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過去ログ422 2013/7/3 0:51

☆関西人
リザーブB
続きね。

あともう一人、私がリザーブとして推薦しときたい選手がいるんだ。
よく最近は、柿谷とか豊田とか山口螢とか米本とかの名前が多く取り沙汰されてるが、私もそれら選手に対して特に異論はないよ。
できれば、東アジア杯で彼らを見てみたいと思う。
だけど、そういう選手のことを書くのはあまりにもサッカーファンとして鉄板すぎて面白くないので、ここでは別の名前を挙げておこうかと。
で、私が推したいのは玉田です(笑)。

「え?盛りをすぎたオッサンじゃん?」「最近活躍してないじゃん?」と思われるだろうが、いやいや、ベテランは大切ですよ。
というかね、私が彼を推すのはそれなりに理由があるんだ。

今、ザック代表を語るにおいて必ず「本田の代わりをできる選手はいない」という話になるでしょ?
そこを、逆転の発想で考えてみてほしいのよ。
まず、本田が代表で台頭したキッカケは何?
それは、岡田さんがいきなり彼を1TOPに大抜擢したことから始まるんだよ。
だけど、彼は最初から岡田さんに寵愛されてたワケじゃない。
当初岡田ジャパンの1TOPといえば、エースは玉田だったんだ。
玉田と本田を比べると共通項はあまりないかのように思えるが、実はそうでもない。

【玉田と本田の共通項】
@二人とも左利きであること。
A二人ともやたら気が強いこと。
B二人とも当たりに強いこと(玉田は体が小さいがなかなか倒れない)。
C二人ともキープ力が傑出してること。

特にポイントは、Cだね。
玉田というとスピードスターだから「突破するドリブル」のイメージが強いんだが、実際岡田ジャパンで機能してた部分はそれより「キープするドリブル」の方だったんだ。
彼にボールが渡ると、実にうまいことタメができる。
そこが戦術のキモ。
そういう意味じゃ、エースが玉田から本田に代わったところでコンセプトはそれほどブレてないのよ。
つまり、岡田さんは似ても似つかないはずの玉田と本田を同質のプレーヤーと解釈したんだろう。

私は岡田さんをリスペクトしてるから、その特異な解釈を今なお引き継いでおきたいのね。
仮に2010年W杯で本田の「代替リザーブ」が玉田だったのだとしたら、その考え方は今のザック代表にも応用できるんじゃないかと。
モノは試しで、東アジア杯で玉田をトップ下(あるいは1TOPでもイイ)で使ってみてはどうだろう?
そりゃ彼も全盛期は過ぎてるとはいえ、今なお本田に近い機能としては筆頭格の一人だと思うよ。

あと、上記の@〜Cに当てはまる日本人選手としてはもう一人、本田とはガンバJr.ユース時代からのライバル・家長もまた完全に合致するんだよな。
ただ彼は先月末にガンバと契約切れになり、先行き不透明な立場だけに代表復帰はまだまだ先のことだろう。
でも、私は彼にも期待する気持ちを捨ててないよ。
ちなみに前述の岡田さんは、2010年W杯で23名選考する際に最後まで家長を入れようかどうか迷っていたという。
彼が言うには、香川と比較したとしても「持ってるモノは家長がピカイチ」なんだそうだ。
岡田さんの眼は、フシアナじゃないからなぁ。
その証拠に、彼が2010年にチョイスしたタレント達は今なお代表で中核となっている。
2013/7/3(水)0:51

☆関西人
リザーブA
コンフェデも終わってみれば、ブラジルが圧巻の優勝でイタリアが第三位という結果。
要するに日本は当たった相手が悪かったんだ、という実に救いのあるエンディングだったね。

しかし、ブラジルは大したもんだよ。
2010年大会の時のチームと比べると、そのメンバーはほとんどが入れ替わっている。
その点、日本はまだ全然入れ替わってないよな?
少なくとも2010年の時点では「遠藤が次の大会も行けるかって?そりゃ四年後はいくら何でも無理でしょ」と普通に思ってたのに、このままいくと彼は普通に本大会に出ます(笑)。
いや、それはイタリアだってそうだよね。
このごに及んで、あくまでピルロ(34歳)が中心のチームって…。

