超VIP専用掲示板

過去ログ417 2013/4/8 19:06

☆関西人
Number
先日、書店に寄ったんだ。
しかし目的の本を買うことができず、ただ手ぶらで帰るのもアレなので、たまたまその
時に目についた「Number」を買ったのね。
じゃ、今回書くのはこの誌の記事からということで。

今号の「Number」はヨルダン戦の負けを受けてか、【こんな日本代表が見たい】という緊急特集が組まれてたのね。
これは頑なに代表レギュラーを固定してるザックに対する批判と提言といったところだろうが、読者アンケートによる【ザックジャパンで試したい選手ランキング】が発表されていた。
その結果は、↓の通り。

@柿谷…105票
A柴崎…71票
B闘莉王…51票

ランキングは4位以降も続くんだがそれは省略するとして、私にとって何より意外だったのは柿谷に対する期待値のダントツの高さ。
同誌は現エースFW・前田のインタビューも併せて掲載してるんだが、その記事には「今の俺の実力のままでは、W杯のピッチに立てない」というタイトルを付けてるところに編集部の明確な意図(世代交替の煽動)を感じる。

あと面白いのが、今回の誌面では今野の存在が完全に無視されてることだね。
ヨルダン戦を受けて吉田に対しては単独インタビューを敢行してるんだが、今野に対してはそれをしていない。
吉田以外にも、あの試合のスタメンにはほとんど取材してるのに。
それだけならまだしも、彼は試合の報道写真ですら顔が1枚も写っておらず、あたかも最初から存在してなかったかのような扱い。
そんな扱いは、ヨルダン戦に出た全選手の中でも今野ただ一人である。
で、そんな彼の代わりに大きく掲載されてるのが闘莉王の単独インタビュー記事なんだわ。
意図、明確だよね(笑)。

付け加えて私が狡猾な構成だな〜と思ったのは、↑の吉田のインタビュー記事の中でも彼は相棒のことには全く言及せず、なぜか突然「CBの理想形」として闘莉王のことを絶賛してくるのね。
まあ、話の流れとしてはそこで闘莉王の話が出たのは事実なんだろうが、それにしても
吉田が今野の名前を一度も出さないのはあまりにも不自然。
多分、これも意図して「編集」されてるんだろうよ。

編集部としては全記事を一貫してひとつのベクトルにコーディネイトしたいワケで、そこに相容れない部分はカットする「編集」は必ずあること。
雑誌も売れなきゃ意味ないから、読者が読んで分かりやすいシンプルさと気持ちよくなるような記事構成を意図してるんだから。
それは昔からメディアの常套手段だし、それにより読者は無意識的にイメージを誘導されちゃうんだな。
…何か、キモチワルイ話だよね?
そういうメディアの思惑にまんまと乗せられた人達、影響されやすく煽動されやすい人達ほど、いずれは「闘莉王を代表に呼ばないザックは無能だ!」とか「ザックを更迭せよ!」とか「今野を代表から外せ!」とか叫ぶことになるんだろう。
言ってみれば、政府の煽動に乗せられて反日デモをしてるような中国人と全く同じ構造だよ。

別に、「Number」に罪はないと思う。
彼らも商売なんだから、ああいう「売れる誌面」にするのは当然のことなんだし。
むしろ問題とされるのは、それを受け取る側である我々のスタンスの方さ。
雑誌の内容をそのまんま受け取って、自分の頭で考えることをやめたらマジで終わりですよ。
よく世間ではメディアを「マスゴミ」と馬鹿にする人もいるが、実はメディアこそが我々のレベルを映す鏡だということを理解してほしい。
仮に我々が馬鹿だと、メディアは馬鹿のニーズに合わせてくるんだから…。
2013/4/8(月)19:06

☆関西人
女子アナの話A
今夜は「めちゃイケ」で、矢部&青木アナの祝・結婚特番が組まれていた。

矢部浩之は今さら言うまでもなく「やべっち」のMCであり、出身が吹田市(ガンバの本拠地)だけあってサッカーに所縁が深い芸人。
一方青木アナも出身が浦和市(レッズの本拠地)であり、また中学時代はGK川島と同級生だった(しかも当時の川島が青木さんにコクって玉砕したというエピソードもある…笑)ということなど何かとサッカーに所縁のある人だろう。
言うなれば、サッカーが仲人というべきカップルですな?

