
ヒロキ
Qの会
日曜日午後、東中野まで行って来ました。
梶井基次郎の「檸檬」が、題材でした。
大正14年の掲載作品。
参加者5名、皆様耳が遠いい。
皆、梶井の倍以上長生きして、彼の短編の感想をか細い声で話す。
病魔が付きまとう生活、作中の大正の京都の街なみと現在の東京東中野、昨今の日本橋の丸善の話、万年筆の話、90年の時の隔たり。
因みに、私の祖父は、梶井と同年代で、肺結核に罹患し、前途に絶望したと、後に母から聞きました。
その後、妻子の為、幸運にも病魔に打ち勝ち、昭和の終わりまで生きました。
祖父が、「檸檬」を読んだかは、判りません。
Up 5/13 15:56