ここ数年、ずっと「遠藤の後継者を早く探さなければ…」という声を聞いてるんだが、私はね、もう本番までにそれを見つけることは無理だと諦めてるのよ。
そりゃ、長いスパンで見れば必ず後継者は出てくると思う。
でも、さすがに来年までには間に合わないかと。
というかね、私は最近考え方が変わってきて「そんなの見つけなくてもイイんじゃないの?」とむしろ開き直ってるのさ。
なぜって、それは本大会で遠藤をスタメンから外すという選択肢もあってイイんじゃないか?と思い始めてるからなんだけど。

例えばだけどさ、名波を思い出してよ。
彼も、一時期代表で絶対的ボランチだったよね?
圧巻だった2000年アジア杯、あの時点で名波抜きの代表なんて全く考えられなかったよ。
だけどその2年後、彼の姿は代表になかったというのもまた事実。
と言っても、それは彼の後継者が見つかったというワケじゃない。
彼の代わりにボランチに入ったのは、あの戸田だったワケだし。
ああいう流れ、今回再びあってイイんじゃないかと私は最近考えてるのね。
特に世界の強豪と戦う際、3列目を堅くすることは必須だよ。
仮に遠藤と同じぐらい巧いボランチはなかなか見つけられなくとも、遠藤よりもハードワークできるボランチということなら今からでも見つけられるんじゃないか、と思ってね。

「遠藤を欠いたら試合を組み立てられない」と考える人は多いだろうが、それは違うと思う。
というのも、最近は本田があまりガツガツと前に行かなくなって結構ボランチみたいな仕事をしてるんだよ。
あれを見てると、遠藤不在でも組み立てはそれなりにできるんじゃないかな、と思って。

と言っても、遠藤を代表落ちにすべきだ、と言いたいワケじゃないんだ。
私の案は、彼をリザーブにすること。
「遠藤はどう考えてもサブで生きるタイプじゃないだろ!」と言いたい人も当然いるだろうが、私はそう思わない。
なぜなら、彼には卓越した「試合を読む力」があるからだよ。
今のザック代表を見てると、本当は才能がある選手なのにジョーカーとして途中投入されるとなかなか試合の流れに入っていけないという事例に出くわすよね?
あれ、早い話が試合を読めてないだけなんだ。
つまり、戦術勘の問題。
そのへんの勘は、遠藤ほどのベテランならまず間違いないよ。
今から自分がどういう仕事をすべきか、今チームが抱えてる問題点は何か、また今から敵のどのポイントを突けば崩せるか、ず〜っと戦況をベンチから見てた遠藤はそれらを全部分かった上でピッチに入るんだ。
采配下手のザックだからこそ、そこは遠藤というコマで補うのが一番の安定策だと私は考えるのね。
ピッチにいる選手からしても、苦しい状況で遠藤が入ってきてくれるのは実に心強いはず。

「困ってるんです!ヤットさん、今からどうすればイイんでしょう?」とすがる思いで彼に球を託す周囲に対し、涼しい顔でワンタッチでバックパスを返す遠藤のサディスティストぶりを想像したら笑えてくるんだけど…(笑)。
2013/7/2(火)23:12

☆関西人
リザーブ
今後、ザック代表も選手層をもっと厚くしていかなきゃならんよね。
いわゆる「リザーブ」の層。

私が捉えるに「リザーブ」には2種類あると思うんだが、ひとつはレギュラーの代替として位置付けられるリザーブ。
そしてもうひとつは、いわゆる「ジョーカー」としてのリザーブ。
この「ジョーカー」という言葉が世間に広く浸透したのはトルシエジャパンの頃からだと思うが、例えば左サイドの三都主のことを指すフレーズにもなっていたかと。

