塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2898 2016/5/11 23:55

▼わかけん
戦後の貧民
イベントでPandaが歌った「星の流れに」
が、YouTubeに出てますので貼ってみます。

https://youtu.be/G4Ljzr7ViFg
5/11 23:55

▼SYUPO
観ました
6日、江戸深川資料館で「貝の穴に河童の居る事」を女義太夫で演じた舞台を観ました。
石塚さんの作品をスライドで映しながら演じたのですが、これが素晴らしかったです。
語りが竹本越孝さん、三味線が鶴澤寛也さんでした。

*鏡花の文章ですが、特に本作では、強固ななかにも自由闊達で、ちょっと真似できないくらい凄いです。
5/11 11:44

▼世話係
読書
『貝の穴に河童の居る事』という鏡花の作品を、一冊の写真集にした。石塚公昭が人形と
役者を登場させて、ああ、うまくひとつの世界を作った。

感心。

「雨を含んだ風がさっと吹いて、磯の香が
満ちている。今日は二時頃から、ずッぷりと、一降り降ったあとだから、この雲の
累(かさな)った空合では、季節で蒸暑かりそうな処を、身に沁みるほどに薄寒い。」
冒頭です。強固な文体が練り上げられています。「ずッぷりと」雨が降ったそうな。

ぐすになりません。
5/11 2:42

▼岡坊
先生。
わかさん。SYUPOさん
ありがとうございます。
今は闘い疲れたのか、眠ることが多くなりました。
わがままで、牛に飼われているような父に、
うんざりすることしばしばですが、
こうなってみると、見捨てられないものですね。
父や母にかわって、牛の世話以外に部落の会計や道作り、宮掃除に護摩炊きの札配り、減反の申請等に駆けづりまわっています。
疲弊した集落は困難が多いのですね。
5/10 6:33

▼世話係
読書C
きれいで、きちんとした文体は
物欲しそうなのです。
まるで怖くない、刺激がない。
たんたんと進むのです。
映画とテレビのちがいは、そろそろみんなわかっいます。
そんなちがいが、文にもある。

むつかしいですよ、吉田さん。
悪口言いますが、「ぐすぐす」の印象が、
貴君の文体に感じてしまった。
老いぼれの感性の問題としてもいいですが、
艶がないのです。まったくない。
それと、傾(かし)がない。小説は傾ぐ文体で、不安が充満するのです。

もうやめます。面白かったです。
京大の桑原なにがしのバカが言うように、小説は面白ければ良しですかね。ちがいますよね。
5/10 3:03

▼世話係
読書B
くりかえせば、作者もこの作品も、日本を
代表する。そういう社会的な認識があるとわかる。

文章もじつに丁寧に力をこめて書いているのが
同業者はわかります。
が、同時に首をひねるのです。
この作で楽しんだわが数時間は、テレビに氾濫する刑事ものよりは、
はるかに上質の楽しみでした。
100倍はいい。
しかし、読み始めてすぐにわかったのです。
根っこにある精神は刑事ものと同質ではないか。
5/10 1:39

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