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過去ログ524 2017/8/13 21:20

☆関西人
世界陸上
ちょっと嬉しいニュースとして、世界陸上で日本が400mリレー銅メダルを獲得したという。
五輪の時といい、いまや400mリレーは日本のお家芸になりつつあるようだ。
100mで9秒台の選手がひとりもいないのに、こうして世界トップ3に入れるのは繋ぎ部分の研究・特訓の成果としか言いようがない。
まぁ、今回はボルトがコケたタナボタだったけど…。

バトンの繋ぎの研究は、当然他国もしてるはず。
それでも日本がこうして結果を出すのは、よっぽど他国に抜きん出て緻密なことをやってるんだろう。
一種のテクノロジー開発みたいなもんである。
研究熱心な日本らしい話だと思わない?
このストロングポイントを思うと、400mリレーは4×100mでなく8×50mにすれば日本は世界一になれるはず、というのが私の持論。
だって、得意の繋ぎの回数を増やせばウチはますます有利になるはずだし、それに100m走より50m走の方が脚の馬力差が顕在化しにくいはずだから。

そうなんだ。
100m走を見てると、スタートしてから20〜30mほどは、さほど日本と世界に差はないんだよね。
というか、足が短いゆえコンパス幅のない日本人は、デカくて足の長い外国人選手より、初速が有利になるのは力学のロジックとして当然。
ただし加速を計算に入れると、レース中盤以降は足が長い方が圧倒的に速くなる。
つまり日本人は、クルマのギアでいうと、ロー、セカンドまでは十分に速いのよ。
ただし、サード、トップの段階で最高速度に差が出てしまう。
そこが永遠の課題よね…。

ところが幸いなことに、サッカーという競技はサード、トップまでギアを入れるような走りは案外少ないんだ。
一気に100mも走る(ピッチの端から端まで)ことって、まずないでしょ?
本気のダッシュなんて、せいぜい10mほど。
これ、初速の速さを生かせる、日本人の一番得意な距離じゃん。
ということは、サッカーは日本人に極めて適した競技なのか?
…そこは、何とも言いがたいな。
事実、日本はサッカーの世界大会でメダルを獲ったことは、まだ数えるほどしかないんだし。

よく外国からJリーグに来た選手が、「日本のサッカーはスピードがある」とコメントすることがある。
我々として「え〜?速いか?」と思うが、実際プレーしてる人たちが言うんだからそうなんだろ。
ただし、速い=最強ではないワケで、そもそも速い=最強なら、浅野、永井、宮市あたりはもう少し結果を出してるでしょ。
言うまでもないがサッカーって、選手のスピードを封じることも全然できる競技なんだ。
要は、そいつらに走れるだけのスペースを与えなきゃイイんだから。

イマドキのサッカーは、簡単に10mものスペースを与えてくれない。
せいぜい、1〜2mのスペース?
じゃ、その1〜2mで敵を振り切る速さが求められてるんだと思う。
それって、もはや陸上スプリント能力の範疇じゃないよね。
どっちかというと、リズム感、ステップワーク、ターン、いわばダンスの範疇に近い話。
思えばブラジルではサンバ、アルゼンチンではタンゴ、スペインではフラメンコ、大体サッカー強い国って独特なシンコペーションの舞踏があるよね。
特にブラジルなんて、サンバ、ジンガから派生したカポエィラという格闘技まであったりして。
1〜2mで敵を振り切る速さって、結局はこういうシンコペーションの発動なんじゃないの?

日本人って、10mのスプリントで速い奴は結構たくさんいると思うんだけど、↑でいう1〜2mで速い奴ってそれほど多くないと思うんだ。
そもそも、日本の舞踏にシンコペーションなんてないんだから。
日本伝統の盆踊り、日本クラブカルチャーのパラパラ。
どちらも手の動きは大きいのに、足の動きは小さくて緩くて単調。
そういう前提からして、日本人のDNAに躍動感あるステップワークをあまり期待しづらいよな。
私は、サッカーやらせるなら足の速いサニブラウンや桐生やケンブリッジ飛鳥より、男子フィギュアスケートの羽生くんの方がよっぽどモノになるんじゃないかと思うよ(笑)?

そういや、ウサインボルトにもサッカー転向の噂があるが、実現しても多分成功しないだろう。
2017/8/13(日)21:20

☆関西人
特別行政区
続きね。

今から遡ること20年前、Jリーグでは352と442が主流だったと思う。
どっちにせよ、主流は2TOPだったワケよ。
代表でも同じく。
当時として、「体躯の劣る日本人で1TOPが務まるFWはいないでしょ?」という感覚だった。
ところが、いつの頃からだろう。
普通に代表が1TOPをやるようになった。
最初はオプションの範疇だったとはいえ、トルシエ時代の西澤1TOPが印象に残っている。
あれを見て、あんまり1TOPを難しく考えなくてもイイんだな、と我々はそこで気付いたのね。
西澤1TOPは、もれなく森島トップ下がセットになっていて、いわば西澤&森島は「タテの2TOP」だったワケよ。
もともと2TOPは「長身のターゲットマン」と「機動力あるセカンドストライカー」の組み合わせが多く、その両者をヨコに並べるかタテに並べるか、要は2TOPと1TOPって単にそれだけの差異じゃん、ということをそこでようやく理解できたワケだ。

で、この「タテ」「ヨコ」の解釈、今となっては最終ラインにも同じようなことがいえると思うのね。
妙なシステムと思えるFC東京の3142。
これ、解釈の仕方によっては442じゃないのか?と。
要するに、

・・FW・FW
MF・MF・MF・MF
・・・・CB
SB・・CB・・SB
・・・・GK

これはCBをヨコ並びからタテ並びにアレンジしただけの、「タテの4バック」じゃないの?
一列前に出たCBはフォアリベロ、要するにアンカーになるんだけど。
これを442と捉えるなら、中盤センターに米本&橋本拳、ボランチ型の人材をそこに置く意味も理解しやすい。
このシステム、後ろを除いて前だけを見ると

・・◯・◯
◯・◎・◎・◯

という形であり、↑の◎はセントラルMF。
ここに米本+橋本拳を置くことは別に不自然じゃないでしょ。

あとポイントは、両サイドバックだね。
このシステムになると、長友や酒井のようにガンガン上下動するタイプではなく、ヨコにスライドしてゴール前からサイドラインまで広くカバーできるタイプがイイ。
なら、スピードある奴がイイね。
このコンセプトは、ヨハンクライフの343システムにおける3バック理論と全く同じ。
「サイドバックはオーバーラップしなくてイイ」はクライフの有名な持論である。

そして、最大のポイントはアンカー。
クライフ流にはピボーテという。
ここが、ビルドアップで全てのスタートラインとなる。
前で詰まれば、一旦球をここに戻す。
この役割をできる選手って、日本人にあまり多くはいないと思うよ。
少し前なら森崎和、梶山、阿部、今ならやはり高萩といったところか。
あと、長谷部と。
小林祐もオランダでここを任されてたと聞くが、新シーズンはトップ下起用が濃厚とのことで、実は少し残念。

