―虚実の街―

Roastadt
人は居ないが生活の名残が残る、綺麗だが不気味に時が止まった偽りの街
セリシアーシャ
退室
(こちらを威嚇していたが、手をかざすと己がつけた衝撃波の痕が消えていく。殺さなくてよかったと思いつつ猿へと腰を屈めて。)
すまない。だが、ここは魔物も出没する。…森へと帰れ。それがお前たちのためになるはずだ。
(言えば、どうやら理解をしてくれたらしく起き上がった群れの頭領たる大猿は仲間を率いてこの街を後にして。それをしっかりと見届け、戻ってこないのを確認すると薄く笑みを浮かべ任務完了と呟いて。置いたカンテラを手に持つと、帝都へ戻るべく一歩を踏み出して…。)
セリシアーシャ
(大きな気配が分散したことによりたくさんの方向から敵が襲いかかってくる。気配はそれぞれが小さく剣を大きく振りかぶれば、舞うようにして数度剣が空を切り。それとともに真空波が無数に繰り出され、こちらへと向かってきた存在はなぎ倒されて。)
…………猿?
(あらかた周りに倒したそれらは猿。初めは群れて、その後分散したことにより気配が小さくなったのはそのためかと目を瞬かせ。ここを拠点にしていたのだろうかと考えながら剣を鞘に収めると、群れの中で一際体の大きい猿へと近づいていき。)
セリシアーシャ
(静寂が辺りを包み込み、自らの呼吸する音だけが響いているような気さえしながら街を進んでいると、ふと気配を感じ。それはあらゆる方向へと移動しており、そびえる家の壁側にカンテラを置くと刀のひと振りを鞘から抜いて道の中央に立ち。)
さて……やるか。
(ふう、と息を深く吐き出すと近くにあった石を蹴り、大きな音をたてて。それと共に潜んでいた何かが動き出して。)
セリシアーシャ
入室
(最近この場所で次々と負傷する事件が起こると聞いて腰に愛刀を提げてやってきて。髪はポニーテールにして軍服を身にまとい、片手にはカンテラを持ちゆっくりとした足取りであたりをカンテラで照らしながら見回して。時折深く吐き出す息は白く、しかし瞬時に大気へと消えていく。最近派遣した軍の者も負傷して帰ってきたことを思い出し、早急に何とかしておこうと単独で来たのだが気配は何もなく。)
……場所は、合っているはずなのだがな…。
風湊顯@管理者
【後程、皆様のを含めてこのPL会話は削除致します。ログは残りますので、確認などの際にはそちらをご覧下さい。
続行不可能なので、ここで行われていたバトルは終了とします。】
クロエ
【置きレス】
たく…魚人っていうのはこんなにもチート能力者ばかりだったかな…渦の中に物を隠したり…大爆発起こしたり…挙句に俺の種族の専売特許の鼻と耳を使った敵察知能力…軽く自身無くすぞ…それに、同族の中で落ちこぼれと言われた俺だしな…はぁ…技を極めても無駄だったかな…
(あははっと苦笑いしながら自身と同じぐらいの大爆発を受けた人魚とその大爆発を起こしたタコより自身の傷が大きすぎてかなり自信を無くした様子。ついにははぁ〜と大きなため息までつく始末である。>ALL