しかし青木アナという人も、↓の前田アナと同じであまり上昇志向が強い野心的キャリアウーマンではないように感じる。
「仕事より、目の前の恋愛が大事」というタイプ。
以前に「年間300回はエッチしてる」と性豪なのを番組でカミングアウトしてしまったり、また妻子ある男性との不倫関係を報道されてしまったり、どう考えても女子アナとしての立身出世を考慮するような「計算」が欠如してるんだよな(笑)。
ある意味、人間としては極めてマトモで普通なんだろうけど。

しかしこれは以前にも書いたことがあると思うが、実は私も大学時代にはマスコミ研究会のようなサークルに所属しており、言ってみれば女子アナを目指す女の子達をこれまでイヤというほど見てきたのね。
と言っても私自身はアナウンサー志望ではなかったので、そのサークルではアナウンス部でなく制作部に所属。
番組やイベントの台本を書いてる役割だった。
で、コンペ出品用にラジオドラマの企画をいくつか手掛けてたんだが、そういう時にはその「女子アナの卵」の皆さんに役のオファーをしていかなければならんのだ。
当時私が書いてたのは恋愛ドラマだったんだが、当然そこにはおいしいヒロイン役もあれば、一方で汚れ役もある。
すると難しいのが誰にどの役をオファーするかであって、そもそも女子アナを目指す類いの人種って自己顕示欲の塊だから、誰だってヒロインをやりたいモノなんだわ。
で、必ずややこしいことになる。
やはり私も技術的に巧い人をキャスティングしたいからオファーは基本的に先輩女子アナを対象にしてたんだが、しかし変な役をオファーした先輩にはしつこく脚本書き直しを要求されたり、その後軽く無視されたり、陰で悪口言われたりとホント散々だった…。
基本、女子アナを目指すような奴らは恐い、というのが私の大学生活四年間で学んだことである(笑)。

ただ、テレビなどで人気の女子アナを見てても意外とそういう部分を全く感じさせないのはプロとして凄いと思う。
実際、↑のサークルの後輩が後にフジ系列の地方局の女子アナと結婚したんだが、その嫁は我々の飲み会にもキチンと参加してくれたりしてムチャクチャいい子だったし。
でも、そういう人達でも自己顕示欲はエゲツないのが現実だと思う。
大体が学生の頃に「ミス○○大学」とか獲ってるキャンパスクイーンだったりして、そういうミスコンに出てる人種が欲深くないワケがないんだよ。

だからこそ、彼女達のほとんどが有名人と結婚をする。
「格」のある男性を選ぼうとする。
例えば、プロ野球選手とか。
もちろん、今後サッカー選手も必ずや増えてくるはず。
ただし、プロ野球選手の平均年収が3800万、Jリーガーの平均年収が1600万という開きがまだあるらしいから、逆転現象が起きるにはまだもう少しかかるかな?
ちまみに、↑の矢部浩之は推定3億だそうだ。
2013/4/7(日)0:19

☆関西人
女子アナの話
「やべっち」で、前田アナが先日卒業したのは皆さんもご存じの通り。
テレ朝を退職する理由は「英国へ語学留学」とのことで、寿退社でもフリー転向でもないというのが少し気になるところ。

噂では、彼女は近年かなり局内で冷遇されてたとも聞く。
年齢的にはもう32歳、あの天然キャラも若いうちはカワイイからOK と許容されてただろうが、本来ならそろそろその立ち位置から脱皮しなくてはならんお年頃。
なのに、彼女は良い意味でも悪い意味でも昔と少しも変わらんのだ(笑)。
局側とすりゃ、アナウンスが下手すぎて今さら報道に使えない彼女の扱いには少し困ってたのかも…。

また、こういう前田アナと実に対照的な例が今春「ZERO」のキャスターの座を射止めたことで話題の山岸舞彩さんだよね。
僅か数年で「Jリーグタイム」→「サタデー&サンデースポーツ」→「ZERO」という劇的な三段跳び。
それこそ最初はサッカー限定の女神だったのが、そこからサッカー以外も含むスポーツ全般の女神へ、さらにそこからスポーツ以外も含む報道全般の女神へ、という見事なキャリアアップである。
サッカーファンなら、「もう俺達だけの肩さんじゃないんだ…」と少し寂しい思いをしてるんじゃないかな?
このへん、↑の前田アナが最後まで「俺達の前田さん」だったこととホント対照的だと思う。
前田アナは最後まで無私無欲だったように思うが、一方の山岸さんはやはり強い上昇志向があったんだろう。
彼女ほどの人ならサッカーはあくまで踏み台であって、一生そこに留まるワケにはいかんわな。
さすがは、日本女子大を首席卒業した才女だけのことはある。

