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過去ログ470 2015/2/15 22:47

☆関西人
決定力不足
代表監督が誰になるにせよ、ついて回る課題は相変わらず日本の決定力不足なのは依然変わらぬこと。
アジア杯UAE戦、ウチが30本以上のシュートを打っても僅か1点しか入らなかったのは、もはや監督云々以前の話。
あれをもってアギーレを無能だと責めたところで、逆にアギーレが一番ビックリだったんじゃないかな。
ウソ〜、何でこんなにもシュート外すの?いくら何でも冗談でしょ?って。

ホント、何でこんなにも日本代表はシュートが下手なんだろう。
そもそも技術がない?
まぁ突き詰めれば結論はそうなんだろうが、でもこのチームには欧州でちゃんと得点してる選手も含まれてるワケで。
だから、ヘタクソという短絡的な話で終わらせてしまうのは少し違うと思う。
クラブでは点を取れるのに、代表では点を取れない。
一番の問題は、そこだよね。

聞けば、UAE戦における日本のボール支配率は68%だったという。
そしてシュート数が35本(敵は3本)CK18本(敵は0本)。
データを見る限り、もう圧倒的じゃん。
さすがに、普通ここまでの極端なシチュエーションはなかなかないだろう。
逆にここまでになると選手達も普段のリーグとは勝手が違いすぎて、その必然として普段のようなプレーをできなくなる。

ある意味じゃ、ポゼッションを極めることでウチは自分で自分の首を絞めてるんだよな?
敵はこの状態に適応して、当然だけど自陣に人数をかけてくる。
ちゃんとブロックを形成して、シュートコースを消してくる。
それに対して、日本はパスとドリブルで細かく揺さぶる。
すると一瞬、確かにコースが空くんだよね。
それこそ、僅かにコンマ何秒だが。
でもさ、そのコンマ何秒というところが実はミソなんだよ。
仮にそこで時間を1秒も費やせば、その間に敵に寄せられて完全にコースを消されてしまう。
もちろん、寄せられても体躯があればブロックして強引にシュートへ持ち込めるんだろうが、サイズのない日本人は基本それに適性がないし…。

その点、香川はまさに日本にとっての希望の星だったワケさ。
それこそ調子が良い時の彼は、そのコンマ何秒という中でコースを完全に見切る。
GKが反応できない所へとシュートをうまいこと一瞬でコントロールする。
まさに、コンマ何秒の達人だった。
…ただ悲しいかな、こういう特別なシュート感覚は不思議と安定して継続しないもんです。
多分、これって普通に技術というより神経の領域でしょ?
あるいは脳の領域かもしれん。
それこそ神経回路の接触が良い時は、巨人の川上哲治じゃないけど「ボールが止まって見える」とか「ボールの縫い目が見える」とか、神の領域に到る。
サッカーの場合も「周りが止まって見える」ようなマトリックスのキアヌリーブス状態の時は、そりゃコンマ数秒もあれば余裕でコース狙えるよね。
ただこれは、おそらく普通に練習で会得できるのとはまた別の領域なんだよなぁ…。

今、香川の神経回路は決して接触が良くない。
復活には、正直もう少しかかりそう。
だから私はそんな曖昧な覚醒に期待するより、もっと別の道を模索する方が現実的じゃないかと思うんだ。
たとえばコンマ数秒でシュートを打っては入らないというなら、1秒以上かけて打てるシチュエーションを模索すればイイ。
1秒以上をかける?
もちろん、それは敵と至近距離のPA内およびPA付近では難しい。
なら、ちょっと離れた所からミドルだろ。
幸い、日本にはプレッシャーさえなければ精度あるキックを蹴れる選手が複数いるんだ。
よく考えたらFKなんて、敵があれだけ壁を作って妨害してるのに直接決まることが案外ある。
あれは、キッカーがちゃんと精度あるキックを蹴れてるからだろ?
なら、流れの中でもそれを狙えばイイじゃん。
ゴール前だとプレッシャーがキツくて精度あるシュート蹴れないというなら、ゴールから離れた所で精度あるシュート蹴ればイイじゃん。
というか、代表合宿はひたすらそういうシュート練習をすりゃイイじゃん。

