塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ3287 2018/2/1 23:43

▼世話係
経済談義は
終わります。
2/1 23:43

▼世話係
江戸資本主義
米をもらったところで、
全部を食べきれない。
タバコを買う銭もほしい。
米を金に換える組織ができ、空前の繁盛だ。
大坂の船場と、江戸の蔵前だ。
ここに金融資本形成の萌芽を見る。

カネのない旗本は、秋には入るはずの米を質にして、
春から50両も借りている。
札差は、当然利子をつける。
米から金への変換の手数料は知れている。
だが、利子は高いぞ。
2/1 0:54

▼世話係
雑談
大塚が「生産過程」のなかで富を産むことを重視し、
「流通」での富の形成をとても古風なもののように言うのを聞いていると、
もしかして、二宮金次郎を崇拝している経済学者かと思う。(笑)
2/1 0:47

▼世話係
読書3
マルクスが見ているのは、産業革命下のロンドンだけだ。
工場ができ、賃労働者が集められ、大量生産された商品が売れ、
資本家は利潤を手にし、労働者は給料を得、商品の買い手になる。
資本家は再度資本として投資し、シェアを広める。だが、
資本主義はやがて行き詰まり、資本家が自らの墓掘り人になる。

そうはならなかった。資本は国家を操作して市場を外国にひろげた。
対立すれば軍隊が出動する。
アジアや南米を食い尽くし、いま、アラブ、アフリカが餌食になる。

さらに生産物の売買よりも、金融資本の比重がまして、仮想の取引になる。
実体商品のない売買は、宝くじの電子版だ。
バブルになり、リーマンをくりかえす。
1/31 21:23

▼世話係
読書2
大塚久雄がくりかえし強調するのは、
マルクスを引いて、
前期商業資本が産業を始めても、それは旧体制を
維持するだけだ。
プランテーションなど、豊かな農民が商業を始めてこそ、
真の資本主義社会になり、封建制を打破できる。

マルクスはなんでこんなことを言ったのか。
ユダヤ人の金融業を頭に置いたのか。
塚本はその写しを唱えているだけで、
日本やアジアの資本主義については、
もじゃもじゃとつぶやくだけた。

資本主義は生産のうちに利益を産む。それが典型だとする。
これでは仮想通貨の経済はとらえられない。
1/31 16:55

▼岡坊
コメ
ほんとだ。
2年もすれば、虫食いでまずくなるのに、
サラリーとして通用していたのは特異ですねえ。
一方で、西鶴の『日本永代蔵』のように、
小判を蓄積する町人の姿があったり。
江戸の不思議がとても面白いです。
1/31 6:42

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