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過去ログ435 2014/1/19 18:43

☆Jリーグ◆ajIa
世界一とは?
個人的にはミュラー選手を早く世界一にしてあげたいんですが、彼も孝行息子タイプですよね。

やっぱり、評価基準がプレーだけでなく人間性も含まれる様になりつつあるんでしょうか?

…だとしたら、ロナウドと同じくらい今季のバロンドールにこだわっていたリベリの気持ちもわかりますね(^_^;)。
2014/1/19(日)18:43

☆関西人
時代のヒーロー
少し前の話になるが、欧州バロンドールがCロナウドに決まったというニュースを聞いた。
と言っても、それほど話題にはなっていない。
「あ、やっぱりね」「でもメッシが負傷してたから繰り上げでしょ?」程度の反応。
ただし本人は授賞式の壇上で泣いたというんだから、ここ数年ずっと「メッシに次ぐ二番手」というポジションに甘んじてきたことは悔しい思いをしてきたんだろう。

実際、我々は「世界最高のサッカー選手は?」と聞かれた場合、まず「メッシ」と答えてしまう。
よくよく考えりゃ、Cロナウドの方がメッシより優れてる要素もたくさんあるんだけどねぇ。
まずは、あの体格。
背が高くて空中戦にも強く、実際ヘディングでの得点数はメッシより遥かに上である。
あと、スプリント能力の質。
どこかの大学が両選手の足の速さを比較検証してみたところ、5mのスプリントではメッシの方が速かった一方で、10m以上のスプリントではCロナウドの方が速かったんだそうだ。

そして何より、二人はキャラクターが全然違うよね。
メッシはピッチ内ならともかく、一旦ピッチ外に出ると印象はかなり地味になってしまう。
一方のCロナウドは、ピッチの中でも外でも派手なイメージだな。
女性遍歴がいい例だよ。
メッシの恋人が幼なじみの一般人であるの対して、Cロナウドの場合は結婚してないのに隠し子が発覚するわ、米国スーパーセレブのパリスヒルトンとデキちゃうわ、また最新の恋人もロシア人スーパーモデルだというからホントやりたい放題だね(笑)。
いかにも「レアル」って感じじゃない?
昔からこのクラブは、こういうイメージである。
もともとカネにモノ言わせて他クラブから選手を釣ってくるような文化なんだから、そこにいる選手たちがバブリーになるのも当然といえば当然。
対して、メッシが所属するバルサはちょっとイメージが違うよね。
メッシに限らずイニエスタやシャビもそうなんだが、成功してる割にあまりバブリーなイメージがない。
ああやって下部組織からじっくり育てられて上がってきた選手たちってのは、その必然として「孝行息子」的な感じに育つってこと?
逆にレアルでありがちな「釣られてきた選手」って、その必然としてああいう「放蕩息子」的な感じに育つってこと…?

時代の流れとしては、明らかに今は「孝行息子」の時代だよね。
いや、逆にバブリーな「放蕩息子」がセレブとして持て囃された時代も確かにあることはあったんだよ。
まだリーマンショックが起きる前の頃かな?
そしてちょうどリーマンショックあたりから、バルサがグアルディオラ体制になってレアルを完全に凌駕していくようになった。
言ってみりゃ、メッシなんて投機バブル崩壊後世界の申し子みたいなもんさ。
逆にCロナウドは、投機バブルの残り香を象徴するかのような選手かと。
それこそバブル期ならCロナウドこそが「ヒーロー」でメッシみたいのは「脇役」だったんだろうが、今は逆にメッシの方が「ヒーロー」でCロナウドはむしろ「アンチヒーロー」「ヒール」みたいな位置付けになっている。

あ〜、何となくイメージとして近いのは「巨人の星」だな?
主人公の星飛雄馬は、幼少の頃から親父の英才教育によりストイックな野球漬けの毎日を強いられてきた選手。
非リア充だね。
かたやライバル役の花形満は恵まれた環境で、小学生の頃からオープンカーを乗り回すような超リア充(笑)。しかもイケメン。
言うまでもなく我々にとっては【星飛雄馬=メッシ】【花形満=Cロナウド】のイメージであり、リーガを見てても感情移入としてはやはり「バルサの星」の方を応援してしまう。
つくづくリーガって、ドラマとしてのプロットが実に秀逸だな。