しかし、日テレの女子アナ達も今回の山岸さんの大抜擢は間違いなく面白くないだろう。
「私達みたいな局アナがいるのに、何でわざわざあんなタレント崩れをNHKから引っ張ってくるの?」って。
…うん、お怒りはゴモットモ(笑)。
確かに日テレって、イマイチ局アナを大事にしてないイメージがあるわ。
あくまで「ZERO」のオイシイところは、外から引っ張ってきた山岸さん&桐谷美玲だもん。
言うなればJクラブが自前のユース生え抜きにはあまり目もかけず、他クラブから有力選手を引っ張ってくることばかり気にかけてるというありがちな図式にも似てるよね(笑)。
そんなことしてたら生え抜きは当然クラブから逃げていくんだが、中には逃がした魚は大きかったという例もある。
例えば「マツコ&有吉の怒り新党」なんかを見てると、私は夏目アナってこんなに魅力的な素材だったんだ?と今さらながらも驚かされるのね。
ぶっちゃけ、日テレにいた時の彼女はその魅力を半分も出せてなかったと思う。
日テレって、実にモッタイナイことしてるよ。
まあ、このへんは読売ジャイアンツと縁の深い局だから当然といえば当然か…?

一方のテレ朝は、「やべっち」で前田アナの後任は竹内アナという非常に地道な路線。
よく考えたらテレ朝って、「報道ステーション」でもサブキャスター&スポーツキャスター&お天気キャスターなど女性陣のほとんどが自前の局アナである。
このへん、日テレとは対照的なんだよね。
単に予算がないだけかもしれんが。
しかし業界の視聴率戦争においては、今やフジテレビが脱落してテレ朝vs日テレ一騎討ちの構図だという。
さてさて、果たして今年はビッグクラブ路線が勝つのかプロビンチア路線が勝つのか、私は少し楽しみである。
2013/4/5(金)22:43

☆関西人
書店に行って考えたこと
帰宅途中、書店に寄ってきた。
目的はもちろん、壇蜜写真集である。
しかし、大きな誤算だった。
彼女は写真集をいくつも出版してるはずなんだが、なぜか最新のやつしか店頭には残ってなかったんだ。
で、その最新写真集を手にとってよく見たら、表紙には「特別付録・中に壇蜜のパンティが入ってます!」という大きな見出しが付いている。
…これじゃ、完全に変態向けのエロ本じゃねーか。
付録にパンティ?余計なモノ付けるんじゃねーよ。ありがた迷惑なんだよ。
そもそもパンティ付きの本なんて、一体どんな顔してレジに持ってけばイイんだ?
「いや〜、ちょっとアクシデントがあって先ほど下着が破れてしまいましてね。どうしようかと困ってたら、店頭でこの写真集が目につきましてね。いや〜、ホント助かります」という顔でもしとけばイイのか?
それ、無理あるだろ?
…ということで、このたび私は壇蜜写真集の購入を一旦見送ることにしました。

さて、本題に入る。

最近はネットの浸透による影響なんだろうが、出版業界全体が斜陽で本が全く売れなくなってるらしいね?
だからこそ↑のように、出版社は本に豪華な付録を付けることで何とか売上を伸ばそうと苦心してるのよ。
特に最近、ファッション誌の付録戦争が凄いわ。
どの誌を見ても、超有名ブランドのトートバッグやらポーチやらが付録になっている。
それを目当てに雑誌を買うという人も案外多い。

モノが売れなくなると、「じゃ、値段を下げよう」となり業界全体が価格戦争になるのはよくあること。
でも、出版業界においては必ずしもそういう流れじゃないみたいだね?
価格は据え置き、もしくは上がってもイイからモノ自体の価値を上げることで何とか消費者を惹き付けようという流れ。
うん、これは正しいと思うわ。
特に雑誌なんて、「○○誌は××誌より安いから買う」なんてことはないもん。
値段より、価値を優先して買うのが普通でしょ。