ちなみに本大会トルシエ代表における左サイドのスタメンは、言わずと知れた小野だった。
少なくともサンドニの悲劇までは、俊輔の方がレギュラーだったんだけど。
この小野に対しての俊輔、あるいは俊輔に対しての小野という立場は互いにリザーブであろうと「ジョーカー」という表現は決してされなかったと思う。
なぜって、両者は機能がよく似てたから。
こういうのは「ジョーカーとしてのリザーブ」ではなく、あくまで「代替としてのリザーブ」なんだよね。

一方当時トップ下のレギュラーは言わずと知れた中田英だったが、そのポジションにおける「ジョーカーとしてのリザーブ」は森島。
だけど実はもう一人、中田のリザーブが本大会で準備されてたのを皆さんは覚えてるだろうか?
小笠原だよ。
「え?02年大会に小笠原は出てたっけ?」と思うぐらいに存在感のないリザーブだった。
なぜなら、彼は「ジョーカー」でなくあくまで「代替としてのリザーブ」だったからだよ。
この立場は、レギュラーにアクシデントが起きるか著しく調子を落とすかでもしないとチャンスはなかなか訪れない。
実際小笠原にはほとんど活躍の機会は与えられなかったし、また左サイドの俊輔にいたっては23名枠にすら入れてもらえなかった…。

じゃ、「代替としてのリザーブ」なんてほとんど不要じゃん。
とついつい考えてしまいがちなんだが、さすがにそういうワケにもいかんのだよな。
実際、小野は「代替」の立場からレギュラーの座を見事に奪ったワケだし。
実は、こういうのがあるかないかが本当の意味での選手層の厚さを決定する要素だよ。
「代替」の意義は、レギュラーフォーメーションの機能を大幅に変えることなく選手補填を実現すること。
これがまた、簡単なようで非常に難しいことなんだ。

実際、今のザック代表ではこの「代替」がうまく機能していない。
まだ「ジョーカー」の方は僅かながらもいるんだよ。
例えばハーフナーは前田の「代替」というよりは高さの「ジョーカー」だし、細貝は長谷部の「代替」というよりは守備の「ジョーカー」だし、憲剛は本田の「代替」というよりは中盤流動活性の「ジョーカー」。
言ってみれば、リザーブメンバーのほとんどはレギュラーの「代替」とはなり得ないのが今の現実かもしれん。
困ったことに。

ならばせめて、ベンチに控えてる「ジョーカー」達の使い方ぐらいはもう少しうまく確立してほしいもんだよ。
例えば前述のトルシエ代表では、左サイドの交替がひとつのスイッチになってたと思う。
仮にスタメンは小野だとして、後半にそこが三都主に替わったら「行くぞ!」というスイッチ切換。また服部に替わった場合は「守るぞ!」というスイッチ切換。
ムチャクチャ分かりやすい(笑)。
そして、その機能切換の実効性はなかなか高かった。
ちなみに今のザック代表は、そういうスイッチの実効性にやや欠けてるのかと。
例えば先日の試合でも【前田→吉田】というスイッチが「行くぞ!」というシグナルだったらしいんだが、正直分かりにくいよね。
機能もイマイチだったし…。
2013/6/29(土)12:55

☆関西人
訂正
↓に書いた【長谷部→憲剛】の采配はブラジル戦でなくイタリア戦でした。失礼。
2013/6/24(月)17:38

☆関西人
メキシコ戦A
じゃ、メキシコ戦のザック采配を少し振り返ってみる。

あくまで我々は結果論で物事を考える「後だしジャンケン」の立場なので、ザックの采配を徹底的にコキ下ろすことは実に簡単である。
しかし、それではあまりにもつまらない。
ここではコキ下ろすんじゃなくて、分析をしていこう。

まず、最初のポイント。
あのスタメン選抜は、あれで良かったんだろうか?
試合の2日前、予定されてた練習をザックは緊急に中止してしまったという。
というのも選手の疲労がかなり深刻で、とても練習できる状態じゃなかったらしい。
しかし、おそらく全員がそういう状態というワケじゃなかったはずだ。
少なくともサブ組は元気だったはず。
結果論だが今回最大の敗因が「ガス欠」だったことを思えば、せめてサブ組は練習させてメキシコ戦に備える選択もあったんじゃないかと。
ちなみに、メキシコは前戦から4名メンバー入れ替えてきた。
一方、日本は…。