さて、我らが香川が所属するマンUは言わずと知れたCロナウドの前所属クラブであり、またベッカムを見ても明らかなように派手なセレブ的環境だよね。
私は今まで香川に対しては勝手に飛雄馬的なイメージを持ってたんだが、先日ネット上で話題になってた金髪美女と肩を組んで飯食ってる画像見て正直ビミョーな気分になってしまった…。
いや、もちろん彼は独身だから悪いことは何ひとつないんだが、それでもああいうのを見せつけられると羨望や嫉妬とは全く別のガッカリするような感情が湧いてきてしまうのは一体なぜだろうか?
これが10年前の話なら、たとえば中田英が「バイオハザード」ヒロインのミラ・ジョボビッチと密会の報道を聞いてむしろ嬉しかったのに(笑)。

…これも、時代の変化だね。
今の時代が要求するヒーロー像は、確実に軟派から硬派にシフトしてきている。
たとえば、本田だよ。
ここまで氷漬けのロシアでずっと耐えてきた彼のスタンスは実にいまどきのヒーローっぽいし、今後ミランというセレブな環境に変わっても彼の硬派はあまりブレないんじゃないかな?
2014/1/19(日)17:59

☆関西人
翼くんと日向くん
本田がミランでの初スタメン試合で、早速得点を決めたらしい。
これは、実に幸先が良い。
と言っても試合はリーグ戦ではなくカップ戦で、おまけに相手も聞いたことないようなチームだったからあまり喜びすぎるのもあれだけどね。

思えば、本田も年齢的には27歳。
香川ぐらいの年齢ならまだ「じっくり取り組む」のも許されるんだが、本田の年齢だとむしろ最初からフルスロットルで行くべきだろうよ。
ミランは将来性でなく即戦力を見込んで彼を獲ったはずなんだし、こうして1点取ったぐらいで大騒ぎしてたら逆に彼に対して失礼ってもんだ。
彼には、もっと上を目指してもらってもイイとすら思う。

幸いなことにイタリアは、昔から日本のアニメ「キャプテン翼」が欧州でも突出して大人気の国である。
トッティがあれに出てくる必殺シュートの練習をしてて足を骨折したのは有名なエピソードだし、またピルロは三杉くんのファンだと聞くし、またガットゥーゾは石崎くんのファンだとも聞く。
当然この漫画を生んだ高橋陽一先生は、イタリアでは神にも等しい存在。
そしてその神様自らが本田のことを「現実世界で日向くんに最も近い選手」と公認してるんだから、これに対してはイタリアサッカー界としても本田という選手に対して一目置かざるを得ない。
高橋先生のご威光を侮るなかれ。

ちなみに、この高橋先生が「現実世界で翼くんに最も近い選手」として公認してるのが実は香川である。
それなら香川だってもっと英国でリスペクトされてもイイのに…と思うんだが、ちょっと残念な話として英国での「キャプ翼」人気はイタリア・フランス・スペイン・ドイツと比較するとイマイチなんだそうだ…。
理由は明確である。
この漫画の「Wユース編」に詳しい人ならご存じだろうが、高橋先生はこのシリーズの中でイングランド代表を明らかにザコとして描いてるのよ。
当然英国人とすりゃ、面白くないだろう。
また高橋先生は何でサッカーの母国を敢えてザコとして描いてしまったのかって、それには一応の理由があるのね。
言ってみりゃ、時代背景なんだよ。
先生が描いてた「キャプ翼」全盛期は主に80年代〜90年代前半。
この時代って、実は英国サッカー界最悪の暗黒期だったんだ。
有名な「ヘイゼルの悲劇」が起きたのは1985年、これ以降英国クラブはUEFA主催の国際大会出場禁止処分を長いこと食らってしまう。
さらに1989年には「ヒルズボロの悲劇」というダメ押しもあって、もうドン底…。
そんな時代の中で先生は「キャプ翼」を描いてたんだから、劇中で英国を欧州の脇役にしたのはある意味不可抗力。
まさかその後に英国が「プレミアリーグ」としてリニューアルして、そこから僅かな期間で世界最高峰にまで復活するとは当時として全く読めてなかっただろう。