こういう点は、やはり同じく興行収入において苦戦を強いられてるJクラブもまた、今の出版業界がやってることに学ぶべき部分は少なくないと私は思うのね。
本気で動員をアップさせたいなら、例えば↑の「付録」作戦は意外と悪くないと思うよ?
安易にチケット代を下げることより、むしろ値段が上がってもイイからスタジアムに足を運ぶことの付加価値を上げる方が絶対に動員に結びつくはずだし。
…ではその「付録」には何がイイかって、そんなの各クラブが考えるべきこと。
「壇蜜のパンティ」なんかより価値があるモノじゃないと、少なくとも私のようなタイプは簡単に動かんことを理解してね(笑)。

あと、Jが出版業界から学ぶべきことはもうひとつあると思うんだ。
それは、消費者を作り手側に取り込んでしまうこと。
つまり、ファッション誌における「読者モデル」のシステムだよ。
あれは、実に賢いやり方だと思うんだな〜。
本来ならただ本を買うだけの立場であるはずの読者に夢を与える一方、出版社側は優秀な人材の確保を安価に実現できる。
Jクラブも、あのシステムは倣うべきだと思う。
例えば「読者モデル」ならぬ「サポーターモデル」制度を設置し、そのモデルをサポーターの顔としてメディアに露出させて様々な販促キャンペーンをしてもらうんだ。
すると「サポーターモデルになりたい!」というモチベーションから、ぐっと女性動員は増える。
スタジアムに綺麗なお姉さんが増えるから、それに釣られて必然的に男性動員もぐっと増える。

…ちょっと甘いかな(笑)。
2013/4/4(木)21:20

☆関西人
壇蜜フットボールA
続きね。

↓に壇蜜の写真集を買ってみようと思う、と書いたんだが、正直いうと私には躊躇する気持ちがあるんだ。
なぜなら、私のようなオッサンには「写真集」を買うのが意外と恥ずかしい行為だから…。もう少し若ければまだしも。

一応自宅から歩いて3分のところに書店はあるんだが、困ったことにレジにいるのは毎回必ず若いメガネ系女子である。
彼女に壇蜜写真集を会計されて、心の中で「このオッサン、エロや」「このオッサン、今から家に帰って早速ヌクのか?」などと誤解されるのは非常に心外である。
考えられる現実的な対策としては、その写真集一冊を買うのでなく同時に複数の本を買って敵のマークを分散する戦術だろう。
ただし、その場合は本の組み合わせが意外と難しい作業である。
例えば、サカマガとサカダイと壇蜜写真集をレジに持っていったら、例のメガネ女子は「このオッサン、ごまかす為に3冊買うんやな。狙いが壇蜜なのはバレバレや。今からヌクのか?」と考えてしまうだろう。
だからここは、不自然ではない組み合わせが要されるんだ。
例えば、
@花壇と菜園の土作り入門(村上睦朗著)
Aお仏壇の本(長谷川裕一著)
B壇ふみの茶の湯はじめ(壇ふみ著)
C壇蜜写真集

この四冊をセットしていけば、あのメガネ女子も「このオッサン、壇が好きなんやな」と普通に納得するだろう。
完璧だ。

こういうシミュレーションは、男子なら誰しも一度は経験があることかと。
今でこそAVが市民権を得て誰しも気軽にエロを購入するようになったが、私が学生の頃はまだAVも敷居が高いコンテンツだった。
そんな時代、我々を救ってくれたのは↓の渡辺淳一を筆頭とする官能純文学の映画化作品群である。
いわゆる「文芸作品」と称される映画カテゴリーなんだが、そういうのは必ず美人女優の濡れ場が挿入されてて、とてもお世話になりました(笑)。
仮にレンタルビデオ屋のレジが女子であっても、「キミ、私は純文学系作品が好きなんだよ?」的な顔をして切り抜けることができたんだから。
こういう「エロに思われたくない」「でもエロを見たい」というジレンマ市場は、マーケットとして意外と馬鹿にできないスケールだと思う。

