
滝川
SYUPOさま。
勿体無いお言葉、ありがとうございます。
あの作品は、この掲示板にも記しましたように塩見先生にはじめて見ていただき、それから10年後に懸賞応募した作でした。
ソラでも書けるくらいにずっと心にあったもので、3週間で書きあげポストに投函しました。
新人賞に下読みというのがあることを知らず、大正ロマンが好きそうな年代の選考委員の顔ぶれで、応募先を決めました。
夏に、海に行こうとしたとき、最終候補に残ったという電話が自宅に予告なく突然きてびっくりしました。三浦半島に行く電車内もあたまが真っ白で、海に着いてからも記憶がないです(笑)
後日、出版社に呼ばれて行きました。
「これで受賞できなくても来年もありますから」と言われましたが、「いえ、とらせていただかないと大人になれない」と訴えました。切実な気持ちだったと思います。
Up 6/16 21:29