状は自分としても嬉しいです。
ピッチの中ではライオン。
でも外ではウサギ(笑)と神戸時代にその性格を近藤岳登が紹介してました。
いつもイライラしてるイメージ持ってる人も多いと思いますが、ファンサービスの良さは多分川崎サポさんが一番実感出来てるのでは無いかと思います。
俯瞰で試合を見てるかの様なコメントも面白いと思うので、代表に呼ばれたらそんな所にも注目して欲しいですね。
2013/10/21(月)8:43

☆関西人
大久保嘉人A
続きね。

代表において監督やコーチを入れず選手たちだけでミーティングをすることは、例えばA代表ではジーコ時代の「アブダビの夜」などが有名かと思う。
あの頃もチームが正直うまくいってなくて、危機の中で主将の宮本がいかにも学級委員っぽく発起したミーティングだよね。
中田英とその他若手選手がイマイチ融合できない状況、檄を飛ばして場をひとつにしたのがベテラン三浦淳だったという。
この三浦、なかなかのアニキだったんだよな。
宮本も彼をかなり心の支えにしてたらしい。
しかし、そのへんを理解してないジーコが三浦をあっさり切ってしまったことが崩壊の序章であり、その後の流れは皆さんもご存じの通り…。
宮本は、本大会の時もドイツから三浦に電話を入れて相談してたというんだから泣けるよな。
基本、アニキとなるキャラは必要なんだよ。
トルシエはそのへんを理解してたのか、俊輔を切ってまで中山や秋田を本番で召集したよね。
おそらく今のチームにも、そういう配慮は必要だろう。

あと、記憶が新しいところではロンドン五輪。
あの大会では、オーバーエイジの吉田麻也がアニキとして機能してたという。
このへんのエピソードは「Number」でも公開されてたから皆さんもご存じだろうが、主将となった彼が監督抜きで選手たちだけのミーティングを実施したことから全てが始まったという。
これ、実に興味深い話なんだよな。
なんと、吉田の主導により選手たちだけでそれまでの守備戦術を大幅に変えてしまったという。
ひとつは、もっとラインを上げること。
ひとつは、ガツガツとボール狩りにいくんじゃなくブロックを作りバスコースを限定すること。
ひとつは、1TOPの永井の守備負担を軽減すること。
これらは全て、ザック流守備戦術の導入。
しかし、いきなりこれをやっては関塚さんの顔を潰すことになるので、ミーティングの後に吉田&山村&永井が監督の元に行って「逆プレゼン」をして半ば強引に説得したという(笑)。
でも、これが功を奏したことはその後の大成功(予選全試合を零封!)を見りゃ解るでしょ。

皮肉なもんだね。
今は逆にザック代表がボロボロになって「関塚代表のように堅守カウンターを志向すべきだ!」という声すらあるんだが、よくよく話を聞けばあの関塚代表がそれまでと見違えるように堅守チームになったのは、他でもなくザック戦術を導入したことによるんだから。
そしてその立役者は、今まさにボロクソに叩かれてる吉田に他ならないという。
…まあ、今のザック代表で↑のような「逆プレゼン」という大それたことをできるかはさすがに疑問だが、選手たちがそれをできるほど一度腹を割ったミーティングをしてみるのもありだと思うよ。
特に吉田なんて、誰よりもその必然性を解ってるはずなんだが…。

その吉田が関塚代表の問題点を解決できたのは、本番直前にいきなり合流した新参だったからこその話。
新参って、そのチームの中ではもう常識にすらなってることにも違和感を感じることができる。
逆に慣れちゃうと、ほら、例えばの話として自分の家の匂いって意外と解らんもんでしょ?
たとえ臭くても(笑)。
ひょっしたら、今のザック代表って臭くなってるのかもしれんよ?
「ポゼッション」を熟成させた結果が、熟成を超えて発酵(あるいは腐敗?)なんかしてたらそりゃ臭いわな(笑)。
だけど、ずっと試合に出てる選手はそれが解らない。
ということで、ずっと代表を離れてた先輩を一度家に呼ぶのもありじゃないかと。
これ、後輩じゃダメなんだよね。
「先輩の家、なんか臭いです」なんて言いづらいよ。
でも大久保なら、「臭い!鼻モゲる!」と言える大先輩である。

そして彼は三浦淳同様、国見OBならではの根性論もある熱い男である。
さらに、「ポゼッション」というよりは「ショートカウンター」によってその才能を再ブレイクさせた選手である。
付け加えてエース候補・柿谷の「セコンド」になれることも含めて、こんなうってつけの人材はなかなかおらんと思うぞ?
2013/10/20(日)23:31

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