この3142システム、便宜上で最前線をヨコの2TOPで表現してるが、前述の通り、もともと2TOPなんてタテもヨコも紙一重ですよ。
仮に2TOPがタテなら、システムは31411。

・・・FW
MF・FW・MF
・MF・・MF
・・・CB
SB ・CB ・SB
・・・GK

ほぼ、クライフ式の343なんですけど。
FC東京って、なんかスペイン好きだよね。
原博実の残り香か?
思えば日本が352全盛の頃、FC東京はどこよりも早く4231でをやってた気がする。
ある意味、首都のクラブらしく田舎より一歩先にいってたというか、中身がそれについてきてなかったのがタマにキズだが、なんかイメージとしては協会の「特別行政区」みたいな印象が常にあるよ。
W杯アジア予選予備登録100名リストを見たけど、やっぱFC東京の選手は大量に入ってるし。
トップで今季まだ1試合しか出てない、小川諒也がリストに入ってるんだから凄いじゃないか(笑)。
久保建英の受け入れを含め、やっぱりここは「特区」だよ。

もし中島が噂通りスペインに移籍したら、あのポジションには、いずれ久保くんが入る気がする。
協会の「特区」だけに。
最近、原口元気が今季ヘルタでホサれるのでは?と話題になってるが、ひょっとしたら協会は救済として「特区」FC東京を原口奪還に使うかもしれん。
今月末までに移籍金7億さえ捻出できれば、ヘルタから救出できるんだろ?
筋としては浦和がまず優先だが(関根を出したし)、もし浦和が動かないようなら、協会は動くかも。
あの逸材、W杯前に腐らすワケにはいかんからね。
2017/8/13(日)14:18

☆関西人
硬い2列目A
続きね。

FC東京のシステムについて、数字で表現すると3142ということになるらしい。

・・◎・◯
・・◯・◯
◯・・◎・・◯
・◯・◯・◯
・・・◯

霜降り肉でいうと◯が赤身、◎が霜である。
◎は、オシムいうところの「エクストラキッカー」。
2列目に強固な◯を2枚並べることで、1列目のセンター、つまりゴールに最も近い位置に◎を置けることが最大の利点と思える。
これは、どこに転がるか分からない不安定な球体を、硬いプレートを下に敷くことで、しっかりそこに固定するようなイメージかな?

サッカーのシステムというのは、突き詰めると◎をどう配置するかのバリエーションである。
ちなみにハリルジャパンでは、主に↓のようなコンセプトだと思う。

・・・◯
◎・・◎・・◎
・・◯・◯
◯・◯・◯・◯
・・・◯

2列目の◎をズルズルと後ろに下げない為、敢えて3列目には強固な◯を2枚並べてるんだろう。
しかし、実際は両アウトサイドが守備タスクから

・・・◯
・・・◎
◎・◯・◯・◎
◯・◯・◯・◯
・・・◯

という形で守備ブロック構成に参加し、ゴールからは遠くなりがち。
上下動で消耗するしね。
実質、こうなると◎であろうが◯のタスクを要求されるワケさ。
だから、◯のタスクにも対応できる原口元気がアウトサイドでフィットするのよ。

一方、3142の場合はポイントが1列目のエクストラキッカー、

コレ→◎・◯
・・◯・◯
◯・・◎・・◯
・◯・◯・◯
・・・◯

このポジションね。
ここに代表で一番フィットする人材は誰かな〜と考えたら、意外と私の中では宇佐美だったわ(笑)。
昔から宇佐美はトリセツの分かりにくい選手で、いまだブンデスは彼の扱い方をよく分かってないようだが、彼の本質は最前線のファンタジスタ、ロベルトバッジオみたいなもんである。
あと、南野もそうだね。
彼も渡欧後はアウトサイドに配置されることが多かったようだが、ある時期から2TOPの一角に起用されるようになり、そこからゴールを量産するようになってきた。
だけど仮に彼らがハリル代表に入れば、普通にWGとして使われちゃうんだろ?
そこがモッタイナイな〜、と思ってさ。

3142の場合の守備ブロック形成は、おそらく

・・◎・◯
・◯・◎・◯
◯・◯◯◯・◯
・・・◯

という形になるんだと思われる。
4231の守備ブロック形成

・・・◯
・・・◎
◎・◯・◯・◎
◯・◯・◯・◯
・・・◯

と比較し、3142の方が◎の配置からしてカウンター発動の破壊力を感じるのは私だけ?
このシステム、ロジックとしてなかなかよくできてると思うよ。

3バック&2TOPというのは、ひと昔前の古か良き90年代サッカーとイメージがカブるが、明らかにJリーグではここにきて3バックが復権してきている。
昔の

SB・・・・・SB
・CB・CB・CB

という3バックというよりは、イマドキのは

MF ・・・・・MF
・SB・CB・SB

というイメージだけど。
案外、私は嫌いじゃない。
そして、2TOP。
長らくA代表ではやってないような気がするが、◎を最前線に置くには1TOPじゃ不可能である。
そして今まだトリセツがハッキリしてない選手たちの中に、2TOPの一角で使えば生きるのでは?と感じる、◎の選手が私の中では何人かいるよ。
2017/8/12(土)23:58

☆関西人
硬い2列目
最近、個人的に面白いな〜と思うのがFC東京のフォーメーションである。
たとえば、先日の大宮戦でねFC東京は↓の形だった。

・・中島・・前田
・・米本・・橋本
太田・・高萩・・室屋
・丸山・チャン・吉本
・・・・林彰

4バックから3バックに変更になったのは森重の長期離脱が関係あるとして、それに付随してか、中盤の構成が興味深い形になった。
米本・橋本拳・高萩の3枚。
この3枚を普通にバランスを考えれば

・・高萩
米本・・橋本

になりそうなものを、敢えて逆に

米本・・橋本
・・高萩

にしている。
こういう2列目に敢えて守備的人材を配置するのは、セレッソ山村の例もあるけど、ひょっとして今のトレンドなの?
高い位置から守備の圧を強めたい意図か?
そういや、ガンバも開幕当初はそういう布陣をやってたっけ。
中盤のヤット・倉田・今野の3枚が、

・・・倉田
ヤット・・今野

ではなく、

今野・・・倉田
・・ヤット
だったワケよ。
予想以上にヤットの調子が落ちたのでこの形は長く続かなかったが、しかし今野の2列目起用は後にハリル代表にも応用されることになった。
似た例では今から20年近く前、トルシエが明神を2列目起用したことがある。
今となってはその意図は分かるものの、当時の価値観としては「トルシエ馬鹿なの?」と思ったもんさ(笑)。

またFC東京に話を戻すが、ひとつポイントはFWに中島を置いてることだと思う。
大久保をベンチにしてまで中島をFWに据えている。
前田のところはウタカを先発にしたりもするが、中島のところは固定。
これ、このシステムの明確なコンセプトだと思うんだよね。
敢えて2列目を米本&橋本拳というガチガチにしてるからこそ、3列目には高萩というレジスタ、そして1列目に中島という半FW半MFのハイブリッド系を配置してるってこと。
1列目を半分だけ軟らかくし、2列目は思いきり硬くし、3列目は軟らくする。
いわば、霜降り肉状態だね。
米本&橋本拳、前田(ウタカ)、最終ラインは赤身肉で、その赤身の隙間に入る中島や高萩は筋状の「霜」というところか。

