塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ2996
2016/11/27 0:27
▼世話係読書@小板橋 二郎『ふるさとは貧民窟なりき』読了。
板橋宿の中心は、石神井川にかかる「板橋」だ。
そこから江戸に背を向けて坂道をのぼると、
有名な「縁切り榎(えのき)」の神社がある。
いまは右側だが、戦前までは左側にあった。
一帯は板橋「上宿」だったが、近代では紅灯の巷になり、
昭和ではスラムになる。
「嫌の坂」が変じたのか、「岩の坂」と呼ばれる。
本書の作者はそこで生まれた。
わたしと同年であった。
11/27 0:27
▼世話係 読書@小板橋 二郎『ふるさとは貧民窟なりき』読了。
板橋宿の中心は、石神井川にかかる「板橋」だ。
そこから江戸に背を向けて坂道をまぼると、
有名な「縁切り榎」の神社がある。
いまは右側だが、戦前は左側にあった。
一帯は板橋上宿だったが、紅灯の巷になり、
昭和になるとスラムになる。
「嫌の坂」で、「岩の坂」と呼ばれ、
作者はそこで生まれた。
わたしと同年であった。
11/27 0:23
▼わかけんひさびさに中上健次の肉声を聞きました。
いまさっき、Eテレのドキュメンタリー。
すでに神話化が進行してるんですね、中上は。
ドキュメンタリーは興味深く見ましたが、神話にしてどーすんだと不満もあります。
11/27 0:04
▼岡坊本。アマゾンで見たら、もう出てたんや。
11/26 15:09
▼世話係柳瀬頸介の本を翻訳しました。
その紹介が下記の拙文です。
本のタイトルは『えた非人・社会外の社会』です。
11/26 0:50
▼世話係もうすこして゜す。だが、なんという不運か。柳瀬勁介はその地で、伝染病におかされて倒れる。明治二十九年(一八九六年)のこと、二十九歳だった。
百年以上のち、そのことを知った男は、柳瀬青年の先駆的な実践とかれの著書について記した。(『部落史入門』河出文庫など)。だれからもレスポンスがないまま、茫々と十数年という日がすぎた。とつぜん、過日、わが知友から、あれを現代語訳しないかといわれた。もう老いて体力もない。わたし自身の本にもエネルギーをそそぎたい。八十にちかい老人はしばらく逡巡したが、背中をつよく押してくれたのは、命を賭して部落民の救済を念じた柳瀬勁介の真摯な情熱であった。
11/26 0:45