塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ501
2009/6/27 17:12
▼世話係学校2日は、岡登人(おかのりと)の『ぬるい街』をやります。三重になった時間が不思議な物語を紡ぎ出します。長崎県S市の川や道路、駅の移り変わる眺めが精密に描かれ、そこの路地に、女がいたのでした。
読み出すとやめられなくなります。出勤・出校まえは遠慮してください。
6/27 17:12
▼KOつゆのあとさきを読みましたのは91年の10月ですから、そこまでは覚えていませんでした。おっしゃりたいこと、おかしくて笑ってしまう理由とは、あまりに、文学、高尚なものからほど遠い、というより、むしろ正反対の、不道徳極まりないことを、本当に真面目に丁寧に書かれているから、ということではないでしょうか。同じ頃読みました「腕くらべ」なんてまさにそのまんまですものね。
6/27 16:45
▼世話係昼ねしてました。暑かった。銀座のカフェーの女給さんと、その女性に群がる男たちの物語。女給さんが二股も三股もかけて、たいへんだーという話です。梅雨の間の彼女の生活が、描かれています。
『ぬるい街』にも似ているような。
6/27 15:41
▼KO荷風、漱石、谷崎、直哉、などなど、数年前からずっと読み返したり、新たに読んだり、していますが、やはり、いいですね。例えば、漱石や直哉の文章を丹念に読んでいきますと、情緒の安定を覚えます。ただ、少し世界が狭い。荷風のコミックか「日本の話芸」という捉え方はまだ実感できませんが、なんとなく分かるような気がします。「つゆのあとさき」のラストの君代と落ちぶれた老人がカニ缶をつまんでビールを飲みながらする哀しい会話などはたまらなく好きです。
6/27 14:38
▼世話係ああ、すまないそのうち懺悔します!
6/27 13:46
▼岡坊世話係さんあんまり飲みすぎると、うちみたいにあほになってしまうから、気ぃつけてな。
6/27 10:04