これを仮に代表に当てはめるなら、

・・乾・・・久保
・・山口・・今野
長友・・高萩・・宏樹
・丸山・昌子・遠藤
・・・・川島

という感じになる。
一応、今怪我してる大迫、本田、香川、吉田、長谷部は念の為という意味で外しておいた。
で、FC東京の中島役を上位互換として乾に託し、レジスタ役はやはりアンカー本職の高萩に。
あと今野や山口のところは、今最も旬の男・山村和也を起用してみるのも悪くない。
デカくてパワーある奴が、カウンターでゴール前に飛び込んでいくイメージさ。
最終ラインについては、敢えて丸山を抜擢。
彼は日本で数少ない左利きDFゆえ、3バックの左に配置すればビルドアップの質を高めることができる。
3バックの左といえば今まで槙野のイメージだったけど、そろそろ別の選択肢があってもイイ時期だよ。
あと長友のところは、今最もホサれてる男・原口を抜擢してみるのも悪くない。
彼はこのままだと、今後ヘルタで約1年ホサれることとなる。
ならば代表という注目度の高い機会を利用して、「俺はWGだけじゃなくて後ろのポジショもンできますよ。俺はこういう使い方もできますよ」というアピールをしておくことは決して今後の無駄になるまい。
あと、FWで一度見てみたいのは南野だな。
彼、クラブでは2TOPの一角をやってるんでしょ?
レギュラーではないなりにも点は取ってるらしいので、どうしても点が欲しい時のジョーカーとして起用してみればイイさ。

まぁ、これをいきなり豪州戦でやれというのはさすがに酷だが、しかしいくつかのエッセンスはあながち冗談でもないんだ。
今のハリル代表は、明らかに赤身肉である。
「霜」が足りないので、ややジューシーさに欠けるんだよね〜。
2017/8/10(木)17:09

☆関西人
国内選手
この時期、欧州のクラブに所属してる選手を代表召集するのは一定のリスクを孕んでいる。
なぜなら、欧州ではほとんどの選手がまだ本格稼働してないから。
開幕してないリーグがほとんどで、選手の調子が良いか悪いかもよく分からない状態。
それでも、協会は見込みで召集レターをクラブに出してるんだ。
特に長谷部や香川や本田など長いこと実戦を離れてた選手は、ちゃんと使える状態か一度も確認できないままにチーム合流することになるはず。
よく考えたら、怖いよね〜。

私は、こういう時にJリーグが欧州カレンダーと合わない春秋制を採ってることがひとつの救いだと思うよ?
だって、欧州の選手がまだエンジンかかりきってない時期に、幸いにもJリーグの選手はエンジンのフル稼働をしてるんだから。
もし、田嶋会長の思惑通りにJリーグも欧州に合わせて秋春制を採ったなら、欧州の選手もJの選手もコンディションの波長が合致してしまう。
それは一見良さそうなことに見えて、逆にマズイことである。
秋春の選手と春秋の選手、コンディションの波長が異なる2タイプがいて、初めてお互いにコンディションを補完し合えるんだから。
たとえば今は杉本健勇の調子がイイとか、これはJリーグが20節時点だからこそ把握できること。
仮にJも秋春制なら、今は3〜4節ぐらい?
その段階じゃ、まだ誰が調子イイとか全然把握できないって。
…まぁ、ハリルみたいに欧州の選手のみで代表を作る監督の場合は、Jが秋春だろうが春秋だろうがあまり関係ないんだけどね。

私は、理想をいうと秋春制の欧州がエンジンかかってない時期はJ主軸、春秋制のJがエンジンかかってない時期は欧州主軸、というように代表は季節に合わせて2パターンを備えておくべきだと思う。
ザック時代までは、その調節弁になっていたのがヤットだったのよ。
あの頃のチームは、本田軸とヤット軸の日欧合弁みたいなニュアンスがあったでしょ?
昔から日本代表の日欧比率は、大まかに↓のイメージ。

・・・欧州
欧州・欧州・欧州
・日本・・欧州
欧州日本欧州欧州
・・・欧州

↑の通り「日本」は2〜3枠、多くて4枠。
8月という時期は、その2〜3枠を精一杯大事にしてほしいんだ。
夏は、春秋制のJの方がイケてる周期なんだから。
ハリルは、↑の2枠の「日本」に誰を使うと思う?
どうせMFは山口、CBは昌子でしょ。
山口のセレッソは現在リーグ1位、昌子の鹿島は現在リーグ2位、確かに抜擢として悪くない。
だけどさ、山口と昌子がチームの調節弁になるタイプかというと、それはまた違うと思うのよ。
個人的に、中盤には高萩洋次郎をチョイスしてほしいんだけどなぁ。
デュエルと技巧の妥協点として、高萩はかなり理想に近い素材。
きっとハリルは評価してると思う。
以前、ハリルはUAE戦で大島を大抜擢して痛い思いをしたことあるが、大島と違って高萩は31歳のベテラン、豪州相手に浮き足立つほどナイーブじゃないでしょ?
かつては豪州リーグでプレーしてた人だし、FCソウルでは主力としてACL準決勝まで行った人だし。

あと、FWでいうと私は杉本より興梠を推したいんだな。
なぜって、彼は豪州戦の会場、埼玉スタジアムにやたら強いから。
現在、杉本と並んで得点ランキング首位にいる興梠だけど、その得点の大半は埼玉スタジアムで生まれてるワケね。
FWには、相性として点を取りやすいスタジアムがあるものなのよ。
こういうの、今の浦和の不調とか関係ない話さ。
事実、興梠は前節も埼玉スタジアムで得点してるワケだし。
あ、ちなみに興梠も高萩同様、31歳。
彼も豪州相手に浮き足立つほど、ナイーブな人じゃないぞ。
いまだ国内仕様のFWと思われがちだが、そう思ってる人はリオ五輪における興梠のプレーをもう一度見直してみてくれ。
ハイレベルの国際ステージでも、彼のプレーは普通に通用してるから。
私は、当たれば凄い杉本の破壊力より、確実にミートしてくる興梠の職人芸の方を信用するよ。
2017/8/8(火)10:28

☆関西人
精神的支柱
吉田が怪我したみたいだね。
報道では軽傷っぽい感じだが、今の時期は怪我と聞いただけでドキドキしてしまう。
大迫や本田はもちろんのこと、以前に負傷した香川や長谷部ですらまだ復帰してないし、川島は再びスタメン落ちしたし、久保は不調みたいだし、何か最近は欧州組の良くないニュースが多い。
欧州組を主力とする我が日本代表は、こういうパターン、一番困るよなぁ。

