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隣の席

俺、神崎拓斗(17)高2。


今はいつもだったら眠くて仕方ない古典の授業中。

実際今も寝てたところだ。
いつもだったらこのまま指されない限りまた寝るんだ。

“いつもだったら”の話だ。


俺、神崎拓斗(17)
人生のピンチだ。


寝てたせいだかなんだか知らないがこれでもかってくらい元気になってる俺の息子。

今は授業中。
そしてここは共学だ。

男だけならバレたところでまだ笑い飛ばせるが、女もクラスの半分くらいいる。

普段はクール気取ってそこそこモテてる俺もバレたときには俺は女子から変態扱いだ。

一向に収まる気配のない息子を見つめ、周りにバレないように前屈みになって寝てるフリ。

実際寝ちまえば収まるだろ。


『…なあ………ッなあ…おぃ拓!』


『…あ?』


ちんこのことに集中しすぎて隣の席の真宮流星に話しかけてられてたことに気づかなかった。


『さっきから腹抱えてるけど腹でも痛ぇんか?大丈夫か?』


バレないようにうずくまってたのを体調悪いと思ったらしい…


『あぁ、別何でもねえからへーき』


一応授業中のため小声で返す。


『そーか?なら、んな眉間にシワ寄せてんぢゃねーょ、紛らわしいんだよ!このッ…』


『バッ!…ッ』


『…え……おま…?』


いつものじゃれあいで俺のちんこをふざけて揉んでくる流星。不意の刺激に硬度が増す。

確実に流星にバレた…