塩見 鮮一郎公式 掲示板


Name
Mail
Title
Comment
URL
Password (削除パス)



Name 世話人

大河のうそ


仲之町が毎回出てくるが、
あんなにスマートな道ではない。
ほんとは、いつもぬかるんでいた。
高下駄か裸足だ。
浮世絵に描いてないからわからん。
かも知れませんが、
客と遊女がつかう水は半端ではない。
風呂の湯はどこからくるか。

お歯黒どぶはあっても、お歯黒にしない。

遊女の死体を夜な夜な運びだしているのはだれか。
非人が担ぎ出してるとは言えない。
なぜ言えないのですか。
 URLDel
Name 久保田

「最後の夜が終わったら」の件 F


表現するとはいったい何か、
もっと考え、探していきたいと思っています。
ここから始めるつもりでいますので、もし可能でしたら、
今後とも、ご意見をいただけたらありがたく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

※連続投稿、失礼いたしました。
 Del
Name 久保田

「最後の夜が終わったら」の件 E


ただ、今考えると、この作品の最大の欠点は
もっと根源的なところにあるように思います。
自分自身との「格闘」が中途半端なのです。
この作品を書いていた頃の自分は、
恥ずかしながら、長いモラトリアムの中にありました。
その後、某監督という「他者」に初めて出会うことによって、
自分の甘さにようやく気付いたわけです。
私小説とは、自分自身が何者であるかを見出す
『運動』のように思います。
その意味では、この作品は、小説未満であったかもしれません。
 Del
Name 久保田

「最後の夜が終わったら」の件 D


文体につきましては、まさに塩見先生が見抜かれた通りです。
主人公の感情の流れを途切れさせたくなく、
日本語としては破綻しているとしても、
感情に沿った言葉を句点を排して並べました。
ただ、それだけでは独りよがりになってしまうため、
流れるような文章を目指し、
敬愛する野坂昭如さん風の都々逸調を取り入れました。
この文体については、トーク小屋の講評では、
良いとする人、悪いとする人、半ばでした。
あからさまに野坂さんの模倣となっているところは、
反省すべきだと思っています。
 Del
Name 久保田

「最後の夜が終わったら」の件 C


横浜で遊覧船に乗り遅れ、
かつて大みそかに訪れた店を探すところまでは、ほぼ現実通り。
その後の展開はフィクションですが、
主人公は見知らぬ男を「お兄ちゃん」に見立て、
「ばかばかしい人生よりばかばかしいひと時が嬉しい」
という歌詞を全うしようとする、
という表現にしたかったのですが、
トーク小屋の皆さんに読んでいただいた結果、
本当にかつての「お兄ちゃん」が現れた、
或いは、少なくとも主人公は、
彼を本物の「お兄ちゃん」だと思っている、
という風にしか読めない、と指摘され、
それは大きな瑕疵だったな、と気づかされました。
 Del
Name 久保田

「最後の夜が終わったら」の件 B


その後、ある監督との出会いがあり、
出会いどころかすさまじい戦いの数年間があり、
その経験を通して、
自分がなぜ映画も小説も失敗したのか、ようやく気付いた次第です。
プロデューサーとの出会いから30年以上、
いつの間にか、50の半ばを過ぎていました。

そんな折、私が運営スタッフをつとめる
「シモキタ地下室」というイベントスペースを
トーク小屋の会場に一度試していただくこととなり、
原田さんとのやり取りを再開させる中、
「来月作品を出す人がいない」とお聞きして、
それならば、と、
この「最後の夜が終わったら」を提出させていただきました。
この作品は、何十年も結果を出せず袋小路に陥って
もうどうにも身動きが出来なくなってしまっていた頃、
病気を宣告され、
なにも始まらないうちにすべてが終わってしまうのかと
焦る思いが募り、
いっそこの自分自身の姿を描こうと試みた、私小説です。
 Del
Name 久保田

「最後の夜が終わったら」の件 A


大学の時、ある映画プロデューサーに出会い、
会ったその日に「お前にしか撮れんシャシンを撮ってみせてくれ」
と言われ、以降、その言葉が私の全てとなりました。
それは、私の生きる『よすが』であるとともに、
私をがんじがらめにし、苦しめる『鎖』でありました。

結局、シャシンを撮ることは叶わず、
その後、そのプロデューサーから「小説を書いてみろ」と言われ、
小説に挑みましたが、
そちらでも、彼に披露できるような作品を書くことはできませんでした。
これで終わりにしようと定めて、
この「最後の夜が終わったら」を書きあげた少し後、
彼は病に倒れ、数か月後、亡くなりました。
すさまじい喪失感でしたが、それと共に、不思議な解放感に浸りました。
 Del
Name 久保田

「最後の夜が終わったら」の件 @


ご無沙汰しております。
18年くらい前、1年ほど塩見先生のクラスに在籍していました、
久保田雅美です。
先日お送りした私の作品「最後の夜が終わったら」の感想を
この場所に書いていただいていることに気付き、
本日、すべて読ませていただきました。
ここまで深く読んでいただけるとは思わず、
驚き、また、本当に感謝しております。
 Del
Name 世話人

扶桑社のテレビ


歴史・公民教科書の改訂版(2006年度使用開始分)を出版。
2007年 フジテレビジョンがポニーキャニオンと扶桑社の株式を追加取得、フジテレビの完全子会社となる。「つくる会」との関係を解消、「改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会」(教科書改善の会)・「日本教育再生機構」と組む旨発表。8月1日に出版子会社「育鵬社」を設立し、教科書改善の会が新たに出版する教科書の版元とした。また扶桑社新書を創刊。
 URLDel
Next


トップホーム過去ログ倉庫表示設定モバイル表示管理画面無料掲示板