塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ3034 2017/1/22 14:24

▼世話係
読書c
延暦寺から後醍醐は西へ、
ニセの三種の神器を持って修学院におりた。
新田貞義は皇太子とともに東の坂本へ
神器を携行しており、敦賀に向かって出発した。
気比神宮(けひじんぐう)の神官が味方に付いて城を造っていた。

後醍醐は捉えられ、岡崎の花山院(かさんのいん)に幽閉され、
供奉(ぐぶ)した公家は追放されて乞食同様になった。
武家の主だった者は首をはねられた。
1/22 14:24

▼世話係
読書b
童は、後醍醐を批判した。
みんなが望むところは、寺の繁栄、
朝廷も安寧なことだ。それなのに後醍醐の政治は、
おのれの「富貴栄耀のためにして、
利民治世(りみんちせい)の故にあらず」と語った。

官軍は動揺している。
足利尊氏が誘惑の文を送った。
わたしが憎んでいるのは新田義貞一族だけで、
後醍醐天皇に対しては忠誠をつくしたい。
比叡から降りてこられたら
丁重に迎えたい。
この誘いに主だった武家は反対したが、
臆病風に吹かれた後醍醐は臣下の公家を伴って山を下りた。
1/22 0:33

▼世話係
読書a
『太平記』第17巻、了
この物語は感心するほど、地名がこまかく出てくるし、
その地形を語り手が見ていて
ちやんと描写していることだ。

足利尊氏は持明院統の天皇を東寺にすえて、
当人もそこにいる。
一方、新田義貞は後醍醐と比叡山にいる。

この巻の前半は、京都を中心にして互角に戦う。
たぶん町はほとんど焼け野原で、食料も行きわたらない。
鴨川河原では処刑がつづき、首は晒された。
夫婦の別れ、子とはぐれたり、親が殺されたりした。
延暦寺で僧たちが会議をしているとき、
小僧が狂った。
1/22 0:20

▼世話係

リベラリストというタイトルは、
エスタブリッシュメントのことです。
1/21 9:30

▼世話係
リベラリスト
去年の暮れに、なぜトランプが勝ったと思うか。
と聞かれたとき、ノーマン・メイラーを引いて、
ヒラリーなどのエスタブリッシュメントを
大衆が嫌ったのだとこたえた。

トランプは演説で、「エスタブリッシュメントは口で言うだけで行為が伴わない」と言った。
このことはよくわかるし、
日本の「金曜日」の人たちに対するみんなの疑い深い視線と合わせて理解できる。

しかし、口だけの人を攻撃するのも、
きわめて危険なことで、
ここは急(せ)いてはいけない。

新大統領は、そのあたりのことを
読み込んだうえでアジっているわけだが、
ヒラリーやオバマをやっつけるのはいいが、ブーメランは貴君にもどつてくるよ。
1/21 3:43

▼世話係
空疎
アヘと同じで、美辞麗句の反復。
空疎な言葉でアシるためには、
愛国主義しかないのか。

大衆を嬉しがらせるには、
あんたはきれいだ。
きみはかしこい。
この国しか国はない。

わたしは国家が今ほど閉鎖的になった時代はないと考えているが、
それは、完結した国と国との関係を軽視するものではない。

国が閉鎖すればするほど、逃げ道は、
他国とのつながりにすがるしかない。

国家や政府や自治体に、生活の安全から、
夫婦喧嘩の解決や、ペットの処理まで
頼る社会なんて、有史上初めてなのをお忘れなく。
1/21 2:57

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