もちろん、逆にミドルばっかりだとまるでお話にならないけどね。
ただ今の日本は敵を過剰に崩してゴールに迫るもんだから、必然としてフィニッシュは完全に包囲された中で迎えることになる。
それはそれでイイんだけど、たまには包囲される前に打つということをしとかないと、明らかに敵はウチのやり方に慣れてきてるよ。
たまには、ズドーン!といっとかないと。
2015/2/15(日)22:47

☆関西人
理事会A
今後の協会を語るにおいて、一番ポイントになるのが来年3月に実施されるという初の会長選挙だろう。
これはFIFAの指導により、日本も実施せざるを得なくなかったという。

「え?今まで選挙してなかったの?」と思うかもしれんが、一応制度はあったが無投票決着が従来のしきたり。
まず「推薦委」なる協会上層部数名によって組織された機関が存在しており、そこで次期会長を誰にするか、また理事の昇格をどうするかなどの人事が密室で決められてきたワケね。
その「推薦委」の委員長を長年務めてきたのが、他ならぬ川淵さん。会長退任後もそれは続いていた。
ただ、今は彼もそこを退いて現委員長は小倉さん。
ちなみに田嶋さんもこの委員会には長年入っており、一方で原さんは入ってない。
…実は世間で思われてるほど、原さんって権力ないのよ?
権力としては、小倉・田嶋ライン(古河閥)の方がよっぽど強いってこと。

でもさ、仮に今後オープンな選挙で人事を決めようというならこの「推薦委」は実質いらなくなるんじゃない?
となると、協会の権力構造は今後大きく変わるのかも。
聞くところによると、投票権を持つのは全役員・全評議員だという。それは70名を超えるらしい。
そしてその票の大半は、各都道府県から出ている評議員によって占められている。

ああ、流れが何となく読めてくるわ。
おそらく、会長選に出馬する候補者たちはこの地方勢力と取引していくんだろう。
「もし私に投票してくれたら、あなたの地元に○○大会を誘致するよう私が計らいますよ」的なやり取りは必ずや出てくるだろう。
皆さんも国政を見てるからよく知ってるだろうが、そもそも選挙とは利権とカネがポイントである。
ビジョンが優れた奴が勝つんじゃない。
うまく根回しできた奴が勝つんだ。

で、皆さんは自分の地元のJFA評議員が誰かを知ってる?
たぶん、知らんだろう。
私自身も知らんし(笑)。
でも、意外とこの地元評議員ってのが我々にとって大事になるのかもね。
だって、彼らが投票権という形で協会の人事を握ることになるんだから。
我々も協会の会長や専務の悪口をネットでゴチャゴチャ言ってるヒマがあるぐらいなら、まず地元の評議員が誰であるかを調べるところから始めた方が絶対イイさ(笑)。

あと、もうひとつ選挙といえば今年重要なのがFIFA理事選。4月にあるだっけ?
前回は落選したが、田嶋さんが今年再出馬するみたいだね。
彼のことはあまり好きでもないが、でも日本を代表して出馬する以上は私も応援したいと思う。
ぜひ勝ってほしい。
FIFAとのパイプは絶対必要だからね。
よく皆さんは、会長の上に君臨する川淵&小倉の両名誉会長を「こんな老害いらんやろ」程度に考えてると思うが、実際彼らはまだまだ必要なのよ。
なぜって、彼ら以外にブラッターとサシで話せる人材は協会にまだいないんだから。
まぁ、それも田嶋副会長さえFIFA理事になれればお役御免になるワケで、早いこと協会も両巨頭から自立したいよね…。

ただ、ひとつ思ったんだ。
もし田嶋さんが今年FIFA理事に当選したとして、そうなると来年JFA会長選には出馬しないってことか?
小倉さんの例を見る限り、会長とFIFA理事との兼任は多分ないだろう。
ええっ?大本命の田嶋さんが会長選出馬しないとなると、じゃ一体誰が出るのよ?
…と、ワザとらしく言ってみました(笑)。
2015/2/14(土)12:41