しかし、これはウチだけの話ではない。
韓国代表もまた、困ってるみたいだね。
まずはエースのソンフンミン。
アジア圏の選手としては、今のところ欧州で最も成功してる選手のひとりである。
彼は6月に骨折。
何とか8月末には回復が間に合うとの見込みにせよ(練習に復帰したとやら?)、まだ詳細はよく分からない。
あと、代表主将のキソンヨンも怪我をしていて、彼の場合は9月中旬まで復帰できない、というニュースを聞いた。
エース、およびキャプテンが長期離脱とは、香川と長谷部を欠いて戦ってきたウチと状況が酷似してるよなぁ…。

ところで、私はキソンヨンが嫌いである。
能力ある選手なんだろうけど、例の「猿のモノマネ」以来、韓国代表で一番嫌いな選手だ。
あんなことした奴が、何で代表のキャプテンなんだろう?
日本なら考えられない。
長谷部が猿のモノマネするなど、敵チームを侮辱する姿なんて全くイメージできないから。
「若気のいたり」でやっちゃいました、ゴメンなさい、というならまだイイものを、彼の場合は「日本の観客席に旭日旗があるのを見て涙が出た」という切り返しをしたワケよ。
韓国メディアはそれを受け、日本応援団が会場で旭日旗を掲げてる画像を流した。
「最初に挑発したのは日本の方だ」と論点を完全にすり替えたワケね。
あれ?
これと似たこと、確か今年にもあったような気が…。

でも、ここからボロが出るんだ。
その旭日旗を掲げてる画像は、問題となった日韓戦じゃなくて何年も昔の日豪戦の画像だと発覚、いわば韓国側の捏造の可能性が出てきたワケよ。
さらに複数の画像や映像を検証したけど、調査の結論、その日韓戦応援席に旭日旗の実在は確認できなかったのね。
じゃ、キソンヨンは存在しない幻覚を見て憤ったのか?
そんなワケないじゃん。
何かを見てカッとなり発作的にやったワケじゃなく、最初から「点を取ったら猿のモノマネのパフォーマンスをしてやろう」と決めてたんでしょ。
こっちには【猿のモノマネ=日本人に対する侮蔑】という認識が当初はなかったのに、あとになってキソンヨンが「日本人を馬鹿にするパフォーマンスだった」とTwitterでわざわざ解説したからこそ炎上したワケよ。
韓国内では、逆に「よくやった!」と喝采だったみたいけどさ。
しかし、これが人種差別行為ならヤバいとして、韓国協会が事情聴取すると前言撤回。
決して日本人を侮蔑したワケではない、私は欧州にて【韓国人=猿】という侮辱を常に受けており、あれはそういう人種差別をする人たちに対する抗議パフォーマンスだったんだ、と。
この時点で、最初に言ってた旭日旗の話は消えてました(笑)。
だけど今度は、↑の「人種差別する人たち」はセルティックサポーター(当時彼はセルティック所属だった)のことを指すのか?として、スコットランド側に騒ぎが飛び火。
遂に欧州の人権団体まで乗り出してきて立場がヤバくなると見るや、キソンヨンは再び「私は旭日旗を見た」とか言い出して、もう支離滅裂、まるで韓流ドタバタコメディである。
これほど往生際が悪い人間、なかなかいないよね。
断じて切腹はしない、「サムライ」の真逆である。

日本じゃ、一度こういうことやった人間は絶対に二度と信用されないでしょ。
でも、韓国はまた違うみたい。
事実、彼は今じゃ韓国代表のキャプテン、いわば模範となる立ち位置に立ったんだから。
ちょっと考えられないよなぁ。
でもキャプテンをやってるということは、チーム内では精神的支柱、求心力があるということだと思う。
それこそ良識的なタテマエ論をヌキにすれば、ああいう日本人に対する侮蔑行為、挑発行為をやっちゃう勇敢さ(?)が彼を国の英雄としてるワケよね。
実際、かつて伊藤博文を暗殺した安重根が国の英雄として、代表応援旗のキャラにまでなってるワケじゃん?
暗殺者が英雄。
この韓国の価値観がどうこう言うより前に、まず我々日本代表のキャプテンは長谷部みたいな人間で良かったな〜、とつくづく思うよ。

ところで長谷部、回復状況はどうなんだろう。
同僚・鎌田の活躍はよく耳にするが、長谷部の情報はあまりない。
しかし、たとえ豪州戦のスタメンが厳しくても、ハリルは彼を召集するだろう。
キャプテンはチームのシンボル、そのチームの性格を決定づける存在。
我が日本代表が「サムライ」を名乗れるのは、やはり長谷部がいるからこそ、というのがあるかもしれない。
2017/8/7(月)16:58

☆若葉
気になります!
関西人様。確かに杉本と山村は支点にもなれそうです。
オーストラリア相手なので気になります。
このタイミングで親善試合挟みたかったです。
いきなり公式戦の大一番で使いにくい…。
今は支点の大迫と本田が怪我してます。
次のオーストラリア戦、タイミングが悪い。
心配です。
エルマンデル様へ 私はネイマール選手のファンでバルセロナのユニフォームも持っています。
ネイマール選手の移籍の仕方がカッコいいと思います。バルセロナなら安定が待ってます。
よく挑戦しましたね。凄いな。
PSGのネイマール選手のユニフォームも買います。

お二人様共に返信なくても大丈夫です。
私は文章を上手に書くのが苦手ですしレベルが高くて会話にならないかもしれません…。
2017/8/6(日)23:00

☆関西人
杉本健勇
杉本健勇が、ここにきて覚醒の感があるね。
現在、得点ランキングで興梠と並び13点、首位である。
この男、昔から大器と言われ続けてきたけど、ここにくるまでかなりの時間を要したわ。
U17では、プラチナ世代のH番を着けてた男だ。
ロンドン五輪では、本大会メンバーにも入ってたんだっけ。
誰しも大迫がメンバー入りすると思ってたが、なぜか大迫が落選して代わりに杉本が入った。
今から思うと、杉本はリザーブとして便利な駒だったんだろう。
身長187cmと図抜けた高さがある一方、スピードの方も50m走6秒フラットという俊足である。
つまり、その時の状況に合わせてパワープレーにも裏狙いにもどっちも対応できるワケで、ジョーカーとしての使い勝手は【大迫<杉本】ってことね。

で、長いこと杉本は、この「ジョーカー」の域に甘んじてきたと思う。
みんな、杉本のトリセツをよく分からなかったのよ。
だって、あれだけ高さがあって、強い体躯があって、足の速さがあって、足下の技術もあって、良い意味では長所が多い選手、でも悪い意味では長所が分散してる選手、ってことになるんだな。
仮にもう少し長所が絞り込めていたなら、その長所を磨くことでFWとしてのキャラクターを確立できただろう。
でも杉本の場合は、人によってはポストプレーヤー、ターゲットマンと見るだろうし、人によってはストライカー、スピードスター、ドリブラーとして見るだろうし、今まで出会ってきた監督さんたちも認識が各々バラバラだったんじゃないだろうか。
よって、使い方が一貫しない。
そこが、彼の不幸だったかもしれないね。

