多国籍飲食店

過去ログ191 2007/4/4 23:03

>キト
(取り乱す相手にも驚く様子はなくしばらく沈黙していたが、そのままの体勢でやがてゆっくりと口を開き)
…最後でいい。アタシと同じ白い髪に紅い瞳の竜人、その一人が、最後でいい。その女を追うことは、アタシが生きる理由だから。……それから、(静かな口調で話しながらふと言葉を切り相手に真っ直ぐな視線を向けニヤリと不敵な笑みを口元に敷いて)
この白い髪は、アンタが言うような綺麗なものじゃないわ。むしろ…この紅色と合わせて、最も忌むべき色。本来存在してはいけない「白い魔物」。だからアタシは、もう一人の「白い魔物」の存在を絶対に許せない。この手で仕留めるまでは。(笑みを消して目を閉ざし、再び目を開けると軽く首を傾げて)
…ねえ、アンタはそれでも、アタシにもう一度同じ言葉を言ってくれる?
4/4 23:03

>スドウ
…違う!アンタはまた始めることが出来る…もうその髪を血で染める必要はねェんだ…穢れているのなら拭え…独りで拭えないのなら俺もいる!(珍しく少し取り乱したように大きな声を出して差し出しナプキンをテーブルにバンっと叩き付け)
アンタの真実…まだ深く苦そうだ…いつかキトに見せてやりたい…眩しいくらいの闇…光のある自分を…
4/4 22:50

>キト
…過去を、終える。……残念ながらアタシはもう、無垢にはなれないわ。この体は、血で、罪で、いろいろなもので、穢れきっちゃってるから。(左腕で頬杖をつきながらいつもとは違う寂しげな笑顔を一瞬浮かべ、差し出されたナプキンからは目を逸らし見ないふりをして)
闇の中にこそ自分の真実が見える、って?そうね。アタシにはまだまだ見えそうにないけど、そのうち探してみても良い。何もすることがなくなった後で、アタシにその気力があれば。
4/4 22:31

>スドウ
…そう…終焉とは違う…終わる色ではなく…過去を終える色さ…いつか…アンタに新しい始まりが出来るように…俺がアンタの束縛を解いてやる…過去を終え汚れのない始まりを迎えられるようにな…(コーヒーを一気にぐっと飲みほし微笑みながら)
…闇には不思議と光よりもヒトを惹き付け魅了する力があるからな…だが闇ってのは不の存在じゃねェ…闇そのものは自分を写す鏡でしかねェんだ…大事なのはソイツを飲み干せるかどうかだ…(手で拭う相手を見て苦笑しながらナプキンを差し出して)
4/4 22:21

>キト
……知らないわ。けれど、終焉の色とは違うと思う。…何となく。(視線を感じれば再び相手に目を向けてそう答え、最後の一切れを口に運ぶと添えられた野菜には一切手をつけないままフォークを置いて)
素敵ね。アンタのその考え方は嫌いじゃないわ。…アンタの周りは闇の気で染まっているのに、不思議と心地良い。曲がりなりにも神族のアタシが。(左手の甲で口元を拭いながら冗談めかしてそう言うと小さく笑ってみせ)
4/4 22:01

>スドウ
クッ…悲しい真実だな…苦ェ…だが…冷たく、不味い闇だ…(コーヒーを不味そうに飲みながら悲しそうに呟き)
…アンタには前に言ったな…白は汚れのない始まりの色だと…じゃあ黒はどんな色か知ってるか?(相手の髪を見ながら悲しそうに訪ね)
…苦味しか感じることが出来ない…だから俺は深く熱く苦い地獄に似た闇色を飲むのさ…コイツは俺のコイビトなのさ…(カップから立ち上るコーヒーの香りをかぎながらにいっと歯を出して笑い)
4/4 21:50

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