↑の流れからして、ザックとしても先発がスタミナ切れになることは十分に想定の範囲内だったと思う。
しかしそこで彼が試合途中に打った手は、皆さんもご存じの通り343(笑)。
ここがまた批判のポイントになってると思うんだが、私が思うに一応あれも理屈として筋が通ってないこともない采配なのかと。
明らかに運動量が落ちてきた中盤に対し、最終ラインを1枚削って両サイド2名を中盤に上げるという采配。
「質が落ちたから、量でそれを埋める」という考え方だろう。

ここで、内田の投入はまだ解る。
それは酒井宏の出来が悪かったこともあるし、もともと酒井の先発はザックが言うに「最終ラインの高さ」を求めてのことだったらしく、343では中盤での起用だけに【酒井<内田】になるのは当然のことだろう。
それより私が理解しにくいのは、吉田投入の方かな?
343で【今野+栗原+吉田】が機能しないのはブルガリア戦でキッチリ確認済みなのに、また同じ過ちを繰り返すのか?と感じたのは決して私だけではあるまい。
あの場面なら、吉田より伊野波だろうに…。

まあ、そこはイイわ。
それより私が気になるのは、上記2選手の投入の後にザックは憲剛投入を既定路線にしてたこと。
ただ悲しいかな、彼を投入する直前に長友が想定外のoutになり、布陣は元の4231に戻ってしまった。
あれ、本当なら343を維持したままで憲剛投入のはずだったんだろ?
ならば、彼の代わりにoutになる選手は一体誰だったんだろう?
本田?…いや、岡崎?…いや、香川?…いや、遠藤?
どれも考えにくい。
私が思うに、outになるのは多分細貝。
というのも実際ブラジル戦で、ザックは【長谷部→憲剛】というカードを最後に切っている。
つまり、ザックの本来の構想は↓

・・・・本田
・香川・・・・岡崎
長友・遠藤・憲剛・内田
・今野・栗原・吉田
・・・・川島

だったんじゃないかと。
しかしもうひとつ思うのは、あの場面で長友がもうダメだと解った後でも例えば高徳を入れて(もう準備してた憲剛を諦めて)

・・・・本田
・香川・・・・岡崎
高徳・遠藤・細貝・内田
・今野・栗原・吉田
・・・・川島

という形で、そのまま343を維持する選択だってあったはず。
なぜそれをやめて、わざわざ4231に戻してしまったんだろうか?

思うに、ザックにとっては結局【憲剛>高徳】だったのかと。
つまり彼が最後の最後にこだわったのは、343よりも人だったということ。
そこをどう解釈するかは人によって意見が分かれるて思うが、「システムより人優先」って、今後の代表再生を考えれば非常に救いのあるスタンスだと私は思うんだけどね。
2013/6/24(月)17:32

☆関西人
メキシコ戦
まずは、お疲れ様でした。
思えば5月末からブルガリア戦→オーストラリア戦→イラク戦→ブラジル戦→イタリア戦→メキシコ戦と約3週間で6試合をこなしたワケで、もう最後の最後は完全にガス欠だったよね。
いや、本来ならそこを上手くやり繰りするのが監督の仕事なんだが、悲しいかなザックはかなり無理なマネジメントをしたことから必然としてのガス欠だったと思う。
今回なんて、正直「メキシコに負けた」という気がしないんだ。メキシコの印象なんて、あまり残ってないぐらいだよ(笑)。
それより、「ザックがマネジメントに失敗した」という印象の方が圧倒的に強い。