何となく、彼とよく似た選手が同チームにいるわ。
そう、山村和也のことさ。
彼もロンドン五輪の本大会メンバー。
杉本同様、ベンチ要員だった。
身長186cm、そしてワールドクラスの跳躍力、無尽蔵のスタミナ、その一方で高いパス技術、展開力もあり、彼もまた長所が多くてトリセツが非常に分かりにくいタイプだったよね。
人によってはCBにするし、人によってはMFにする。
使い方が一貫しない。
そこは杉本同様、彼もまた不幸だったかも…。

しかし、なんという偶然か。
杉本と山村というトリセツの分かりにくい大器ふたりが、揃いも揃って韓国人の尹さんにセレッソで再生させられるとは。
案外、ふたりのトリセツはシンプルな体育会系の中にあったワケね。
どうだろう。
このふたり、豪州戦に召集されるだろうか?
ポテンシャルは認めつつ、まだ「プチブレイク」の認識で今回はスルーかな?
次節、ハリルが自らセレッソ戦を視察に行くようなら、可能性はあると思う。
手倉森さんは、休暇中だったハリルに杉本の活躍等をレポートで既に提出済みだったことを昨日明かしていた。
おそらく技術委員会的にもイチ押しだろう。
そういや、ハリルはJでほとんど試合に出れてなかった頃の杉本(川崎時代)を召集したことあったな。
あれは実績の召集ではなく、完全にポテンシャルでの召集だったかと。
今はようやく実績が伴ってきたワケだし、ここでハリルの構想に入らなきゃ、一体いつ入るのよ?

・・・杉本
乾・・・・・南野
・香川・・山村
・・・山口

という新旧セレッソの代表フォーメーションが実現されることは多分ないだろうが、ここで妄想するぐらいのことは許してもらいたい。
2017/8/6(日)21:59

☆若葉
近年欧州主要リーグ成功3条件
@J1ベストイレブン取得
AJ2無双(香川 乾 久保裕 宇佐美)
B欧州2部リーグ上位クラブ主力選手
or欧州中堅国中心選手
本田 乾 吉田 大迫 久保裕 柴崎 森岡

実績ありの選手の場合

ハーフナー→@オランダで16点
大迫→@Bブンデスレギュラー
岡崎→@過去ブンデスで15点
武藤→@ブンデスでレギュラーあり
宇佐美→帰国しA@取り再挑戦
香川→A過去ブンデスで13点
本田→BセリエAで6点あり
乾→ABブンデスとリーガでレギュラー
清武→@ブンデス時代にレギュラー
柴崎→@B1部に個人昇格し挑戦中
長谷部→@ブンデスレギュラー
細貝→Bブンデス時代にレギュラー
長友→@セリエAレギュラー時代あり
内田→@ブンデス時代レギュラー
酒井宏→@ブンデスとリーグアンでレギュラー
吉田→Bオランダでならしプレミアレギュラー
川島→@Bベルギーでならし今レギュラー

例外は@柿谷と@山口と@太田と@槙野

FWは高原 岡崎でさえ3年間二桁なしなので
我慢が必要か。柿谷は3年間待てず帰国。
宇佐美も一度目は実績なく失敗し帰国してからA@クリアし再挑戦中ですがFWなので3年間は猶予で長い目でみています。
CBはJ1ベスイレの実績では足りずJ1
MVP級でないと難しいか。
やはり実績ある選手は成功例が多いです。
しかし柿谷 山口 太田 槙野は芸能人の影が気になります。もしかすると宇佐美もなのか…。

実績なしで移籍した場合

大久保→ベスイレ取る前に海外へ…
平山→ベスイレ取る前に海外へ…
李→ベスイレ取る前に海外へ…
森本→年間4点のみで海外へ…
金崎→帰国し@取得後の今なら?
矢野→ベスイレ取る前に海外へ…
永井→ベスイレ取る前に海外へ…
指宿→帰国しベスイレ取れず
浅野→1部に昇格し挑戦中
宇佐美→年間7点のみでバイエルン…
伊藤翔→帰国しベスイレ取れず
カレンロバート→ベスイレ取る前に海外へ…
田中順也→ベスイレ取る前に海外へ…
工藤→ベスイレ取る前に海外へ…
坂田→ベスイレ取る前に海外へ…
大前→ベスイレ取る前に海外へ…
久保裕也→AB中堅国で成功中
高木善朗→ベスイレ取る前に海外へ…
堂安律→J3無双し中堅国に挑戦中
原口→例外!ブンデスレギュラー!
関根→2部に挑戦中 賢いかも
南野→中堅国で奮闘中
奥川→中堅国2部に挑戦中
鎌田→ベスイレ取る前に海外へ…
山田大記→2部で下位
小林祐希→B中堅国で奮闘中
小林大悟→ベスイレ取る前に海外へ…
久保建英→J3orJ1実績待ち
中井卓広→プロになれるのか?
サイゴダード→プロになれるのか?
宮市→いきなりアーセナルへ 2部下位
大津→ベスイレ取る前に海外へ…
森岡→B中堅国で成功中 賢いかも
家長→ベスイレ取る前に海外へ…
梅崎→ベスイレ取る前に海外へ…
水野→ベスイレ取る前に海外へ…
小野裕→年間4点のみで海外へ…
田邉→ベスイレ取る前に海外へ…
長澤→帰国しベスイレ取れず
丸岡→いきなりドルトムント 今J2
梶山→ベスイレ取る前に海外へ…
安田→ベスイレ取る前に海外へ…
酒井高徳→例外!ブンデスレギュラー!
鈴木大輔→2部で下位
林彰洋→ベスイレ取る前に海外へ…
権田→ベスイレ取る前に海外へ…

実績ありの選手とは大きな差があります。
@J1ベストイレブン取れない選手。
AJ2無双できない選手。
B欧州2部上位クラブ主力選手
or欧州中堅国中心選手取れない選手
は移籍しても何歳でも難しい。
クリアなら18歳でも海外移籍OKラインか。
例外は原口と酒井高徳の2人。
原口はベスイレなくてもMFで11点あり近年はMFで10点は去年の齋藤くらいでベスイレ取得でしたからベスイレ級だったのかもしれません。
酒井高徳はハーフはポンコツが多いと言われるなかで例外かもしれません。
ハーフナーは両親共にオランダ人です。

若いユース年代に天才 怪物と騒がれ大成しない選手は意外と多く19歳から22歳で世界と差がつくとかも言われますがアマチュア時代の天才ぶりは気になりますが相手のレベルもありますからプロ相手に年間での実績で判断するのが無難かもしれません。
しかし監督が若手の能力に気がつかない場合や
ライバルが凄すぎて今は出場できない場合もあるかもしれません。
乾やハーフナーはJ1では出場できずJ2無双して海外へ旅立ちましたから試合出場が成長の近道だと思います。有望若手選手でクラブで燻っていたら試合出場できるクラブに移籍もありかもしれません。
2017/8/6(日)17:47

