塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ3154
2017/7/19 8:16
▼咲明日申し訳ありません。明日は諸事情のため、小屋は6時半から7時半まで参加いたします。お先に失礼します、申し訳ありません。
紙の原稿が必要な方にはそのときに、いらっしゃらない方には郵送、メールの方には木曜日、金曜日のうちにお送りします。
7/19 8:16
▼世話係読書2若い作者は、アメリカのコロライドにいて、
19世紀のロンドンを描くのに腐心する。
ほんとに楽しそうだ。霧のロンドン、
シルクハットの紳士が少女買春に熱中する。
金属の石付きのステッキ。馬糞が捨てられたままの石畳。
猥雑にしてダークだ。
つまり、ハイドだ。
本書はハイドの視点を固辞する。
ジキルは善、ハイドは悪の観念を転倒させる。
ハイドは善で、ジキルは悪だ。
いや、もっとていねいに、ハイドのうちにわだかまる、
神聖と凶暴を書き留める。
7/19 0:54
▼世話係読書1ダニエル・ルヴィーン『ハイド』(角川) 了。
日本では「お友だちノベル」と
堕天使文壇賞が世を席捲していて未来はないが、
外国には蠢動がある。
「ニュークラシック」の時代と言いたい。
あの黄金の「世界文学」の再来か。
フランスのミシェル・ウエルベックは、スタンダールにつながるし、
今回の『ハイド』はスティーブンソンにつながる。
このまえ死んだウンベルト・エコーはダンテにつながる。
いずれも、たっぷりと社会と生活を描写しながらも、
それに違和を唱えるような幻視の世界をあわせもつ。
いいではないか、そのうえ思索の深まりを隠している。
わたしが『ジジ』で試みた世界だ。
いいではないか。
7/19 0:42
▼わかけん文春新書『火山で読み解く古事記の謎』読了。
「九州西遊記」の山々が火山として出てくるので、ブログといっしょに楽しみました。
なかなか刺激的な本でした。
「火」の本でもありました。
7/18 5:11
▼世話係落辞典に載ってないが、
しゃがめ
でいいのか。
「お師匠、おしえて」
「アホ、盛んにやれ」
7/18 4:25
▼SYUPO雁もどき(つづき)「それがね、天神さんが言うには『謎かけで答えてつかわす。人に腰を低うせよ』と」
「はて、その心は」
「壁塗り”だけに、『しゃかん(左官)でせよ』」
お客さんが一人、引きかえしてきて「金返せ!」。
*お粗末さまでした。
7/18 2:13