―果ての廃墟―

彷徨う死者の魂、魔物が溢れる
昔には栄えたであろう町の哀れな傷痕
夕月
構しまへんえ。その割にはえろう畏まった口調な気ぃがしますけど。(己としても畏まられるのは本意ではないと首肯した後に着物の袖を口元に添えてくすくすと可笑しそうに肩を揺らし尻尾もゆらゆらと、そこに相手の目が向いていることを意識すると反対に敢えて尾の動きを止めて狐らしく双眸を細めて微笑んでみせ)うちはお月さんが紅うても蒼うても、仕事には差し支えん種族…妖怪どすえ。
エスペラント
あーなる程。俺は、自由に生きてるんで例えお偉いさんでも畏まったりはしませんが…この都は気に入ってる(相手の素性を知ると納得したように小さく頷いて、態度をわきまえる気は無いとばかりに軽く笑み含ませつつ相手の言葉にわざとらしく肩を下げ視線も自然と下へ向くと今度は白い柔らかそうな尻尾に気づいて瞳を細め)はは、そうなんですよねぇ…魔が強い時は強いで体調が崩れるわ、聖が強いと仕事に差し支えるわで大変ですよ。失礼ですが、貴女は獣族ですか?それとも妖怪の類?ふわふわした毛が気になって…
夕月
うちはこれでも警邏のもんなんよ。(相手の意識が僅かでも己の頭上に向けられたことを察してわざと小さく動かしてみせながら、漸く体を起こしてきちんと対峙すると今度は常から現したままの一尾をゆるりと揺らして自らの立場を明かし。次いで動きを真似るように首を傾け)腕の立つお方やとはお見受けします。せやけど、魔に属するお方でもありますやろ?
エスペラント
(近づいてみて相手が女性の人では無い事が分かるも、興味は自分にはない白い獣のような耳で。一瞬視線を外した後、再び目を合わせるように貼りついた笑みで忠告には少し首を傾けながら挨拶をし)初めまして、今晩は。俺よりも、貴女の方が危ないと思いますが…女性の夜歩きはね。俺は、いつもの事なんでご心配なく

【PL:ですよね(笑)初と言う事でドキドキしてますが、お会い出来て嬉しいです♪私は微妙な愚息しかいないので申し訳ないですが(笑;)改めて宜しくお願いします+】
夕月
(珍しく頭上に現した白い三角耳で周囲の気配を窺いながら時を過ごす内に纏う空気も少しずつ緩み始めた頃。感じ取った新たな気配から害意が感じられないことで瓦礫から身を起こすことすらせずに、顔だけをそちらに向けると己のことは棚に上げて緩慢に口を開き)こないな時期に帝都の外に出るやなんて、感心しまへんなぁ。

【こんばんはー、ご無沙汰していたような気がします(笑)私も自信無いのですが、多分この子では初めましてだったかと思います。どうぞよろしくお願いいたします♪】
エスペラント
入室
(上下闇に溶け込むような出で立ちで暫く足を運んでいなかった廃墟へ身を投じると、魔物とは違った気を感じ取り辺りを見渡して暗がりに人影を見つけ、妖しげに映る月へ視線を移して小さく溜息をついては多少警戒しながら歩み寄り)…魔物でない事は確かだし。聖の乱れた気も厄介だなぁ

【PL:今晩は!またまたお久しぶりですかね??参加しようと思って見つけたので後入りさせて頂きました♪そして、大変失礼なのですが…そのキャラとはお会いした事有りましたでしょうか;記憶がなくて…宜しければお相手お願いします!】