それに対して、当時の高橋先生が欧州最強国として描いてたのが他でもなくドイツである。
まず主要キャラ若林くんの本拠地がブンデスだし、あとシュナイダーやカルツなどドイツ人キャラクターの描き方も他の欧州国とは一線を画すレベル。
先生って、かなりドイツ贔屓なんだよね。
となれば当然、ドイツ人もまた「キャプ翼」贔屓になるだろう。
これ、意外と大事な要素だよ。
実際今のブンデスが数多くの日本人を温かく受け入れてくれてる現実もまた、こうした流れは決して無関係じゃないさ。
最近岡崎は「石崎くん」キャラとして認知されてきたし、個人的には長谷部だって「松山くん」に近いキャラだと思う。あとは清武が「岬くん」になってくれることを願う。

ああ、そう考えると香川って不憫だなぁ。
彼はブンデスだと紛れもなく「翼くん」として愛されたのに、かたや英国に渡ると単なるアジア人のひとりとして扱われてしまう。
英国は、ドイツと違って高橋先生のご威光が及ばない国なんだよ。
これは厳しいなぁ。
後ろ楯も何もなく、彼は実力だけで何とか這い上がっていかなくちゃならんのね…。
漫画の中では【翼くん>日向くん】が揺るがぬ定説だが、現実世界では【翼くん<日向くん】になりそうな気がする。
2014/1/16(木)23:53

☆関西人
高校サッカー
本日国立で高校選手権の決勝があったんだが、見事柳沢の母校・富山第一が全国制覇を成し遂げたという。
しかし、驚いたね。
まさか決勝が北陸ダービーになるなんて。
もちろん富山第一も星稜も昔からサッカー名門校には違いないんだが、それでも両校揃って決勝まで駒を進めるとはさすがに誰も予想してなかったんじゃないかと…。

でも、いまどき「高校サッカー強豪といえば関東、もしくは九州」なんてこと言ってたら時代錯誤だと笑われるのかな?
いやホント、日本サッカーというのはJリーグも優勝を読みにくいもんだけど、高校サッカーもまた同様にして結末を非常に読みにくい大会だね。
これ、日本という土壌の特質がよく顕れてると思う。
文化が浸透すればするほど、全国各都道府県のレベルが均質化していくってことね。
いやもちろん、創成期は違ったよ。ひと昔前には、静岡のレベルが頭ひとつ抜けてた時代も確かにあった。
でもそれは、あくまで創成期の話。
そのうちトレセンやら何やらで「かつて静岡だけが持っていたノウハウ」が全国に拡散・共有されるようになっていった。
これ、協会の確固たる方針だったからね。いわゆる中央主導による「ボトムアップ」、全国偏差値の底上げだよ。

考えてみりゃ、こういうのはサッカーに限らず我が国の教育方針そのもの。
各県の教育水準を均質化することによって、国のGDPを高い水準に持っていくのが中央集権国家のやり方である。
突出した個性を伸ばすことよりも均質に秀才を大量生産、どっちかというと落ちこぼれを少なくすることを優先するような考え方かと。
そのお陰さまで、少なくともサッカーにおいては昔じゃ考えられないほど秀才が全国あちこちに湧いてくるようになった。
今じゃ、どんなド田舎の高校でも普通に「ゾーンDF」や「ダイアゴナルラン」など見せてくれるようになったし。
…凄い時代になったもんさ。

ただ、この均質化により「その土地の色」みたいなもんは逆に消えたかもしれんな。
まあ、そんなもん昔から無かったのかもしれんけど。
でも、昔なら「高校サッカーの色」と「Jクラブユースの色」みたいな差異は少なくともあったような気もするんだ。
今じゃ、そこですらあまり見分けがつかなくなってきてるような気も…。
様々な一流ノウハウが全国一律に浸透したことにより、言ってみりゃサッカー全体が「全国チェーン型」になってしまった印象もあるよ。
そこでの人気メニューは、せいぜい2〜3に集約されてしまう。

まあ、こういうのは私もネガティブな意味だけで書いてるワケじゃないんだけどね。
一応、メリットだってある話さ。
ただしこれが仮に江戸時代なら、例えば薩摩藩と長州藩では志向するサッカーが天と地ほど違ったんじゃないかな、と何となく思って…(笑)。
2014/1/13(月)21:15

☆関西人
ヒーロー
先日、本田のミラン入団記者会見があった。
全部英語での会見ってのがカッコ良かったね。
特にカッコ良かったのは、その喋りがネイティブとは程遠い日本語訛りの英語だったこと。
決して上手い発音ではなかった。
だけど彼はそれに全く臆することなく実に堂々と喋ってたワケで、そこが逆に良かったんだよ。
全然通じてたし。
あれを見て、今学校で英語を習ってるような中高生はまさに目からウロコだったんじゃないか?
ああ、こういう英語でも別にイイんだ、って。
ちょっと、語学コンプレックスが晴れるよね(笑)。