☆関西人
理事会
昨日の理事会、大仁さんや原さんの処分が軽かったことにイラッとした人も多いかと。
その気持ちは分からんでもない。
ただ、これに対してあまりにもヒステリックになりすぎるのはあれだな。
多くの人が、「大仁と原さえ辞めれば協会は今よりマシになる」と信じて疑ってないでしょ?
でも、その根拠は極めて曖昧。
みんな、フワッとしたイメージに終始している。
私は、そういうのが気持ち悪くね。
ちゃんと現実的なところを詰めておきたい性格なんだわ(笑)。

じゃ、今回はそのへんをキチンとシミュレーションしてみるね。
仮に昨日、大仁・原・霜田の三人が引責により理事会で更迭されたとしよう。
そこまではイイんだ。
ただ問題は、その後のこと。
トップを切れば、当然新体制を組まなければならん。
多くの更迭論者はその肝心の新体制に何の具体的ビジョンも持たないまま、ただブッ壊せばイイみたいな感じだからタチが悪いんだよ。
な〜んにも考えず、ただ感情だけで協会をブッ壊そうとする奴らは大仁・原よりよっぽどタチが悪い。

じゃ、具体的なシミュレーションに入ろうか。
まず、大仁会長が更迭されるとどうなるのか?
…別に、どうもならない(笑)。
ただ普通に、副会長の田嶋さんが会長に繰り上げとなるだけのこと。
ほとんどそれ以外に選択肢はないだろう。
「いや、岡ちゃんを新会長にしようぜ」とか「それよりカズがイイな〜」とか皆さんが思ったところで、それらの人物はそもそも協会理事ですらないので、いきなり会長になる可能性はゼロです。

じゃ、次は原専務理事が更迭された場合。
この専務理事というのは、常務理事よりひとつ格上のポジション。
よって原さんが辞めたら、今いる常務の中から誰か一人がその空席に入るんだろう。
ちなみに、今の常務理事メンバーは↓の通り。

小川勇二
藤縄信夫
松崎康弘
中野幸夫
植田昌利

つーか、よく知らん人ばっかり(笑)。
ただ、この中に一人実は大物がいる。
それは中野幸夫さん、アルビレックス新潟の元社長ね。
この人は次期チェアマンも噂されてて、協会では「欧州人脈の原」に対抗できる「アジア人脈の中野」。
最近JFAはやたらアジア諸国とパートナーシップ契約を結んでるが(シンガポール・タジキスタン・UAE・ヨルダン・ベトナム・イラン)、その陰にはやはり中野さんの尽力がある様子。
多分、専務候補としては筆頭格だろうね。

じゃ、次は新技術委員長。
この委員会の中心メンバーといえば、以前にも書いたが今回の監督選考に携わってる例の6人組。
いや、霜田さんを除くから5人か。

山口隆文
久米一正
鈴木満
木村浩吉
中西大介

普通に考えて、この5人の中からの誰かになりそうだね。
理想をいえば久米さんか鈴木さんのどちらかがイイんだが、これを引き受けるには今のクラブを離れなくてはならないのが最低条件。
ともにクラブで重責を担ってる二人、そんな簡単に引き受けられるかな?
私は無理だと思う。
事実、鈴木さんは以前に断ってるし。
じゃ、他に誰がいる?
まず山口さんは既に育成部の委員長だから除外だし、中西さんはそもそもサッカー畑の人じゃない(サッカー経験ないとの噂)から論外。
となると、消去法でもう木村浩吉しかおらんわ(笑)。
あとは、以前鈴木さんとともにサンフレッチェの織田強化部長にも委員長オファーしてたから彼も有力候補なんだろうが、またこれがタイミング悪いことに今後サンフレッチェの社長に就任するんだってさ。
あと待望論のあった宮本恒靖だが、彼もつい先日にガンバ入りしたばかりだし…。
はい、やっぱり木村浩吉に決定(笑)。

というワケで、新体制の輪郭が大体見えてきたね。

会長・田嶋幸三
副会長・村井満(留任)
副会長・馬渕明子(留任)
専務理事・中野幸夫
強化部技術委員長・木村浩吉
育成部技術委員長・山口隆文(留任)

ちなみに↑の副会長馬渕さんは本職が美術畑の人で、もともと畑違いだから協会の権力ヒエラルキーからは外れている。
だから、ラインはあくまで
【田嶋〜村井〜中野〜木村】
となるワケです。
もちろん、このラインの上には相変わらず川淵さんがいるんだけど。