☆関西人
ハリル再始動
ハリルの夏休みが終わり、いよいよJリーグ視察を再開しているようだ。
ここにきて大迫が怪我したとのことで、これは視察の大きなポイント。
とはいえ、さすがに月末の豪州戦はポッと出の新戦力に大役を託すとは思えんし、大迫の代役は普通に考えて岡崎になるとは思う。

う〜ん、岡崎ねぇ。
確かに、彼は経験値が高く安定感がある。
前線からのチェイスも頑張るし、守備も安定するだろう。
ただし、彼は大迫のように敵を背負いながら起点になるタイプではない。
だからセンターを大迫にするか岡崎にするかによって、チームの組み立て自体が大きく異なってくるはずなんだ。
ぶっちゃけ、私は岡崎と香川のタテ並びセンター連結はあまりよくないと思う。
ふたりとも、軽すぎるから。

まだ大迫+香川の連結なら、大迫を円弧の支点にして香川が遠心力の作用点になれる分、全然マシな機能だったと思うよ。
これはテコの原理と同じ、支点がドッシリとした形で定まらなきゃ、力点と作用点はうまくリンクしないものなんだ。
そう考えると、岡崎センターFWを前提にするならトップ下は動いてナンボの香川じゃなく、ドッシリした支点になりうる本田の方がベターなんだよね。
もし本田トップ下という慣れない形がマズイというなら、本田がいつもの右サイドから中に侵入するという機能でも構わない。

あ、そういや本田も怪我してるんだっけ?
そりゃマズイなぁ…。
じゃ本田ヌキ、大迫ヌキの形をイメージしてみてよ。

・・・岡崎
原口・香川・久保
・山口・長谷部

これ、一体誰がセンターの起点となるというの?

昨日、ハリルは川崎vsFC東京を視察したようだ。
あと、手倉森さんはセレッソvs札幌、GKコーチは柏vs神戸、その他コーチは鹿島vs仙台、甲府vsガンバなどに分かれて視察をしたらしい。
ん?
浦和の試合はスルーか?
大迫にも劣らないポストプレーの名手といわれてるのは浦和の興梠なのに、彼は構想に入ってないの?
そのへんはよく分からんが、ハリルはコンディショニングコーチの早川さんを伴って川崎vsFC東京に出向いたというし、特定選手の状態確認をしたかったんだと思う。
それは誰?
小林悠?
仮に大迫の代替を探しているとして、小林悠はセンターというよりは右サイドのFWである。
今の代表でいうと久保の位置。
あるいは、右に小林を入れて久保をセンターに使う構想があるのかもしれない。

もしくは、前線センターはあくまで岡崎+香川という遠心力系を軸にして、支点となるのは3列目、あくまでボランチを起点にしようという案があるのかもしれない。
となると、川崎vsFC東京戦の中でそういう選手は大島と高萩だ。
…大島は昨年のUAE戦のトラウマがあるし、さすがにまた同じシチュエーションでの大抜擢はキツイかな。
となると、むしろ本命は高萩の方か?

などと色々考えたものの、視察後のハリルの発言を聞いてガックリきたわ。

「ラージリストには55人いるが、今は主軸選手の回復を待ちたい」

おいおい、怪我の回復を待つんかい(笑)。
ヘタすりゃ、8割回復ほどで大迫が先発しちゃうかもね。
5戦連続ゴールという絶好調の杉本健勇より、多少傷んでいても使い慣れた駒がイイ、ってことか。
このへんの判断、ホントにハリルに全権を託して大丈夫なのか不安になるよ。
こういう時こそ、ちゃんと技術委員会が仕事をすべきだと思う。
手倉森さんも、ちゃんと仕事をすべきだと思う。

ちなみに、手倉森さんはリオ五輪にてオーバーエイジ興梠を1TOPの軸にしていた。
久保はクラブとの調整がつかなくて召集断念となったが、召集できていれば右サイドFW起用という構想だったらしい。

・・・興梠
南野・・・・久保
・大島・井手口
藤春・遠藤・室屋
・植田・・塩谷
・・・中村

今となって見ると、なかなか良いチームだね。
2017/8/6(日)14:49

☆エルマンデル◆hkJa9s
男性 44歳
ネイマール頑張れ!
ネイマールがPSGへ移籍しました!
なんでも291億円の契約解除金だとの事です!
素晴らしい話しな反面、「はたしてこれで良いのだろうか?」と言う事も思ってしまいますが(笑)
PSGとしては昨シーズンはこの上ない「苦渋」をなめさせらた1年でした!
この状況を打破する為にはこれくらいのレベルの選手を獲得しないとサポーターが許さないのでしょうね!
また、この移籍に際してバルセロナ側から「FFPの違反が〜」のような苦情でイロイロあったようです!
PSG側もそんな事は想定内の話しでしょうから、特に心配はいらないと思いますけど(笑)
さて、そのネイマールですが、はたしてリーグアンでどれくらいの活躍をみせてくれるのでしょうか?
一般的に考えたら(ピケがツイートしていたように)リーグのレベルが低いと考えがちなので、リーガにいる時よりもさらに活躍できるはず!となるのですが、リーグアンは欧州のリーグの中でかなり特殊性があるリーグです!
まずは、それに馴染む事が重要になるでしょうね!

ガチムチの大男がファールまがいで止めに来るかと思えば、そんなラフプレーにはやたら寛大な審判がいて、そうかと思えばその審判を欺くプレーや暴言にはやたらと厳しく、また、一試合に数えられないくらいの誤審が乱発する中、ぼこぼこのピッチ又はイレギュラーしまくりの安物の人工芝の上で怪我人が出まくり、挙げ句のはてにはサポーターはピッチに物を投げまくっては年間2〜3試合は必ず無観客試合になる「とても愉快な」リーグアン!
また、試合日程もプレミアリーグを凌駕する試合数(ローテーションはするでしょうけど)になりますので、そこも大変でしょうね!

もちろんこんな環境でも彼ならばサポーターを喜ばすスーパープレーを見せてくれると思います!

期待しましょう!

そういえば、ネイマールは左WGのポジションになるのでしょうから、フランスダービーでマッチアップするのは酒井選手になるんですね!
なるほど、これは楽しみだ!
2017/8/6(日)1:30

