塩見 鮮一郎公式 掲示板
過去ログ4586
2024/11/24 11:51
▼わかけん残念ながら月から土までびっしり働いてまして。
翌15日の日曜日はイベント参加で14は夜まで詰まってます。
久しぶりにお会いしたかったのですが、すんません。
高2の自閉と知的障がいがある男の子が、この春からドラムスを叩き始めまして。そんならバンドをやろうってんで、あっしがアコギとボーカル、おりんがハーモニカで参加。15日、一曲だけですがイベントで披露します。がちょーん。
▼世話人老人の繰り言なになに、気になさるな。
小説はいちばん自由なジャンル。
楽しんで書くのがいいようです。
HP
▼開き直りおれい塩見先生
評論をしていただきありがとうございました。
次回作へと反映させていただきます。
▼世話人読書C章立て(構成)
章は2行明けで示されます。14プロックに分かれていますか。
初めのほうが、描写に厚みがあります。
途中から乱立とは言いませんが、軽重に変化が見られます。
読者としての希望は、
軽くならないで、しだいに充実してきてピークを目指してほしい。
それは簡単なことで、ブロックごとが、ちいさな小説になればいいのです。
推敲を楽しみながら、この章はなぜ短いのか。
その必然を作者が確かめればいいのです。
時間はたっふりあります。
作品の舞台がなぜ下田なのか、それも納得したい。
終わります。
HP
▼世話人読書B文体
おまえなど産まなきゃよかった、と母は愚痴り、
粃(しいな)に当たり散らした。それでも、娘の旅立ちのときは、
ホームで見送る。
ゴマンとある話だ。
どうする。
作者は文体で個性化を図る。
だれも書かない文章。
抒情があり、リズムがあり、詩的だ。
必死に推敲する作者の情熱が伝わる。
特異化した文体を読者に受けいれてもらうには、
それしかない。暗唱するぐらい読み返す。
孵化してくる雛だ。濡れた姿は美しくないが、
やがて乾くと黄色い柔らかな毛になる。
作者の幸せが読み取れます。
HP
▼世話人読書Aストーリーとシチュエーション
父が家を出て行き、母とふたりで暮らしています。
母が男を連れてきたり、学校では孤立していて、
辛さが嵩じると粃はリストカットをくりかえします。
転校してきて道子と親しくなりますが、長くはつづきません。
みなし子のような少年と関わったりしますが、
どのエピソードも短く、おたがいがからみあうこともなく、伏線でもないようです。
作者の書きたいのは、それぞれの事象に直面した少女の内面の揺れにあるようで、漁師町の下田のロケーションに溶けこみます。それを表現するための文体にこそ特異性が示され、いちばんの見所です。
HP