で、どう思う?
なんとなくこの幹部のキャラクターは、「国内リーグ重視」「アジア外交重視」という印象。
思いっきり欧州を意識してた原さんのカラーとは180度方向転換。
それこそFIFAランク50位台らしく、こぢんまりと身の丈に合った運営になっていきそう。
堅実といえば堅実。
まぁ、地道にこういうのもありかもしれないね。

もちろん大仁さんも原さんも霜田さんも更迭されなかったんだから、こういうシミュレーションを書いてること自体意味ないことさ。
でも、昨日の理事会の動向次第ではおそらくこうなってたんだよ。
これが良いことか悪いことか私には分からんけど、皆さんも一度深く考えてみてほしい。
ただ既存体制をブッ壊すことを要求し、「あとは知らん」「あとは何とかなるでしょ」とか思考停止するんじゃなく、もっと具体的にあとのことを考えてほしいのよ。
2015/2/13(金)21:27

☆関西人
カテゴリー
日刊スポーツは、次期監督の候補者リストを
@スパレッティ
Aラウドルップ
Bマガト
という優先順位で報道している。
一体どこから入手した情報かは知らんが、びっくりするのはBだよね。
まだ@とAは分からんでもないが、Bだけは明らかに毛色が違うだろ〜。
そのぐらいのことは日刊スポーツもまた百も承知だろうに、それでも敢えてこの記事を掲載したところに何か不気味な怖さを感じる…。

これがガセ報道というならまだ救われるが、仮に真実だとうなら私は技術委員会が考えているコンセプトを全く理解できないね。
スパレッティとマガトを同一線上に置く神経がまず理解できん。

じゃ、話をもっと解りやすくする為に今回は少し図解してみよう。
私が考える歴代代表監督のカテゴリー分けは、ざくっと↓の通りである。

【図@】

(テレサンターナ)・攻・・(ゼーマン)
・・・・・↑(ペップ)
ジーコ・・↑ザック・トルシエ
ファルカン↑オシム
保守←←←★→→→モダン
・・・・・↓・・アギーレ
・・オフト↓岡田
・・・加茂↓・・(カペッロ)
(クラマー)・・守

ちょっとゴチャゴチャしてて解りにくいね。
何となく、イメージだけ捉えてもらえばイイよ。

じゃ、今度は↑のカテゴリーをもっと解りやすくする為に、この座標を「タモリのボキャブラ天国」っぽく表現してみるね。

【図A】

・・・・・インパクト
・・・・・・↑
(馬鹿パク)↑(インパク知)
・・・・・・↑
馬鹿←←←←★→→→→知的
・・・・・・↓
(馬鹿シブ)↓(シブ知)
・・・・・・↓
・・・・・シブい

で、図@と図Aを重ねて見てほしい。
一応、タテ軸とヨコ軸の指標は
【攻⇔インパクト】
【守⇔シブい】
【モダン⇔知的】
【保守⇔馬鹿】
という当てはめ方である。
すると座標は、4つのカテゴリーに分けることができる。
このへんは「ボキャブラ天国」を見てた人ならよくご存じだろうが、それは「インパク知」「シブ知」「馬鹿パク」「馬鹿シブ」の四分類。

じゃ、それを踏まえてもう一度図@を見てちょうだい。
すると、監督のキャラクター分けがより一層解りやすくなるんだ。
具体的には↓の通りである。

【インパク知】
ザック、オシム、トルシエ
【シブ知】
岡田、アギーレ
【馬鹿パク】
ジーコ、ファルカン
【馬鹿シブ】
オフト・加茂

大体、こんな感じ(笑)。
性格分けとしては、
【インパクト知】→ビッグクラブ系
【シブ知】→プロビンチア系
【馬鹿パク】→旧ラテン系
【馬鹿シブ】→旧ゲルマン系
というイメージ。

これを見て気付く点としては、昔の代表は「馬鹿」軸で上下動しており、一方で近年の代表は「知的」軸で上下動してるということ。
つまり、今後日本代表が進むべき道は【インパク知】か【シブ知】しかないワケよ。

おそらく、スパレッティもラウドルップもこのへんは「知的」軸だろうよ。
だけどさ、マガトだけはどう考えても典型的な「馬鹿」軸じゃない?
だから、根本的におかしいんだってば。

