−本屋『Viel』−

種類豊富に幅広く揃えている大型本屋
ディスコルディア
退室/置きレス
ぁ、そ、そういう意味ではなくて…!
ただ、仲間が欲しいだけなんです!

(遠慮されてしまえば空いたままの手はあたふたと慌てるように動き、払われたその手に触れようとしたがすぐに諦めて残念そうに項垂れた。相手に続いて会計を済ませるべくレジへと向かったが、何をすべきなのかを聞くと表情が引きつり)

え?ぁ、あの…それって、つまり……お高いんでしょおおぅぉ〜…?

(普通なら逃げ出すところだが立場の事もあり大人しく彼女に連行されていく。上司のワインとなればきっと高価な物だろうという予想はでき、この後ランチすら食べられないかもしれないと思えば、震える声でそう問い掛けながら目元に涙を浮かべる。そして会計を終えたところで彼女と共に本屋を後にし、強制的に酒屋まで行くことになるだろう)

【折角の口止めプラス何らかのフラグとして面白そうなので、セリ様のワイン買わせて頂きます←
お相手有り難うございました!】
ヴィアレス
置きレス/退室
本は一人で静かに読むのが良いんじゃない。一緒にだなんて、遠慮させて頂くわ。
(誰かと一緒に、というのをそもそも好まない気質のため差し出された手を取ることなく本を持たぬ手をヒラヒラと横に振って辞退の意思を表して。お酒が飲めない旨を聞けばそれは残念だと思いつつもそれならばと少しばかりの思案の間の後、ニヤリと笑みを浮かべて。本の会計を済ませるべくレジへと移動しながら思いついた事を述べ。)
実はね、ちょっと前にセリが大事にしてたワインを飲んじゃったのよね。しかもバレちゃって。…変わりのもの、買ってくださらない?目星はついていてよ。
(卒なく会計を済ませながら説明をするも件のワインの金額にはあえて触れず目星は付いているとウインクひとつ彼女へと送って。彼女の会計が終われば、逃げ出さない限り強制的に酒屋へと向かい、それはもう高く高いワインを買わされることになるだろう。)
善は急げよーっ!

【こんばんは。だいぶ返信が遅くなってしまい申し訳ありません…。私用により明日の返信が危ぶまれますのでお先に退室させて頂きます。中々に強引な娘なので、最後の退室は逃げ出す方がオススメだったりします(笑)ではでは、お相手ありがとうございました!また是非よろしくお願いします!】
ディスコルディア
置きレス
ほ、本当ですか!?
でしたら是非一緒に…一緒に読みましょう!

(恋愛小説も読むという言葉には敏感に反応し、先程までとは違いまるで仲間を見つけたかのように目を輝かせて寧ろ勧める。大好きな恋愛小説の前では将軍らしさを失ってしまっているがそれに自ら気付いても同じ読者というだけで感動しており、本を左手に抱えるようにして空いた右手を差し出し握手を求め)

お酒、ですか…大好きではありますけど、弱すぎて話にならないかと。

(飲みに付き合うとしても自身の酒の弱さは痛いほど部下に言われている。それ故に苦笑いしつつそう答え、弱いのならばどのような要求が飛んでくるのかと唾を飲み込み)

それで……飲めなければ一体…?
ヴィアレス
置きレス
純粋な、…ね。アタクシ、書物は知識にするタイプだから、恋愛小説だって読むのよ?貴女、アタクシに本は似合わないとか思ってるんじゃないでしょうね?
(彼女の口ぶりから、恋愛小説というものに己が縁遠いものだと思われている気がしてならず、不服そうに眉を寄せ。知識にするためという目的のもとではあるが本を読むことは割と好きな方であるため、見かけで人を判断するのは失礼だと言いたげな眼差しを向けて。どうやら口止め料が貰えるような流れに、少しの間思案してから本を持たぬもう片方の手を自らの腰にやり。)
そうねぇ……貴女、お酒は強い方?セリだけじゃなくて部下たちにも口止めとなると、お酒の強い弱いの違いでどうするか決めることにするわ。
ディスコルディア
置きレス
あ…っ!純粋な恋愛小説ですからね…それでも読むのでしたら私は止めません。

(彼女がその本へと手を伸ばすと制止するべく己の手も出ようとしたがすぐに引き、今回の内容は純粋な恋愛が描かれているという賭けに出て、やけに落ち着いた様子で言葉を続け)

ぅ、う…私に何を求めるというのです?
……セリ様に隠し事などしたくはないですが、仕方がありません…黙ってて下さい。

(官能的な内容が含まれていなければ、読んだ後に勧めるつもりで直接話すのも悪くはないだろうと思うが、今の内は隠しておこうと口止め料として何を求めるのか首を傾げて)

セリ様だけでなく、部下たちにも…。
ヴィアレス
置きレス
言い切れないところが怪しいわねぇ。どれどれ、アタクシも一冊買って確認してみようかしら?
(背中を向けてしまった彼女の姿にニヤニヤとした笑みがなおも止まらず、新刊として数冊がまだ残っているその本に手を伸ばしてみせ。恋愛小説だろうと啓発本だろうとノンフィクションだろうとなんだって気にしずに読む己にとっては少しばかり過激な内容があっても気にもならない。それよりも目の前の彼女がどんなものを読むのかが気になっているための行動で。しかし己が囁いた言葉に顔を青くして顕著に反応する姿には、耐えられず口を片手で隠しつつもつい笑い声を漏らして。)
うふふふ…。買うなとは言わないけれど…口止めしたいというのなら、タダで、とはいかなくてよ?