塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ523 2009/7/25 16:12

▼わかやまけん
ばしょう!?
夏の「午後のまどろみ」から覚めたばかりの脳のシナプスをぶちぶちさせる問いですね、センセ。
商品として交換されることを前提とせず、いわんや、誰も読むことがありえない言葉を、人は紡がない。
いや、そういう人もいるかな。例えば精神が分かれて、裂傷を帯びている人の中に、そういう言葉を書き続ける人がいる。あ、でも、それはその人なりの、我々凡人には理解できない「他者」を想定しているのであって、やはり「他者」を前提としない言葉はない。
その意味では芭蕉も「他者」に届くために言葉を書いていたのでしょうけど。またそれが、近世のそれなりに発達した商品経済システムに乗って流通したのでしょうけど。言語と貨幣はアナロジカルによく語られますよね、「交換」されなければ意味がない。
ん??でも、なんか違うぞ。
「他者」を想定しない言語は意味がないが、「他者」に100%束縛された表現などクソ喰らえ、だ。
ん? これでいいのかな。
シナプスがあっちこっちで回路をつないで、とっちらかってしまいました。とりあえず、珈琲でも飲みます。

センセ、今日はこれからワタシも勉強します。隅田川花火の魅力に、心は「千々に乱れて」おりますが。
7/25 16:12

▼世話係
わかやま先生
芭蕉はどうだったのでしょう?
7/25 15:35

▼わかやまけん
ものづくり
「売れる商品を作らなければ意味がない」システムの中で、ものづくりをせざるを得ない、というジレンマではないデショカ。
本作りが、まさにそういうジレンマの中で苦しんでいますよね、センセ。
7/25 14:37

▼KO
わかやまけんさん
前段は、ものづくりの人は、お客様に売れる商品を作らなければ意味がない、と理解しました。
概念の件は下名の宿題とします。
本のご紹介、ご助言、ありがとうございました。
7/25 14:10

▼わかやまけん
真夜中に
ワンセグで最後のとこだけちょこっと見ました、昨夜。○○資本主義なんて下らない!!漫画家(西原理恵子さんかな、この人の作品、下らない小説よりも断然面白い!)が「モノ作り」って言っていて、ある意味一番マトモかな、とも思ったけど、せっかく人が愛情込めて作ったモノ(使用価値)も、商品(交換価値)と化さなければ存在価値がない資本主義的商品経済システムの中では、廃れる一方ってことになっちゃいます。現にモノ作りの人も、みんなそのジレンマですよね。
どっかの党首が「友愛」とかいってずいぶん馬鹿にされたけど、ほんとは大事な言葉、概念だと思いますよ〜。自由は資本主義として、平等は社会・共産主義として、すでに破綻もしくは破綻寸前のこの世界で、唯一希望を抱ける最後の言葉、概念のような気がします。アソシエーショニズムとか。マルクスさんもそのようなことを考えていたのでは??

KOさん、岩井克人『貨幣論』『資本主義を語る』なんて面白く読めますよ。『資本論』の解説にもなりますし。僕も世話係さんのおっしゃるように「商品」のところ(価値形態論)のみ熟読してオワリ、です。
7/25 13:09

▼KO
ありがとうございました。
作業モードに入っていたため、返信が遅れ申し訳ございませんでした。
演劇の題目と同じ第1巻と解釈し、近く取り組んでみます。

いつもより早く始め、短く終わりましたので、午後、もう一つの作業にかかれるかもしれません。脳の状態をウォッチして。短い昼寝ができれば一番です。
7/25 13:08

524522

掲示板に戻る