−本屋『Viel』−

種類豊富に幅広く揃えている大型本屋
ディスコルディア
置きレス
く、うぅぅう…っ、た、ただの恋愛小説ですから、そこまで過激な内容は……た、多分ありませんっ!!

(含まれていない、とも言い切れず頬を突かれたなら目を合わせないよう背を向けようとして。更に囁かれる言葉には見事に羞恥心を煽られ体はふるふると分かりやすい程に震え、真っ赤な顔は本で隠すように顔元まで上げていたが、上司の名が聞こえると赤かった顔は青ざめて)

だ、ダメです!いけません!
恥ずかしくてセリ様に顔向け出来なくなります…!そ、それに…まだ買ってませんから!読んでませんから!
ですから…見逃して下さい。
ヴィアレス
置きレス
(盛大に肩を震わせて驚く姿に、本当にこれが帝都に名を轟かせる将軍なのかと疑惑の眼差しを向けたものの、弁解かと思われたその内容は恐らく真実。口を挟むことなく耳を傾けて事情を確認すると彼女が話し終える頃にはにんまりと人の悪そうな笑みを浮かべて見る見る赤くなる頬をツンと突こうとして。)
ふうぅぅうん。まさか将軍サマが、こおぉんな昼時から、そおぉんなエッチな本を、嬉しそぉに買ってるなんて、アタクシびっくりぃ。
(まるで羞恥心を煽るかのように一言一言をわざとらしく区切ってみせ。それから彼女の耳元へ自らの唇を近づけることができたなら、声音だけがやさしい悪魔の囁きを告げるだろう。)
セリにこのこと、言ってしまおうかしら…。

【ありがとうございます!ではでは、非道な女ではありますが、よろしくお願いします!】
ディスコルディア
置きレス
待ちに待ったこの…んひっ!?

(胸元に抱えた本を見下ろしつつうっとりとした柔らかい表情を浮かべていたが、それに夢中故に接近を許してしまい突然覗き込みつつ声を掛けられたなら下方向に伸びている耳がピンと真横に張る程にまで立ち、同時に体も震えて。以前裏路地で世話になって以来か、見知った顔が確認出来れば彼女の問いには必死にふるふると頭を左右に振った)

ま、まままさか!
クリスマスを題材にしたアツーイ恋愛模様が書かれたこの作品、作者からして中々けしからん内容だと思われる為身分の事もあり購入する瞬間を目撃されぬようにただ警戒していただけであって別に窃盗なんて愚か…はっ!

(馬鹿正直にも早口ではあるが事情を説明し、自ら墓穴を掘った事に言い切る手前で気付き一気に顔を赤くさせて)

【こんばんわ、是非宜しくお願いします!】
ヴィアレス
入室/置きレス
(髪を高く結い上げ、パープル色のベロアのキャミワンピの上からベージュのファーコートを羽織り、黒いニーハイブーツを履いて本屋へと入ってくると適当に店内をフラフラして。と、ある本棚で以前出会った将軍の女性を見つけたは良いが胸元へと本を隠す姿に異様だと眉を潜めて。恐らくこちらに気づいていないだろうと近づいていきヒョイと胸元を覗こうとして。)
ねえ、帝都のえらーぁい将軍様が、もしかして本を窃盗するおつもり?
(将軍たる彼女の気質を考えればそんなことは絶対にしないと分かっている。しかしそれにしては疑問の残る行動だった故に知りたくなるとわざとらしく問いかけて。)

【こんばんは!よければお相手よろしいでしょうか…?】
ディスコルディア
入室/置きレス
(そろそろランチ時だろうという時間に雪のように白いケープコートを着た姿で本屋へと訪れた。お腹が空き始める時間なら人は少ないだろうという狙いでこの時間を選んだが、ランチを我慢している彼女は腹の虫が鳴ろうとも足が向かう先はただ一つ…新作の恋愛小説が並ぶ本棚の前である)

ありました…っ!

(この本を買ったらランチを食べに行くんだ…そう思い手を伸ばしたが本に触れるか触れないかの所で一度手を引きキョロキョロと辺りを見回した。既に部下やら知人には、趣味がバレているだろうが周りを気にする理由があるのだろう誰も見ていない隙を狙って物凄い速さで本だけを取り胸元に隠すよう抱えて)

………ふぅ。

【明日の内に入室が無ければ回収致します】
セリシアーシャ
退室
(じっくりと色々な本を手にとって見ていたが、ふと目に止まったのは帝都の風景写真集で。それをパラパラとめくると美しい景色が並んでおり。)
ふむ。…書物ではなく、こういったものも良いか。
(いいものが見つかったとレジで支払いを済ませると、それを片手に自らの屋敷へと歩みを進めて…。)