振り返れば「消化試合」だったはずのイラク戦で主力をそれほど温存しなかったのも反省点だし、故障を抱えてたと思われる選手でも使い続けたのもまた反省点。
おそらく、ザックには「ベストメンバー規定」があるんだよ(笑)。妙なJリーグ文化を学びやがった(笑)。
↓にも書いた通り、ザックがこの3年間で築き上げたモノは「ベストメンバー」しかないんだ。それ以外は、特に何もない。
そしてその「ベストメンバー」がコンディションさえ良ければイタリア相手でも互角に戦えるんだが、今回のようにコンディション悪い時には全く引き出しがない。
いや、一個だけ引き出しの中に入ってたモノはあるか。
それはザックの青春の思い出の品、343ってやつなんだけどね(笑)。
今日も、それを見せてくれたわ。
酒井→内田、前田→吉田という采配に「はぁ?」と思った人は多いだろうが、勝負所で入れたコマはやはり「ベストメンバー」からの人材だった。
私なんかは「憲剛入れるのと順序逆じゃね?」と思ったんだが(特に今大会そう感じることが多い)、思うに本田・香川・遠藤・岡崎などの「ベストメンバー」は簡単には下げられないんだろう。
だって、彼らこそザックが3年間で唯一築いた財産なんだし。

まあ、彼も馬鹿じゃないんだから一応理解はしただろう。
唯一の財産が「ベストメンバー」、唯一の引き出しの中身が「343」、それだけじゃ世界相手には戦えないって。
とにかく、これからの一年間が大事だね。
私は↓にコンフェデ3戦全敗ならザック解任派に転向する、と書いたが、一応その前言は撤回しとこうかと思います。
擁護派を名乗るのは今後やめるとして、解任派にまではさすがにちょっと。
なぜって、それはこれからザックの柔軟性に期待をしてのことだね。
昨日の報道では、長谷部の発言によれば「今まで禁じ手とされていたサイドチェンジをザックが解禁(?)した」とあり、それも選手側のニーズから実現したという流れっぽいんだ。
へ〜、頑固っぽいザックも聞く耳持たない上司じゃないんだ、と思ってそこは○。

×をつけるのは、本当に簡単なんだよ。
そもそも、人の揚げ足をとることほど簡単な作業はないんだし。
ホントは吉田も言ってたが、不甲斐ないプレーに対してブーイングすることはむしろイイこと。
でも、少なくともネットの世界におけるそれは「ブーイング」の文化になっておらず、「悪口」としてしか成立してない。
つまり我々というファン土壌もまた、決してザック代表を見下せないほどにまだまだ未成熟だということだろう。

今回コンフェデを見てて、さすが先進国ファンのサッカーに対する楽しみ方はホント羨ましかったよ。
2013/6/23(日)8:00

☆WIN5プロ
マスコミ含めて日本人は往々にして攻守をセパレートで見る感覚があるんだよな。
長らく続く野球文化の残骸だと思うけど。

3点取れた部分を肯定的に捉える。それがなぜか試合全体を評価する向き。

いや、ちょっと待てよと。
4失点は重いはずだ。
そこだけをフォーカスするのもまたセパレートだけど。

単純に言えば1点差負けという極めて妥当な評価じゃないかな?

1万円を2万円にするよりも100万円を101万円にする方が簡単なような気がする。が、失うリスクを相殺すれば後者の方が難しい場合もある。

ハイリスクローリターンの戦いに挑んで負けた。
イタリア戦は期待値的に褒められた試合じゃないな。

ま、そんなことより問題はタヒチだな。
社民党の存在感に近い感覚だわ。
衆参6人しかいないのに、何かと「私たち社民党が国民の声に応えます」みたいな勘違い。
国民の声=数字という残酷であるならば、社民党はほぼ必要とされていない政党だろう。
もはやアウトサイダーにもなりきれないのに国民の声じゃねぇだろ(笑)

グループBはさしずめ自民、民主、公明に社民の3強1弱の構図か。
いや、突出した1弱なのは明らか。
FIFA主催大会で10-0はないだろ(笑)
グループBはタヒチ戦での得点が予選突破の鍵になりそうだ。ウルグアイも大量得点狙ってくるだろう。