しかしこの会見を見てるだけで、本田はミランでも意外とイケるんじゃないか、という気になってきたよ。
全くビビってないもん。
割と日本人の多くはやる前から「そんな簡単にうまくいくワケねぇよ」と卑屈にネガティブになるもんだが、なぜか本田には昔からそれがない。
逆に「W杯は優勝を目指す」とかトンデモないことをいまだに堂々と言ってしまうワケで、ただしそのせいで彼は今まで実際どれほど恥をかいてきたことか…(笑)。
北京五輪でも去年のコンフェデでもビッグマウスかました後に3戦全敗、あれを思い出せば普通なら「もっと謙虚になろう」とか少しは考えるもんだろう。
でも、彼の場合は何度恥を晒そうがそこの部分がブレない。
決して、保身の為に予防線を張ったりしない。
そこが我々凡人とは180度違う部分だよね。

思えば、昔から「ヒーロー」とはそういうもんだろう。
少年漫画のヒーローを見てると、大体が謙虚ではなく大口叩く奴ばかりである。
「ワンピース」のルフィしかり「スラムダンク」の桜木花道しかり、みんな無言実行ではなく有言実行タイプ。
「勝つか負けるかはともかく、僕はただベストを尽くすだけです」なんてまどろっこしい官僚的なことは言わんよ(笑)。
もちろん、我らが「キャプテン翼」だってそうさ。
あの翼くんも、劇中で子供の頃から「日本をW杯で優勝させる」って本田と全く同じ内容のビッグマウスを叩いてるんだし。
多分、本田もその影響は少なからず受けてるんじゃないかと。
彼のキャラ的には翼くんというより、日向くんだろうけどね。
そういや、日向くんも劇中ではセリエに行ってたっけ…。

そんな漫画の世界と現実の世界を混同してどうすんのよ?と思われるかもしれんが、でもね、今はもう現実が「キャプ翼」に追い付いてしまってるのさ。
昔は荒唐無稽な夢物語と思われてたこの漫画だって、主要選手個々のキャリアを見れば
【日向小次郎】
ユベントス→レッジアーナ(セリエC→セリエB)
【若林源三】
ハンブルク(ハンブルガーSV ?)
【岬太郎】
ジュビロ磐田(降格?)
という設定になっており、主人公の翼くん(サンパウロ→バルサ)を除けばそれほど驚くようなキャリアの日本人はいないのよ。
いや、その翼くんですらバルサじゃBチームに落とされたし。
むしろ、現実となった「本田はミランの10番」の方がよっぽど漫画っぽいじゃん(笑)?

仮に本田のヒーロー志向が「キャプ翼」にかなり近いモノだとして、ならば彼が今後やろうとしてることは予測がつかないでもない。
まずは、ミランのレギュラーを確保する為に「タイガーショット」、もしくは「雷獣シュート」といった必殺キックを身につけること。
多分、それも無回転の強烈なやつ。
「そんなシュートでゴールネットを突き破ることなんてできるワケねーじゃん」とかクソつまんないこと言うような奴は、おそらくどんなに頑張ってもヒーローには一生なれないだろうね。
2014/1/10(金)19:32

☆関西人
哀悼
ショックなニュースが入ってきたね。
関西芸能界の大御所・やしきたかじん氏が1月3日に亡くなっていたという。

私は、昔から彼の番組のファンだったんだよなぁ。
だって、常にメディアのタブーぎりぎりのところを踏み込んできた人なんだから…。
彼は信念として「東京のテレビ局」には出演しないことを公言していたんだが、実際彼が関西でやってきたことを見てるとその意味が凄く分かるのよ。
よく彼の番組には、「東京でバッシングされてる渦中のタレント」がブッキングされるんだよね。
中には、そこから定着して準レギュラーになる例もあった。
今もし彼が健在なら、それこそ矢口真里や大沢樹生を間違いなく呼んでたことだろう(笑)。
そういうタレントの立場としても「東京ではバッシングが強すぎて無理だけど、まだ関西なら…」ってことで意外と出演承諾する例が多く、また「東京ではできない発言」をしてくれることも多かったな。
…と言っても、決して関西がタレントに優しい土壌ってワケじゃないんだよ。
当然そんな「爆弾」を番組に出せば、局にクレームが殺到するもんさ。
でもそこを抑えられるのが、「たかじん」というブランドの力だということ。
何しろこの人、関西各局の社長クラスにサシで話を通せる人だから多少のクレームは普通に抑えられるのよ。
よって、彼の庇護の下に制作スタッフはタブーを怖れず番組を作れるワケさ。

