―果ての廃墟―

彷徨う死者の魂、魔物が溢れる
昔には栄えたであろう町の哀れな傷痕
エスペラント
退室
(暫く休むと呼吸も整ってきたため、ゆっくりと立ち上がると再びフードを被り直しては、白い息を吐きながらレクイエムを消すとミッションコンプリートとばかりに雪の降る頭上に両腕を伸ばして、その場から姿を消して)ふぅ…今日の所は、此処まで、だな。次は、晴れた日だと良いけど……雪の季節だしな…。
エスペラント
(腕に力が入らず、覆い被されるとフードも脱げて白金の髪が風に舞い、足で相手を蹴りあげると直ぐに立ち上がって速い動きでレクイエムを振り下ろして魔物を凪ぎ払い、ビルの下へと落下していき、他に魔物の姿はなく息を荒くしながらも少し前まで下で相手をしていた疲労感から尻餅をつくようにして地べたに座り)……本当に、何でこんな雪の中で俺は戦ってるんだ…。
エスペラント
入室
(雪の降る中で身長程の大きさの鎌レクイエムを左手に持ち、普段はしていない黒い革の手袋とフードを被った姿で白い息を吐きながら、廃墟のビルの上に仁王立ちした姿で、ぼやきながら自分の周りに微量の炎のバリアを張りつつも、魔力も弱まっている様子で既に息が上がっていて。下を見下ろすと、無数の死者が群れを成すように蠢いていて、普段と違い視界は悪い、天候により体力は奪われ、魔力も微弱なため気配で相手を感知する事は叶わず、背後から襲いかかってきた魔物に間一髪で気付いてレクイエムの柄で牙を防ぎ)ッ……意識が散漫すぎた。
闇夜桜
退室
(やがて口元に宛がった手の隙間から洩れる吐息が厳寒に凍てついた様に白く霧散していくのを確認し、生命活動の維持に魔力を消耗し始めているのだと察知して。生き血を貪る浅はかなそれを曝し腕の位置を落として頤に指の背を添えながら、想定外の危機を脱するべく思考を巡らせばゆっくりと柱から背を離し、視界を閉ざして一度深く呼吸をした後三拍。瞼を持ち上げ硝子の刃を鞘に納めたならば目指すは南、走り去る足跡は所々に霜柱を残し半宵の廃屋から姿を消して)
闇夜桜
入室/置きレス
……これは、どうしたものか…(冷えきった廃墟の家屋内に溜め息を交えた低い声が響く。佇む影、足元には溶けて原形を失ったゼリー状の物体、白刄の上をどろりと流れる透明な液、辺りに潜む気配は腐敗した血肉の亡者ばかり。求める時に限って獲物に出会えぬ己の不運さを呪い、空を斬って得体の知れない附着物を払い落とせば傍らの柱に寄り掛かりぼんやり宙を仰いで。今頃帝都は幻想的な雪を纏い、それを楽しむ人々の声に包まれ賑わっている事だろう。淡いストライプの白シャツに黒いスラックス、濃灰色のチェスターコートとおよそ常の変わらないのは装いだけ。明らかにヒトとは判別し難い口元を左手で覆い隠し、焼け付く様な喉の痛みが"あれ"を求めよと訴え掛ける。このまま帰還する訳にもいかず独り第二の故郷を想い体力の回復も兼ねその場から動かずにいて)

【置きレスにつき、暫し場所をお借り致します。】
エスペラント
退室
ああ…妹、みたいなものだから。はは、それは俄然やる気が出る(口の達者な相手には笑って誤魔化しながら、穏やかな一時に半ばホッとしたように息を吐いて、ゆっくりと先に歩き出し)へぇ…女性には失礼だけど、正直言えば感触を確かめたい。それじゃ、参りましょうか(最後の最後に素直な言葉が口から滑り落ち、笑顔で誤魔化すとそのまま共に姿を消して)

【PL:あはは、PLは全然気になりませんでした(鈍感?)愚息は言いくるめられそうですが(笑)あやふやだろうと、やりきるのが凄いです♪此方こそ遅くまで有り難う御座いました。お休みなさいませ】