「弱いものイジメ。そういうの良くないと思います」
福島瑞穂さんなら言いそうだ。


明日は3強じゃない。2強だよ。
宝塚記念
◎フェノーメノ
○ジェンティルドンナ

馬連1点で。

ギフト
2013/6/23(日)2:43

☆関西人
イタリア戦A
試合を見ててひとつ思ったんだけどね、やはり前田1TOPって奥が深いわ。
そりゃ彼はイタリア戦で特に目立ったワケじゃないので、皆さんの評価は多分微妙だと思うが…。

私が感じる前田のストロングポイントって、まず「ニュートラル性」にあるのよ。
ニュートラル、すなわち中性みたいな意味ね。
ブラジル戦では、前田じゃなく岡崎1TOPだったでしょ?
岡崎の場合はニュートラルじゃなく、ガンガン走ってガンガン裏を狙うという特別な個性がある。
また、ハーフナーもニュートラルではないんだわ。
何しろ、あの高さは特別な個性だしね。
また、皆さんが大好きな本田1TOPも決してニュートラルではないんだわ。
本田の場合もまた、あのキープ力が特別な個性となってるし。
じゃ、前田が持つ特別な個性って一体何?
彼って高さはあるけどそこはハーフナーほどじゃないし、裏を狙うのも巧いけどそこは岡崎ほどじゃないし、キープ力はあるけどそこは本田ほどじゃない。
つまり色々な意味で中性、ニュートラル。
そこをポジティブに捉えるなら「万能」、あるいはネガティブに捉えるなら「器用貧乏」。
まあどっちにせよ、彼が前線にいるとチームの攻撃ベクトルが一方向に行かないのよ。
それは、良くも悪くも。

例えば岡崎1TOPにするなら、配球は徹底してラインの裏を狙うじゃない?
高さ勝負にはしないよね。
それは岡崎の良さを出す為なんだが、その裏を返せば「高さ」を捨てることで攻撃バリエーションを少し狭めることにもなる。
もちろんそこはハーフナー1TOPでも同じことだし、本田1TOPでも同じこと。
だけど、前田に関してはストロングポイントが曖昧な分だけバリエーションを限定せずに済むんだ。

ポイントは、まさにそこなんだよ。
イタリア戦がブラジル戦と大きく違った部分は何かって、それはバリエーションの差だったんだ。
速攻もあれば遅攻もあり、スルーパスもあれば浮き球のクロスもあり、中央突破もあればサイド攻撃もある。
それって、つまるところ前田1TOPには攻撃の形を一定の方向に導くだけの強烈な個性がないからこそ、だよね?
…あれ?まるで彼をケナしてるみたいになってきた(笑)。
でも違うんだ。
一応、私はその機能を讃えてるんだよ。
とにかく前田がいると、彼自身がというより周囲がアイデアの間口を広げてくる効果が明らかに見てとれる。

こういうの、野球で考えてみてくれ。
時速150qの球を投げるけどストレートしかない投手と、時速130qの球だけど7種類の変化球をもってる投手、果たして打者はどっちが打ちやすい?
多分、前者でしょ。
球速より先に、打者は狙い球を絞れないのが一番やりにくいもんだよ。
サッカーだって、それは同じこと。
絞らせないことが大事なのさ。

いつも「日本人は体躯で負けるから」と配球は浮き球を避けがちなもんだが、ちなみに今回はそうじゃなかったよね?
CKもショートコーナーばかりじゃなく、普通にゴール前に入れることもやってたし。
またゴール前では毎回繋ぐと思わせといて、いきなりのミドルも結構あったし。
また左サイドからの攻撃に固執してるかと思わせといて、今回は珍しくサイドチェンジも結構あったし。
そういうのはひとつひとつ、実は効いてたと思うよ?
私が思うに、何かに特化しすぎたサッカーって結局はダメなんだな。
だってそれだとバリエーションを狭めてるんだから、敵に狙い球を簡単に絞られてしまう。
だからチームとして「自分の得意な形」にこだわりすぎることと、「自分の苦手な形」を常に避けてしまうことって結局、自分自身の首を絞めてしまうことにもなるのよ。
必ず、どこかで「ニュートラル」な部分を維持しとかないとね。

ということで、ぜひともメキシコ戦もまた前田1TOPでお願いします。
2013/6/22(土)8:02

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