☆若葉
神童?天才?怪物?
J2の町田がドリアン・バブンスキー選手を獲得して試合出場の為にJ3鹿児島にレンタルという記事をみかけました。
ドリアン・バブンスキーは名門レアルマドリードユース出身の今月に21歳になるFWです。名門バルセロナユース出身のJ1横浜F・マリノスに所属する23歳のMFダビド・バブンスキー選手の弟でもあります。
欧州強豪クラブ下部組織出身といっても大概は3部くらいに落ち着くみたいですしスペイン3部はJ1でなかなかレギュラーが取れない指宿選手が10得点できたことからもレベルは高くないと思われます。Jでの二人の実績がどうなるか注目しています。
少し前にノルウェーの神童といわれ15歳で欧州最年少代表デビューしレアルマドリードに入団したエーデゴーア選手も今年19歳になる年齢で試合出場の為にオランダのヘーレンフェーンで頑張っています。そう小林祐希と同僚です。エーデゴーアは今季は14試合0得点でした。欧州リーグ予備予選では公式戦初得点したみたいですね。
世界的ビッグクラブでスター選手と毎日練習するよりも公式戦の出場を優先したようです。
日本でも宮市が18歳でいきなりアーセナルに入団しもう25歳になってしまいました。
丸岡も18歳でドルトムントに入団しましたが今はJ2の長崎にいます。ただまだ21歳なのでJ2無双した実績で欧州再挑戦できる可能性もあります。いかに公式戦での試合出場と結果が重要なことはカテゴリーがJ3でも昨年堂安律が高校3年でMFながら10得点してJ3無双して今年J1にステップアップし序盤戦に3得点しU-20W杯でも3得点した実績でオランダのフローニンゲンに入団したことからもわかります。堂安律は19歳です。そう、ノルウェーの神童エーデゴーアに並ぶところまできました。ベルギーのFW久保裕也選手も高校生3年でJ2で10得点した実績でスイスに移籍しましたからカテゴリーが低くても公式戦の試合出場と結果が大事なことがわかります。
日本では久保建英 中井卓広 サイゴダードが注目されています。サイゴダードは今夏に横浜F・マリノスのキャンプに参加したようですね。入団テストに落ちたのではないだろうか?サイゴダードは20歳なのでトッテナムユース出身とはいえ公式戦に出場しないとそろそろヤバそう。
プレミアリーグの下部組織はプレミアリーグ2と呼ばれ昔のJリーグのサテライトみたいな感じなので残念ながらイングランド2部とか3部とかではありません…。サイゴダードはサテライトで2年間で1得点だそうです…。10番をつけているとの事ですが試合ごとに背番号が違うみたいです。これはトップ昇格は難しそうですね。早く公式戦出場できるクラブに移籍したほうがよさそうです。
久保建英も今は16歳の高校生ですが18歳でバルセロナに戻る噂がありますが、バルセロナならそれまでにJ1ベストイレブンくらいの実績がないと難しいのではないでしょうか?正直J1ベストイレブンでも物足りないのかな?じゃあJ1MVP?
そもそも韓国の至宝と言われたバルセロナユース出身のイスンウがトップ昇格できなかったことからも戻れない可能性もあり
J3やJ1で実績を作れないレベルなら戻らないで試合出場できるクラブのほうが成長するかもしれません。
久保君には今年か来年にJ3無双とかしてJ1にステップアップしJ1ベストイレブンを取得してバルセロナが獲得したいと思わせる活躍を期待しています。
公式戦でのリーグ戦年間出場が一番成長すると思いますのでいきなりJ1が難しいならJ3で公式戦出場で堂安律みたくJ3無双してからでも遅くはありません。まだ高校1年生です。公式戦にたくさん出場してほしいです。そして東京五輪の話題をさらってほしいものです。
2017/8/1(火)13:27

☆関西人
ペトロ解任
浦和のペトロヴィッチ監督が解任されたという。
色々紆余曲折あったけど、結局は解任か…。
彼には、選手からの人望があるようだ。
以前に「次負ければペトロ解任」という試合があった時、選手たちは奮起して勝ったもんね。
点を決めた阿部なんて、珍しくゴールパフォーマンスで雄叫びを上げてたのが印象深い。
主将として、愛弟子として、何とかペトロを守りたかったんだろう。

ペトロの愛弟子といえば、大体は広島時代からの選手たち(柏木や槙野や西川や森脇など)だが、阿部の場合は違う。
とはいえ、まぎれもなくペトロの寵愛を受けてる選手のひとり。
というか、阿部のようなオシムチルドレンって、ペトロとの相性がイイように思えるんだ。
確か、ペトロってオシムの下でコーチやってたこともある人でしょ?
言われてみれば、浦和のサッカーって少しオシムっぽさがある。
もし、あの時オシムが脳梗塞で倒れてなければ、その後のオシムジャパンは今でいう浦和っぽいサッカーを完成させてたのかもしれん。

あの師匠にして、この弟子あり。
悲しいかな、ペトロはオシムから脆さまで受け継いだっぽいよな。
オシムは名将とされてる一方、アジア杯では準決勝に負け、3位決定戦に負け、結局は大会4位止まり。
志なかばで病に倒れたこと含め、どう考えても運の無かった人でしょ。
ペトロも、昨年はJで年間勝ち点1位を取りながらチャンピオンシップに負けて最終的にリーグ2位。
1年ズレてりゃ、1ステージに戻ったワケだから普通にリーグ優勝だったのに。
つくづく不運な人だわ。
10年以上もJの監督やってて、獲ったタイトルがあまりにも少ないし。

一応、浦和は掘コーチが監督昇格ってことは、既存のペトロ路線継続でいくっぽいな。
掘さんが「第2の森保一」になり、前任ペトロのサッカーは否定することなく、ただし脆さだけは補強する、という過去の広島の流れを期待したいところだね。
私は、ペトロのサッカーそのものを否定するつもりは毛頭ないんだ。
むしろ、アイデアは素晴らしいよ。
日本人のストロングポイントを十分に考慮してあるサッカーだし。
でも、ぶっちゃけペトロが辞めることは浦和にとってプラスになると思う。
彼の勝負弱さ、やっぱチームの足を引っ張ってなかった?
ペトロが退いた後、広島はむしろ強くなったよね。
私が思うに、ペトロという監督は育成手腕一流、人心掌握一流、チーム企画力一流、ただし勝負師としては三流。
采配は三流。
なんか、最後の最後の部分で仕上げがヘタクソなのよ。

なんつーのかな、ペトロって本質が「作画のヘタクソな漫画家」なんだと思う。
ただし、ストーリー作りは異常に上手い、というタイプ。
ほら、たとえば「デスノート」の原作者・大場つぐみの正体は、昔「とってもラッキーマン」を描いたガモウひろしだという話は有名でしょ?
ガモウひろしは非常に面白い話を作る天才漫画家だったが、作画が異常にヘタクソゆえ、ブレイクしきれなかった人である。
しかし、企画力やストーリー作りがあまりにも傑出してるもんで、ジャンプ編集部はガモウに絵を描かなくて済む「原作者」として「デスノート」を作らせたらしい。
異常に絵の上手い漫画家・小畑健をパートナーの作画担当にして。
そうなんだ。
私が思うに、ペトロはガモウひろしみたいな位置付けなのよ。
企画力はある。
それも異常にある。
ただし、作画はヘタクソ。
それも異常にヘタクソ。
だから、彼みたいなタイプは監督じゃなくて「原作者」にすりゃイイのよ。
必ず、作画の上手いパートナーを付けて、という条件で。
「北斗の拳」における武論尊+原哲夫、「美味しんぼ」における雁屋哲+花咲アキラ、みたいな感じでさ。
ペトロひとりに作品を託した浦和および広島は、ちょっとそのへんが甘かったね。
2017/8/1(火)1:03

☆関西人
リーダー気質
今、日本サッカー界で旬だなぁと思うのが名波浩である。
彼、監督4年目だっけ?
磐田の一時期の凋落っぷりを思えば、4年で今この位置につけてるのは順調である。
この間に小林祐を欧州に送り、小川航を東京五輪代表に送ったワケだし。