また、近年の彼は政治色の強い番組でますます人気だったよね。
私は、「そこまで言って委員会」ほど政治的タブーに踏み込んだ番組を見たことないよ。
あれを地上波で流すことが許されるのは、やっぱ「たかじん」ブランドゆえの話。
普通に安倍総理がゲスト出演したりもする。
そしてこの番組最大の面白さは、常に【右翼vs左翼】の激しい舌戦が繰り広げられることさ。

通常、日本のメディアはほとんどが「左翼寄り」だと言われている。
左翼とはすなわち、「反権力」「リベラル」のこと。
…まあ、私はメディアが左翼的であることに何ら不思議はないけどねぇ。
だって太平洋戦争では全メディアがこぞって権力に迎合してしまい、それが大きな悲劇を生んだ教訓があるんだし。
だけどその教訓を独り歩きさせた結果が、今の時代は逆に「全メディアがこぞって反権力」という、それこそメディアの理念は行政の足を引っ張ることを主眼としたワケ分からんモノになってきたんだ…。
で、たかじんが作る番組はそこで逆説的な価値が出てきたんだよね。
言ってみりゃ、今はネットもそうかな。
ネトウヨと呼ばれる人たちも、本質的な立ち位置は体制支持派ではないだろう。
ただ普通にテレビや新聞など公的メディアを信用できなくなり、そこから【アンチ公的メディア】→【アンチ左翼】→【すなわち右翼】というところに至ったんだと思うよ。
ああ、そうか。
今の時代にたかじんの番組がウケてたのは、それが「テレビ的」でなく「ネット的」だった、という理屈だな?

思えば、この超サカだって全く同じことなんだよね。
このサイト最大の面白さもまた、たかじんの番組と全く同じで【右翼vs左翼】の舌戦に尽きると思う。
とにかくザック体制(あるいは協会、あるいはJリーグ)に懐疑的ですぐに「解任!」と叫ぶ左翼派閥と、そういう公的メディアに近い論調に対して「お前ら足を引っ張って楽しいんか?」「貶すんじゃなく応援しろよ!」とすぐに食ってかかる右翼派閥。
…楽しいよな(笑)、こういう喧嘩こそがまさに掲示板の華だよ。
こうした意見の対立が沢山あることこそ健全な社会の証であって、「こぞって右翼」とか「こぞって左翼」とか、どちらか一色に偏る社会ほどキモチワルイもんはないよ。
そこでは住人たちが仲良くする必要なんて私は全くないと思うし、「みんな仲良くしようぜ」と馴れ合おうとする方が逆に無粋ってもんですよ。
そういうのこそが、生前たかじんが嫌ってきた「東京のテレビ局」そのものじゃん?
勝手に自分たちでタブーを作って勝手にガンジガラメになってんじゃねーよ、そして予定調和のヌルいところで馴れ合って満足してんじゃねーよ、と。

末筆ながら、やしきたかじん氏のご冥福を心よりお祈りいたします。
我々関西人が彼から学んだことは腐るほどあるんだが、できることならこの超サカが「そこまで言って委員会サッカー版」として彼の遺志を継いでいけますように…。合掌。
2014/1/8(水)18:13

☆関西人
お茶の間
ちなみに、私は天皇杯を実家でなぜか珍しく母と観てたのね。
最近実家はテレビを55インチの最新のやつに換えたようで、やっぱデカくて綺麗な画面で見る試合もなかなかイイもんだな。
ただ、改めて思ったのがサッカーは母親と見るもんじゃない。
というのも、ウチのオカンってサッカーを見ることに全く適性がないのよ。
まず、横浜vs広島においては知ってる選手が彼女は俊輔だけである。
だからいちいち
「あ、今シュートしたのは中村?」
「いや、今のは齋藤」
「ふ〜ん、あ、今ボール蹴ったのが中村?」
「いや、今のはドゥトラ」
…みたいな会話が延々と90分間も続いてしまう。
超めんどくさい。

