塩見 鮮一郎公式 掲示板

過去ログ4743 2025/11/6 2:48

▼世話人
ホワイトが
少数派になる日。前から言われていましたが。

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▼世話人
寸感
旅への誘(いざな)いが、次第に私の空想(ロマン)から消えて行った。

いざない、誘惑です。朔太郎『猫町』です。
PCですぐ読めますが、
紙の本でゆっくりがいい。
圧縮され、練り上げられた文を読むと、
こちらが気恥ずかしくなります。

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▼世話人
猫町か
旅への誘ないが、次第に私の空想(ロマン)から消えて行った。昔はただそれの表象、汽車や、汽船や、見知らぬ他国の町々やを、イメージするだけでも心が躍った。しかるに過去の経験は、旅が単なる「同一空間における同一事物の移動」にすぎないことを教えてくれた。何処へ行って見ても、同じような人間ばかり住んでおり、同じような村や町やで、同じような単調な生活を繰り返している。田舎のどこの小さな町でも、商人は店先で算盤を弾きながら、終日白っぽい往来を見て暮しているし、官吏は役所の中で煙草を吸い、昼飯の菜のことなど考えながら、来る日も来る日も同じように、味気ない単調な日を暮しながら、次第に年老いて行く人生を眺めている。

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▼世話人
停滞する
ウクライナ、ガザ。
残酷なみな殺し戦争を数年やった。
人民男女幼老が死んだだけだ。
支配者の位置は変わらない。
国家間の関係も同じままだ。
だれも、思いを遂げてない。

戦争にも意味がなくなったのか。
女・超右翼がトップになっても変わらない。
天皇家の面々も、新聞記者も、オールコミックも、
自衛隊も警視庁も。
芥川賞も。

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▼世話人
読書
『再起のグランド』徳田理恵子

冒頭がいい。
「深夜一時を過ぎると、周囲から物音がしなくなっている。静寂を破らないように気をつけながら自分の部屋を出る。/階段を二段降りたところで立ち止まり、家族が寝ていることを確認してから」と、始まる

主人公はニートと呼ばれる男である。かつてはモラトリアムと治療の対象になっていたが、いまはホームレス同様、切り捨てられる存在になった。そこに居ることを許さない。「働け」と、親まで鬼になる。

主人公が立ち直る契機になるのが、高校野球である。甲子園である。しかし男は不器用で、球拾いのレベルだ。この作者は、こういう無能の人物を描こうとする。自分がなにもできないことを知っていて、しかし、少しだけあがいてみる。自分に似た後輩が来ると、応援したい。そこがおもしろい。

かつて西武球場で、ビールを飲みながら声を枯らして応援する女性を書いた。まわりにいるのは、「わたし」と同じような人だ。選手に暴言を吐いてもいい。すっきりする。熱量のある応援歌のような作品だった。

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▼世話人
11月3日
今日は仏滅、
変化の日
にしたい。

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47444742

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