―虚実の街―
過去ログ306
2007/10/8 23:43
>スドウそう思うと、雨が好きになりそうだ…(優しく笑みを浮かべ空を見上げ)
っ!…(落下しようとする相手をとっさに相手の腕を掴み)
もう…離さないぜこの手は…さあ、もっと近くへ(相手の細い腕を決して離さぬように握りもっと相手を引き上げながら抱きよせようとして)
10/8 23:43
>キトアタシとアンタの終わりは、この雨の日ね…それから、アタシたち二人の始まりも、この雨の日なのね。(差し伸べられた手に自分の手を重ねようと)
わかってる。アタシはずっと自由だった。本当はいつだって自由になれたの。(ふっと柔らかい笑みを浮かべたかと思えばそのまま腕をかくんと折って屋根の上に崩れ――雨に濡れた屋根を体が滑り地に向かって落下し)
10/8 23:34
>スドウ…過去と決着をつけて、新しい未来は刻まれる…(相手の屋根へと跳躍し自分もかがみこんで)
アンタが雨が好きな気持ちが少し分かったよ…キトの白い髪が…雨に輝いてる…凄く綺麗だ…(相手の髪を見て相手に手を差し伸べ)
さあ…これから新しく始めようぜキト…もう苦しまなくていい…
10/8 23:18
>キト…………(しばしの間言葉をなくしたまま立ち尽くし。かくんと膝を折ってそのばに座り込み両手を屋根について)
スドウ…その名前、意味なんて知らなかったけど好きだった。それに頼りたいと願ってるアタシがいる。(すっと顔を上げ)
ありがとう、構わないと言ってくれて…ちゃんと答える。アタシ…スドウの隣にいたい。200年…アタシも、探し続けていたの。スドウがそれを教えてくれた。
10/8 23:09
>スドウ…キト!…そんな笑顔やめてくれ…(雨の中、怒るように大きな声を上げ首を横にふり)
…俺は…構わねェ…俺は、もう…自分の感情から逃げたくないんだ…俺だって、アンタが料理を作ったとしても味わえねェんだ…
それでも…俺は…アンタと一緒の場所にいたい…幸せでも不幸せでもいい…やっと分かった。アンタの隣が俺の場所だ…(いつもの冷静さはなく、感情をぶつけるように声をあげ)
今度は俺の質問だ…アンタの…キトの居場所はどこだ?
10/8 22:57
>キト……くっ、(目を伏せたまま後ろに跳躍し隣の家の屋根に飛び移ると顔を上げ、寂しげに笑ってみせ。その笑みをなくすと雨にもかき消されないよう声を張り上げて)
アタシね。…アタシ、子供を産めないの。そうなるように処置されてしまったから。(何かを振り切るような力強い声。スドウを見つめる瞳から流れる涙は雨に消され)
10/8 22:41