ひょっとしたら霜田さん、若い頃はサッカーばかり見てて「ボキャブラ天国」見てなかったのかな?
それ、ダメだよ。
基本的に私は、タモリさんをリスペクトしないサッカー人は認めないぞ。
2015/2/12(木)20:18

☆関西人
交渉の歴史A
あともうひとつ、今までの代表監督人事で一番最悪だったケースを挙げておきたい。
古い話だからもう忘れてしまった人も多いだろうが、「幻の代表監督」ネルシーニョの事件。

あれは96年のことだね。
当時の技術委員長は、川淵さんの後を継いだ加藤久。
彼は就任して早々、「加茂じゃW杯出場は厳しい」と判断した。
今にして思えば、それは慧眼。
彼は行動力もあり、すぐにヴェルディ監督・ネルシーニョとの交渉をスタートしてほぼ仮契約まで漕ぎ着けた。
じゃ、あとは加茂を更迭だ、というところで長沼会長からストップが入り、理事会の全員一致で加茂続投が決定したという。
長沼会長いわく技術委員会に監督を更迭する権限はなく、更迭権はあくまで理事会にある、と。
…はぁ?
当然、ネルシーニョはキレた。
「日本の協会には長沼と川淵、腐ったミカンがいる」という名言を残してブラジルへ帰っていった。
これ、私は日本サッカー史に残る恥だと思うけどなぁ…。

ただこの問題で、実は技術委員長に監督のクビを切る権限がないということが初めて明確になった。
え?そうだったの?前任の川淵委員長は独断でファルカン更迭してなかったっけ?
…はい、多分川淵さんは特別なんです(笑)。
でも普通の一般人が委員長をやる場合は、更迭権はないんです(笑)。
後にトルシエ更迭騒動が起きた際も、大仁委員長ではなく岡野会長が「判断は私に一任してほしい」と言って続投を決定。
要するに、これは会長の権限みたいだな。

このルールが今でも同じなのか、実は私もよく知らない。
ただ、確かに協会の規約を見ると技術委員会の役割は「代表監督の推挙」「チーム編成案の作成」「チーム強化」などは書かれてるが、どこにも監督の更迭権には触れられてない。
多分、変わってないんだろうな。
つまり、原さんや霜田さんにアギーレやザックの更迭権は最初からなかったワケよ。
それを持ってたのは、あくまで大仁会長。
そこは取り違えちゃダメ。

近年で監督を途中解任した例といえば、
95年のファルカン(長沼会長)
97年の加茂(長沼会長→責任とって自分も辞任)
15年のアギーレ(大仁会長)
ということで、そんなに多いワケじゃない。
…あ、犬飼会長は岡田さん解任ギリギリまでいってたみたいけどね。
岡田ジャパンの不振を見て、水面下でブッフバルトと交渉してたらしい。会長自ら。
そんなことされて立場ないのは、技術委員長の小野剛(岡田さんに監督オファーした張本人)だよ。
協会規約で明示されてる「代表監督の推挙」という委員会権限すら無視されたワケだし。
さらに犬飼さんは、小野さんを「育成部技術委員長」に左遷して代表から隔離。
代わりに子飼いの原博実を「強化部技術委員長」に抜擢して岡田切りの準備を整えた。

でも、結局犬飼さんはその岡田切りを敢行しなかったよね?
何で心変わりしたのか真相は解らんけど、それを抑止したのって実は原さんだったんじゃないかと私は思うんだけど。
だって、確かに原さんにとって犬飼さんは三菱閥の大親分に違いないが、同時に岡田さんの方は早稲田サッカー部時代の先輩、チームメイトだったワケで。
これは板挟みで非常に辛い立場だっただろうが、おそらく彼なりにうまいこと犬飼さんを懐柔したんじゃないかなぁ?

何にせよ、こういうのは濃厚な人間ドラマだよ。
みんな人間だから色んな葛藤があって、思わぬ方向に事態が転んでいくこともある。
まさに今だって、協会内では色んなドラマがあるんだと思うぞ。
監督人事を見て、その裏の人間ドラマを妄想するのは意外と楽しい。
2015/2/11(水)23:23

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