もともと、監督の資質があった人なんだと思う。
磐田の選手たちのコメントを聞いてると、彼の人心掌握はなかなかのものだ。
思い出せば、昔から彼は仲間内からの人気が高い人だったかと。
フランスW杯の時のこと、日本代表が合宿で宿舎に泊まると、名波の部屋が中堅選手たちの溜まり場になってたという話をよく聞いた。
岡野、森島、服部、平野、中西、このへんのメンツは名波の部屋でTVゲームしたり、プロレスごっこしたりする常連だったそうだ。
気がつけば人の輪の中心にいる、というタイプっているでしょ?
きっと名波はそういうタイプで、生粋のリーダーなんだと思う。
ひとくちにリーダーと言っても、ツネ様みたく生徒会長型のタイプもいれば、カズのようなカリスマ型のタイプもいる。
おそらく名波は、そのどちらでもない。
もっと自然体のリーダー像だろう。
本人が自覚してるか無自覚かはよく分からんが、普通に周りから人が寄ってくるタイプ。
そこは人格面の魅力、としか言いようがないなぁ。
俊輔が磐田に移籍したのも、名波さんがいたから、という話だ。

よく考えりゃ、代表チームなんてリーダーたちの集合体だよね。
彼らは子供の頃からチームで一番上手いもんだから、お山の大将として育ってきた人間が非常に多いと思う。
名波も子供の頃のアダ名が「ジャイアン」だったというから、そういうタイプだったかと。
しかし、そんな大将たちばかりを寄せ集めたのが代表の基本構造。
その中でもなおリーダー的存在になれた名波って、どんだけ生粋のジャイアンやねん、と思うよね。
彼が代表の移動バスの中で毎回ミスチルを熱唱してたのは有名な話だが、まさにジャイアンのリサイタルそのまんまじゃないか(笑)。

こういう生粋のリーダーって、監督やらせても本質がリーダーだから背伸びの必要ないし、選手との距離感も自然である。
普通の人、いわゆるリーダータイプじゃない人が監督やろうとすると、どうしても背伸びをするもんだからコジらすことあるでしょ?
選手との間に一線を引いて、「俺は監督だぞ」オーラを出しちゃったりして、一種の虚勢である。
それはそれで別にイイと思うが、私は上司にするなら名波タイプがイイなぁ。
選手の時も、TV解説者の時も、監督になっても、ず〜っと名波は名波のイメージのままだから、なんか常に安心感があるだ。

さて、少し気になるのは現代表である。
今のチームに、名波タイプっている?
それこそ代表合宿の宿舎で、部屋がみんなの溜まり場になるような選手っているんだろうか?
というか、今の代表宿舎が個室か相部屋かもよく知らないけど。
意外と、ハリルってそっち系のコミュニケーション能力を見てるような気がするんだわ。
なぜ槙野が外れない?なぜ浅野が外れない?とよく指摘されるが、それは彼らが人の輪の中に進んで入るタイプだからだ、という気がするね。
2017/7/26(水)16:54

☆関西人
必然じゃなく偶然
続きね。

豪州のような強豪を相手にして、ドリブルで抜いてゴールとか、華麗なパスワークから崩してゴールとか、そういう綺麗な形の得点はまず期待しない方がイイと思うのよ。
向こうにとっては敵地、ちゃんとブロック敷いて守ってくるでしょ。
ああいうデカくてパワーある奴らにゴール前を固められると、さすがに綺麗な形は無理さ。

ハリルは、球を奪ったら即に裏を狙え、というのをベースにしている。
実際、裏を取るシーンは何度か出てくると思う。
でもそのシーンって、基本的に裏を取った日本側は敵陣で数的劣勢なのよ。
それをモノともせず、裏を取ったFWが単独でぶっちぎれるのなら得点まで期待できるだろう。
でも、ほとんどの場合は単独じゃ難しくて結局は味方のフォロー待ちになり、気がつけばせっかく裏を取った意味がほとんどない形に…。

よって私は、中央突破は豪州相手だと難しいと思う。
攻略は、あくまでサイドだ。
日本のお家芸、WGとSBの二枚刃攻撃はそれなりにサイドを支配するはず。
ただ問題はそこから先、どうやってセンターに球を運ぶか、だよね。
普通に山なりのクロスを上げりゃ、制空権の問題で普通に跳ね返されちゃう。
ボール落下地点が読めるパターンだと、あとはパワー勝負になっちゃうから。
だから、むしろ日本の攻撃は「落下地点が読めないパターン」の方がイイんだ。
一番分かりやすいのは不可測のイレギュラーバウンド、みたいやつね。
そっちの土俵なら、パワー勝負じゃなく反射神経勝負、アジリティ、小回り勝負の世界である。
そっちの土俵に持ち込めば、意外と【日本>豪州】なんじゃないかな。

そう、勝負のポイントは「不可測」だと思うんだ。
分かりきったパスは、普通にパスカットされる。
分かりきったクロスは、普通に跳ね返される。
今の日本がやってるのは、まさにその繰り返しである。
私は、ミドルシュートとか、もっと打つべきだと思うのよ。
日本人選手がミドルを打たないのは、そこにシュートコースがないからでしょ。
そこがマトモすぎ、生真面目な官僚的発想すぎる。
別に、シュートコースなんてなくてもイイじゃん?
シュートが敵DFに当たってもイイじゃん?
尋常じゃない豪速球がくれば敵もさすがにうまくクリアできず、クリアミスが生じるだろう。
そのクリアミスになった球は、どこに落ちるかなど不可測の要素。
じゃ、その「不可測」への反射神経、アジリティの領域で日本人が勝負するのも戦略としてありなんじゃないの?

よくFWのスーパープレーとして3人のDFをドリブルで抜いてシュートとか、華麗にジャンピングボレーでシュートとかあるけど、この世にある多くの得点はそういうスーパープレーから生まれるワケじゃなく、普通にそこにいたFWがただゴールに押し込むだけの「庶民シュート」が多いよね。
でも大事なのは、そこにFWがいた、という偶然なんだ。
これを「FWの嗅覚」と小難しい話にしたいワケじゃなく、私はこういうの、偶然、たまたまそこにいただけの話だと思うのよ。
で、得点ってのは、こういう偶然が一番大事。
「不可測」なりにもそこにいて、その幸運な偶然を一瞬の反射神経で対応してモノにする、というのはまさにFWの真骨頂じゃないか。

しかし我々は民族性なのか、どちらかというと偶然を嫌い、必然を好む。
だから必然を生む為の準備をきっちりするし、また逆に準備してないことはできるだけしようとしない。
日本にスーパーなFWがなかなか生まれないのは、まさに原因がそこだと思うんだけどなぁ。
必然ばかりでサッカーを組み立てて、偶然をあまりにも軽視してるから。
ストライカーなんて本来、必然、予定調和、そういうのとは最も遠い所で生きるアドリブ系人種のはずなのに…。
2017/7/25(火)12:19

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