塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ514 2009/7/15 22:56

▼助手代理
困惑
予想を上回るご立腹ぶりに戸惑っています。
助手代理の名称はある意味名誉でもあり、これからも使用することをご容赦ください。
7/15 22:56

▼KO
川上未映子
日曜日に録画したものを見た。
その時も少し見ていて、偉そうだな、ホテルにこもって初めての長編を、書けない、書けない、なんて、うかれているなあ、と思った。
二年前の、乳と卵(芥川賞)の私の読後感想もさんざんなものだった。雰囲気を醸しだしてはいるが、なぜ、がない。ラストで、母娘が生卵を頭にぶつけあうのだが、情緒的、エキセントリックさ、浅いたくらみ、が際立つだけで、その理由がない。なぜ卵をぶつけあうのか、が書かれていなかったのだ。この人はこの作品で消えること間違いない、が結論だった。
今もその印象はそう変わらない。
しかし、長編を書き終えた最後まで番組をみると、作品だけでなく、人柄も当然わかってくるのだが、明らかに、ひとつの段階は越えている。このレベルでいいのか、という気持ち悪さはある。でも明らかにあるレベル、どこまで低く落ちてきているかがわからないが、あるレベルを、作品も、作家も超えている。そのことがよくわかった。分かりやすく言えば、考えながら生きている面白い人間ということだ。そうそう巡り会える人間ではないということだ。
『カモフラージュの魚』も、あるレベルを超えていると思う。僭越ですみません。まだ、乳と卵の方が世の中的には上なのかもしれない。でもカモフラージュには、なぜと論旨がしっかりある。そこでは上をいっている。
この辺を確かめてみたい。
『壁のむこう』も完璧でないが、とてもよかった。あるレベルを超えていた。
ニヒルにじじくさいが、若い力っていいな、という、思ってもいなかった考えが自然と浮かんできている。
面白いことです。
7/15 21:10

▼世話係
はい
私は医院に縁がなかったのでよくわかりませんが、疱瘡の予防接種ということはありませんか。
7/15 12:51

▼亡眼
リッチ
かも知れませんが、赤ちゃんの左上腕にある、
生々しい注射跡。早くも彼女が医療‐制度に
〈捕獲〉されたことの、
痛々しい証のように映りませんか?
7/15 8:19

▼世話係
参謀
が難解すぎて、みな沈黙です。
7/14 22:53

▼叱られ参謀
下記美人論は
山本殿の仰るは、「美」よりは「好み」にあて嵌まるかと思われますがさて如何。


時代が選ばずとも美人とは確かに在るものだとは我が祖母の若き日を見るにつけ実感を。東京大空襲及び戦後の貧困、加えての復員した亭主の甲斐性無し振りさえ祖母を打ち負かすことはできませなんだ。

曰く
『この美貌、これほどの私がこんな不幸なまま終わる筈がない』


・・・絶対の美とは、命を賭すに足るものであり、その気概を持つ者にのみ咲くことを教えてくれた祖母ではありました・・・


惜しむらくは美の遺伝子は頗る劣性にて子孫の誰一人この祖母の美貌を受け継いでいないことですが。
7/13 23:27

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