というか、たとえ画面が55インチだろうがピッチ全体を映した映像では選手の顔まで把握できるワケじゃないので、そこがオカンとすれば「サッカーって野球より解りづらい」ということになってしまうんだろう。
ほら、野球ってテレビだと選手の顔の大写しが基本になってるじゃない?
ちゃんと誰が投げて誰が打ったか、その攻防を選手の表情にいたるまで余すところなくカメラは映してくれる。
やっぱね、お茶の間のオバサンはそういうのじゃないとついていけないのよ。
群れの中から背番号を頼りにして選手を把握するなんて、慣れたサッカーファンにはどうってことない作業でもお茶の間的には結構ハードルが高い作業なんだと思う。
これは以前にも書いたことがあるんだが、あらゆるスポーツの中でサッカーほど選手の映りのサイズが小さい競技もないんじゃないか?

ただ、そんな中で例外的に「野球的なカメラアングル」になる瞬間もあって、それがFKやCKやPKなんだよね。
たとえサッカーオンチのオカンであっても、俊輔だけはよく知ってたのはやはりそういう意味があったんじゃないかと。
彼はそのキッカーという役割からカメラで大写しにされる頻度は一般選手の10倍ぐらいあるワケだし、昔から素人目にも一番分かりやすい選手である。

正直いうとね、私はサッカー中継のカメラアングルをもう少し再考してみるのもありじゃないかな、と思うんだわ。
スカパーやBSなどはサッカー観戦に慣れたファンが対象だから今のままでイイとして、問題はウチのオカンみたいな人間を想定しなくちゃならんお茶の間向け地上波放送の方の話。
こっちは、もう少し選手のアップショットを増やした方がイイよ。
大体が地上波でもBS・CSでも同じような撮り方というか、メインスタンド側からピッチ全体を見下ろすようなカメラアングルがお決まりになってるでしょ?
でも実際は観客席の下(ピッチのすぐ傍)にもカメラが何台もあるワケで、やろうと思えば「上からのアングル」だけじゃなく「間近の低いアングル」を増やすことも全然できるはず。
実際、ひたすらボールホルダーをズームショットで追いかけてるだけのカメラもあるんだろうし、意外とそういう映像って臨場感があって面白いんだよ。
観客席視野の俯瞰的映像でなく、プレーヤー視野(あるいは審判視野)の局地的映像ってことね。
もちろん映す箇所が狭いから「オフザボール」が把握できず、コアなサッカーファンにはむしろ不満な映像になるだろう。
でも、お茶の間のオバサンあたりは接写映像だとド迫力にまず惹かれるだろうし、あと「今誰が誰にパスしたのか」をハッキリ確認できる映像ってとても分かりやすいと思うんだ。

この板を見てる人は多くがサッカー経験者だろうから、試合において「ピッチの中から見た光景」と「観客席から見た光景」の両方を知ってるでしょ?
皆さんは、どっちの光景が好き?
テレビ的には「観客席から見た光景」で撮るのがスタンダードになってるものの、私は「ピッチの中から見た光景」って好きだなぁ。
よく考えたら、野球中継って「観客席から見た光景」とは全然別物の映像をテレビのスタンダードにしたワケよ。
投手と打者のアップショット、そして投手の背後から打者と捕手をフレームに収めた3ショット(あれは二塁手の視線?)。
ああいうお茶の間にもウケる分かりやすい映像、サッカーでも少し開発研究していった方がイイんじゃないか、と。
仮にJリーグを地上波ゴールデンに進出させて、尚かつ視聴率を取りたい野心があるならね。

しかし、以前こういうことを板に書いてたら全く逆の主張をしてきた常連さんもいたのさ。
カメラはもっとピッチ全体を映すべきだ(今はピッチの半分ぐらいしかフレームに入ってない)。そうしないと、オフザボールがちゃんと把握できない。むしろ選手のポジショニングや戦術システムをよく把握できるように、ピッチを真上から撮った方がイイ、ってね(笑)。
言ってみりゃ、「動く戦術盤」として試合を観たいワケだ。
…うんうん、その理屈は私も戦術狂だから非常によく分かる。
でも、それはBS・CSでやった方がウケる話。
というか、もっとお茶の間向けの映像とコアファン向けの映像の格差を作った方がイイんじゃないかな?
2014/1/4(土)10:09

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