1 幻影
近親相姦
少年が腰を動かす度に、もう一人の少年も揺れる。
純白のベッドの上で繰り広げられるそれは、俗に言う、セックスと言われるものだった。
しかし、通常のセックスと異なるのは、同性同士で行われていることと、彼らが兄弟だと言うことである。
「もうやめようよ……」
弱弱しい声が、閑散とした室内に響く。
同時に、動いていた腰の動きも停止し、完全なる静寂が訪れた。
純白のベッドには濡れているような髪を持ち、艶かしい色白の肌を持った少年がいる。腕に浮かんでいる血管がその妖艶さに拍車を掛けていた。
弱弱しい声を発した少年――瑞希は、目の前で艶かしい体勢を執る少年に対して息を呑みながらも、言葉を続けた。
「いつか、お母さん達にもばれるし」
「そう……」
端的に呟いて、妖艶な美少年はベッドから体を起こした。
脇に置いてある、カッターシャツを羽織、ボタンを閉め始める。
そこへ瑞希が、まだ服を着ていない下半身の肉棒を咥えた。
ちゅぱちゅぱ、という音を出しながらオナニーを口唇で再現する。
純白のベッドの上で繰り広げられるそれは、俗に言う、セックスと言われるものだった。
しかし、通常のセックスと異なるのは、同性同士で行われていることと、彼らが兄弟だと言うことである。
「もうやめようよ……」
弱弱しい声が、閑散とした室内に響く。
同時に、動いていた腰の動きも停止し、完全なる静寂が訪れた。
純白のベッドには濡れているような髪を持ち、艶かしい色白の肌を持った少年がいる。腕に浮かんでいる血管がその妖艶さに拍車を掛けていた。
弱弱しい声を発した少年――瑞希は、目の前で艶かしい体勢を執る少年に対して息を呑みながらも、言葉を続けた。
「いつか、お母さん達にもばれるし」
「そう……」
端的に呟いて、妖艶な美少年はベッドから体を起こした。
脇に置いてある、カッターシャツを羽織、ボタンを閉め始める。
そこへ瑞希が、まだ服を着ていない下半身の肉棒を咥えた。
ちゅぱちゅぱ、という音を出しながらオナニーを口唇で再現する。