塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ3222 2017/10/20 15:41

▼世話係
読書❺
【似ていること】
「宿木(やどりき)」の初めのほうに、薫が「大君」を偲ぶ場面がある。

「くちをしき品(しな)なりとも、かの御ありさまにすこしも
おぼえたらむ人は、心もとまりなむかし」
(口惜しき品は、身分の高くない女。いやしい女でも、大君にすこしでも
似ていたら、心が釘付けになるだろう)

これは、まだ登場してない「浮舟(うきふね)」の伏線をなしている。
彼女は大君にそっくりなのだ。

思えば、この物語は似た者さがしの連鎖である。
源氏の父の天皇は、桐壺更衣をうしなうと、似た藤壺の女御を
探しだしてきた。
源氏も母親の面影のある藤壺に忍んで行き、また、鞍馬で少女の
「紫の上」を見出す。
10/20 15:41

▼世話係
明日の加賀屋
だれか、わたしかだれかが、予約しましたか。
仲原さん、出番ですよ。
10/20 13:34

▼世話係
読書❹
皇太子になるだろう匂宮や
大臣になるはずの薫先生が、
いくらなんでも宇治山荘の娘とでは、
当時の常識からみれば、リアリティーはない。
娘の父親(八の宮)が源氏の弟で、源氏との政争に敗れた皇族であろうとも。

そこで作者は、天皇と明石の宮との子の匂宮に、夕霧(源氏の子)の娘の「六の君」を正妻として押しつけ、
薫には天皇の娘の「女二の宮」をめとらせる。

中の君が孤閨を送るつらい夜がふえて、薫に助けを求めたりする。

なかなかのすご技です。
さらに中の君が匂宮の男子を産むのです。

「薫と匂宮の物語」は、はちきれそうです。
あたらしい展開を計画しなければなりません。
10/20 13:30

▼わかけん
とくさん
スマホは使えるのですか?
僕のPCアドレスにメールで添付してくれれば、
みなさんにいっせい送信しますよ。
10/20 10:30

▼とく
次の作品
おはようございます。
明日、作品を持って行きます。ギリギリになってしまうので、もしかしたら授業終了間際か、飲み会になるかもしれません。
それと、家のパソコンが壊れたままなのでメールが出来ません。申し訳ないのですが、全員分コピーで、コピー代を頂いてもいいでしょうか?
つまらない作品なのに負担かけてしまってすみません。
よろしくお願いします。
10/20 8:38

▼世話係
読書❸
大君(おおいきみ)は、言い寄る薫を避けるために、
妹の「中の君」と結婚さそうとします。
薫は姉のその試みをくじくために、
友人の好色な「匂宮(におうみや)」を連れてきて、
ふたりをくっつけてしまう。

なんという皮肉、妹が結婚したとき、
大君は病死するのです。
すると薫は、「大君」に似た「中の君」を好きになるのです。
京都に移された妹の寝所にしのびこみ、添い寝をするのです。
女が嫌がるので、薫はがまんします。

しかし、匂宮は、妻の体に染みた薫の芳香を嗅ぎつけて、
うたがいをふかめる。
うまい設定ですよ。
10/20 1:23

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