ところで、サッカーにもこうしたジレンマ市場が存在してないだろうか?
例えばだが、テレビに映されるスタジアムの光景が「みんな統一したユニ着て統一した応援してるのは何かキモチワルイ」「ジャニオタやAKBオタみたい…」と見えてしまい、サッカーファンであっても「サポ」にまで踏み込めない人達って意外といると思うんだよなぁ。
あるいはW杯出場が決まると毎回渋谷の交差点で騒ぐ輩を見て、「ああいうのと同類に思われたくない…」って人達も結構いるかと。
つまり、「周囲からサポとは思われたくない」「でもサッカーは好き」というジレンマ市場さ。
…これ、かなりの金脈だよ?
おそらく、日本サッカーはそうしたジレンマ市場の制覇に成功した時こそ真に開花するんだろうし、その制覇ってのは今回私が勇気を出して壇蜜写真集を買うことと意味が非常に通じている。
つまり、象徴として全ては壇蜜。
そこから、全てが始まるんだと思う。
だから私が壇蜜写真集を買うのは決してエロではなく、日本サッカー発展の為の記念すべき第一歩である。

ということをレジのメガネ女子も理解してくれたらイイんだが…。
2013/4/3(水)23:20

☆関西人
壇蜜フットボール
最近、テレビを見てると壇蜜が凄い。

本来ならこういうエロ系はAV女優系の独占市場だろうが、壇蜜はAV女優ではない。
一応、「グラビアアイドル」なんだそうだ。
おそらく系譜としては過激を売りとする点でインリンオブジョイトイや杉本彩の後継、また30代ならではの気転のきくサービス精神から見てほしのあきの後継ともいえるかと。
このへんの人達が皆さん人妻になってしまった今だからこそ、世の男性達は壇蜜にロマンを求めたのかもね。
「最近はAKBみたいなションベン臭いのばっかりでウンザリだ!」とする男は意外と多いと思うし。
ただし、壇蜜もここにきてキャラがやや暴走気味になってきたようにも見える(笑)。
先日も関西の番組に出てたのを見てたら、彼女の暴走が放送倫理コードを逸脱したらしく制作サイドがNGを出してカットになってた(笑)。

こういうのはどこまでが素でどこまでが演出なのかすらミステリアスなんだが、できればキャラを把握したいと思って先日私は彼女のブログを読んでみたんだ。
で、正直驚いた。
テレビで知る彼女とは違う。
そこに淫乱さは微塵もなく、その文章を読んでるだけで彼女の頭の良さとセンスの良さが伺える。
全体としてユル系のユーモアとサービス精神があり、思わずニヤリとしてしまうオチも少なくない。
例えば、こういうのがある。↓

「ブラジルのサッカーとかけまして、嫁が強い家庭と解きます。
その心は、どちらもカカ(ア)天下でしょう。

ロッベン選手、男前。」

これは、2010年W杯の時の一節である。
何だったら、やべっちの前田アナの後任は壇蜜にすりゃ良かったのに…(笑)。

基本、この人は頭が良いんだろう。
AKB全盛の今の時代に、斜陽のグラビアアイドル界からブレイクするのは簡単なことじゃないさ。年齢のハンデもあっただろうし。
だからこそ、敢えてAKB的な萌えの逆を張ったんだろう。
時代が秋元康に迎合して全体としてライトノベル化してる傾向ゆえ、敢えてその対極である純文学的な世界観、例えば渡辺淳一(「失楽園」「愛の流刑地」「化身」)などの官能を模写したところに彼女の成功がある。

思うに、日本サッカー界にも本来なら壇蜜的なマーケティングがあってもイイんじゃないかと。
今やJではどのチームを見ても、それこそ「売れてる秋元康への迎合」じゃないが、似たようなサッカーばかり志向してるようにも感じるんだよ。
パスサッカー、ゾーン守備、中盤高い位置からのプレス、サイド攻撃、ショートカウンター。

…いやいや、もっと別のやり方があってもイイんじゃないの?
それこそ、今回壇蜜が敢えて「昭和」の古い文化を体現してブレイクしたことを思えば、私はサッカー的にも「昭和系戦術」を今だからこそ見たいけどね。
例えば体育会系シゴキで選手の走力を徹底的に鍛え上げ、戦術は全員マンツーマンDF。
唯一マークを持たない例外選手「リベロ」が、ベッケンバウアーのごとく最終ラインから最前線までをケアして得点まで決める。

皆が同じサッカーをすれば、結局がっぷり四つになって弱者が強者に勝つことは難しいよ。
ならば、全然違う戦い方で勝負すべきでしょ?と壇蜜は教えてくれてるような気がするんだ。
正直私はエロじゃないから壇蜜に興味はないんだが、一応参考までにテキストとして彼女の写真集は買ってみようと思う。
それは、日本サッカーの発展の為に…。
2013/4/3(水)19:01

418416

掲示板に戻る