
SYUPO
終焉
あまりテレビを見ないのですが、1989年から放送されている『たけしのTVタックル』などがそんな感じでしょうか。
’89年当時としては珍しく、バラエティーとニュース番組を合わせたような形式や、多少右寄りのアングルから繰り出される、たけしのブラックジョークなどが目新しかったのでしょうか。
一方で、’85年から始まった『ニュースステーション』は、久米宏のキャラもあり、ニュース番組のほうからバラエティーの側へ歩み寄り、娯楽色を強めた印象でした。それに続く『報道ステーション』の古館伊知郎もそうですが、大したことのない内容や主張を、いかにも大変なことのようにエキセントリックに喋るのが得意な感じでした。
今は内外の情勢がいっそう厳しくなっており、おちゃらけたような緩いジョークを連発している場合ではないでしょう。ニュースにバラエティ色は不要だと思います。