塩見 鮮一郎公式 掲示板
過去ログ4717
2025/9/2 13:39
▼世話人読書Aもうひとつ、老爺心ですが、
固有名詞のイニシアル化です。
「父は関西のS県の出身」とか、「О区」「Y高校」
「Y予備校」など、最初のページから頻出する。
これでは父の経歴を正確に記述することにならない。
戦後の小説に流行するアルファベットは、匿名にするひつようもないのに、
ただの雰囲気として使われた。
地名とはなにかを考えたことのない新進気鋭の作家が、
新進気鋭の印のように、QとかKとかXとか書いた。
わたしは一度だけ小屋(教室)でこのテーマで語りました。
第一次大戦直前に「表現主義運動」のなかで青年カフカが
使用し、第二次大戦後に発掘されて流行した作品の影響かと思います。
それより、日本の「古文」(なんという馬鹿げた命名でしょう)は、各地の地名を記すために物語や歌謡を作っているといってもいいのです。戦記物になると、もっち執着します。
「鵯越」「屋島」「壇ノ浦」。
わかりやすい現代の例だと、広島や長崎を、HやN市と表記しないでください。
疲れたので感想文を終わりにしますが、維新政府の数字狂いも忘れてはならないでしょう。一高二高、第一銀行第二銀行、一丁目一番地。
HP
▼世話人読書@『父の最後の三年の日々』冨田臥龍著
題名どおりの作品です。
介護した作者の備忘録です。1年目の父、2年めの父と記憶を追って、その日々が記されます。
その間に父と旅した記憶などがはさまれます。
わたしはただ知るだけです。
他人の備忘録について云々するほど私は失礼な人間ではないつもりです。
備忘録が作品になるためには、
作者の介護する父親が、センチメンタルな思い出を越えて、一個の人間として存在することが最低必要かと愚考します。
HP
▼ヒロキ三木さん、受賞多すぎた。
▼世話人逃げ出す鼠疎開しますか。
停電します。乗り物すべてダメ。
エレベーターはいちばん危険。
コメは配給制になるか。
激雨、洪水、落雷。激風。
地球最後の日。パラマウント映画予告編。
HP
▼わかけん三木卓なるほど。イカの詩人ではなさそう。
満州からの引揚者。途中で亡くなった家族。小児麻痺。貧困。
今の詩人には見えない。わたしも想像するしかありません。
50年〜60年を描いた『若き詩人たちの青春』を読んでみます。
▼世話人コメント再掲載三木卓は足が悪かったからか、
講演以外はどこかに行くということはなかったように
思います。
わたしも戦争被災者ですが、かれもまた
辛酸な人生でした。
異常におおくの受賞が、かれの反転した意識を明かしているようにも思います。
HP