―果ての廃墟―

彷徨う死者の魂、魔物が溢れる
昔には栄えたであろう町の哀れな傷痕
夕月
入室
(淡い桃色の色無地に紫袴、腰に提げた大小はそれらしく見せるための飾りの意味合いが強く、実際に得物として使う舞傘も今は本来の用途らしく頭上に広げているだけで。但し頬や手の甲など肌の露出した部分には些細ながら数多の赤い線が走り、ある程度整え直したとはいえ着物や髪にも多少の乱れが見てとれて)…眺める分には綺麗なお月さんどすけど。(臨戦態勢には程遠いものの纏う空気は未だ鋭さを帯びたまま、元は屋敷の壁だったのだろう瓦礫に背を預ける形で小さく息を吐き)
ラクシャーサ
退室
(暫くほてほてと歩きながら辺りを見ていけば)
…これは…なんか、お散歩には良いかもしれない…
(己の生まれた冥界をちょっと思い出し、懐かしくなりながら『また来よう』と小さく呟き帰っていき)
ラクシャーサ
入室
黒いハイネックに白いローブ、その上に羽織った藍色のマント翻しゆっくりと歩いてくると)
…ふぅん…あんまりじっくり見た事ってなかったけど…
(ここはいつからこんな感じなのかな…と呟きながら興味深げに辺りをきょろりと見渡して)
レイナス
退室
ん、そうだな…。何かご馳走するよ。助けてくれた、お礼に
(空を斬ってから剣を鞘に収め、指の背を顎に当てて考えると「詫び」ではなく敢えて「礼」として何か奢る事を申し出て。差し伸べられた手にそっと己の手を重ねて握れば、意識が戦闘から日常へと切り替わりほっと肩の力を抜いて)
果敢に立ち向かっていく君の姿、とても頼もしかったです
(呼び戻す際に見た立ち回る姿を褒め、今度は言葉からでなくこの目で確かめた姿を頼もしいと称え。帝都へと向きをかえ歩きだしながら、挙がった休憩場所の提案にクツクツと可笑しそうに喉を鳴らして。繋いだ手を遊ぶように緩く前後に振り、以降も談笑を交わしつつ共に廃墟を去っていき)
じゃ、ヴァイスにしよっか。…メル、ケーキ好きだねぇ?

【そう言って頂けると救われます…!今後も精進して参りますので、またお相手お願いしますね+うちの変態も会いたがっておりますので^^*それでは、楽しい一時を有難うございました!おやすみなさいませ…】
メルティーナ
退室
えー、なんにも出ないの?残念だなあ。
(相手の言動からあまり良く思っていない能力なのだろうかと推測すると敢えて最後の台詞だけを拾ってわざとらしく棒読みで、不満そうに唇を尖らせてから肩を落としてみせ)
違う違う、私が勝手に首を突っ込んだの。むしろ見せ場を邪魔しちゃった感じ?
(一瞬でも本気にしたように見えるとしてやったりとばかりに満足そうに双眸を細めて笑い、巻き込まれた、等というマイナスな考えを持たないでほしくて紡いだ言葉は相変わらず冗談めかして茶化すようなもので)
ん、そーしよ。…あ、じゃあヴァイスのケーキが食べたい!
(戻ろうという提案に大きく頷いて同意すると銃をホルスターに戻し、自然と手を差し出し。相手がそれを取ってくれるなら手を繋いで、取らなくとも帰還を促すように帝都の方へと指を向けて、帰路につき)

【いえいえ、とても楽しかったです♪此方こそ戦闘は不慣れでお恥ずかしいロルの数々が…;;これに懲りずにまた相手していただけると嬉しいです+今宵は遅くまでありがとうございました!それではお言葉に甘えて…おやすみなさいませ、良い夢を+】
レイナス
時間が掛かるから、そんなに使えない代物。…褒めても何も出ないよ?
(要する詠唱時間や集中力、そしてビジュアルを思えば自ずと苦笑が滲み視線を逃がし。感嘆の声をもらすのに悪い気などするはずもなく、クスリと口元を弛ませ)
あ!ひど……なんて。元はと言えば自業自得だからさ。なのに、君まで巻き込んじゃって…ホント頭が上がらないよ。ましてや発注ミス…
(冗談混じりに紡いだ台詞の一部がそのまま返ってくると、反射的に口を開き。すぐにそれが冗談と知り己も強引に誤魔化して。落ち着いたことで原因を思い返せば、やるせなさに頭を垂れ首を振り)
さすがに疲れたね…、帝都に戻って休憩し直そうか
(残りの魔物が時間稼ぎの最中に相手から受けた傷で戦意を失っていると気付くと、追い討ちを掛ける気分にもなれず提案して)

【なんだか急ぎ足の展開に姫様を振り回してしまった気が…っ(滝汗)しかし睡魔さんが忍び寄ってきているので次にて退室しようと思います。なので、お先にどうぞです!】